結婚したい症候群と聞くと「結婚適齢期の男はどこだ!?」なんて狩人みたいなことを言ってる女性をイメージするかもしれませんが、友人のブログで結婚式を見ただけで反応するようなら、あなたにもその傾向があるかもしれません。結婚という言葉にいちいち反応せず、まずは自分がなんのために結婚をしようと考えているのか?整理することから始めましょう。さらに、選ばれるための自分磨きも大切です。そうして土台が固まれば、あなたにも結婚の足音が聞こえてくるはず!
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結婚したい症候群って何?
無意識に「あぁ、結婚したいなぁ」という言葉を口にしてしまう、「結婚したい症候群」の女子が増えているそうです。きっかけは、周囲の友達の結婚式が増えてきたとか、実家に帰ったらなんとなく親がプレッシャーをかけてくるとか、そんな日常の積み重ねなのだそうです。確かに、女の子なら、いつか幸せなお嫁さんになることを夢見ていた方も多いはず。それなのに、自分が取り残される感覚を味わうことになって、焦る気持ちが大きくなるのは仕方がないことですよね。
ひょっとしたらそんな結婚したい症候群が増える理由かもしれない、興味深いデータがあります。厚生労働省が発表している人口動態統計によれば、女性の平均初婚年齢は29.6 歳にもかかわらず、その年齢構成割合で見るボリュームゾーンは25歳〜28歳がピークであることが読み取れます。つまり、「平均年齢に合わせて30歳くらいに結婚すればちょうどいいんじゃない?」と油断していると、周囲は25歳くらいからどんどん結婚していくから、実は自分の方が間違えているのかも?と不安になってしまうのでしょう。
そうしてマイナススパイラルにハマってしまうと、どんな話題でも結婚に結び付けずにはいられなくなり、周囲からなんかウザい・ちょっと人間性に問題がある、と言ったうれしくない評価を受けてしまうかもしれません。女子会でうっかり「結婚したい」と繰り返すようになったらイエローカード。
せっかくの合コンでも男性に対して暴走気味になってしまうかもしれませんよ。
結婚したいだけなのに、私ってどんどんこじらせていますか!?
「何がなんでも結婚するんだ!」と前のめりになると少し危険?
結婚したい症候群に分類される女性には、いくつかの根拠のない自信があるそうです。そのひとつが、いつの間にか自分の中で盛り上がってしまい、とんでもない高条件の人を理想の相手に設定してしまうというもの。婚活を始めたわけでもいないのに、「私には絶対、いい大学を出たエリートサラリーマンと幸せな結婚をする未来が待っている!」という妄想を抱いてしまい、その理想が邪魔をして、男性を紹介されても「これがダメ、あれが気に入らない」と欠点探しばかりをしてしまうそうです。
理想を高くし過ぎて条件を全部クリアしなきゃ認めないというのでは、まわりには「すごくこじれてしまった人」にしか見えないでしょう。
対策を万全にして婚活をスタートした人にも、根拠のない自信を持つ人がいるそうです。その中でも危険なのは、「結婚がゴール」と決めつけてしまうこと。
落ち着いて考えればわかる通り、結婚はしてからの時間の方が長くて大切なのだから、本来なら「結婚は通過点」のはず。でも、結婚したい症候群にハマってしまうと「結婚さえすれば、どんな問題も乗り越えられる」と思い込むようになり、相手も周囲も関係なく結婚式へのカウントダウンを始めてしまうのだそうです。確かに、友達の結婚式ってすごくキラキラしているから、「あそこが私の目標」と勘違いしてしまうのは仕方のないこと。でも、そこにばかり視線を送っていても周囲には、「こじれてしまった人」にしか見えません。
結婚したい症候群の人が相手にしてしまいがちな行動
相手も「今すぐにでも結婚したい」と考えているなら、結婚したい症候群の女性はもう突っ走るだけで、ほとんどの問題はうまくいくでしょう。でも多くの場合、様々なステップを踏んで結婚へと向かうもの。これは婚活・恋活のどちらでも共通のはずで、ここでミスを犯せば相手が逃げていってしまうかもしれないのです。だからこそ慎重な行動が必要なのですが、結婚したい症候群だからこそ、やってしまう行動もあるのです。
来週は友達の結婚式なんだ
そのうちのひとつは、相手にプレッシャーをかけてしまうこと。「来週は友達の結婚式なんだ」「先輩が産休の申請を出してたよ」と遠回しに言って暗に私たちはどうする?と話題を振ってきたり、「今度ウチの両親とご飯食べに行こう」「家族で住める広いおうちを探さない?」とダイレクトに詰め寄ってきたりと、まだ相手が決心できていなかったら逃げ出してしまいかねない話をしがちになるそうです。これはSNSなどでも同じで、共通の相手に「私たち、そろそろ結婚します!」と言ったアピールをして外堀を埋めにくる、という高等戦術もよく聞かれる話。これが功を奏して相手が観念してくれる可能性もありますが、逆に呆れられてしまう危険性もあるので、ここは気持ちを抑えるくらいがちょうど良いのです。
部屋に置かれた結婚情報雑誌・・・
「言葉にするのはかわいそう」と思いながらも、他の方法でアピールしてしまう結婚したい症候群の人もいます。わかりやすいのは、身の回りに結婚情報誌を置いてしまうこと。最新号の発売日には必ず買ってきて、ことあるごとに「楽しそうに読んでいる私に声をかけて!」と視界の中に侵入してきます。凝った手段を仕掛けてくる人には、デートコースに結婚式場の体験コースをねじ込むことまであるそう。さすがにここまでやられたら、お相手も困惑してしまい「ちょっと冷却期間をつくろうか」と言い出しかねませんよね。やはりある程度はお相手の気持ちを尊重して、お互いの思いをすり合わせるようにしましょう。
結婚したい症候群の対処法は?
一言で言えば、結婚したい症候群とは結婚に前向き過ぎる人のこと。そこでもし「今わたし、結婚したい症候群になっているかも?」と感じたら、一度自分のことは忘れて相手のことを大切に考えてあげてください。
最初にあげた「理想を高め過ぎてしまった」パターンなら、あなたに必要なのは理想の相手の再リストアップです。それを冷静に見てみれば、実は優先事項でもなんでもないものが混ざっていることに気づくはず。別に理想を無理にでも下げるべき、と言っているわけではありません。例えば、服のセンスがイマイチと感じたのなら、あなたがアドバイスしてあげれば良いだけのこと。このような作業を繰り返して、100点満点ではなく、より現実的な理想像を見いだすべきでしょう。
結婚がゴールになっているパターンも簡単で、相手との結婚後のイメージを持てば良いのです。慌てて結婚式を挙げようとしても周囲は困惑するだけですが、しっかり計画を立てることができたら「それなら」と手を貸してくれることがあるかもしれません。披露宴で友達が、サプライズを用意してくれることだってあるでしょう。
ついつい結婚したいとプレッシャーをかけがちの人は、まずは相手をプレッシャーから解放してあげましょう。相手との駆け引きは、押したり引いたりの繰り返し。自分が押し過ぎてると感じたら、「もう結婚の話はしませんよ」という姿勢を見せてあげてください。うまくいけば相手が気になって、一気に結婚話が進むかもしれません。
でも、いろいろ試してきたけど「これから私は結局どうしたら良いの?」と、次の一手がわからなくなり途方に暮れる女性は思ったより多いもの。そんなお悩み女子にはこちらのページで、タイプ別診断も交えてあなたに最適な解決策をご案内しています。私みたいな結婚したい症候群にハマったらどうしたらいいの?と不安に思ったら、こちらもあわせて確認してみてください。
男性が結婚したくなる人の特徴を整理してみよう
やっかいに感じてしまいそうな結婚したい症候群ですが、それは自分の気持ちに正直な証拠です。でもそればかりではやっぱりダメで、男性から好意的に見てもらうポイントも知らなくてはなりません。よく聞かれる、男性から見た理想の結婚相手についても検証していきましょう。
価値観が合う
相手に求める条件としては、男女問わず上位に挙げられるものでしょう。確かに、自分の価値観に近い人と結婚したいと思うのは当然のこと。そうすれば多くのものを一緒に楽しめるうえ、問題が起きても「この人となら大丈夫」と思えるはずです。ただ、完全に価値観が合致する人がほとんどいないのも事実。そこで必要なのは、いかに歩み寄れるか?ということ。気になる相手の気持ちや考えをしっかり学ぶことができれば、きっと相手にも「理想に近い」と思ってもらえるでしょう。
一緒にいて安心
女性のなかには相手に精神的な頼りがいを求める方も多いです。実はそれ男性も同じなんです。相手に「一緒にいるとほっとするな、居心地がいいな」と思ってもらえる存在を目指すのは、結婚への近道にもなるでしょう。考えてみれば男性は、仕事で自分のほうが精神をすり減らしていると思っていて、家では誰かに癒されたいと思っているもの。そんなときに「この人と結婚したら、家ではほっとできそうだな」とイメージさせることができたら、結婚する決断にも大きく影響するでしょう。
家事が上手
結婚相手を選ぶなら料理上手な女性、という男性はとても多いもの。愛妻弁当や毎日の夕食が楽しみという男性既婚者も、実は多数存在しています。さらに掃除や洗濯をテキパキできれば、もう何も求めないという人もいるほどですから、やっぱり家事は重要な結婚相手探しのポイントとなるのでしょう。でも、子供ができたら?とか、病気になったら?というような状況まで考えるなら、「全部やってあげる」というスタンスは少し危険かもしれません。一緒に料理をする・食後の洗い物は任せる、といった提案をできる存在を目指しましょう。
結婚したい症候群に陥ったら、見直してみよう!あなたの婚活
結婚しない女性が増えている、と言われます。そんな状況下で、結婚したいと考えている女性は、同じく結婚したい男性にとって重要な存在であることは間違いありません。結婚をつかむために大切なのは、しっかりとした準備をすること。自分が抱える不安を知り、どうしても譲れない条件を絞り、決して悲観的にならずに前向きに考えて、自分の婚活を再スタートしてみましょう。誰にでも平等にチャンスは訪れるはずなのですから、まずは土台を固めるところから始めてみてください。
足元が固まったら、今度は実際に動いてみましょう。まだ特定の相手を見つけられていないなら、結婚を希望する男性の中から選んでみるのがおすすめです。マッチングアプリや街コンなどにも婚活をメインにするサービスはあるので、これらに挑戦するのも良いですが、身元のしっかりした人を選ぶなら、高い実績を誇る結婚相談所はベストな回答となるでしょう。特にオーネットは、登録に独身証明書が必要だったり、行き詰まった時に相談に乗ってくれるアドバイザーがいたりと、婚活で起きる不安に対処するさまざまなサポートが充実しています。