バツイチの人の再婚は難しいと考える人も多いでしょう。でも実際には、相手の離婚歴ばかりを気にする人は、それほど多くはありません。この記事では、「世間では再婚をどのように捉えているか?」「子供がいる場合は?」「離婚経験者が効率的に婚活を進めるには?」など、気になる情報を集めています。これから再婚を目指すなら、参考にしてみてはいかがでしょうか。
目次
結婚相手の婚姻歴は気になる?
離婚歴があると、それが相手にどう思われるのかが気になると思います。でも、オーネットでの実績を参考 にすると、2023年の成婚退会カップル2,160組のうち、17%にあたる362組が男女いずれかが再婚のカップルです。初婚にこだわる人は一定数いるものの、離婚歴に対して理解がある人も相当いると考えていいのではないでしょうか。
バツイチの人の婚活の成果は?
厚生労働省の人口動態調査を参考にすると、令和3年に婚姻したカップル50万1138組のうち、再婚は13万227組(夫婦ともに再婚、もしくはどちらかが再婚)でした。およそ1/4が再婚カップルということですから、正しく婚活を進められれば再婚は十分に可能と考えていいようです。
バツイチの人に対する世間のイメージ
良いイメージ
バツイチの人に対して持つ良いイメージとしては、「一度結婚をしているから、相手を大切にしてくれそう」といったものが挙げられます。「結婚に対して、無駄に高い理想を持ってはいない」といった意見もあり、現実的な結婚生活を送れそうと考える人も多いようですね。
悪いイメージ
バツイチの悪いイメージとしては、「離婚につながるような欠陥がある人なのかもしれない」と勘繰られてしまう可能性が挙げられます。子供がいる場合は、相手に「子供の面倒まで見るのは負担」と思われることもあるでしょう。また、「初婚の人しか対象にしない」という人も一定数います。
結婚相談所がバツイチの人におすすめの理由
婚活の真剣度が高い
結婚相談所は、他の婚活方法と比べても、真剣に取り組んでいる人が多いといわれます。その理由は、独身証明などの必要書類があるなど、利用前の手間が多いから。アプリを入れれば始められるマッチングアプリと比べれば、結婚相談所の方が真剣度は高いことが期待できるでしょう。
再婚に理解のある異性に出会える
結婚相談所には、再婚者への理解がある方とだけ出会える仕組みがあります。そのため、出会った後に「離婚経験があるなんて聞いていない」と言われる心配がありません。マッチングアプリではその確認が曖昧なことも多いので、後でトラブルにつながる可能性もあるようです。
婚活のプロからアドバイスを貰える
結婚相談所には、お見合いの仲人役にあたるアドバイザーがいます。婚活のプロであるアドバイザーが、活動していく際に起こりがちなトラブルにもしっかり対応していきますので、離婚経験者でも安心して婚活していけるでしょう。
希望に合う異性と効率的に出会える
前述のように結婚相談所では、離婚経験者に理解がある方だけと出会えるため、仕事や子育てで忙しい方でも、効率的な出会いや交際が進められます。その他の細かい条件も設定可能ですから、さまざまな希望がある方も、余計な心配をせずに出会いの機会を増やしていけるでしょう。
シングルマザーにおすすめのプランがある
結婚相談所と聞くと、費用面で心配があるシングルマザーも多いかもしれません。でも実は、シングルマザー向けプランを用意している結婚相談所は多くあります。そうしたプランを利用すれば、シングルマザーも気軽に前向きに婚活を始められるでしょう。
バツイチの人が結婚相談所に登録するデメリット
初婚の結婚相手を希望している人も多い
結婚相談所には、初婚の結婚相手を希望している人もいます。そのため、異性の会員全員が、再婚の方でもOKとしているわけではない点には注意が必要です。なお、シングルマザーの場合の参考として、オーネットの男性会員のうち、お相手への希望条件に「親権のあるお子様のいる女性会員」を含む方の人数は5,900人以上でした(2024年1月1日現在)。
離婚した原因は何か聞かれる
離婚経験は、確かに取り扱いに注意が必要な情報です。でもお相手からすれば、とても重要な情報でもあります。そのため、何が理由で離婚に至ったかを気にする人もいるでしょう。場合によっては、相手に離婚理由を正直に伝える必要が出てくるかもしれません。
子供との相性を考慮する必要がある
シングルマザーやシングルファザーの場合、相手と子供の相性は慎重に判断しなければいけません。特に年頃の子供だと、知らない大人が家族になることで、精神的な負担がかかってしまうことがあります。全員で会う機会を用意するなど、婚活にも慎重さが必要になるでしょう。
バツイチの人が結婚相談所を利用する時の注意点
★関連記事:再婚したい方へ伝えたい注意点や相手の選び方を紹介
離婚の原因を分析し、問題点を改善する
再婚に向けて歩み出すのなら、前回の離婚原因と向き合う必要があります。自分にも原因があったと考えるのなら、何を変えていけばいいのか、改善する方法を考えてみましょう。その際は反省するだけではなく、前向きな姿勢で取り組むことが大切です。
離婚相手と違うタイプを選ぶ
相手選びを始めて、気づいたら離婚した相手と似たようなタイプの人を好きになる場合があります。そもそも人間は、似たようなタイプを好きになるといわれます。そのため時には離婚した人とは違ったタイプの人から選ぶことも、再婚の成功への有効な手段になるかもしれません。
バツイチであることを隠さない
バツイチであることを隠して婚活をしていても、いつか告白しなければならないタイミングが訪れます。しかも、黙って付き合っていると相手から「私のことを騙していたの?」と言われてしまうかもしれません。負担に思うかもしれませんが、後でトラブルにならないためにも、早めにバツイチであることを伝えましょう。
バツイチの人の魅力や強み
★関連記事:再婚したい方へ伝えたい注意点や相手の選び方を紹介
結婚を現実的に考えられる
バツイチの人は一度結婚を経験していることによって、これから起こることをある程度想像できます。なにか問題があった場合には、より現実的な解決方法をきっと用意できるでしょう。「同じことを二度もやるなんて」と恥ずかしく思うかもしれませんが、相手にとってその経験は、頼もしく思えるものなのです。
自分の欠点を把握している
離婚という大変な経験を通して、自らを見つめ直したという人は多くいます。特に、自分の離婚経験を客観的に把握している人なら、結婚生活における自分の欠点と、これから何を変えていくべきかがわかっているのではないでしょうか。見直すべきことときちんと修正することによって、これからの出会いとお付き合いがより良いものになるはずです。
まとめ
バツイチが婚活して成婚まで至るのは難しいと思っているなら、それは大きな間違いです。効果的な婚活方法を選べば、時間をかけずに再婚相手と出会える可能性が高まります。特に結婚相談所では、再婚者に理解がある人と出会えますので、入会を検討してみるのもおすすめです。
だからといって、婚活を始めれば絶対にうまくいくというものでもありません。お相手が離婚に至った理由などを気にするケースもあるでしょう。しかし、そんな質問にも素直に対応することで、あなたの誠実さが伝わるはずです。必要なポイントを押さえつつ前向きな姿勢を忘れずに、着実に再婚へと向かっていきましょう。