お見合いでの結婚を目指し、結婚相談所を利用される方も大勢いらっしゃいます。多くの出会いが期待できる結婚相談所ですが、気になるのが利用者の年齢層。自分の年齢が高すぎて、ピッタリの相手と巡り会えないのではないかと不安な方も多いのではないでしょうか。
結婚相談所を利用する方の年齢は、果たしてどの程度なのでしょうか。この記事ではお見合いができる結婚相談所の利用年齢についてご紹介します。
目次
婚活が手遅れになってしまう理由は?
婚活を始める年齢を決めるためには、まず手遅れになってしまう理由を知っておくといいでしょう。自分に当てはまる部分があれば、もう婚活を始めるタイミングが訪れているかもしれません。
自立しすぎている
現在は、男性と女性での収入の格差も少なくなりました。そのため、自分で稼いで自分の力だけで生きていける人が増えています。精神的にも経済的にも自立しすぎていると、なかなか結婚へ気持ちが向きません。その結果、婚活が手遅れになってしまうようです。
「自分はまだ大丈夫」だと思ってしまう
20代のときは「仕事を覚えるのが優先!」、30代のときは自由に使えるお金が増えて「充実しているから、まだ大丈夫!」。このように言い訳にして、結婚を先延ばしにしてしまう人は多くいます。しかし、将来必ず結婚したいと真剣に考えている人の中には、20代前半から婚活を始めている人も一定数いるのが実情です。
婚活することが恥ずかしい
結婚にガツガツしていると思われるのが恥ずかしく、婚活がなかなか始められないという人もいます。「わざわざ婚活をしなくても、自然に出会いがあるだろう」と思い婚活を避けていると、気づいたときには結婚が遅くなってしまうでしょう。
婚活を始めるタイミング
婚活を始めるタイミングは人それぞれで、20代で始める人もいれば40代の人もいます。ここでは、一般的にどのようなタイミングで婚活を始めた人が多いのかご紹介します。具体的に、どのような瞬間に結婚しようと思うのか見ていきましょう。
結婚ラッシュに直面したとき
20代後半くらいになると周囲の「結婚ラッシュ」に直面します。そこで「自分だけ取り残される!」と焦る気持ちになったり、幸せそうな友人を見て「自分も結婚したいな」と思ったりする人は多いでしょう。このタイミングに、婚活へ本腰を入れる人もいます。
出産のリミットが気になり始めたとき
30代に入ると、子どもが欲しい人は出産のリミットが気になるでしょう。20代のときは仕事や遊びに一生懸命だった人も、出産できる年齢の限界を考えたときに婚活を開始します。また、友人の育児に勤しむ姿を見たことをきっかけに「子どもを授かるためには結婚しないと」と思う人も多いようです。
老後のことを考え始める
自立している人や自由でいたい人は、基本的に結婚する気にならない人が多いでしょう。しかし、老後にひとりで過ごすことを考えると、婚活を考え始めるようです。歳を取ると、若い頃のように自分でできることが少なくなります。その点、信頼できるパートナーがいると安心でしょう。
【年代別】おすすめの婚活方法
婚活では、年齢によって攻略法が変わってきます。いざ婚活を始めようと思っても、どのような方法で婚活をすればいいのか迷う人は多いでしょう。ここでは、年齢別にどのような婚活方法が適しているのかご紹介します。
20代
20代の婚活では「どのように出会いたいか」が大切です。出会いの数をできるだけ多くしたいという人ならマッチングアプリ、結婚に真剣な人だけに絞りたいなら結婚相談所、直接会って雰囲気や相性を確かめたいなら婚活パーティーなどがあります。時間に余裕もあるので、目的に合わせて試してみましょう。
30代
30代になると結婚を焦ってくる人も多いでしょう。結婚を急いでいるなら、結婚への本気度が高い人が集まる結婚相談所での婚活がぴったりです。相性の合う相手が見つかれば、とんとん拍子で話が進んでいくはずです。また、特に時間に制限を設けていない人なら、自分のペースで婚活できるマッチングアプリもおすすめです。
40代
40代で婚活を始める人は老後が心配だったり、離婚歴があったりする人もいるでしょう。最近は40代以降でもマッチングアプリを利用する人が増えています。興味がある人は、中高年向けのマッチングアプリを利用してみるといいでしょう。より確実に結婚につなげたいという人は、結婚相談所でプロの手を借りるのもおすすめです。
お見合いをするのは何歳?
結婚相談所を利用してお見合いをする方は、どの程度の年齢の方が多いのでしょうか。オーネットが公式サイトで公表している「会員プロフィール」から、結婚相談所の利用者の年齢を見てみましょう。
男女ともに30代の参加者が最も多い
年齢層 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20-24歳 | 2% | 2% |
25-29歳 | 13% | 17% |
30-34歳 | 20% | 25% |
35-39歳 | 22% | 24% |
40-44歳 | 17% | 15% |
45-49歳 | 13% | 8% |
50-54歳 | 8% | 5% |
55-59歳 | 4% | 3% |
オーネットの会員年齢分布データを分析すると、男性は30代後半、女性は30代前半の割合が最も高いことが明らかになりました。具体的には、35際-39歳の男性が22%と最も高い割合を示し、女性は30-34歳が25%と最も高くなっています。
このデータから、婚活に臨む男女別のスタンスが見えてきます。男性は経済力が身につき、家族を養える自信がついた30代から本格的に婚活をスタート。女性は出産・育児を意識して、20代後半から婚活に参入し始める傾向があるといえるでしょう。
なお、オーネットに限らず多くの結婚相談所では、20歳以上の独身であれば活動できるようになっています。
お見合いでの年の差婚はアリ?
世の中には多くの年の差カップルが誕生しており、年齢差のある年の差婚が決して珍しいものではなくなっています。実際にお見合いにおいて、男女の年齢差はどの程度影響するのでしょうか。
男性が年上の夫婦が多く、年齢差は小さい
オーネットの「成婚実績」から、実際にお見合いで結婚した夫婦の年齢差がどのような傾向にあるか「男性から見た成婚カップル年齢差」のデータを見てみましょう。
男性から見た成婚カップル年齢差
年齢差 | 割合 |
---|---|
同年齢 | 13% |
1-3歳年下 | 35% |
4-6歳年下 | 22% |
7-11歳年下 | 8% |
11歳以上年下 | 2% |
年上 | 20% |
特に1~3歳年上が35%と割合が高いことから、近い年齢で男性が年上というカップルが多い傾向にあることがうかがえます。
一方で女性が年上のカップルも増えています。
女性が年上の結婚が増加中
一方で女性が年上の夫婦は年々増加傾向にあり、年上の男性がリードするものという結婚のイメージは変わりつつあります。
厚生労働省が2021年に調査した「人口動態調査」によれば、1970年には女性が年上の夫婦が約10%程度と低い割合でしたが、その後年々割合が増えていき、2014年以降は約24%、そのうち女性が4歳以上年上の夫婦は6.5%前後で推移しています。オーネットにおいても女性が年上の夫婦が約5組に1組誕生していることからも、男性が年上の夫婦が当たり前ではない文化ができ上がってきています。
お見合いのはじめ時は?
さまざまな年代の男女が取り組むお見合いでの婚活は、何歳頃がはじめ時といえるのでしょうか。
若いほどチャンスは多い
お見合いは男女を問わず、年齢が若いほどうまくいく可能性は高いといえます。特に女性は男性が年上のカップルが成立しやすいことを考えると、若いほど相手を選べる選択肢が多く、望む条件の結婚をしやすくなるでしょう。
40代50代でも遅くはない
一方で40代50代になると、20代30代と比べると結婚の目的が晩年のパートナー探しに移る年代のため、結婚に対する意識が大きく変わっていきます。また、再婚相手を求めてお見合いを始める人も増えますので、若い頃には考えなかったような出会いが結婚に繋がるチャンスとなることも少なくありません。
お見合いのチャンスを活かすには
若い頃は自然な出会いからの恋愛結婚を求めた婚活をしていた人が、年齢を重ねお見合いをはじめるケースがあります。人生のキャリアを積んだ人同士の出会いが多くなりますので、大人同士の結婚を意識すると、よりチャンスにできるでしょう。結婚の形は年齢や経験に応じてさまざまな選択肢が生まれますので、自分の年齢や相手との年齢差を意識せずに取り組むとよいでしょう。
お見合いに年齢は関係なし!自分にあったお見合いをしよう
婚活手段のひとつであるお見合いは、およそ30代前半~中盤に取り組む人が多い傾向にあります。しかしその年代だけがチャンスをつかめるわけではなく、あらゆる世代にあったお見合いの形があります。年齢を重ねた結果である自分の感覚を大切に、自分にあったお見合いにチャレンジしてみましょう。
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