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恋愛と結婚は同じ?その答えから結婚相手を選ぶ際の注意点まで紹介!

恋愛と結婚は同じ?その答えから結婚相手を選ぶ際の注意点まで紹介!

恋愛と結婚は同じでしょうか? 今回は、恋愛相手と結婚相手に求めるものに関する調査データから、共通しているところと違いがあるところを見ていきます。また既婚者と離婚経験者へのアンケート結果から理想の結婚相手に必要な要素を考察し、結婚相手の上手な選び方や注意点を考えていきます。最後まで読んで結婚相手の見極め方を押さえ、ぜひ良い成婚に結び付けてくださいね。

目次

恋愛相手と結婚相手へ求めるものの違い<男性>

恋愛相手と結婚相手へ求めるものの違い<男性>

まずは男性が恋愛相手と結婚相手に求めるものの共通点と相違点を見ていきましょう。

株式会社マクロミルが2011年1月に実施した「結婚と恋愛に関する調査(対象:東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の2539才の未婚男女)」によると、

男性が恋人に求めるものは、

  1. 優しい(42.4%)
  2. 顔が好み(29.6%)
  3. 明るい(23.6%)
  4. 趣味が合う(21.9%)
  5. 金銭感覚が合う(18.5%)
  6. 気が利く(12.8%)
  7. 笑いのツボが合う(12.1%)
  8. 料理が得意/セックスの相性がよい(同率11.8%)
  9. スタイルが好み(10.4%)

男性が結婚相手に求めるものは、

  1. 優しい(42.4%)
  2. 明るい(24.6%)
  3. 顔が好み(19.9%)
  4. 趣味が合う(19.2%)
  5. 金銭感覚が合う(18.9%)
  6. 気が利く(17.5%)
  7. 料理が得意(15.8%)
  8. 真面目(15.5%)
  9. 笑いのツボが合う/浮気をしない(同率9.4%)

という結果になっています。

【出展】「結婚と恋愛に関する調査」(20111月実施)株式会社マクロミル調べ

「優しい」「顔が好み」「明るい」「趣味が合う」「金銭感覚が合う」「気が利く」「笑いのツボが合う」など、男性が恋人に求めるものと結婚相手に求めるものの多くは共通しています。

一方、異なる傾向がみられるものもあります。

例えば結婚相手に求めるものには入っていない「セックスの相性がよい」「スタイルが好み」が恋人に求めるものでは、それぞれ11.8%、10.4%もあり、逆に恋人に求めるものにはランクインしていない「真面目」が、結婚相手に求めるものでは15.5%もあります。

また、恋人に求めるもので「顔が好み」は296%であるのに対し、結婚相手については19.9%。9.7%もの差があります。恋人に求めるもので「気が利く」は12.8%であるのに対し、結婚相手については17.5%。4.7%の差があります。

恋人に対しても結婚相手に対しても優しい、明るいなど性格を重視する一方、恋人に対しては顔やスタイルといった見た目と性的な刺激も重視する傾向があると言えそうです。

恋愛相手と結婚相手へ求めるものの違い<女性>

恋愛相手と結婚相手へ求めるものの違い<女性>

次に、女性が恋愛相手と結婚相手に求めるものの共通点や相違点を見ていきましょう。

前出の「結婚と恋愛に関する調査」によると、

女性が恋人に求めるものは、

  1. 優しい(44.3%)
  2. 金銭感覚が合う(24.6%)
  3. 経済力がある(23.6%)
  4. 趣味が合う(19.2%)
  5. 頭の回転が速い(18.2%)
  6. リードしてくれる/真面目(同率12.8%)
  7. 浮気しない(12.3%)
  8. 笑いのツボが合う(11.8%)
  9. 顔が好み(11.3%)

女性が結婚相手に求めるものは、

  1. 経済力がある(40.4%)
  2. 優しい(35.5%)
  3. 金銭感覚が合う(26.6%)
  4. 趣味が合う(17.2%)
  5. 真面目(15.8%)
  6. 浮気しない(13.3%)
  7. 笑いのツボが合う(12.8%)
  8. 頭の回転が速い(12.3%)
  9. タバコを吸わない(11.3%)
  10. コミュニケーション力がある(9.9%)

という結果になっています。

【出展】「結婚と恋愛に関する調査」(20111月実施)株式会社マクロミル調べ

女性が恋人に求めるものと結婚相手に求めるものは、「優しい」「金銭感覚が合う」「経済力がある」「趣味が合う」「頭の回転が速い」「真面目」「浮気しない」「笑いのツボが合う」など、多くで共通しています。

ただし、恋人に求めるものにある「リードしてくれる」「顔が好み」は結婚相手に求めるものではランク外であり、恋人に求めるものではランク外の「タバコを吸わない」「コミュニケーション力がある」が結婚相手に求めるものとしてランクインしています。

また、「経済力がある」は恋人に対しては23.6%だったのに対し、結婚相手に対しては40.4%と、16.8%も高い結果となっています。

恋人に対しても結婚相手に対しても共通して、優しい、真面目などの性格と、金銭感覚が合う、趣味が合う、笑いのツボが合うといった相性を重視するようです。経済力もどちらにも共通して求めるものですが、生活に影響するため、結婚相手にはより多くの人が重視しています。

それぞれの傾向をまとめると、恋人に対しては男性が主導してくれることや見た目などデートや一緒にいる瞬間を楽しむのにプラスになるような要素を、結婚相手に対しては健康意識やコミュニケーション能力といった共に暮らし続けていくために必要な要素をそれぞれ重視しているようです。

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既婚者と離婚経験者に対する調査結果から分析-結婚相手に必要な要素

ここからは、既婚者と離婚経験者へのアンケート結果を見ていきます。結果から結婚相手に必要な要素を考えていきましょう。

既婚者に対する調査結果から見えてくるもの

オーネットが実施した「30 代~50 代夫婦の結婚生活に関する実態調査」では、「思い通りの結婚生活が実現できていますか?」との質問に対して「ほぼその通りだ」「どちらかというとその通りだ」との回答が合わせて男性54.9%、女性47.2%。ほぼ半数の男女が『できている』と回答しています。その理由については、男女ともに「お互いの性格の一致(一緒にいると楽しい)」(男性54.3%・女性54.5%)との回答が最多。この後女性では「苦難なことがあっても一緒に乗り越えられる」(32.1%)「経済的に安定・余裕がある」(28.6%)との回答が続きます。

『性格が合う』『苦難を乗り越えられる』『経済的に安定している』など、平穏な暮らし、お互いの相手に対する信頼感、安定した生活基盤などが、理想の結婚生活を実現するのに必要な要素なのかもしれません。

離婚経験者に対する調査結果から見えてくるもの

平成29年度の司法統計年報によれば、「離婚申し立ての動機」の上位は、夫側妻側ともに「性格が合わない」が最多。次いで夫側は「異性関係」「性的不調和」「浪費する」の順、妻側は「暴力を振るう」「異性関係」「浪費する」の順となっています。夫側妻側ともに性格、異性関係、浪費が主な理由にあがっています。

2つの調査結果から見えてくるもの

オーネットの調査から結婚生活を実現するのに必要な要素のうちの2つが、『性格が合う』『経済的に安定している』であることがわかりました。司法統計年報にある「離婚申し立ての動機」からも、確かにその要素を欠いた場合に離婚に至っていることが読み取れそうです。

一方、結婚生活を実現するのに必要と考えられるもう1つの要素、『苦難を乗り越えられる』の苦難はさまざまでしょう。司法統計年報の「離婚申し立ての動機」を見ると異性関係でのトラブルが多いため、この点も結婚相手を選ぶうえでチェックする必要がありそうです。

結婚相手を選ぶ際のチェックポイント

結婚相手を選ぶ際のチェックポイント

これまでに見てきた調査結果から、『性格』『経済』『苦難』の3つが、結婚相手を選ぶ際の大切なキーワードとなりそうです。それぞれ次のようにチェックするといいでしょう。

  • 性格

長い人生を一緒に歩むことになる人です。

・一緒にいて楽しい人でしょうか? 

・無理をせずに自然体でいられる人でしょうか? 

また、

・結婚したら共働きをするのか、どちらかが働きに出てどちらかが専業主婦(夫)をするのか

・家事分担はどのように考えているのか

・子どもは欲しいのかどうか

など、お互いの考え方や価値観を確認しましょう。それまで異なる環境で過ごしてきた2人ですから、考え方や価値観が異なることはあるでしょう。そういった場合に自分とは違う考え方や価値観を「常識ではあり得ない」などと頭ごなしに否定する人か、「そういう考え方もあるんだ」ととりあえず受け入れてくれ、歩み寄れるところは歩み寄る姿勢のある人かも、チェックしておきたいポイントです。

  • 経済

恋愛と異なり、結婚には生活が伴います。相手の年収はいくらなのかを確認し、自分の年収と合わせて生活するのに十分な世帯年収になりそうかを把握しておきましょう。収入が十分にあってもそれ以上に支出があれば、安定した家計にはなりません。家にあるものや普段の買い物の仕方などを見て、年収相応のお金の使い方をしていそうかどうか、さりげなくチェックしておきましょう。あるいは貯蓄額を聞くことができれば、年収相応のお金の使い方ができる人かどうかの判断材料になるかもしれません。また、借金は将来のマネープランに大きく影響してきます。聞きづらくても、借金がないかどうかだけは必ず確認しておきましょう。

  • 苦難

仕事のこと子どものこと、それぞれの実家のことなど長い人生のなかでは何が起こるかわかりません。そんなときに苦難を一緒に乗り越えられそうな人かどうか、これまでの相手の言動から考えてみるといいでしょう。

・何か相談したときにじっくり話を聞いてくれたでしょうか? 

・そのとき建設的な意見を言ってくれたでしょうか? 

・将来について話し合うときに、自分事として真面目に考えていたでしょうか? 

また、

・こちらが話している間しっかり耳を傾けてくれたでしょうか? 

自分に対する言動だけではなく、相手の家族や友人、会社の人などへの相手の言動も含めてチェックすると、いろいろ見えてくるかもしれません。

なお、司法統計年報を見る限り、異性関係でのトラブルは残念ながら一緒に乗り越えるのが難しい場合もあるようです。男女問わず浮気癖のある人というのは一定数存在します。急な仕事が入ったからとデートをドタキャンされたり夜に電話に出ないことが続いたりするなど、普段の言動に怪しいところはないでしょうか。結婚を考える場合には、異性関係について改めて確認をしてもいいかもしれません。

結婚相手を選ぶ際のポイントを押さえてぜひ成婚へ結び付けよう

結婚相手を選ぶ際のポイントを押さえてぜひ成婚へ結び付けよう

さまざまな調査結果から、恋人と結婚相手に求めるものの共通点や相違点、結婚相手に必要な要素、結婚相手を選ぶ際のポイントを見てきました。結婚相手を選ぶ際には、「性格」「経済」「苦難」の3つのキーワードがポイント。相手とデートを重ね、一緒にいて楽しいか、考え方や価値観は合うか、合わない部分についてはお互い歩み寄ることができそうか、経済的な面や異性関係などに関して不安な点はないか、苦難を一緒に乗り越えられる人かなど、会話のなかでチェックしていき、間違いのない結婚相手選びをしてください。

とはいえ、結婚前にあまり根掘り葉掘り聞くと、相手に嫌がられるのではと心配になり、聞きにくい場合もあるでしょう。結婚相談所を利用すれば、年収や職歴などの条件は相手に直接聞くことなく確認することができます。

オーネットでは毎月お届けするデータマッチング(紹介書)にて、お相手候補の趣味や価値観などのチェックも可能。加えて登録の際は独身証明書の提出を全員に求めているので、遊び目的の人に出会う可能性が極めて低いといった利点もあります。

まずは結婚チャンステストを受けて、あなたに合った結婚相手候補が何人くらいそうかシミュレーションをしてみませんか?