現代の日本においては、結婚した夫婦のおよそ3組に1組が離婚するといわれている一方、お見合い結婚は離婚率が低いという声も少なくありません。離婚件数の多さが懸念されている現代において、婚姻関係が長く続くといわれるお見合い結婚の価値が改めて見直されています。
なぜお見合い結婚は恋愛結婚に比べ離婚しにくいといわれるのでしょうか。この記事ではお見合い結婚と離婚率の関係と、お見合い結婚が離婚しにくい理由についてご紹介します。
目次
お見合い結婚は離婚しにくい?
お見合い結婚は恋愛結婚に比べて離婚しにくいという評価がありますが、現実には「お見合い結婚の離婚率」といった統計はなく、離婚のしにくさを示す公的な裏付けはありません。あくまで離婚しにくそうというイメージによって語られている評価であると考えられます。
しかし、いつの時代もそうした話題が根強く残る背景には、お見合いによって結婚した夫婦の仲睦まじい姿が世に知られているイメージがあるのではないでしょうか。出会いからふたりの関係を構築していくのは恋愛も同じですが、結婚という長い共同生活を前提とした出会いが、結婚に適した関係の構築を進めてくれるのかもしれません。
お見合い結婚が離婚しにくい理由
離婚しにくいという統計はなくても、お見合い結婚には離婚しにくいという根強いイメージがあります。なぜお見合い結婚は離婚しにくいという印象を持たれるのでしょうか。
結婚後をイメージしながら交際がスタートしている
お見合い結婚は出会いの時点で結婚が前提とされているため、会話や行動の一つひとつから結婚後の生活をイメージします。そのため、実際に結婚生活がスタートした後も、理想と現実のギャップが生まれにくいという側面があります。
条件によるミスマッチがない
お見合いは実際の相手を見る前に、条件のマッチングが行われます。お相手の経歴などの情報を基に結婚の可能性を判断したうえでお見合いをするため、経済状態や家庭環境、将来目指す家庭像などを理由に揉める機会が非常に少なくできる、ともいえるでしょう。
結婚後に恋愛が始まる
結婚に至る過程により「恋愛結婚」と「お見合い結婚」と分類される傾向があります。しかし、お見合い結婚だから絶対に恋愛をしない、というわけではありません。出会ってから結婚までたどり着くのは、恋愛結婚もお見合い結婚も同じです。むしろお見合い結婚だからこそ生まれる恋愛のタイミングがあり、その恋愛が離婚しにくいお見合い結婚のイメージを支えています。
すでにお見合いの時点で結婚生活を送るための条件をクリアしていることも、安心して関係を築けることに大きく寄与します。結婚観の衝突がない状態は、平穏で充実した夫婦関係の構築を支えてくれるのです。
お見合い結婚をするには
結婚はしたいけれど、現時点でパートナーがいないという人の中には、お見合い結婚に興味を持つ方も多いようです。恋愛結婚が主流である現代において、お見合い結婚をするにはどのような手段があるのでしょうか。
昔ながらの「仲人」に仲介してもらう
お見合い結婚に欠かせない存在が「仲人」です。かつてはどの町内にも、年頃の独身男女の縁談を取り持つ仲人業、いわゆる「お見合いおばさん」と呼ばれる結婚相談役が存在していました。お見合いをする男女間だけでなく、その家族同士の関係構築もサポートするお見合いおばさんは、地域の結婚を支える重要な存在でもありました。
しかし現代では昔ながらのお見合い結婚は、非常に少数派となっています。仲人業を営むお見合いおばさんの数も減り、お見合い文化が消えた地方も少なくありません。仲人を立てたお見合いは、上司や親戚による紹介といった形でわずかに残るばかりとなっています。
結婚相談所のお見合い
お見合いに近い婚活の方法に、結婚相談所があります。仲人が男女を引き合わせるように、例えば結婚相談所のオーネットでは専属のアドバイザーが会員の人柄や登録されたプロフィールから、相性のよいお相手をマッチングします。初回の顔合わせであるお見合いまでのサポートや、お見合い後のデートに向けたアドバイスなど、仲人に近い幅広いサポートを受けられる点も特徴です。
結婚相談所で新鮮なお見合いを
結婚からふたりの関係がスタートするお見合い結婚は、恋愛結婚よりも離婚しにくいといわれています。条件がマッチした心配ごとの少ない相手と築き上げる関係は、安心できる時間となってくれるでしょう。
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