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結婚に必要な条件とは?妥協していい&してはいけない条件3選

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結婚相手はこの先の人生を共に歩むパートナー。幸せな結婚生活を送るためにも、相手にはある程度の条件を求めてよいでしょう。しかしあまり条件を厳しくしすぎると、まったく相手が見つからなくなってしまうため、ある程度の妥協は必要でしょう。今回は結婚相手に求められる条件と妥協してもいいポイント、妥協してはいけないポイントについてご紹介します。

目次

結婚相手に求める条件とは

結婚は一生を共に歩むパートナーを決めるもの。そのため男女問わず、安心して結婚生活を送れるパートナーを選ぶ基準として、一定の条件を設ける傾向があります。内閣府がまとめた『平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」』によると、男女それぞれが結婚相手に求める条件には、次のようなものが挙げられました。

男性が結婚相手に求める条件

男性が女性に求める結婚相手の条件の上位5項目は以下の通りとなりました。

1.価値観が近いこと 72.2%

2.一緒にいて楽しいこと 67.8%

3.一緒にいて気をつかわないこと 65.7%

4.金銭感覚 35.3%

4.容姿が好みであること 35.3%

※複数回答可

上位3項目を「価値観が近いこと」「一緒にいて楽しいこと」「一緒にいて気をつかわないこと」が占めたことから、男性は楽しい時間を過ごせる相手を求めることがわかりました。3項目とも、4位以下に比べ高い割合を占めていることから、いかに精神的に安定した結婚生活を求めているかがうかがえます。

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女性が結婚相手に求める条件

女性から男性に求める結婚の条件において、上位5つを占める項目は以下の通りです。

1.一緒にいて楽しいこと 80.0%

1.一緒にいて気をつかわないこと 80.0%

3.価値観が近いこと 78.5%

4.金銭感覚 57.4%

5.経済力があること 52.5%

※複数回答可

「一緒にいて楽しいこと」「一緒にいて気をつかわないこと」「価値観が近いこと」の3つが高い割合でベスト3を占めました。特に上位2つは5人中4人が挙げるほど重視されており、女性の方がより一緒に過ごす時間を重視しているとうかがえます。

男女ともに内面重視だが金銭感覚も重要

男女ともに高い割合で、近い価値観の相手と一緒にいたいと考える傾向がわかりました。結婚しない自由も尊重される現代において、なお結婚を求める人は、一人よりも楽しく充実した時間を求めているのでしょう。

また男女ともに、金銭感覚が4位につけています。上位3項目に比べると割合は低めですが、やはり共同生活となる結婚を安心できる時間にするためには、近い金銭感覚の相手を選ぶ必要があると感じているようです。

男性は同率4位に「容姿が好みであること」、女性は5位に「経済力があること」がランクし、男女で違いが見られました。これらの項目は男女それぞれが結婚に強く求める要素のように思われがちですが、実際に結婚を考えている男女にとっては、それほど優先度が高くはないようです。

結婚相手に妥協してもいい条件

理想の相手と結婚したいと思い、高い理想を描くのは自然なことです。しかしあまりに高い理想を掲げすぎてしまうと、すべての条件を満たす人と巡り会えず、結婚の機会が遠のいてしまいかねません。

結婚は、この先の長い人生をパートナーと共に歩むものです。結婚の時点でよいと思っていた条件も、将来的にはあまり意味を持たないものになる場合もあります。幸せな結婚生活を送れるパートナーを探すには、一部の条件には目をつぶる、いわゆる「妥協」をするのも必要です。

容姿・身長

内閣府『平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」』の「結婚相手に求める条件」において、容姿は男性4位、女性11位にランクされるほど、容姿を重視する人は少なくありません。

確かにパートナーの容姿が好みなら、日々をいい気分で過ごせるでしょう。女性の場合、身長が高い夫は周囲から「かっこいい旦那さんね」と褒められるかもしれません。しかし、容姿の善し悪しや身長の高低が、長い結婚生活をずっと安定させてくれるかといえば、影響はそれほど大きくないといえます。

最終的には一緒にいて楽しいか、居心地がいいかといった性格の一致が結婚生活に大きく影響します。長く一緒にいる間に見慣れていき、意識することがなくなっていく容姿や身長は、それほど重視しなくてもよい要素のひとつといってよいでしょう。

学歴

結婚相手に高学歴を求める方もいます。あるいは、それほど有名ではなくても大卒を譲れない条件と考える人もいるでしょう。

学歴の高さを求める背景に、高い学歴が高収入に繋がるという考えがあります。厚生労働省がまとめた『令和2年賃金構造基本統計調査』によれば、高卒の男性の平均年収が約295万0 千円、女性が218万0 千円に対し、大卒の男性の平均年収が391万9 千円、女性が288万3 千円と大きく開いています。

確かに高学歴になれば年収が上がる傾向にはありますが、すべての高学歴者が高収入とは限りません。また女性の社会進出が進んだ現代においては、共働きの家庭が増え、夫婦どちらか一方の収入だけが、世帯年収を決める要因ではなくなっています。

高学歴高収入の相手は、婚活における大激戦区です。高学歴の相手ばかりを追い求めて結婚のチャンスを逃すよりは、気が合う相手との結婚を目指すとよいでしょう。

住む場所

学生時代から住み続けている土地や実家の近くなど、特定のエリアから動きたくないという人は多くいます。交友関係もできあがっていて過ごしやすいというメリットは大きく、結婚のために土地を離れたくないと思っても不思議ではありません。

しかし新たな土地への引っ越しは、新しい交友関係の構築や、現在の住処よりもより便利な環境を手にするきっかけになる場合があります。また結婚後は独身時代に比べ人と会う機会は減るため、友人の近場に住んでいるメリットも減少。引っ越すデメリットもなくなります。

夫婦ふたりの勤務地に近い場所へ引っ越せば、それだけふたりの時間も取りやすくなるでしょう。もちろん住みやすい場所を厳選する必要はありますが、新しい土地への引っ越しが、夫婦ふたりの新鮮な生活のきっかけになってくれるかもしれません。

結婚相手に妥協してはいけない条件

相手選びにある程度の妥協を許せば、結婚をより近づけることができます。しかし結婚のためにすべての条件を妥協するのは危険です。幸せな結婚生活を送るためにも、妥協してはいけないポイントはしっかり意識してパートナーを選びましょう。

話し合いができるか

結婚生活にはさまざまな形のトラブルがつきものです。時にはふたりの生活の行く末を左右するような事件が起きますが、そうした非常事態にしっかりと話し合いができる相手であるかは、しっかりと見極めておかなければなりません。

トラブルや不満に対して目を背け、話し合いを拒否するような相手は、協力して問題解決に取り組めるパートナーになるのは難しいでしょう。

歩調を合わせられるか

男性にありがちな傾向に、女性の歩調に歩くスピードを合わせられないというものがあります。ふたりで並んで歩いていたはずなのに、いつの間にか女性を置き去りにして先に歩いていってしまう男性は、結婚生活という長い道のりにおいても、ひとりで勝手に進んでしまうリスクを感じさせます。

そのような傾向が強くみられる相手との生活は、常に急かされるか、置いてけぼりにされるようで落ち着かないでしょう。トラブルに対しても支えあえない相手であると感じてしまったなら、結婚生活を送るのは難しいといえます。

お互いの人格を尊重できるか

夫婦は、それぞれ異なる人生を歩んできた人間同士が出会うものです。いくら気が合うと思っても、別々の人格を持つ人間ですから、どこか異なる部分は必ず出てきます。

そうした違いを認め合い、お互いの人格を尊重できる相手であるかは、幸せな結婚生活を送るパートナー選びの重要なポイントです。すべてを自分の思いどおりにしないと気が済まないような相手との生活は、非常に息が詰まるもの。お互いをひとりの人間として尊重し、大切に扱える相手であるかをしっかりと見極めましょう。

既婚者に聞く!結婚相手に求める条件

では、既婚者は結婚相手にどのような条件を求めて結婚したのでしょうか。

体力と健康

結婚後は2人で協力して働き、家事や育児を分担しなければなりません。したがって体力があることや健康であることを求める方も多くいます。また体力や健康を維持するために、規則正しい生活をしているか、を重視する方もいます。

経済観念が一致しているかどうか

結婚相手との金銭感覚の一致は重要な要素です。家事や育児にどれだけのお金をかけるのか、休暇中にどれくらいのお金を使うのか、外食一回当たりの上限額などなど、日々の暮らしの中でさまざまな出費について夫婦で話し合わなければなりません。この感覚が近い人でない場合は、日常生活でも意見が衝突しやすくなります。

お互いが満足するコミュニケーションの量

会話やスキンシップの量にこだわる方もいます。必要最低限の会話さえあれば心が安らぐ人もいれば、常に話していたい人もいるでしょう。さらに、ハグやキスといったスキンシップの量も人それぞれです。

思いやりの有無

結婚生活では、相手への思いやりが必須です。「パートナーが仕事で忙しそうだから掃除をしておこう」「今日はパートナーよりも早く終わったから食材の買い出しをしておこう」というように、相手の置かれた立場や状況を考えた上で、思いやりを持って主体的に行動する人であるか、を気にする方も多くいます。

結婚相手の条件をどのように絞っていくべき?既婚者の生の言葉

ここで、実際に婚活をして結婚相手となるパートナーを見つけることに成功した方々に話を伺いました。実際の体験談となっていますのでタメにこと間違いなしです!

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両想いマッチングは、自分の理想の方へ自分をアプローチできる良い機会でした。

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自分の条件に合った方を紹介してくれるため、お任せコーディネートや両想いマッチングをよく利用していました。

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彼と出会うことができた写真検索をよく利用していました。細かい条件を見て、最終的には内面を知りたかったからです。

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写真検索は、お顔や全体の雰囲気を確認することができ、結婚対象になるかどうかのイメージがしやすかったので、よく利用させて頂きました。

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婚活を成功させるためのアドバイスをお願いします

理想も大事ですが、妥協も必要です。幸せになってください。

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理想と現実のギャップを理解した上で、結婚の先を見据えて相手を選ぼう

独身者と既婚者で、結婚相手としてふさわしいと考える内容には大きな隔たりがあります。これは理想と現実の差といえるでしょう。男性が結婚相手の女性を選ぶときは、理想の条件はあくまでも理想であることを念頭において、「幸せな結婚生活を送るために重要な条件」を重視して選ぶとよいでしょう。

幸せな結婚生活を送るために重要なのは「価値観が一致すること」です。金銭感覚や必要なコミュニケーション量、生活する上で大切にしたいことなどの価値観が一致している相手と結婚すると、決定的な意見の相違が生じにくいでしょう。

相手と価値観が一致しているかどうかわからないとき、簡単に判断できるのが「ごはんデート」です。一緒に食事をすることで、まず食事マナーがわかります。さらに金銭感覚や食生活への考え方、店員さんへの態度ひとつでも、お相手について多くのことを知ることができます。食事中の会話によって、さまざまな価値観が浮き彫りになるでしょう。

気になるお相手とは積極的に食事に出かけて、価値観が一致しているかどうかを確かめてみるとよいでしょう。抵抗がある場合は、カフェでお茶をするだけでも問題ありません。

結婚相手の条件はこだわりすぎず、尊重しあえるパートナーを探そう

結婚すれば長い時間を共に過ごすため、ある程度の条件をすりあわせるのは必要なこと。特に一緒にリラックスした時間を過ごせる相手であるかは、最重要の条件です。結婚相手に求める条件の中には、妥協しても結婚生活に問題がないものも多く、こだわりすぎれば結婚のチャンスを狭めるだけというものもあります。一方で妥協してしまうと結婚生活が苦しくなるものも。相手に求める条件をしっかりと見極め、長い人生を共に歩めるすばらしいパートナーを探しましょう。

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