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結婚相談所のからくりとは?メリット・デメリットや成婚率の仕組みについて徹底解説

婚相談所の成婚率のカラクリとは?成婚の定義についても解説!

結婚相談所を選ぶ際は、成婚率が気になる方が多いのではないでしょうか。成婚率が著しく高くても、結婚できた人が多いとは判断できません。

成婚率の高さにはカラクリがある場合が少なくないので、注意が必要です。ここでは、結婚相談所における成婚の定義、成婚率に関して詳しく解説します。

目次

結婚相談所の仕組みとは

結婚相談所といっても、実際には大規模のものから小さなものまで、多くの会社があります。でもその実態は、登録いただいている会員様に適切な方をご紹介する、という意味で何も変わりはありません。

ご紹介するというステップにおいては、結婚相談所のアドバイザーが積極的に提案するか、可能性がある方の中から複数人を紹介するかといった手法の差はありますが、目的に差はないと考えていいでしょう。

結婚相談所の成婚の定義

結婚相談所では、成婚した際に成婚料が発生する結婚相談所が多いため、事前に成婚の定義をチェックしておくことが大切です。成婚の定義は結婚相談所によって異なります。成婚料がかかるタイミングを把握するためにも、結婚相談所の成婚の定義について詳しく見ていきましょう。

ケース1:プロポーズを承諾した

カップルのいずれかがプロポーズをして、もう一方が承諾した時点で成婚とみなす結婚相談所があります。交際、真剣交際を経てプロポーズとなるので、成婚までの期間は長くなるでしょう。

ケース2:真剣交際を開始した

真剣交際を開始した時点で成婚とする結婚相談所もあります。真剣交際は、ほかのお相手の候補とも同時進行で交際できる期間とは異なり、その人物としか交際できなくなります。

真剣交際をスタートさせることは、お互いのライフスタイルや価値観などをすり合わせて、結婚に向けて歩みを進める時期を意味します。真剣交際の結果、結婚すべきではないと判断した場合は、またお相手探しを始めることができます。

真剣交際を成婚とみなす場合、破局後にお相手を探して真剣交際を始める際に再び成婚料がかかります。

ケース3:両家の両親に挨拶をした(承諾を得た)

両家の両親に挨拶をした時点で成婚とみなす結婚相談所もあります。両家の両親への挨拶は、結婚の承諾を得る、あるいは報告するための行為です。そのため、両家への挨拶が無事に終われば、ほぼ確実に結婚するとみなされます。

結婚相談所の成婚率はどれぐらい?

結婚相談所の成婚率は、入会先を選ぶ際の判断基準の1つになっています。しかし、成婚の定義は結婚相談所によって異なるため、Aの結婚相談所よりもBの結婚相談所の方が成婚率が高いからといって、必ずしもBの方が優れているとは限りません。

例えば、真剣交際をしたことを成婚とするAと、両家の両親への挨拶したことを成婚とするBでは、Aの方が成婚率は高くなりやすいでしょう。そのため、成婚率よりも成婚数に注目することが大切です。

ちなみにオーネットの会員同士の成婚者数は、4,320名(2024年実績)です。また、オーネット会員の方が、オーネット以外で出会った方との間で婚約・結婚が成立し、退会した人は4,671名(2024年実績)となっています。

※2023年1月~12月実績。会員同士の成婚退会者とは、会員同士で成婚することとなったとの退会届を当社に提出された会員のことを言い、会員以外の方との婚約・結婚による退会者は含みません。

なお、成婚数を見るときも、いくつかの注意点があります。「会員同士」、「会員以外の人との成婚」を合算した人数を成婚数としていたり、一定の交際期間を過ぎると自動的に成婚退会になったりと、成婚数を実情よりも多く見せている結婚相談所が少なくありません。

いずれにしても、成婚率や成婚数は参考程度にとどめ、気にしすぎることなく、自分に合った結婚相談所を探すことが大切です。

結婚相談所の運営費用の仕組みは?

結婚相談所との仕組みは、実は昔から仲人のような形で存在していました。ただし、仲人の場合引き合わせるお相手は「自分の部下」「知人に頼まれた人」といった狭い範囲のなかで探されていました。

一方、近年は「より理想的なお相手と出会う」という目的が重視されるようになり、結婚相談所も利用者の実益を優先するように運営しています。

ただし、結婚相談所はビジネスです。入会金や月会費のような固定でかかる費用、マッチングしたり実際に会ったりするために支払う費用、結婚退会する時に支払う成婚料、その他のオプションサービス代金と、さまざまな目的で入金を求められるようになっています。

そのため、なかなかマッチングしない結婚相談所を利用してしまうと、余計な出費が増えてしまう危険性があることも覚えておきましょう。

結婚相談所の会員の仕組みやからくり

料金以外にも結婚相談所選びのポイントがあります。見てもその差がわからない場合には、結婚相談所の仕組みやからくりを知った上で比較してみましょう。

登録会員数や会員情報

結婚相談所のプロフィールに「会員数〇〇人」と公表してあるから、出会いの機会は多いはず、と思うかもしれません。しかし実際には、連盟や協会といった全体の数字を出している結婚相談所も存在しています。

そのため、会員数だけを根拠に結婚相談所選びをするのはあまり意味がないかもしれません。会員情報を調べる際には、他の結婚相談所のものも確認する方がいいでしょう。

会員の質

一般的に、結婚相談所には結婚に前向きな人だけが会員登録をしています。そのため、「〇〇専門」のように、特定の職業の方との出会いが実現できるとうたう結婚相談所もあります。

そのような結婚相談所を利用する場合には、上記にある登録会員数や会員情報なども参考にして、自分が想定している会員の質が担保されているかを十分に検討してみましょう。

結婚相談所を利用するメリット・良いポイント

結婚相談所を利用するポイントを3つほど確認してみましょう。

結婚願望がある人と出会える

多くの結婚相談所では、入会時に独身であることを証明する書類の提出が求められます。つまり、結婚相談所で出会えるお相手は、ほぼ間違いなく独身であり、結婚願望もあると考えていいでしょう。

一方で、マッチングアプリやお見合いパーティーのような出会い方では、独身であることも、結婚願望があることも、実証することは困難です。ここが結婚相談所を利用する大きなメリットと言えるでしょう。

頼りになる専任のアドバイザーがいる

結婚相談所に入会すると、専任のアドバイザーがつきます。プロの目線であなたの婚活をサポートしてくれるので、「初めて出会うときはどんな服装で行けばいい?」「お会いした人ともっと話したいけどどうすればいい?」など、さまざまな悩みに答えてくれます。

もし腰が重くなってしまった時も積極的に応援してくれるなど、結婚を実現するまでの伴奏者となってくれるでしょう。

効率が良い

結婚までの道のりは長く険しいものです。その分、最初から結婚を前提に出会い、交際を進められる結婚相談所は、他の方法に比べて最も効率的な婚活手段と言えるでしょう。

さらに、実際に会ってみて「この人はちょっと違う」と思った時には、アドバイザーからお断りを入れてもらえるので、余計なトラブルを避けられるという面でも効率的と言えます。

★関連記事:結婚相談所を利用するメリットとは?結婚相談所で結婚した人の特徴を解説

★関連記事:結婚相談所を利用する3つのメリットと活動の流れをご紹介

結婚相談所を利用するデメリット・悪いポイント

結婚相談所を利用してみたいけど後悔したくないという方は、こんなポイントも確認してください。以下のような内容が特に気にならないのなら、ぜひ結婚相談所を利用してみましょう。

それなりに費用がかかる

友達に紹介してもらったり、合コンを企画してもらったりした場合に比べると、結婚相談所の料金は高く感じるでしょう。有料のマッチングアプリでも、結婚相談所に比べればやはりリーズナブルです。その分、サービス内容は充実しているので、それに満足できるかどうかが、選択する際のポイントとなるでしょう。

自分で動いた方がいい場合もある

自分でお相手を見つけられる人や、職場などでの出会いが期待できる人なら、わざわざお金を払って結婚相談所を利用する必要はないでしょう。また、出会った途端にお相手と両思いになれるのなら、アドバイザーを通してお相手の意思を確認するような手間も必要もありません。自分から動ける人なら、自分で動いて済んでしまう話でしょう。

相性が良くない結婚相談所に当たる可能性

成婚退会までに設定している手順や、登録している会員との相性、アドバイザーとの関わり方など、登録した結婚相談所とあなた自身との相性が良くない可能性もあります。

もちろん、多くの結婚相談所は「会員様が最優先」という姿勢で対応していますが、スタッフ数が適正でない・サービスメニューが少ないといった問題がある結婚相談所の場合は、利用していて不満に思うことがあるでしょう。

結婚相談所を利用する際に見るべきポイント

結婚相談所の成婚率や成婚数のほかにも次のようなポイントをチェックして、自分に合った結婚相談所を見極めましょう。

サポート体制

結婚相談所を利用するメリットは、アドバイザーのサポートを受けられることです。サポート範囲と質は結婚相談所によって異なるため、事前にチェックしておきましょう。サポートが充実しているほど、婚活に対する不安や悩みが少なくなり、婚活をスムーズに進められることにつながります。

会員数

会員数が多くなればなるほど、お相手の条件に当てはまる人物と出会える可能性が高まります。より多くのお相手の候補と出会うことで、理想に近い人物との結婚につながります。また、会員の年齢層や男女比といったそのほかの傾向もチェックしておくと、より自分に合った結婚相談所を選びやすいでしょう。

料金

サポート範囲や質、会員数などに対して、結婚相談所の料金が高すぎないか確認しましょう。料金のわりにサポートの質が低い、なかなかお相手に出会えない場合、途中で退会したくなる恐れがあります。

また、途中で退会した際に違約金はかかるのか、返金はあるのかなどもチェックしておくと、自分に合っているかどうか判断しやすくなります。

口コミ

SNSの書き込みや比較サイトなどの口コミには、たとえ日本語で書かれているものでも、意図的に良く書いているものが含まれています。そのため、完全に信じてしまうのは良くありませんが、しっかり確認すれば参考になる口コミもちゃんと見つかります。書いてある口コミが自分にとってどれだけ有益か、確認しながら読んでみましょう。

結婚相談所の大小・規模は良い出会いに関係する?

結婚相談所の規模が、成婚率や良い出会いに関係があるのかどうかが気になる方も多いと思います。しかし、これは利用しなければわかりません。広いエリアで大規模に展開する結婚相談所なら、他の地方からもお相手候補を探してきてくれるでしょう。

でも「どうしても地元で出会いたい」と考えている方なら、地元密着の小さな結婚相談所の方が良い可能性が出てきます。

さらに、前述したように会員データを共有している結婚相談所は意外に多いので、出会いのチャンスはどこに登録しても変わらないかもしれません。結果として、明確な差は無いとも言えるでしょう。

大きい相談所と小さい相談所、どちらがおすすめ?

すでに提示している通り、大小に関係なくおすすめできます。アットホームな環境で婚活をしたいのなら、個人経営のような小さな結婚相談所のほうがしっくりくるかもしれません。

ただ、大規模の結婚相談所だからといって、流れ作業のように対応されることはありません。ネットでお試し体験できる結婚相談所もあるので、初めてで怖いと思う方はこちらを利用してみるのもおすすめです。

成婚率にこだわりすぎないことが大切

結婚相談所によって成婚の定義が異なるため、成婚率で善し悪しを判断することはできません。サポート体制や会員数、料金など、さまざまな観点からご自身に合った結婚相談所を選びましょう。

みんなの婚活体験談

オーネットでは、実際に運命の出会いを掴んだ先輩方の体験談をご紹介しています。結婚相談所選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

●女性|30代|初婚
最初はお金を払ってする婚活に抵抗もありましたが、オーネットを信頼し、アドバイザーさんに頼るところは頼ったことが良い方に向かうと思います。
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●男性|20代|初婚
アドバイザーさんには、付き合う前も結婚を決める時も男目線で現実的なアドバイスをいただけました。アドバイスが無ければ付き合う前に諦めていたし、かつ結婚の決心もつかなかったと思います。
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●女性|40代|初婚
婚活をすることで自分を見つめ直す良いきっかけになりました。少しは成長できたかなと思います。諦めたくなったり、つらかったりするときもありますが、辞めずに続けて良かったと思える日がきたので、アドバイザーさんと2人3脚で頑張ってほしいです。
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