結婚相談所での活動の流れを調べると、仮交際や真剣交際など初めて聞く段階もあって、どれくらい時間がかかるのか、不安になるかもしれません。その期間は通常1年ともいわれますが、その間で大切なことやお見合いでのコツを知っておけば、婚活も落ち着いてこなしていけそうですよね。実際に結婚するまでのおおまかな流れと、注意したいことについてまとめます。
目次
結婚相談所の流れ
結婚相談所に登録
↓
マッチング・お見合い
↓
仮交際
↓
真剣交際
↓
成婚(プロポーズ)
仮交際とは
多くの結婚相談所では、仮交際を設定しています。仮交際とは、お見合いで出会った相手とデートをしていく期間です。今後この人とお付き合いしていくかどうかを見極める期間であり、気になる人が複数いたら、複数の方とデートすることも可能な期間です。
なお、仮交際と後で紹介する真剣交際の差がない結婚相談所もあります。オーネットも、仮交際・真剣交際の厳密な区別はしていません。
真剣交際とは
真剣交際とは、仮交際の後の期間です。仮交際の期間でデートをしてみた結果、他の方とのデートやお見合いはストップして、ひとりのお相手と結婚へ向かっていけるかを真剣に判断する期間と考えていいでしょう。
仮交際までの平均お見合い回数
仮交際までの平均お見合い回数を紹介してほしい、と思う方もいるでしょう。平均より少ない人、多い人の例も知りたいですよね。いくつかの結婚相談所を比べると、回数の平均は5〜8回という意見もあれば、10〜20回は普通にかかるという意見もありました。
ただし、どちらも明確な根拠は見つかりませんでしたので、あくまで例として考えましょう。
そもそも婚活では、初回のお見合いでたまたまピッタリの人と出会える可能性もあれば、条件にこだわったためになかなか良い方と出会えないという可能性もあります。そのため、あまり回数についてこだわる必要はなさそうです。
真剣交際から成婚に進展する割合はどれくらい?
真剣交際から成婚に進展する割合はどれくらいかも知りたいポイントですよね。ネットで調べると、8割は成婚まで進むそうです。
でも実際のところ、真剣交際とは厳選したお相手と結婚を目指して進む段階ですから、「真剣交際に進んだ時点で、結婚への最終チェック段階にいる」と言っても過言ではないでしょう。そのため、この段階ではほとんどの方が成婚まで進む、と考えてもよさそうです。
結婚相談所での平均的な交際期間
一般的な交際と真剣交際の平均的期間を、ネットで調べてみました。なおオーネットの場合、2022年に成婚したカップルの多くは、約6カ月以内に将来の結婚相手に出会い、平均9.4カ月の交際を経て成婚退会しています。
仮交際 |
1~6か月 |
真剣交際 |
1~3か月 |
交際期間 |
平均6か月 長くて1年程度 |
交際期間の平均値はあくまで目安
ここまでデータをご紹介した結果、「1年以内に相手を見つけて結婚にまで至る自信なんてない」と思う方もいるでしょう。ただし、平均データはあくまで平均でしかありません。
本当にあなたに合う方と出会うまで、じっくり構えて婚活をするのも、スピード婚を目指すのもあなた次第。むしろデータなど気にしないで、自分のスタイルで納得して進めることも考えてみてはいかがでしょうか。
結婚相談所で、お見合いから結婚に進むまでの期間はどれくらい?
お見合いから結婚に進むまでのベストな期間を知りたい、という方もいるでしょう。とある結婚相談所では、1年以内の結婚を目指すことを推奨しています。この数字は、一人の方との出会いから交際期間までを足した期間、とのことでした。
しかし、前述したお見合いの平均回数を参考にすると、結婚までに5回お見合いをしたら総婚活期間は5年?という非現実的な計算となってしまいます。そのためベストな期間というのも、あまり参考にしない方が良いのかもしれません。
お見合いから仮交際に進むまでのポイント
プロフィールの写真と文章を充実させる
お見合いをするためには、マッチングしなければなりません。お相手とマッチングするチャンスを増やすには、その事前段階としてあなたのプロフィールを充実させるのが一番の早道。お相手から興味を持ってもらえるよう、写真や文章を工夫してみましょう。
服装や髪型などの身だしなみに気を付ける
お見合い段階では、相手はあなたのことを穴が開くほど見ています。それなのに、あなたが外見に無頓着だったら、相手はきっとガッカリして「仮交際には進めないな」と思うでしょう。そうならないために、服装・髪型・身だしなみのチェックは入念にしましょう。
お相手のプロフィールを予習しておく
お見合いでは、あなたの会話内容もチェックされます。その際には、お相手にあなたの好意を伝えるのも大切。「プロフィールを拝見しました。〇〇がお好きなんですね」とお見合いの前に予習してきたことをアピールできたら、お相手もきっと嬉しい気持ちになるでしょう。
笑顔を忘れない
初めて会う人と緊張せずに会話できる人なんて、ほとんどいません。あなたも緊張して、思わず表情がこわばってしまうかもしれませんね。でも、笑顔ひとつでお互いの緊張も緩むものです。せっかく出会えたのですから、笑顔で楽しくお見合いの時間を過ごしましょう。
短時間で終わらせる
お見合いの時間も、仮交際へ向かう判断も、あまり時間をかけるのはお勧めできません。特にお見合いで会ったばかりなら、最初のデートで根掘り葉掘り聞こうとするのではなく、要点だけ話して1〜2時間程度で終わらせる、くらいがおすすめ。
相手を待たせるのも失礼ですから、お見合いの結果も早めに回答してあげましょう。
二度と会いたくない人以外は仮交際に進んでみる
会う回数を重ねていけば、最初とは違った印象を持つことだってあります。そのため、「会ってみたらどうしても気に入らなかった」ということでもない限り、仮交際へと進んでみることをお勧めします。少しでも気になるお相手だったら、とりあえず交際だけは進めてみましょう。
お見合いから仮交際に進むまでのポイント
仮交際が始まったら早めに相手に連絡する
仮交際を決めたら、できるだけ早く相手に連絡をしましょう。そのためには、結婚相談所に連絡をする必要があります。連絡先を交換するのはもう少し後だと思いますので、まずは結婚相談所に連絡してください。
1週間以内に次に会う約束を決める
次に会う約束は1週間以内にしましょう。連絡が遅れてしまうと、相手の気持ちも冷めてしまいます。デートは短時間でもいいので、とにかく会って話してください。
メールや電話など連絡をこまめに取る
使える手段で、連絡をこまめに取りましょう。例えば結婚相談所のマイページなど使って連絡を入れて、あなたの真剣さを伝えましょう。
4回以上会って判断をする
次のステップである真剣交際に進む前に、ある程度の回数は会っておきましょう。ここでは目安を4回としましたが、最初から親密な雰囲気なら2〜3回でもOKですし、すぐに決めたくないなら5回以上会ったとしても大丈夫です。
1回目のデートは相手について知るための会話をしよう
初回のデートは、お互いを知るための時間と考えてください。「1回目のデートだけど仲良くなれそう」と思ったとしても、初回のデートから馴れ馴れしすぎると、距離を置かれてしまいます。
2回目以降のデートは価値観のすり合わせをしよう
2回目以降のデートでは、それ以降のステップを意識した会話を心がけましょう。結婚前提でお会いするのですから、どこかで価値観のすり合わせもしてください。一緒に暮らしたらどんな生活になるか?想像できるような会話をしていきましょう。
3~4回目は結婚する上で確認したいことを聞いておこう
3回4回と会う回数を重ねたら、結婚することも含めて意見を交換しましょう。将来仕事はどうするか?子供は何人欲しいか?など、このタイミングで話せることもあります。その後の活動をスムーズにするために、結婚について具体的に話しましょう。
4回目は1日一緒に過ごしてみる
相手を長時間拘束するのは、あまり良いことではありません。でも、何回も会ったり真剣交際に進むことを決めていたりするのなら、思い切ってこのタイミングでドライブや日帰り旅行などの1日デートプランを提案してみましょう。
こまめにカウンセラーに状況を報告・相談する
結婚相談所での婚活は、結婚相談所のアドバイザーとの連携がとても重要です。交際が進展したなら、逐一報告をしましょう。次のステップでするべきことを丁寧に教えてくれますし、一緒に喜んでもくれるでしょう。
仮交際中の注意点
お相手に仮交際の人数を聞くのはNG
仮交際は、あなたにも相手にも複数のお相手候補がいる状態です。そのため「自分は何番目ですか?」と聞きたくなるかもしれません。でもこの行為は、婚活ではマナー違反。そんなことを気にするのではなく、あなたが選ばれるための努力をしましょう。
仮交際の人数の目安は3人くらいまで
仮交際は、あなたにも相手にも複数のお相手候補がいる状態です。だからと言って複数人と同時に交際していると、同日に複数人とのデートをこなす必要が出たりと、婚活の障害になるかもしれません。あまり欲張らず、候補者は3人を目安にしておきましょう。
交際が上手くいかなかった場合
仮交際を経て真剣交際まで進んでみたものの、やっぱり乗り越えられない障害が出てきてしまった、ということはあるものです。特に人生を左右する婚活では、こう言った問題は見逃すことはできないでしょう。
もし結婚相談所での婚活がうまくいかなかったら、すぐに結婚相談所のアドバイザーに連絡を入れましょう。その時の状況やお互いの気持ちも汲んで、適切な方法で交際をストップしてくれます。結婚相談所に連絡を入れないと、お相手にも迷惑がかかります。「どちらが悪い」ということも関係なく、早急に結婚相談所に連絡をしましょう。
まとめ
結婚相談所に入会してからプロポーズを受けて成婚退会するまでの間に、あなたの状況は目まぐるしく変わるでしょう。そんな急激に変わる日々ですから、「1年以内に結婚するのが当たり前」なんて考えないで、ときどき立ち止まって慎重な判断をしてくことも大切です。
せっかく結婚相談所を利用して婚活をするのですから、アドバイザーの力も遠慮なく借りて、理想のお相手と納得のいく結婚生活を手に入れてくださいね。