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お見合い結婚ってどうなの?実は幸せへの近道、メリットもいっぱい!

お見合い結婚ってどうなの?実は幸せへの近道、メリットもいっぱいでした!

お見合い結婚を選ぶ人は現代では少数派ですが、あくまで結婚前提で婚活を進められる・信頼できる人と出会える・離婚率が低いらしい、とメリットも決め手もいっぱいあるようです。方法は?やっている人の結婚観は?など、気になるポイントを調べました。私、結婚できないのかも?と不安になったら、検討してみてはいかがでしょうか。

目次

あまり周囲にもいないかも?お見合い結婚ってなんだろう

あまり周囲にもいないかも?お見合い結婚ってなんだろう

友人や知人から結婚報告があったとき、「どうやって出会ったの?」「交際のきっかけは?」といった内容はよく聞く内容でしょう。でもその答えが「お見合いなんです」というものだったことって、ほとんどないと思います。実際、国立社会保障・人口問題研究所が行った第15回出生動向基本調査でも、見合い結婚と恋愛結婚の比率が逆転したのは1960年代末、その後の見合い結婚は減少し続け、2010~2014年には5.5%にとどまっている、と報告しています。

そもそも昭和初期は結婚するのが当たり前、という雰囲気で、結婚しない選択などほとんどなかった時期。その当時に「誰もが結婚するための仕組み」という側面もあったお見合い結婚ですが、特に戦後生まれの人々には小説や映画などによって誰にでも恋愛が身近なものになり、必然的に「好きな人が現れてから結婚」という流れが一般的になっていった、と考えることができるでしょう。

ただ、お見合い結婚は今でも一定の割合で残っているのは事実。何らかの理由で結婚をする必要がある人がいた場合、「確実に結婚を目的に付き合ってくれる」「仕事のことや家族のことなど、結婚する際に気になる部分を教えてもらえる」などのメリットが多いことを考えれば、近くにいる異性に結婚のイメージが湧かない場合の婚活方法としては理想的と言えるでしょう。実際、今ではわざわざお見合い結婚を選ぶ人もいるそうです。その理由を考察していきます。

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方法は?仲人さんって誰?離婚しないって本当?気になるお見合いのあれこれ

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・お見合いの方法とは

「まわりにした人がいないからイメージがつかない」という人も多くなったお見合い結婚。そう言えば、お見合いってどうやるんだろう?という人もいるのではないでしょうか。

お見合いは一般的に、仲人さんが結婚適齢期の男女を取りまとめて、プロフィールを作成し「こんな人がいるけどお見合いしてみる?」と呼びかけるところから始まります。その昔は写真館で、とびきり着飾ったお見合い写真を撮るのが大切な準備でした。マッチングアプリのプロフィール写真で「この人イケメン」「この子カワイイ」と点数をつける感覚と、どこか似ていますね。お互いが興味あると回答すると、実際のお見合いがセッティングされ、仲人さん立ち合いで顔合わせを行い、そこで相性を確認し、その後はお付き合い・結納・結婚へと段階を踏んで進んでいきます。

「〇〇商店の息子さんで」「小学校の先生のお嬢さんなんだけど」と紹介されるため、お見合いする相手がどんな環境で育ってきたかなどはある程度想像できるのはお見合いの特徴と言えるでしょう。

・仲人さんってどこにいる?

ここで気になるのが、仲人さんという存在。その昔の仲人さんと言えば、会社の上役・町内会の役員・ご近所や親戚のおじちゃんおばちゃんなど、いろんな人が理由をつけて仲人役を引き受けていました。今でもそのような人たちは存在しますが、「今は若い人の恋愛に首を突っ込むような時代では無い」という空気感から、すっかり少なくなっています。その代わりに存在するのが、さまざまな結婚関連サービス。実際に仲人さんを専門に活動する団体があるほかに、同様のサービスを展開する結婚相談所でも該当しそうなことですから、「身近に信頼できるお仲人さんがいない」という方には、結婚相談所が現代のお見合いに該当するのかもしれません。

・お見合い結婚したカップルは離婚しないって本当?

お見合い結婚というと、離婚率が低いという話をよく聞きます。ご近所さんがみんなで長屋暮らしをしていた昔のころなら、見合い結婚のカップルが夫婦喧嘩したら、仲人さんが飛んできて仲裁に入ることがあったそうです。ただ現在はそんなことは珍しく、またお見合い結婚した際の離婚率の低さを裏付けるような、明確なデータも存在するわけではありません。

しかし、お見合い結婚が持つ特性を考えると、そんなに早急に離婚しなくなるかも?と考えるだけの事情はあります。そのひとつは、わざわざお見合いをして理性的に結婚相手を選んでいるのだから、衝動的に別れることは少ないのでは?というもの。そしてもうひとつは、知り合いではないふたりが一緒に暮らすのだから、ある程度の期間ならお互いを許せるのでは?というものです。結婚をする前にもした後にも、二人の距離を近づけるクッションとなる期間がつくれる、お見合い結婚ならではの特性なのかもしれません。ついでにいえば、その期間を利用して「お互いを知っていく楽しみ」がお見合い結婚にはある、とも言えるのでしょう。

わざわざお見合いをするメリットとは?

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・お見合い結婚のメリット1.目的が「結婚」である

もっとも大きなメリットとなるのは、お見合いをする男女は両者ともに「結婚することが目的であること」であることでしょう。しかも基準は、極端に言えば「この人と結婚生活を送れるか」の一点だけです。

これが恋愛してから結婚へと向かおうとすると、将来やりたいことがあるからすぐには結婚したくない・付き合っている期間から結婚を急かされるのは嫌、といった具合に、結婚そのものが目的にならないことさえあります。「恋愛と結婚は別」と考える人と付き合ってしまう危険性まで考えたら、お見合い結婚が持つメリットはとても大きなものに映るでしょう。

・お見合い結婚のメリット2.相手の素性が早い時期に分かる

一般的には、仲人さんも「独身同士だからとりあえず引き合わせる」ことがないのがお見合いです。実際に会う前には、先ほど取り上げたお見合い写真以外にも、お相手のプロフィール詳細を教えてもらえます。会社の上司が仲人の場合は、これから出世しそうか?など、思った以上に事前情報を提供してもらえます。

なんでそんなこと知っているの?と思ってしまいそうなパーソナルなデータも含まれますが、その理由は仲人さんもその人物をよく理解した上で紹介をするから。「高校の時は野球部の部長」とデータで言われても、あまりピンとこないでしょう。でも、仲人さんに「あの時の野球部はまとまっていて、決勝で負けた時はあいつを囲んでみんなで泣いてたよ」と紹介されたら、会う前から人間性までわかるような気がしますよね。

・お見合い結婚のメリット3.実は「おことわり」も入れやすい

最初から結婚が目的のために、何かしら結婚に不安なことが出てきたら「ごめんなさい」とお断りしやすいのは、お見合い結婚の隠れたメリットと言えるかもしれません。実は「お見合いしたら結婚しないといけない」というのは正しくなく、むしろ「結論を出せずにズルズルと長引かせてしまうのはかえって失礼」という感覚の方が正しいのです。

これが恋愛結婚の場合、何か問題が起きた時に「この程度のことを乗り越えられないなんて、私たちの愛は間違っているの?」と自分で自分のことを責めてしまうかもしれず、かえって無駄に時間がかかってしまうかもしれません。しかもお断りは仲人さん経由でOKですから、「試しに会ってみる」のだってまったく問題ないのです。効率の面で考えれば、やはりお見合い結婚を考える理由は十分です。

・お見合い結婚のメリット4.自分の生活圏と違う人とも出会える

通常恋愛では、自分の周囲にいる人間以外と始まることはありません。せいぜいあったとしても、友人の紹介や合コンなどで出会うことがせいぜいでしょう。それに対してお見合いは、日常生活の圏内では出会えない相手を紹介してもらうことが可能です。

建築関係や看護業界など、どうしても性別が偏ってしまう職業はあります。そんな業界で働いていて毎日が忙しいと、満足に恋愛をしていられるか?そもそも結婚につながる出会いがあるか?不安になるものでしょう。そんな状況で仲人さんから結婚適齢期の異性を紹介してもらえるのですから、やはりお見合いは魅力的な婚活手段なのです。

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シンプルに幸せな結婚を目指すなら

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最後に、オーネットが行った2021年お見合いに関する調査についても紹介すると、独身 20~34 歳男女の約4割がお見合いに興味ありと回答し、またお見合い経験者の65.7%が「お見合いをしてよかった」と回答しています。「お見合いするなんて負け組みたいで嫌」と感じる方もいるかもしれませんが、この調査結果からはお見合いが有効な婚活方法として認識されていることを、ご理解いただけるのではないでしょうか。

もし身近にお見合いの世話をしてくれる人が見当たらない場合には、代替手段として結婚相談所を利用してみましょう。これまでの実績は圧倒的ですし、マッチングアプリのように偶然の要素を使ったお引き合わせは皆無。お相手の身元が確認済みな点も、お見合いをするときと同様の安心感を得られるはずです。どの結婚相談所を利用すれば良いか?悩んだら、オーネットをのぞいてみてくださいね。