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結婚のタイミングを徹底調査!みんながしているプロポーズって?

結婚のタイミングを徹底調査!みんながしているプロポーズって?

結婚のタイミングはひとそれぞれですが、男性は仕事、女性は妊娠・出産が影響するようです。同棲して結婚のために貯金するカップルもいますが、かえって相性が合わないことを認識して別れるなど縁を逃した、という話も。多少のズレに挫折せずに、目的を共有して結婚へのステップを歩みましょう。

目次

結婚を意識するタイミングはいつ?

結婚を意識するタイミングはいつ?

自分もいつかは結婚するんだろう、と誰もが一度は漠然と考えるものです。「自分は絶対に結婚しない」という人もいますが、どちらかと言えば少数派ですし、特定の相手がいない場合でも「結婚するための準備は始めておこう」と思うのは、おかしな話ではありません。

近年の傾向は晩婚化

統計上では、その年齢が後ろ倒ししていることがわかります。国立社会保障・人口問題研究所が発表した第15回出生動向基本調査の夫妻の結婚過程の質問において、過去5年間に結婚した初婚同士の夫婦の夫妻が初めて出会った時の平均年齢は、夫26.3歳・妻24.8歳という結果でした。結婚するまでの平均交際期間については4.3年で、これは1980年代に比べると実に1.7倍という長さ。夫妻が25歳までに出会う割合も夫46.3%・妻53.8%とおよそ半分程度とすべての項目が遅くなっており、このことから平均初婚年齢の上昇と晩婚化が進行している状況がわかります。

男性が結婚を考えるタイミング

一般的に、男性は仕事が軌道に乗ってきたタイミングで結婚を意識する、と言われます。安定した仕事ができるようになると経済的な基盤も安定してくるため、結婚に踏み切るきっかけになり、相手にプロポーズする勇気がわく、ということなのでしょう。これは仕事の転機も同様のようで、例えば転勤を機に「遠距離恋愛になってしまうと関係が続かないかも」と不安を感じ、思い切ってプロポーズしました、というケースも聞かれます。

恋愛から結婚に進む際には、不安のような負のエネルギーが勢いにつながることもあるそうです。先程の転勤でいえば、希望する配置転換を命じられたことをきっかけに「信頼できる相手とできるだけ一緒にいたい」と結婚を切り出す人もいますし、これまで女性関係が途切れなかったような男性が年齢を重ねて「もう昔ほどモテなくなったなぁ」と、そのとき付き合っている女性との結婚に踏み切る、というパターンもあるようです。

女性が結婚を考えるタイミング

女性の場合、妊娠・出産を見据えて結婚をしようと考える人が多いようです。医学の発達によりある程度年齢を重ねた人でも、多くは問題なく出産できるようになってはいますが、やはり高齢になるほどリスクは高まる、と言われています。また、出産した後もそれから育てていくことを考えて「ライフプラン的に30歳までに」「40歳までがギリギリ」と年齢を決めて結婚しようとする女性は多いそうです。無駄に不安を覚える必要はありませんが、それでも妊娠・出産について気になる人は、専門機関から出されている情報を参考にして、個人のSNSなど不確かな情報は鵜呑みにしないように注意しましょう。

周囲の幸せな結婚報告を受けて自分も結婚願望が強くなる、というケースもみられます。身近な友達から、新しい家庭での幸せな雰囲気を見せつけられて「私もそうなりたい」と考えるのは当然のこと。その他、「両親や祖父母が元気なうちにウェディングドレス姿を見せたい」と言う、男性とは明らかに違う理由が挙げられることもあります。

プロポーズってやっておくべきものなの?どんなふうにしているの?

プロポーズってやっておくべきものなの?どんなふうにしているの?

プロポーズすることの意味

プロポーズ成立は、お互いの意思が通じ合った ということになり、その後は相手が「婚約者」となる大切なステップです。でも結婚とは違い、二人の間に合意があればそれだけで成立するもの、ともされています。それなら、特別なことなどをする必要などないのでは?なんてことを考える人もいますが、「お互いの結婚の意思を確認する」「気持ちが一方通行ではないことを確認する」という面では、やはりプロポーズの意義はあります。その次のステップとなる、両親へのあいさつ・お互いの友達への紹介などへ進むにも、区切りがつけやすくなるはずです。

確実に伝えよう

「プロポーズは男性がする」というのが一般的な常識。ただ、改まったかたちで気持ちを伝えることが苦手な男性は、思ったよりも多いものです。それゆえに、ボソッと「〇〇ちゃんと結婚したいなぁ」くらいで済まそうとしたところ、「え、今のがプロポーズ?」と思われてしまい、ただの会話か?具体的な意思表示か?はっきりせず、それがを引きずって後で大ゲンカした、という話まで聞かれます。「日常生活の中で、自然にプロポーズしたい」と考えるのは構いませんが、何を目的に話をしているか?は、相手に確実に伝えるようにしましょう。

オーネットのアドバイザーに聞いた「理想のプロポーズ」

これまで多くの成婚実績がある、オーネット。そのなかで、専門のアドバイザーがプロポーズについて、具体的にアドバイスを送ることがあります。
漠然としたイメージを行動として具体化するお手伝いもしているのだそうです。
その例としてお話ししているのが、このような内容でした。

  • 相手の気持ちは確認済みなのか
  • プロポーズの具体案はすでに考えているのか
  • 親御さんへの報告はどのタイミングで行うのか
  • 指輪の話は出ているのか
  • サプライズでするのか、お相手とタイミングを決めているのか

プロポーズの際にちょっとしたプレゼントを渡すという方は多いそうで、特に花束を用意される方が多い、とのこと。アクセサリーでは、趣味やサイズが合わない可能性があるので、特におすすめしていない、とのことでした。 場所については、「静かな場所・二人きりになれる場所」が押さえておきたい最低条件。でも具体的なシチュエーションとなると、お部屋・夜景のきれいなレストラン・非日常な場所、とパターンは本当にさまざま。女性会員の方が理想とするプロポーズも「バレバレでもいいから特別な場所で」派と「家などの普段の空間で突然に」派で分かれていますので、お相手の喜びそうなことを想像しながら決めていく、ということになるのでしょう。

結婚のタイミングが合わないときには別れるものなの?

結婚のタイミングが合わないときには別れるものなの?

長期間にわたって交際を続けることは、それ自体が悪いことではありません。全員が、付き合い始めたときから結婚を具体的に意識しているわけではないのです。それゆえに、学校を卒業する・生活の時間が合わなくなる・どちらかに別の好きな人ができるなど、「そんなタイミングが来ればなんとなく別れるのだろう」と考える人もいます。また、「徐々に好きな気持ちが薄れてしまった」「気持ちにズレができてしまった」といった理由で別れを選択する人もいるようです。俗に言う、長すぎた春という状況ですね。

結婚という視点で見てみれば、前述した男性が結婚を考えるタイミング・女性が結婚を考えるタイミングで、結婚へと進めずに別れるカップルがいらっしゃいます。例を挙げれば、男性からすれば「転勤など環境の変化にあわせて二人の関係を見直したいのに、相手がまだ結婚を意識していない」というようなパターンが、女性からすれば「いつまでに結婚をしたいと伝えていたのに、相手がちっとも結婚を意識してくれない」という状況が、それにあたるでしょう。

同棲は結婚への近道になるのか?

「就職を機に」「実家を離れるから」などの理由から、結婚とは関係なく同棲生活を選ぶカップルも少なくありません。そもそも同棲することのメリットとしては、いつでも一緒にいられるという安心感のほか、結婚前に相手の生活感がわかる、相手の家庭環境との差がわかる、といった点が挙げられます。特に、お金の使い方や食生活に関するさまざまな相違点は、「肝心なところでケチくさい」とか「買ってきた惣菜を皿に移し替えないなんて信じられない」など、後で嫌になるほど目に付くことになるので、今のうちに慣れておくという側面からも大きな利点となるはずです。

ただ、これらの利点はそのままデメリットにもなります。一緒に住んでいるからこそ、一人だけになれる時間は減っていきますし、どうしても気になる価値観の相違も、慣れなければいつまでも「嫌な点」として残ってしまいます。家事分担などでは、最初は切り出しづらいからこそ「え、これくらいやってくれると思っていたんですけど」と、衝突するシーンだって出てくるでしょう。こんなストレスで疲れているようでは、結婚への道は厳しいものになってしまいます。

また、いつの間にか同棲期間が長くなってしまったことから生じるデメリットもあります。一番大きいものとしては、「入籍していないだけの夫婦関係」になってしまい、かえって結婚に踏み切れなくなることが挙げられます。そうならないためには、この同棲が結婚を前提としていることを確かめつつ、具体的な結婚までの期限を設定することが大切。いつでも一緒にいることで「いつの間にか家族とか同居人のような関係になってしまった」ということもあるようですので、だらだらと目的もなく一緒に暮らすことがないように気をつけましょう。

双方の結婚の意思を共有して

結婚を急ぐあまり「やりたいことがあるから、今結婚してくれないと困る」「友達みたいに結婚したい」という一方的な理由で相手に強要するのは、おすすめできません。勢いでプロポーズにOKを貰ったとしても「あの時は流されたけど冷静に考えれば、自分のやりたいこともあるしやっぱり結婚はちょっと...」などと言われ、最悪の場合には破局してしまうかもしれません。

結婚すると、いろいろなことが大きく変化します。そんななかでは、相手の心理面のほかにも、仕事事情や相手の家庭事情にまで気をかけてあげるのはとても大切なこと。だから自分の理想のタイミングはこだわり過ぎないようにして、互いに結婚の意思があるのだと日常生活の中で定期的に確認しあうことが大切です。

自分のやり方で結婚に進むために

自分のやり方で結婚に進むために

どんなに仲の良いカップルでも、結婚したいタイミングが違うことはよくあることです。でも、片方が結婚したいけど相手にはその意思がないときに、これが正解だと言える打開策はありません。自分がプロポーズしてほしいタイミングがお互いのベストタイミングなら良いのですが、そんなことはむしろ稀なこと。相手にとって、自分にとって、どんな選択をするのが幸せにつながるか?そのたびに整理していくしかないのです。

同棲することが結婚への近道になる可能性はあります。二人の距離が物理的に近くなれば、一般的には関係性だって近づくもの。二人で暮らす中でこんな節約をした、みたいな小さな努力を積み重ねていけば、ある日「食事の後にお茶を飲んでいたら、彼ががんばったご褒美と、サプライズで指輪をプレゼントしてくれた」と、理想のプロポーズを演出してくれることだってあるでしょう。

結婚相談所のオーネットでは、これまでの成功体験談を多数紹介しています。ここで登場する方々が紡ぐストーリーの数々は、あなたの婚活にも参考になることが多くあるはず。もちろん、今は相手がいないけど結婚のタイミングを待ち続けている、という方にも読んでいただきたい内容が満載ですよ。