誰かに愛されたい欲求が強すぎて、他の人の言動に一喜一憂している自分が嫌だと感じてはいないでしょうか。こんな悩みがある方に向けて、今回の記事では「誰かに愛されたい症候群」を乗り越える方法について紹介します。誰かに愛されたい原因を理解したうえで、内省せずに婚活を進めていきましょう。
目次
愛されたい症候群の特徴
愛されたい症候群の特徴は、ひとつだけではありません。「愛されたい状態」は、自分に対する自信のなさや自己肯定感の低さから、相手に迎合していることがわかります。まずは、以下の特徴にご自身が当てはまらないか見ていきましょう。
自己肯定感が低く、依存しやすい
自己肯定感が低い人ほど、誰かから受ける愛情の量で自分の価値を判断してしまいます。自分自身をあまり信頼できていないため、人に判断を委ねてしまうのです。
そのため、自身に対する周りの反応がよくないと、気持ちの浮き沈みが激しくなる傾向があります。
没頭できる目標がない
趣味・仕事など没頭できるものを持つ人は、その努力の結果や賞賛を基に自尊心を作り上げていきます。
しかし、愛されたい症候群の人は、没頭できる目標がないため、周りからの評価を求める傾向が強くなります。
「好き?嫌い?」と常に確かめたくなる
「好かれている」と感じている人は、相手を疑ったり好意を確かめたりしません。一方で、愛されたい人は、愛情の欠乏感が強く「愛されなければ」という観念を強く持っています。
そのため、常に「好き?嫌い?」と確かめることで愛情の有無を確認してしまうのです。
LINEへの即レスがないと不安になる
即レスに一喜一憂しつつ、相手の反応がないと嫌われていると落ち込んでしまいます。これは、「好き?嫌い?」と確かめるのと本質は同じで、LINEのレスポンスから愛情の有無を確認しているのです。
場合によっては、レスポンスを催促して気持ちを確認してしまうこともあるでしょう。
なぜ、愛されたい欲求が強いのか?
愛されたい欲求が強くなる原因には、環境や人間関係などが関連しています。愛されたい症候群を卒業するために、愛されたい欲求が強い原因を見ていきましょう。
愛情のない環境で育った
幼少期に愛を感じにくい環境で育った場合は、その延長線上として、成長してからも愛情を探し求めている可能性があります。
そのため、自分が幼い頃を振り返ると、愛されたい症候群の根本的な原因がわかることがあります。
裏切りを経験したことがある
「恋人に雑に扱われた」「自分が浮気相手だった」など、愛されていると思っていた日々が「ウソ」と判明すると、愛情に疑いを持つようになります。
その結果、次に付き合った相手にも疑心暗鬼になり、愛されている事実をねじ曲げて強く愛情を求めてしまうのです。
学校・社会での人間関係が希薄
仕事仲間や友人に承認される日々を送っていれば、人に対する依存心は軽減されていくものです。
しかし、孤立しがちで社会への帰属欲求が満たされない場合、恋人や家族に強い愛情を求めるようになってしまう恐れがあります。
承認欲求が満たされていない
愛されたい欲求には、誰かから「必要とされたい」という欲求があります。そのため、愛されたい症候群の方は、子供の頃から他者からの評価を強く求めている傾向が強めです。
しかし、他者からの評価ばかりで自分のよさを定義していると、承認欲求を満たすために愛情を脅迫的に求めてしまう可能性があります。
愛される人になる方法は?
今後、愛される人になるには、愛されたい欲求を強める要素を解消していく必要があります。最後に、愛される人になるための、おすすめの方法についてご紹介していきます。
「愛されたい」ではなく、自分から誰かを愛する
見返りが欲しくて尽くしても、相手から思った通りの反応を得ることは難しいものです。
「これだけやったんだから」ではなく「誰かを助けたい」という思考で、誰かを愛するようにしましょう。そうすれば、自分がそうであったように、自然に愛をもらえるつながりができていきます。
ファッション・髪型・メイクなど自分磨きをする
自信のなさから愛されたい欲求が強い場合、短期間で自信を付けるには、ファッション・髪型・メイクなどの自分磨きが適しています。なぜなら、ショップでアドバイスを受けたり髪型・メイクの勉強をしたりするだけで、比較的すぐ効果が実感できるからです。
自分磨きを通して異性の反応や、人間関係の変化なども実感できると、より自尊心が高くなるでしょう。
創造的な活動や発信をする
前向きで活動的な点は、愛される人の特徴です。創造的な活動や発信をすると、自分の価値観を伝えたりファンを増やしたりできます。そうした活動の一環からアイデンティティーや自尊心が培われ、愛される人になっていくのです。
ただし、SNSなどでむやみに「いいね!」を求める発信は「愛されたい活動」になるため、あくまで自分の人生目標に沿った活動を選びましょう。
同じ境遇を乗り越えた人のエピソードを読んでみる
迷ったり悩んだりするときには、同じ境遇からの成功エピソードが書かれている書籍が役立ちます。
・どのように自信を付けてきたか?
・困難をどう乗り越えてきたか?
・はじめはどのような人間関係だったか?
・目標を見つけたきっかけは、何だったか?
愛されたい症候群から抜け出したいけど行き詰まってしまったときは、参考になる書籍を読むことで愛される人に近付けるでしょう。
内省することをやめて、プロのアドバイスを受けてみよう!
愛されたい症候群をやめるには、自己肯定感を高めることや、根本的な原因を知ることが大切です。「好きなの?嫌いなの?」という不安感を解消するには、自分磨きや誰かを愛することが重要です。
愛されたい症候群からの脱却を目指しながら婚活を進めたいなら、結婚相談所をおすすめします。結婚相談所ならアドバイザーに相談しながら婚活を進められるため、自分に自信をなくしたときや相手からの愛情を感じられないときにも頼れます。まずは、オーネットの結婚チャンステストで婚活の第一歩を踏み出してみましょう。