20代の男性で婚活をしている場合、女性の希望条件に年収額がある、と聞いて不安になるかもしれません。しかし、心配しているだけでは、成婚までの時間がかかるだけです。各年代の年収や女性の本音も知ることで、スムーズな活動へと繋げていきましょう。ここでは、結婚相談所での実情や不安を解消するヒントを紹介します。
目次
年代別の平均年収
まずは、婚活を行っている年代の男性の収入を、年代ごとに確認しましょう。国税庁の令和3年分民間給与実態統計調査によれば、令和3年における民間企業に勤める20~24歳の男性の平均給与総額は287万円、25~29歳で404万円、30~34歳で472万円、35~39歳では533万円という結果となりました。
また参考として、男性全体の平均は545万円でした。20代は他の年代に比べれば年収が低く、年齢が上がるほど高くなることがわかります。
結婚相談所に在籍している20代男性の平均年収
具体的に、結婚相談所で婚活中の20代男性の平均年収を知りたいですよね。しかし実際には、20代男性のデータのみを公表している会社はないようです。とある結婚相談所では、サイト上で「約8割が年収500万円以上」と紹介していようでますが、20代、30代などの詳しい年代別の金額は明示がありませんでした。
参考までにオーネットの会員様データを見ると、全世代の男性の60%が500万以上となっています。
女性が男性に求める理想の年収
株式会社明治安田総合研究所が実施した恋愛・結婚に関するアンケート調査によると、女性が結婚相手に求める最低年収は、1位が500万円以上〜600万円未満(29.3%)、2位が400万円以上〜500万円未満 (18.0 %)、平均は550.39万円という結果でした。
このことから、女性が男性に求める理想の年収は、男性の平均年収に近いことが読み取れます。
女性が男性に求めるものは?
結婚生活では、経済力だけが大切なわけではありません。将来への不安や、子供を持った時のために収入が大切、という意見はあるものの、実際の婚活では人柄や相性などを重視する女性は多くいます。経済力はあくまで要素のひとつと考える方がいいでしょう。
男性が女性に求める理想の年収
前述した恋愛・結婚に関するアンケート調査によると、男性が結婚相手に求める最低年収の平均は、372.63万円という結果でした。この回答には0円(求めない)が10.6%も含まれており、男性は女性よりも相手の年収を気にする割合が低いと考えられます。
年収が低くても結婚相談所に入会できる?
年収が低い男性は、結婚相談所の登録はハードルが高そうと思うかもしれません。しかし実際には、極端な状況でもない限り、結婚相談所への入会は可能な場合が多くあります。
例としてオーネットでは、男性は定職に就いている方が対象であって、年収の条件はありません。こうした基準は結婚相談所ごとで異なりますので、事業者のホームページなどで確認してみましょう。
結婚相談所における年収と成婚率の関係
結婚相談所では、お会いする方の多くの情報が得られます。その中には年収も含まれており、事前情報として把握してからお見合いやデートへと進めみます。このことは、成婚率に良い影響を与えると考えていいでしょう。
それ以外の婚活方法は、年収が分かった上で出会うことは難しいですし、初対面の人に「収入はおいくらですか?」と聞くことも失礼ですから、結婚相談所には大きなメリットを感じられるはずです。
収入に自信がない男性のための婚活のポイント
収入に自信がない男性はどうしたらいいのでしょうか。婚活で必要になるポイントを見ていきましょう。
男性の年収にこだわらない女性を探す
結婚相談所では、さまざまな条件でお相手を検索できます。希望条件をゆるく設定することで、男性の年収にこだわらない女性と出会えるかもしれません。アドバイザーに紹介してもらう際も、自分の年収でも納得してくれる女性を探すように依頼してみましょう。
貯蓄を増やす
日頃から無駄遣いをしないで、貯蓄額を増やしましょう。まさかのときのために蓄えがあれば、婚活中も結婚した後も安心です。さらに資産を増やしたいときは、思い切って投資も検討してみましょう。
年収以外の魅力を磨く
すでにご紹介した通り、経済力はあくまで相手選びの参考のひとつです。それ以外のこと、例えば家事力を磨いて、積極的に家庭に関わることをアピールしてみるのもいいでしょう。男性が炊事や子育てを頑張ることで、女性が安心して働けるようになるかもしれません。
まとめ
20代の男性は、社会に出てからの時間が少ないため、年収額が低かったとしても仕方のないことです。だからといって尻込みしていても、婚活の役には立ちません。このタイミングでマネープランも立てつつ、将来の幸せな結婚生活へ向けてさまざまな準備を始めてみましょう。
今は年収が少なくても、結婚に向けて着実に準備を進めていける男性を、パートナーに選びたいと考える女性はきっといるはずですよ。