更新日

結婚するタイミングはいつがベスト?結婚するまでのベストな交際期間について解説

結婚するタイミングはいつがベスト?結婚するまでのベストな交際期間について解説

結婚のタイミングっていつがベストなのか気になりますよね。一般的に「結婚適齢期」と呼ばれる時期はあります。でも実際に結婚するタイミングは人によってさまざまで、自分がベストのタイミングでできるのか不安、という人も多いでしょう。そこで今回は、交際中のカップルが結婚するタイミングはいつがベストなのかと、交際期間についても解説していきます。

目次

結婚を意識するタイミングはいつ?

結婚を意識するタイミングとしてよくあげられるのが下記の3点です。

  1. 記念日
  2. 周囲の結婚や結婚式への参加
  3. 両親への紹介

なぜこれらのタイミングが多くあげられるのか解説していきます。

記念日

2人が付き合いはじめた日やお互いの誕生日など、カップルには何かしらの記念日があります。記念日は関係性の節目にもなることが多く、普段よりも将来のことを考えることが多い日です。そのため、将来的に2人がどんな関係性になっていくのか、結婚をするならどのくらい先なのかを想像しやすくなり、結婚を意識すると言われています。

周囲の結婚や結婚式への参加

結婚適齢期になると、周囲の結婚が増え、結婚式へ参加することが増えるでしょう。周囲が結婚をして幸せな姿を見せられると、今まで考えたことがなかった人も「結婚」を身近に感じ、意識しはじめることも珍しくありません。今まで休日を一緒に過ごしていた友人たちが結婚し、一人の時間が増えたことで結婚を考えはじめたという人もいるでしょう。

両親への紹介

同棲することになったときや付き合いが長くなったときに、お互いのことを両親に紹介する機会も出てきます。結婚は家族になるという意味もあるため、お互いが両親に恋人を紹介するということは、結婚を意識することにもつながります。また、紹介したことにより両親から「将来的な結婚」を尋ねられることも多いでしょう。

結婚のタイミングはいつが最適?

結婚をするのに最適なタイミングについての考え方は、人それぞれです。しかし、一般的には男女の間で考え方に少し違いがあるようです。結婚やプロポーズを意識する時期やきっかけについて、男女別・男女共通の傾向をそれぞれ見ていきましょう。

男性の場合

まず、結婚のタイミングを男性が考える場合は「仕事が落ち着いたとき」、「経済的に自立したタイミングで」ととらえる方が多い傾向にあります。就職や転職、部署移動をしたばかりの時期は、まだ新しい仕事に慣れておらず、収入や生活リズムが安定しないこともあるため、生活に大きな変化を及ぼす結婚に踏み出す勇気が出ないのは自然なことでしょう。

女性の場合

将来子どもがほしいと考える女性の場合は、結婚と出産・子育てを結び付けて考える方も少なくありません。理想とする出産年齢から逆算しながら結婚のタイミングをイメージすることも多いため、男性よりも早くから結婚を意識する傾向にあります。特定のお相手と長く交際している場合も、結婚のタイミングを意識することが多くなるでしょう。

男女共通のきっかけも

また、男女問わず「相手を好きな気持ちが高まった時」、「この人なら一緒に暮らしていけると確信を持てた時」、「親しい友人が結婚した時」といったタイミングで、結婚を具体的にイメージする方もいます。

一人暮らしをしている部屋の契約更新時なども、お相手との結婚のタイミングを考えるきっかけになりやすいでしょう。

婚活スタイル診断

結婚するまでのベストな交際期間は?

2019年にオーネットでは、20歳から34歳までの独身の男女に対して「結婚するまでの交際期間は、どれくらいが適切だと思いますか?」というアンケートを実施しました。

その結果、「0カ月~1年未満」が適切であると回答した女性は13.6%であったのに対し男性は22.4%と、男性の方が短い期間が適切であると考える傾向にあることがわかりました。

また「交際期間 2年~4年」の割合は、20代前半は男女共に30%を超える高い数字ですが、20代後半になるとその割合が低下するという結果も出ています。

つまり、結婚するまでのベストな交際期間は、男女やその時の年齢によって変わってくるということになります。それに加えて仕事の忙しさや環境などで、結婚できるタイミングは人によって大きく異なるでしょう。

交際期間が短いからといって、結婚生活がうまくいかないということはありません。その時の2人の状況に合わせた交際期間で問題はないでしょう。

※引用:独身男女の結婚希望年齢と交際期間に関する意識調査

結婚のタイミングが合わないときには別れるものなの?

結婚のタイミングが合わないときには別れるものなの?

長期間にわたって交際を続けることは、それ自体が悪いことではありません。全員が、付き合い始めたときから結婚を具体的に意識しているわけではないのです。それゆえに、学校を卒業する・生活の時間が合わなくなる・どちらかに別の好きな人ができるなど、「そんなタイミングが来ればなんとなく別れるのだろう」と考える人もいます。また、「徐々に好きな気持ちが薄れてしまった」「気持ちにズレができてしまった」といった理由で別れを選択する人もいるようです。俗に言う、長すぎた春という状況ですね。

結婚という視点で見てみれば、前述した男性が結婚を考えるタイミング・女性が結婚を考えるタイミングで、結婚へと進めずに別れるカップルがいらっしゃいます。例を挙げれば、男性からすれば「転勤など環境の変化にあわせて二人の関係を見直したいのに、相手がまだ結婚を意識していない」というようなパターンが、女性からすれば「いつまでに結婚をしたいと伝えていたのに、相手がちっとも結婚を意識してくれない」という状況が、それにあたるでしょう。

同棲は結婚への近道になるのか?

「就職を機に」「実家を離れるから」などの理由から、結婚とは関係なく同棲生活を選ぶカップルも少なくありません。そもそも同棲することのメリットとしては、いつでも一緒にいられるという安心感のほか、結婚前に相手の生活感がわかる、相手の家庭環境との差がわかる、といった点が挙げられます。特に、お金の使い方や食生活に関するさまざまな相違点は、「肝心なところでケチくさい」とか「買ってきた惣菜を皿に移し替えないなんて信じられない」など、後で嫌になるほど目に付くことになるので、今のうちに慣れておくという側面からも大きな利点となるはずです。

ただ、これらの利点はそのままデメリットにもなります。一緒に住んでいるからこそ、一人だけになれる時間は減っていきますし、どうしても気になる価値観の相違も、慣れなければいつまでも「嫌な点」として残ってしまいます。家事分担などでは、最初は切り出しづらいからこそ「え、これくらいやってくれると思っていたんですけど」と、衝突するシーンだって出てくるでしょう。こんなストレスで疲れているようでは、結婚への道は厳しいものになってしまいます。

また、いつの間にか同棲期間が長くなってしまったことから生じるデメリットもあります。一番大きいものとしては、「入籍していないだけの夫婦関係」になってしまい、かえって結婚に踏み切れなくなることが挙げられます。そうならないためには、この同棲が結婚を前提としていることを確かめつつ、具体的な結婚までの期限を設定することが大切。いつでも一緒にいることで「いつの間にか家族とか同居人のような関係になってしまった」ということもあるようですので、だらだらと目的もなく一緒に暮らすことがないように気をつけましょう。

双方の結婚の意思を共有して

結婚を急ぐあまり「やりたいことがあるから、今結婚してくれないと困る」「友達みたいに結婚したい」という一方的な理由で相手に強要するのは、おすすめできません。勢いでプロポーズにOKを貰ったとしても「あの時は流されたけど冷静に考えれば、自分のやりたいこともあるしやっぱり結婚はちょっと...」などと言われ、最悪の場合には破局してしまうかもしれません。

結婚すると、いろいろなことが大きく変化します。そんななかでは、相手の心理面のほかにも、仕事事情や相手の家庭事情にまで気をかけてあげるのはとても大切なこと。だから自分の理想のタイミングはこだわり過ぎないようにして、互いに結婚の意思があるのだと日常生活の中で定期的に確認しあうことが大切です。

自分にとってのベストなタイミングを見つけよう

結婚のベストタイミングは自分でつかみ取るもの

結婚のベストタイミングは向こうからはやってきません。タイミングがなかなかこないと感じたら、自分からつかみにいくことも大切です。

タイミングがないからといって結婚を先延ばしにしてしまうのは、将来的にマイナスに働いてしまうこともあります。しかも結婚にはある程度準備が必要ですから、仕事や家族関係などが落ち着いている時期であると結婚に踏み切りやすいでしょう。

相手のベストタイミングに合わせるのもあり

「このタイミングで結婚したい」と考えていても、相手にとってもそれが最適であるかどうかは難しいところです。結婚のタイミングを考えるなら、相手にとってのベストタイミングも合わせて考えるとよいかも知れません。

関係性に全く進展がなく結婚を言い出せないという場合は、サプライズを演出することでタイミングを作れます。記念日や季節のイベントなどをうまく使って、相手が結婚に踏み切れるように準備してみましょう。

結婚のタイミングは人それぞれ

周囲に結婚する人が増えると焦ってしまいがちですが、結婚のタイミングはパートナーとの関係性やお互いの仕事などの都合でも変わってきます。

どのタイミングが正解であるということはなく、ベストタイミングは人それぞれです。

交際している方がいないという方は、まずはどんな出会いがあるのか、どんな人と結婚するのが自分に合っているのか、結婚チャンステストで確認してみるのもよいでしょう。