女性が結婚に焦りを感じると言われる28歳は、事実として結婚する女性の数が増えることから、確率的に考えるなら一番の結婚適齢期。しかも男性の中には、結婚するなら20代女性と考える人もいるほど。でも、社会人としての成長やキャリアの見直しなど、結婚以外にも28歳が最適となるタイミングはいっぱい。結婚ばかりに気を取られず、納得いく選択をとるようにしましょう。
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よく結婚適齢期と言われる28歳ってどんな年齢？
多くの人は漠然と「28歳くらいに結婚するのかな？」と考えているものでしょう。実際、オーネットが実施した2021年「新成人の恋愛･結婚に関する意識調査」の「あなたは何歳で結婚したいですか？」という質問に対し、25〜30歳が占める割合は男女全体で77.6%、(男性が 78.0%、女性が77.2%)、新成人の8割近くが25歳〜30歳の間に結婚をしたいと考えている、という結果が出ています。20代後半のちょうど真ん中が28歳と考えれば、この年齢が結婚適齢期と言われるのも納得です。
でも、4年生大学を卒業して社会人デビューしていると考えると、28歳なんてやっと5年を過ぎたところ。地震などの天災や携帯電話のような技術革新などが10年単位で起こると言われることを考えれば、まだまだ世の中のことなんてわからない自分が、この短い時間で人生の重大決断を下せるのか？不安に思うかもしれません。
結婚適齢期の男性側の事情とは
一般的には男性も女性も、近い年齢の人を結婚相手として希望していると言われます。
厚生労働省が発表する「婚姻に関する統計」でも、平成27年における夫妻とも初婚の場合の平均婚姻年齢は夫30.7歳、妻29.0歳という結果が出ていることから、28歳の女性はだいたい28〜30歳の男性と結婚している、と考えられます。それなら婚活に肝心なのは、同世代の異性の考え方も知っておくこと。では、同じ28歳の男性の場合、何か特徴的な事情があるのでしょうか。
28歳は男性にとっても転機＝結婚適齢期ではないかも？
男性の28歳も女性と同じで、四年生の大学を卒業していれば社会人経験5年くらいで、やっと自分の仕事のやり方がわかってくるころ。仕事はもちろん、日常生活や遊びの部分でも自分なりのやり方が少しずつわかってきて、人によっては「そろそろ自分の知らなかったことや転職にもチャレンジしてみようかな」と考え始める時期でしょう。
その内容は人それぞれですから、「みんなこんなことを考えている」と一括りにできるわけではありませんが、金銭面でも何かしらの変化を迎えていても不思議ではありません。株などの投資もそうですし、家族のことを考えて保険にも興味を持つこともあるでしょう。あるいは、経済的に自立して早期リタイアを実現する「FIRE」を目指し、現在の貯金と平均的な貯蓄額を比べて焦り始める人もいるはずです。
このような状況がそろうことから、漠然としたものかもしれませんが「自分の人生設計と言うものをかなり具体的に思い描き始めている」、そんな年齢だと言えるでしょう。これは結婚や家族についても同様で、昔から結婚願望があった言う人なら「自分にもそろそろ養う家族ができてもいい頃かな」と強く思うはずですし、たとえ結婚願望がない人でも、先輩や同僚の結婚式と言った外的要因が増える頃ですから、「自分も結婚して落ち着いたほうがいいのかも」と考えていておかしくないはずです。
男性ならではの心理も理解して賢く活動を
これは少し残酷なことかもしれませんが、男性が結婚相手を選ぶ際の判断基準で、女性の20代と30代では明らかな差がでてしまうことも事実です。その具体例として、男性が知人や会社の同僚に結婚相手について聞かれたシチュエーションで、28歳と33歳を頭の中で比べて「どっちか選ぶなら、28歳の女性と答えた方がかっこいいに決まっているじゃん」と、見栄っ張りな考えを持ってしまう人がいる、ということなのです。ものすごく失礼な話なのですが、女性の年齢をかっこつけの道具にしてしまう男性は、どうしても一定数はいるものなのです。
そんな男性には「外見も中身もちゃんと見て判断できる男になりなさいよ！」と、正座させて説教してやりたくなるところ。でも女性だって、合コン相手が一流企業勤務と聞いたらウキウキしちゃうなんてこともよくある話ですよね。
男も女も「頭の中で考えるだけならおあいこ」なんだって割り切ってしまう方が建設的でしょう。いちいちめくじらを立てて怒っていても、結局キリがないのです。そして、もしあなたがまだ28歳の婚活女子なら、「自分は20代だしラッキーかも！」程度に認識しておくのが、賢い捉え方でしょう。
28歳って結婚に焦った方がいい年齢なの？
結論から言えば、28歳だからといっても結婚を焦る必要性はありません。その最大の理由は、29歳以降は絶対に結婚ができなくなる、というわけではないから。結婚する年齢層のピークだけ見れば確かにその山は20代後半にありますが、そこにばかり目を奪われてはいけないのです。注意して欲しいのは、今の自分が結婚に向き合えるか。28歳ならではの事情も含め、注意点などを確認していきましょう。
今の自分は結婚できる状況？
もしあなたが仕事をしていて、その仕事にやりがいを感じているなら、無理に結婚を選ばなくても良いかもしれません。なぜなら28歳は、まだまだ仕事の面で成長していける時期だから。せっかく自分がチームを任されたり責任あるポジションについたりしている状況なのに、結婚を理由に全てを投げ出したりしたら、絶対に後で後悔します。別に結婚を諦めると言っているわけではありません。もし年齢を理由に婚活を始めたいという場合でも、あくまで婚活と仕事を並行して行うほうが、最終的に自分も納得できる結論を得られる確率が高くなります。
本当に気持ちが結婚に向いている？
適齢期という言葉に飛びついて結婚を焦っている状況なら、少し落ち着くことも必要です。当たり前の話ですが、結婚とは自分がするものであり、誰かのためにするものではありません。だから「まわりの友達が結婚ラッシュ」とか「そろそろ親を安心させたい」とか言う理由だけで無理に結婚を焦っても、良いことはひとつもないのです。まずは、自分は結婚することでどうなりたいのか？どんな家庭を築きたいか？といった、結婚生活の当たり前のことをじっくりと見つめるようにするべきでしょう。
無理な婚活計画は失敗のもとかも？
男性心理の部分で述べたように、男性は結婚相手を若さの部分で判断する傾向が少なからずあります。この事実がある以上、婚活をのんびりしすぎないことが大切です。でも、出会ってすぐに結婚する人がほとんどいないように、結婚への道のりはそれなりに長いことは心に留めておきましょう。ポイントとなるのは、これからのどのような計画を立てて結婚まで進んでいくか。少なくとも、やみくもに「今年中に決める」とか「来年で終わらせる」とか決めつけないことが肝心なのです。良い結果を望むなら、実現する可能性をしっかり考慮したうえで、綿密な婚活計画を立てるようにしましょう。
でもやっぱり適齢期の婚活はおすすめ
ここまで、適齢期と言える年齢で婚活を進めるメリットと注意点をまとめてきました。でも28歳の女性が婚活市場において人気であることは紛れもない事実。それならここは、失敗の落とし穴に注意しつつ、思い切って婚活市場に飛び込んでみるのが良いでしょう。
婚活は初めてという方にとって、婚活にはさまざまなサービスがあることに驚くかもしれませんが、それぞれの内容を詳しく知れば大丈夫。その代表格とも言える結婚相談所は、登録している人たちの本気度と、結婚相談所が提供しているサポート体制が魅力です。お相手候補となる男性のプロフィールも事前に入手できますし、オーネットのように結婚して退会された方の実績や情報を隠さずに提供している事業者も多いので、始めるうえでの心配事は少なくできるはずです。
利用する人が増えているマッチングアプリも、有効な婚活サービスのひとつ。最近は結婚に強いサービスも出てきており、注目度が高まっています。結婚相談所と比べて費用が安く抑えられるのが大きなメリットと言われますが、登録者情報の信頼度は決して高いとは言えず、しかも遊び目的の人や既婚者が紛れ込む可能性の面で不安を感じる人が一定数いることには注意が必要です。利用するうえでは、ある程度割り切って使える人向きとも言えますね。
これらのサービスは、あなたにぴったりのものをひとつ選ぶも良いですし、複数をいろいろ組み合わせて使うのも良いでしょう。それでもやっぱり、28歳は大きなチャンス。オーネットでも20代の女性向けに婚活のスタートプランを用意しています。まずは結婚への道を歩き始めてみませんか。
