子連れのシングルマザーだから婚活をしてもどうせうまくいかない、と思っていませんか。確かにシングルマザーの再婚は簡単とは言えませんが、お相手の選び方や婚活方法を見直すことで、理想のお相手と出会うことも決して難しくありません。マッチングアプリでも結果が出ないと諦める前に、この記事で方法から見直してみましょう。
目次
シングルマザーが結婚へと動き出すベストタイミングはいつ?
シングルマザーが結婚へと動き出すタイミングは、主に3つの時期が適しています。もちろん、このタイミング以外に動き出しても構いません。あなたと子どもにとって、もっとも良いと思えるタイミングを見計らいましょう。
子どもが父親を求めるようになった時期
公園などで他の子どもが父親と遊んでいるのを見て、漠然とうらやましく思う場合もあるでしょう。このように、子どもが父親を求め始めたときは結婚へと動き出す良いタイミングです。
父親がほしい子どものニーズと、結婚したいあなたのニーズが合うタイミングを見逃さないようにしましょう。
子どもが物心のついていない時期
0~2歳くらいの子どもが記憶を遡れない物心のついていない時期も、タイミングとしては良いでしょう。このころまでなら環境の変化にも適応しやすく、結婚もスムーズに進められます。
子どもが成人して親元を巣立った時期
成人した子どもは、自分で考えて行動できます。親と子ども、異なる人生を歩み出す節目とも言えるでしょう。この時期に新しい父親を迎えても、子どもにも理解してもらいやすく祝福してもらえるタイミングです。
シングルマザーの再婚率は?
かつて日本では、結婚したらよほどのことがない限り「生涯を添い遂げるのが美徳」といった風潮がありました。そのために、一度離婚したのに再婚する人は珍しい、と見られてしまう時期もありました。しかし現在、離婚件数も再婚する人の数も増加傾向です。
実際に、結婚と家族をめぐる基礎データ(内閣府男女共同参画局)によれば、全結婚件数に占める再婚件数の割合は、1970年の11.1%から2020年の26.4%へと、大きく上昇しています。
★参照元:結婚と家族をめぐる基礎データ (P.3)
ただ、それでもシングルマザーの再婚は難しい、とも言われます。それを示す具体的な調査や統計は存在しませんが、先ほどのデータによれば、2020年に結婚した人のうちに再婚者が占める割合は、男性19.4%・女性16.8%。女性の方が再婚する人が少ない事実が読み取れます。
そのうえ子供がいたら、再婚がより難しいものになる、というのも想像に難くないでしょう。
★参照元:結婚と家族をめぐる基礎データ(P.6)
シングルマザーの婚活が厳しいとされている理由
実際にシングルマザーの婚活が厳しくなってしまう要因には、具体的にどんなことが挙げられるのでしょうか。
結婚相手として選んでもらえない
男性にとっては、結婚した途端に子供ができる状況は、どうしても高いハードルに感じられるようです。そのため、もし他に子供がいない結婚相手候補が現れた場合、「今の自分には、子供がいない女性の方がいいな」と感じてしまうのは仕方がないかもしれません。
子供が好きな未婚男性はいますが、そんな人でも「自分とは血縁がない子供を大切にできるか不安」という人はいるため、結果としてシングルマザーが結婚相手として選ばれにくい状況が生まれてしまうのです。
子供の存在
再婚するにあたっては、子供のことを十分に考えなければなりません。なぜなら子供にとっては、再婚相手は赤の他人。そのため最悪、子供と再婚相手が反発してしまうことも考えなければなりません。
「子供のことも大切にする」と言ってくれる男性と出会えれば良いのですが、簡単に見つけられるわけでもないのですから、結果として厳しい現実を見つめなければならなくなります。
婚活のための時間がない
シングルマザーであれば多くの場合、家計を支えるためにワーキングマザーでもあることが多いでしょう。そのような状況では、朝から晩まで予定が詰まってしまい、婚活のために時間を割くことは困難になってしまいます。
出会う機会を増やすために友人や知人の手を借りるという方法もありますが、「もし出会えたとしても、お相手と向き合う時間をつくれないから、結果として再婚までたどり着かない」ということにもなってしまうそうです。
経済的な問題
シングルマザーだけでなく、再婚相手の男性側にとっても、結婚にともなう経済的な負担は重大な問題です。どのような婚活手段で出会うか? 再婚後はどこに住むか?家族が増えたら月にかかる費用はどれくらいか? 考えるべきことを挙げてみたらキリがありません。
さらに、もし大きな借金があったら今後の生活もおぼつかなくなってしまうでしょう。再婚したところで苦労が増えてしまうくらいなら、現状のままでもいいと考えてしまう女性も多くいます。
シングルマザーの婚活を成功させる理想の男性像とは
「シングルマザーの婚活は難しい」とは言われますが、シングルマザーにピタリとはまる男性はいます。その例として、このような男性を探してみてはいかがでしょうか。
子供が好き
子供が好きであることは、最低条件でしょう。そもそも子供が苦手な男性では、あなたの子供と仲良くなれるかがわかりません。そのため、少なくとも「あなたと同じように子供も大切にしたい」と言い切ってくれるような男性の方が、再婚相手として理想的と言えるでしょう。
責任感がある年上男性
シングルマザーは、日々の生活や離婚経験などから、さまざまな状況で「私ってダメだな」と思ってしまうこともあるでしょう。そんな時、あなたのことを包容力と責任感でしっかり守ってくれる男性は、心の支えとしても理想的。
特に年上の人生経験が豊富な男性なら、あなたの不安な気持ちまでしっかり受け止めてくれるはずです。
恋愛に不慣れな男性
一生懸命に向き合ってくれる、という意味では、恋愛に不慣れなくらいの男性も再婚相手の候補に入るでしょう。女性のことがわからない、家族の作り方がわからない、といった自分に足りないものを自覚しているから、「不安があるからこそ、がんばらなきゃ」と奮闘してくれるはずです。
離婚歴や子供の存在を受け止めてくれることは、恋愛が上手かどうかよりも大切な条件だと言えるでしょう。
シングルマザーだからこその強み
シングルマザーでも、再婚して幸せをつかんでいる女性は多くいます。その中には、シングルマザーの強みを活かして婚活をしている人も少なくありません。
例えば、40代以上にお相手を限定して婚活を進めるようなパターン。「今さら子供は諦めた」と思っている男性に、「今すぐに子供を持てるとアピールをした」という成功例は実際にあります。
また、ターゲットをシングルファーザーにしぼる方もいるそうです。このように、相手の求めるものを正しく理解できるシングルマザーは、再婚した後も幸せをつかめるでしょう。
家庭的な一面をアピール
シングルマザーの日常は大変なものでしょう。でも、それをそのまま愚痴にしていても、何も前進しません。あくまで「自分の選んだ自分らしい毎日」として捉え、こんなことを工夫してみよう・雑誌で読んだあの時短テクを試してみよう、といった具合に前向きに話せるようになりましょう。そうすればあなたは母親であるがゆえに「とても家庭的な女性」と魅力的に映るはずです。子どもという証人がいるのですから、これほど説得力がある話はありませんね。
大人の女性としての余裕をアピール
基本的な話ですが、バツイチや子持ちという事実は、後ろ向きに考えるものではありません。下手に取り繕おうとしても話が上滑りするだけで、まわりから「余裕がないんだな」と思われるかもしれません。そもそも子どもがいる時点で「ある程度は受け入れて生きていく」と決めたはずなのですから、現状を楽しむくらいの気持ちでいつでも明るく振る舞いましょう。そんな姿勢は「大人の余裕」として映り、あなたの魅力のひとつとなるはずです。人の親となったことで身につけた包容力なのですから、存分にその力をアピールすれば良いのです。つまり、自分の人生を自然体で受け入れられる人の方が、より魅力的に見える、ということです。
シングルマザーの恋愛で避けるべき男性
シングルマザーが幸せな恋愛をするためには、避けた方がいい男性もいます。ここに当てはまらないとしても、違和感を覚えたら距離を取りましょう。
子どもが苦手
子どもが苦手な男性は、あなたと相性が良くても良い父親になれるかはわかりません。子どもが苦手であまり接したくない、と言ってしまうような男性は難しいでしょう。子どもと恋人の不仲が原因で、恋愛がうまくいかなくなることが予想できます。
一方で、「子どもとの接し方がわからない、それでも仲良くしたい」と奮闘しているなら問題ありません。
子ども優先の恋愛に不満を募らせる
子ども優先の恋愛に不満を募らせる男性は、恋愛は続いても結婚には不向きです。結婚後は、子どもも生活を共にすることになります。恋愛の段階で子ども優先の関係に不満を募らせるようなら、長いお付き合いや結婚は難しいでしょう。
シングルマザーを自分より下に見て接してくる
シングルマザーは子どもを育てるために、家事・育児・仕事ととても頑張っています。にもかかわらず、「お金に困っている」「恋愛に飢えている」など、シングルマザーという立場を下に見る男性も少なからずいます。寂しさや不安がまったくない人などいないのですから、シングルマザーであることを理由に恋愛に上下関係を持ってくるような男性との恋愛は避けましょう。
シングルマザーの婚活に結婚相談所がおすすめな理由
シングルマザーの婚活と言われても、実際にはどんな手段が良いのかがわからない方も多いでしょう。実はシングルマザーにおすすめの婚活方法は、結婚相談所の利用なのです。
一番のおすすめポイントは、登録している方全員に「結婚願望」があること。しかも結婚相談所なら、お会いする方はシングルマザーであることを知った上であなたにお申し込みされるので、後で問題が起きる心配がありません。
さらに、結婚相談所なら専任のアドバイザーがついてあなたをサポートしてくれるので、「婚活の時間が取れない」「ママ友には相談したくない」と思っているシングルマザーにはぴったりの婚活方法になるはずですよ。
シングルマザー向け婚活・再婚プラン
実は、結婚相談所にはさまざまなタイプが存在します。地元密着であったり、若者専門あるいは中高年専門であったりと、さまざまなタイプがありますが、シングルマザーには大手の結婚相談所もおすすめです。
例えば、シングルマザー向けの特別プランを用意している結婚相談所は、特に経済的な不安を抱えるシングルマザーにも安心して使えるはずです。
シングルマザーが婚活するうえで注意したいこと
シングルマザーが婚活する際、子どもがいることを忘れてはいけません。具体的な注意点を確認しておきましょう。
子どもの気持ちも考えたうえで婚活する
婚活して成婚すると、子どもの生活も変わります。今の生活を変えたくないからと、父親を望まない子どももいます。最初に子どもの気持ちを確かめ、望んでいないなら気持ちが変わるまで婚活は控えて様子を見ましょう。
子どもを預ける場所を見つけておくなど安全対策する
婚活で家を空ける場合、子どもの年齢によっては預け先を確保しておくなど対策が必要です。幼い子どもだけで、長時間にわたり留守番させるのは避けましょう。
子ども優先のデートになる場合がある
シングルマザーである限り、子ども優先のデートをする機会はゼロではありません。子連れデートになるケースも考えられるため、子どもに配慮した行き先など、デート内容が限られることは覚悟しましょう。
オーネットで再婚した方の体験談
オーネットでは、シングルマザーの婚活を積極的に応援しています。事実、ご登録いただいている男性会員27,195人のうち、お相手に子どもがいてもOKの方は6000人以上(男性会員のうち、お相手への希望条件に「親権のあるお子様のいる女性会員」を含む方の人数は6,089人。2023年1月1日現在)。
また、実際に婚活に成功した先輩たちの体験談も公開しています。興味がありましたら、一度確認してみてはいかがでしょうか。
★関連記事:再婚活に成功した人の体験談を公開!!結婚を叶えた3つのケース
●女性|30代|再婚
娘が今までのどの方よりも、彼になついたので、結婚を意識するようになりました。
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●女性|40代|再婚
彼が娘ごと私を受け入れてくれようとしていることが分かったとき、「彼と結婚したい」と思いました。プロポーズは、お出掛け帰りの車中で「今、ここで?」というくらい突然だったので、とても驚きました。
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●女性|30代|再婚
子供のことも私のことも大事にしてくれているのが伝わり、一緒にいて落ち着くので自然と結婚を意識するようになりました。プロポーズは、婚姻届を渡され「結婚しよう」と言ってくれました。
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●女性|30代|再婚
LINEで「今まで1人で頑張ってきたのだから、これからは苦労も分かち合おう」と言われ、彼に決めました。
★体験談の詳細はこちら
まとめ
シングルマザーの婚活は、ヒントなしでは難しいでしょう。でも、ポイントや問題点をしっかり理解して進めれば、きっと運命のお相手と出会えるはずです。シングルマザーだからと一歩踏み出せない方は、こちらで紹介した情報も駆使して、納得できる婚活をしてみませんか。