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50代独身で始める婚活のリアルと効率的な相手探し

50代独身で始める婚活の現実と効率的な相手探し

実は半数が結婚している世代だからこそ、50代の独身者には肩身が狭い世の中です。しかも50代以降の初婚はかなり難しく、結婚相談所のようなサポートは必須とさえ言える状況。ただ、例え「老後が不安」といった後ろ向きな動機でも、それで本気になれるなら悪いサインではありません。自分に合う婚活方法を見つけて、自分から幸せを掴みにいきましょう。

目次

データから読み解く50代独身者のリアル

データから読み解く50代独身者のリアル

国立社会保障・人口問題研究所が発表している人口統計資料集によると、2015年の配偶者有の割合が男性69.80%・女性73.88%という結果が出ました。それ以外の部分が50歳時に独身の人と考えられるので、男性の30%超・女性の26%超が独身である、と推計できます。また、過去に生涯未婚率とも呼ばれていた50歳時の未婚割合は、2015年では男性が23.37%・女性が14.06%でした。

さらに人口統計資料集では性別・年齢別の初婚率も公表されていますが、2019年の50歳以降の全人口に対する割合では、男性が合わせて1.48%・女性が合わせて0.63%とどちらも極めて少数で、高齢の独身者には厳しいリアルが読み取れます。この数字からは、ショッキングな言い方ではありますが「50歳までに結婚ができなかった人は、生涯で結婚にたどり着く可能性がほとんどない」と言う現実を映し出しています。

もちろん、人生において結婚が必須というわけではありません。前世紀までは当たり前だった「大人になったら誰もが結婚する」と言う感覚も、今となっては異常な考え方と言えるかもしれません。その頃は日本全体がずっと成長し続けていく、と誰もが信じていましたし、多様な生き方と言うものが当たり前に論じられるようになったのだって、考えてみればつい最近のこと。仕事などを通じて広い人間関係を築く人も多くいます。つまり、もし独身を積極的に選択していると言うなら、そのことを否定的に考える必要などないのです。

ただ、「自分もいつかは結婚をするのだろう」と言うなんとなく抱いてきた想像は、ある年齢を超えた途端にほとんど叶えられなくなるものだと言う事実を知っておくべきでしょう。ある程度の年齢に達した人は、それなりの手段を講じずには、結婚を希望しても成果を得ることはできなくなってしまうのです。

それでも一緒に生きていく相手が欲しいと思うとき

それでも一緒に生きていく相手が欲しいと思うとき

近年の状況は、50代の独身者にとってはつらい状況なのかもしれません。その最大の理由は、新型コロナウイルスによる感染症の蔓延。人と直接会うことが悪いことに思われ、外出そのものが許されない雰囲気で、ひとり部屋に閉じこもっていれることで「やっぱり結婚するほうがいいのかなぁ」と感じるのは、別におかしなことではないのです。こういった心理状態について考えてみましょう。

周囲との比較がつらい

仕事でオンライン会議に出席しているのに「今日はうちの子も家でオンライン授業しててさー」と言われた、確認したいことがあるのに電話したら「今週から育児休暇なので連絡しないで」とイヤな話をされた、というような近年よく聞く話って、独身者にとっては「家族がいるんだぞマウントされた・・・」と感じてしまうことも多いのではないでしょうか。50代や60代の芸能人に子供ができたと伝えるニュースも、今では全く珍しいことではないとは思うものの、自分が聞かされた途端に比較して気持ちが暗くなってしまう話題のひとつ。若い時期に結婚を意識したことがある人なら「自分はなぜ一人身なのか」と、がっかりしてしまうかもしれません。

こんなことが理由だったとしても、いまさらながらに結婚を真剣に考え始めるのは、決して悪いことではないのです。1日でも早くゴールできるよう、まずは情報収集だけでも始めてみましょう。

悲観的な将来を想像して焦る

実家に住む親が病気をした際に、「自分が同じような状況になったとき、誰が面倒を見てくれるのだろう?」と、不安に襲われる人もいます。また、人間関係では煩わしいことが多すぎるからと、ペットに癒やしを求める人もいますが、犬や猫の方が人間よりも寿命が短いために、ペットロスのような状況に不安を覚えてしまうと言う問題も発生しています。そしてこのような孤独や孤立については、実は近年大きな問題となっています。

政府や行政でも、高齢者が1人でも安心して暮らせるコミュニティづくりをサポートし推進するような動きはあります。でも、感じる不安の原因が結婚そのものにあるのなら、政府や行政とは関係ない部分なので、自分の中で結論を導き出すしかなくなります。その上で、やっぱり人生で1度は結婚しておくべきなのかな?と感じるのなら、1日も早く活動を起こすべきでしょう。

50代の婚活を失敗させない!成功させるためのポイントを知ろう

50代の婚活を失敗させない!成功させるためのポイントを知ろう

実は今、高い年齢層の方が婚活に励む事が、それほど珍しいことではなくなっています。昔からあった中高年向けの結婚相談所ばかりでなく、年齢層を絞ったマッチングアプリやシニア向けの婚活パーティーなど、前向きに明るく利用できるサービスが増えているので、なんだか暗くなってしまいそうな婚活も楽しく進められる状況が整ってきているのです。それぞれの特徴を知り、有効活用してみてはいかがでしょうか。

結婚相談所

本気で独身生活から卒業したいと考えるなら、結婚相談所は最適なサービスとなる可能性がとても高いです。特に注目したい点は、サポートが手厚いこと。中でも、事前に相手の条件をどのサービスよりも詳しく提供してもらえる点は、見逃せないメリットとなるでしょう。

その例として住まいを挙げるなら、さすがに住所などまでわかる訳ではないものの、実家暮らしなのか?両親や家族と一緒に暮らしているのか?くらいなら結婚相談所経由で教えてもらえる可能性がとても高いです。そんな事情があらかじめ分かれば、「こんなことをすり合わせていけば、この人と一緒に暮らすことができそう」なんて想像もしやすくなるでしょう。

どんな仕事についているか?わかることも大きなメリットとなるはずです。ある程度の年齢に達している男性なら、それなりの役職や立場になっている可能性が高く、また男性側からも収入面で大きなアピールポイントとなるために、男性側から見ても女性側から見ても婚活にはとても有益に働くはずです。

マッチングアプリ

以前なら危なっかしいものだとレッテルを張られていたマッチングアプリですが、今はセキュリティ面などがしっかりしており、どの年代からも恋活・婚活の必携ツールとして支持を集めています。「でも使っている人って若い人ばかりなんでしょ?」と思うかもしれませんが、今はシニア向けのマッチングアプリも登場しているので、まったく使えないわけではないでしょう。

最大のメリットは、やはり気楽さ。アプローチしたりメッセージを送ったりするだけなら時間に関係なくできますし、使い方やルールなどに不安がないなら、お付き合いをサクサクと進めることだってできます。使い方ひとつで「恋愛に手慣れた大人」を演出することだってできるでしょう。

その分注意したいのが、間違った使い方をしないこと。SNSやブログを調べると、マッチングアプリの攻略法を紹介するサイトが山ほど見つかりますが、中には遊び相手探しのための犯罪スレスレの手口を紹介するものや、業者が誘導するために仕掛けたサイトも存在しているのが事実。少なくとも誤った使い方をしなければ問題は起きないので、まずは自分がおかしな事件に踏み込まないように、十分に注意して使うことを心がけましょう。

また、離婚や子育て・養育費支払いといった50代にありがちな事情がからむと、アプリならではの気楽さが発揮できないことも留意点です。「すぐに結婚」を目指す場合、かえって遠回りになる可能性も考慮しておくべきでしょう。

婚活パーティー

職業や年代などで参加条件が決められる婚活パーティーも、50代の婚活に大きな武器になる可能性は高いです。なかでも、参加条件が医者だったり高所得者だったりするようなパーティーはそもそも人気が高く、参加するだけで圧倒的な売り手市場になることは必至です。女性の場合でも、落ち着いた人を結婚相手に求める男性は想像以上に多いことから、可能性ゼロとは思わないで良いでしょう。

ただ、婚活パーティーは仕組み上、どうしても個別のアピールタイムが必要になるので、自分からアピールするのが苦手な人には難しい選択肢になるかもしれません。人間は年齢を重ねると、つい凝り固まった考え方をしてしまうものなので、「知らない人に気軽に声をかけられる人に感覚がちょっと信じられない」なんて思っていてはせっかくの場を有効活用できなくなります。もし参加を決めたなら、柔軟な思考で挑むのが良いでしょう。

50代が本気で婚活をするなら

50代が本気で婚活をするなら

結婚適齢期を迎えた女性が、両親から「どこかにいい人いないの?」とプレッシャーをかけられた、というのはよく聞く話。それがある程度の年齢以降、ぷっつりとそんな話題に触れてもらえなくなり、むしろ結婚願望が強くなるのはよくあることです。男性の場合でも、同年代の同僚が子供の進学について話をしているのを聞いて「自分も子供が欲しい、ラストチャンスにかけたい」と思うのは極めて自然なこと。ひょっとしたらアラフィフとか50代と言う年代とは、そんな思考の変化が起きがちな年代なのでしょう。

でも「この年になって相手探しも難しそうだし、何よりそんな時間はないよ」なんて考えているなら、あなたに必要なのは手厚いサポート。既にお話ししたように、結婚相談所ならその願いを叶えてくれるので、まずは相談してみるところから始めてみましょう。特に高い実績を誇る大手の結婚相談所がおすすめですが、オーネットの場合には男女45歳以上の方を対象にした「人生のパートナー探し」サービスのスーペリアがあるので、特に使いやすさを実感できるはず。自分にもうまくできるのか?疑問に思う方は、成婚カップルの恋愛体験談で成功体験をご一読されてはいかがでしょうか?