更新日

気付けばアラフォー!結婚するために今、知っておくこと

気付けばアラフォー!結婚するために今、知っておくこと

アラフォーになったら子供も難しいし結婚できないのでは?と思うかもしれませんが、近年はこの年代で結婚する割合は増えていて、大人の相手と結婚したいという男女からも人気。ただ、他人の幸せが羨ましい、諦めたと発言するブログなどを見てみると、思わぬ婚活NG行為にはまっていることも。ここでは後悔しないアラフォー婚活を紹介していきます。

最近のアラフォーの結婚事情は?

最近のアラフォーの結婚事情は?

厚生労働省が報告した令和元年(2019)人口動態統計によると、2019年の年間婚姻件数は599,007件でした。年齢階級別についても報告されており、アラフォーに該当する部分を取り上げると、夫の35歳以上は154,223人・妻の35歳以上は109,969人という結果。また、平均初婚年齢は31. 2歳・妻29. 6歳、平均再婚年齢は夫44. 1歳、妻40. 8歳で、どちらも年々上昇傾向にあるという内容から、年齢を重ねて「今さら結婚するのも億劫・・・」と考える人よりも「早く結婚のことを考えなきゃ!」と考える人が増えている、ということが伺えます。

大人は魅力的な存在

当たり前の話ですが、結婚は二人でするもの。自分が選んだ相手に選ばれなければ、結婚はできません。そう考えると「婚活中のアラフォーは行き詰まってしまった存在でしょ?」と、ネガティブな考えを起こしてしまいそうなところです。でも実際には多くの場合、アラフォーはむしろ魅力的な存在に捉えられるシーンがたくさんあるのです。そのキーワードとなるのが「大人の余裕」がもたらす安心感なのでしょう。考えてみれば「安心できる存在であること」は、昔から「結婚相手に求める条件」としてよく挙げられる選択肢のひとつなのです。

女性の場合なら、さまざまなことを経験してきたからこそ「だれかれ構わず攻撃的に接することなどないはず」という安心感を与えますし、何より「きっと自分のことも甘えさせてくれるだろう」と、期待する男性は想像以上に多いもの。特に現代はストレスの多い時代ですから、ほっとできる存在は何よりも重要なのです。男性の場合も同様で、上司や先輩の的確なコーチングにキュンとする女性が続出中ですし、特に社会的地位の高さからくる経済面でのアドバンテージは、若い男性からはなかなか引き出せない条件でもあるのです。年齢を考えるとつい焦りたくなるところですが、大人ほど「急がば回れ」と余裕を見せつけるくらいでちょうど良いのです。

婚活を先送りしてしまう要因

しかし、その数は増えてはいても、前向きに婚活を始めようとしている人ばかりなわけではありません。婚活しない理由を「雇用の問題」や「賃金の低下」といった深刻な側面から伝えるニュースもあり、それは確かに事実でしょう。でも、もっとよく聞くのは「なんとなく」というものではないでしょうか。今のアラフォーの方々は見た目から魅力的で、周囲にもそんな同僚や先輩は思い浮かぶのでは?同年代には恋愛まで楽しんでいる人も多いおかげで、ついつい「これからもっといい相手が見つけられるはずだし、まだ焦ることはない」と考えてしまい、うっかり時が経っていた・・・という状況は理解できるものではあるでしょう。

実は、2021年現在のアラフォーと言う年代は、1987年4月以降に生まれた世代である「ゆとり教育」の前に生まれた世代と合致しています。それ以前の教育と言えば、先生からゴリ押しの指導が当たり前。基本的に自分から判断して行動を起こすことは少なく、多少は無理にでも詰め込んで、「こうしなければいけない!」「なんでこんなこと考えたの?」と、失敗を極端に恐れたりするところがあったと思います。そんなことが遠因となって、「今は結婚なんて生活のプランに入れられない」「まだまだ浮かれている状況じゃない」「もし離婚することになったらどうしよう」と無用な心配をして、結婚を後回しにしてきた人も多いのではないでしょうか。

自分には結婚が現実的ではない、と諦めるアラフォーも

自分には結婚が現実的ではない、と諦めるアラフォーも

あえて結婚しない?そもそも結婚できない?

厚生労働省の平成25年版厚生労働白書の「結婚しない理由、結婚できない理由」では、積極的に結婚しないことを選択しているのか、あるいは結婚できないでいるのかを調査しています。その結論としては、高い年齢層になるほど「結婚できない理由」へ重心が移っていること、35~39歳の年齢層を切り取れば「適当な相手にめぐり会わない」の割合が、他の理由に比べ突出して高いことを報告しています。

ただ、あえて結婚しない独身者も一定の確率でいます。同じ調査の「交際相手を持たない20代30代男女が恋人を欲しいと思わない理由」によれば、男性・女性ともに「自分の趣味に力を入れたい」「恋愛が面倒」「仕事や勉強に力を入れたい」が上位3位を占めました。ただ、趣味・嗜好・仕事はどれも年齢による変化が起こり得るものであるうえ、いくつになっても頑なに独身を通す人ばかりではありません。それゆえに、気持ちの上では「結婚したくてもできない」人がアラフォーでは増加傾向、と推察することはできるでしょう。

「結婚生活の不満」を聞いて前へ進めなくなることも

雑誌やネット媒体などもアラフォー向けになると、結婚生活を題材に取り上げるものが増えてきます。「夫婦で旅行」「楽しく子育て」など前向きなものもある一方で、中には「ゴミと一緒に夫も捨てたい?!」「奥様にお小遣いの増額交渉・・・」といった悲観的なタイトルの記事を見つけてしまい、独身生活ならではの自由を失いたくないよ、と考える人もいることでしょう。

ただ、平均初婚年齢から数えれば、アラフォーはだいたい結婚10年目。そのことになれば生活にも馴れ合いが出てきて、相手の細かい欠点が目についてしまうのは仕方のないことです。そのまま気持ちが離れていくか?それともより良い関係へと昇華させていくか?は、そのときの二人の気持ち次第。そんな先のことは考えずに、結婚への着実な一歩目は何か?頭を冷やしてみてはいかがでしょうか。

こんな人は要注意!やってはいけない婚活とは

こんな人は要注意!やってはいけない婚活とは

アラフォーの状況は自分でもよくわかっているつもり、だから私は婚活を頑張っています!という方は多くいます。でもなかなか進展しない、という声もよく聞きますが、調べてみるといくつかの致命的なミスも見えてきました。代表的なものをいくつか検証していきましょう。

婚活は友達づくりの場ではありません

婚活の目的は結婚のはずなのに、婚活を通して出会えた仲間たちとのつながりを重視してしまう、という声が聞かれました。確かに婚活パーティーなどでは、そこで出会った同性の人から情報を得るのは大切ですし、今後どこでどんなパーティーが開かれるか調査するのも、今後の活動には必要なことです。でも、それを独身同士というおかしな仲間意識で捉えてはいけません。同性に「あの人より先に結婚したら感じ悪いよね」と余計な気遣いなどせず、最初に自分が幸せになることを考えるべきなのです。

合コンなどでも同様の間違いはあります。あくまで目的は将来の結婚相手探しなのに、そこで遊ぶことばかり考えていたり、周りのアシストばかりしていては、自分には何も残らないのです。「今度はどんな人と会えるだろう?」と、純粋に出会いを楽しむことを忘れずに行動しましょう。

結婚相手は一人だけなのに・・・

「とにかく出会いの回数を増やそう」とするのも、あまり良い結果に結びつくとは言えません。一番の問題は、回数を増やせばいつかは当たる、という考え。今の自分に合う相手を探すことばかりに重きを置いていては、いつまでも自分の欠点に気付けません。一回やってみてダメだったとしたら、何が悪かったのか?その度に見直しをするべきなのです。

マッチングアプリなどでコンタクトの数が多くて「良かった」と思うのも、実はNGポイントのひとつ。その中から厳選したひとりを見つけ出すのが、あなたの最重要ミッションなのです。キープの人はあくまでキープの人、本命ができたらさっさと「ごめんなさい」してあげるのが、実は相手にとっても良いことです。

断る理由を探してる「断りグセ」ついてませんか?

世の中には、恋人が途切れない人もいます。ただ、それが義務のように婚活を続けてきた結果の場合、意識を変える必要があるかもしれません。もっとも問題となるのが、せっかく付き合い始めた相手でも、わざわざ欠点探しをしてしまうこと。それを「仕方がないこと」としてしまうと、婚活したり付き合ったりする目的が「断ること」になってしまい、何の結果も得られなくなってしまうでしょう。しかも、これは「自分からフった」とは意味が違うのです。

婚活を通じて目指すのは、結婚相手を見つけることと同時に「成熟した人間になること」です。いつまでも同じ過ちを繰り返していては、成長していけません。

アラフォーで婚活!結婚に向けて戦略を立てよう

アラフォーで婚活!結婚に向けて戦略を立てよう

アラフォーになってはじめて、結婚が羨ましい、これまでに行動してこなかったことを後悔している、という方もいるでしょう。特に女性では、どんなに医療が発達したと言っても、これから子供を育てることまで考えたら不安だから結婚は諦めた、と考えてしまうかもしれません。ただ、時間が戻ってくることはありません。したいと思ったのなら、今があなたの結婚適齢期。世間の状況を把握し、自分自身と理想を見つめ直し、最適な方法で結婚への道を歩き出しましょう。

そのためには、マッチングアプリや出会い系サイトで積極的に動くのもアリです。しかし、お話しした通り「数打ちゃ当たる理論」で始めても効果はとても懐疑的。そこで、登録する人全員に結婚の意思がある、結婚相談所を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。例えばオーネットは、会員同士または会員外の方と成婚された方は年間11,464名(2020年1月~12月実績)と業界最大級の成婚数。全国39支社なので、あなたのお住まいの近くで始められるのも魅力になるでしょう。まずはWebで婚活計画から、あなただけの婚活プランを作るところから始めてみましょう。