「50代になっても結婚を諦められない」「50代で婚活をしようと思っても相手が見つからないのではないか......」そう思いながら婚活に一歩踏み出せない50代女性は、少なくないのではないでしょうか。
50代女性の婚活には難しそうなイメージがありますが、方法を見直せば決して結婚できないわけではありません。
この記事では、50代女性の婚活の現実と50代の婚活の注意点、おすすめの婚活方法についてまとめます。
目次
50代以上の未婚者は男女とも増加傾向
令和2年国勢調査によると、男性は50代前半26.6%、50代後半21.6%が未婚です。女性の未婚者は、50代前半16.5%、50代後半12.2%でした。
国勢調査の結果をみても年々、未婚者数は増加傾向にあります。未婚の男性がそれだけいるのですから、婚活の方法を見直せば幸せな結婚ができるはずです。
参考: 統計局ホームページ/令和2年国勢調査 人口等基本集計結果 結果の概要(P.28表Ⅲ-1参照)(P.30表Ⅲ-2参照)
50代の婚活の注意点
50代の婚活は、出会える人の数が減るだけでなく、再婚目的で活動を始める方も多いという特徴があります。また、ご自身含めこの年代ではさまざまな人生経験を経てきた方が増えるため、それぞれの背景や状況が多様化しています。そのため、柔軟な姿勢で相手を理解しようとする心の余裕が特に重要になってきます。
ここでは、50代の婚活をスムーズに行うための注意点を紹介します。
結婚歴を気にしないこと
50代前後の相手と恋愛しようとすると、結婚歴のある人との出会いも少なくありません。初婚であることを条件にすると、出会いのチャンスが減ってしまいます。
離婚や死別を経験した人のなかにも、素敵な人がたくさんいます。初婚同士ということにこだわらず、実際にやり取りをして相手の人間性を確認するほうが、婚活はスムーズに進むでしょう。
断られても卑屈にならないこと
婚活が長引くと「自分に価値はないのではないか」と思い、ネガティブな気持ちになるかもしれません。
婚活では、年齢を30代以下に限定して相手を探す男性も少なからずいます。でも、その人の条件に合わないだけであり、あなたの人間性に問題があるわけではないのです。
それでも1人での婚活に限界を感じたら、アドバイザーに相談できる結婚相談所を使うなど、方法を工夫するといいでしょう。
婚活で成功する50代女性になるために
50代の婚活を成功させるために、知ってほしいことをまとめました。
実際にオーネットのスーペリアに入会して成婚退会された方や、交際を始めた会員さまの体験談を紹介します。
決断のスピードと直感力を大事にする
50代の婚活では、若い世代とは異なる魅力があります。人生経験を積み重ねてきたからこそ、自分が求めるものが明確になり、出会った時の判断力も鋭くなるものです。「思い立ったが吉日」という言葉通り、チャンスを見逃さない決断力と行動力が、素晴らしい出会いにつながることがあります。写真や紙面上の情報だけでは伝わらない相手の魅力は、実際に会ってみて初めて発見できることもあります。
Mさま|男性|58歳|離別 / Nさま|女性|50歳|未婚
「思い立ったが吉日」の精神で、広告を見て資料請求し、その日のうちに入会してしまったMさん。一方、Nさんは紹介書でMさんの写真を見た時は第一印象はあまり良くなかったものの、申し込みをしてみることに。Mさんからの「今日会いませんか?」という思い切った誘いにNさんも「いいですよー」と応じ、実際に会ってみると、Nさんの予想は大きく裏切られました。Mさんは「一目惚れ」と言い、その日の夜には電話で交際を申し込む行動力を見せました。お互いドキドキしながらも、「何年も一緒にいるような安心感」を感じるふたり。Nさんの「和服を着てMさんを見送る」という素敵な夢も、これから二人で実現していくことでしょう。
出会い・恋愛体験談5:思い立ったが吉日
安心と信頼を積み重ねられる相手を探す
人生の経験を重ねた50代だからこそ、相手の言葉の奥にある思いや気持ちを受け止める余裕が生まれます。50代の婚活では、若い世代とは異なる深い絆を求めるようになるものです。表面的な条件よりも、不安な時に寄り添ってくれる安心感や、日々の会話を通じて積み重ねる信頼関係が何よりも大切になります。
Sさま|56歳|男性|離別 / Mさま|54歳|女性|離別
婚活パーティーで出会ったSさん(56歳)の「子どもの話を楽しそうにする姿」に惹かれたMさん。連絡先交換後は毎日2〜3時間も電話で話すようになり、初デート以降は毎週末会うように。「私は不安症で、時に面倒なことを言ってしまうのですが、Sさんは大きく優しく受け止めてくれるんです」とMさん。「どんなネガティブなことを言っても、真剣に丁寧に答えてくれて、少しずつ安心感を積み重ねてくれる方なんです」一方のSさんも「たくさん話をするうちに、この人の役に立ちたいと感じるようになった」と語ります。まだ同居や結婚については具体的に考えていないものの、お互いの子どもも含めて楽しく会っていきたいと前向きです。
出会い・恋愛体験談15:優しく受け止めてくれる彼との出会い
50代女性向けの婚活方法
50代の婚活では、「結婚相談所」「マッチングアプリ」「婚活パーティー」の3つが主流です。それぞれの婚活方法のメリットとデメリットを紹介します。
結婚相談所
せっかく入会したのに出会いがなかった、なんてことのないように50代女性にピッタリの結婚相談所を選びましょう。そのためにも入会前には、これらの点は確認しておくべきです。
- 40代50代が多く所属している
- 再婚やシニア婚を応援している
- 専属のアドバイザーと二人三脚で婚活できる
結婚相談所であれば、専属のアドバイザーがついているので婚活初心者さんにもおすすめです。同年代に既婚者が多い50代にとっては、結婚を望む独身者しか登録していないのは、大きなメリットだといえるでしょう。
結婚相談所のデメリットは、ほかの婚活方法よりも費用が少々高くかかることです。
マッチングアプリ
マッチングアプリは、スマホで気軽に始められる出会いの手段です。プロフィールを登録し、条件検索で気になる相手に「いいね」を送り、お互いに興味があればメッセージ交換ができます。
50代女性が利用する場合は、シニア婚や再婚向けのアプリ、会員の年齢層が高めのアプリ、女性も有料で本気度が高いアプリを選ぶことが大切です。多くのアプリは若い層がメインのため、50代以上を対象としたアプリを選ぶことで、効率的に同世代との出会いを見つけられるでしょう。
婚活パーティー
婚活パーティーとは、結婚相手を探すことを目的に集まった男女が交流する場です。一度に複数の異性と出会え、年齢・職業・趣味などテーマ別に開催されています。
「50代以上限定」「再婚者向け」「シニア世代」など年齢や婚姻歴に特化したテーマで開催されており、同じ人生経験を持つ方々と出会えます。お互いの事情を理解し合える相手と自然な形で知り合えるのが魅力です。
50代女性でも結婚の可能性は大!
婚活方法と婚活で成功する50代になるポイントを押さえておけば、結婚の可能性は広がります。50代という年齢をマイナスに捉えず、前向きに婚活を進めたいですね。
1人での婚活に限界を感じた人は、結婚相談所を検討しましょう。例えばオーネットでは、男女45歳以上の中高年・シニアの方を対象にした「人生のパートナー探し」サービスのスーペリアをご用意。婚活だけにとどまらず、価値観やライフスタイルの合う理想のお相手を探していただけますので、興味のある人は検討してみるといいでしょう。