婚活をしている人のなかには、お見合いをして数回のデートまではできても、結婚へのステップである「真剣な交際」になかなか発展しないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そういった人のため、今回は真剣な交際に進めない理由は何なのか、進むためにはどうすればいいのかを解説します。さらに交際から成婚に至らない人の傾向と対策も紹介します。ぜひ記事を読んで真剣な交際を進め、その後の成婚につなげましょう。
目次
婚活における真剣な交際とは
婚活においての真剣な交際とは、その名のとおり「結婚を前提とした交際」です。
例として、結婚相談所オーネットでの真剣な交際に至る過程とその後の流れについてご紹介致します。
オーネットでは、まずプロフィール検索やイベントなどを通じて気になるお相手と顔合わせをします。その後気になったお相手と数回のデートを重ねることでお互いの距離を縮めていきます。デートを重ね、お互いのことを理解した上で一緒にいたいと感じたら結婚を前提とした真剣な交際へと発展します。そして真剣な交際を経てお互いの仲をより深めることで、最終的には成婚退会という結果に至ります。
つまり、婚活における真剣な交際とは、デートを重ね、お付き合いに至った後から成婚に至るまでのフェーズと言えるでしょう。
なかなか真剣な交際に発展しない人はコレが原因かも？
お見合いをしてデートまではできても、そこから真剣な交際に進まないと悩む人がいます。真剣な交際に発展しない人には、次のような傾向があるようです。
デートの回数が少ない
仕事が忙しい、習い事がある、友だちとの約束があるなど、さまざまな理由でデートの時間を確保できていない場合があります。会うことは婚活の基本です。会わなければ、お互いのことを知ることができず、前に進むことはできません。真剣な交際に入る前の段階であれば、相手は別の人ともデートをしている可能性があり、より多くのデートを重ねた人との関係が先に進んでしまうこともあり得ます。
自分の話ばかりで相手の話を聞かない
人の話を聞かずに自分の話ばかりをする人がいます。真剣な交際に進むには、お互いを深く知ることが大切です。そのためには相手の好きなもの嫌いなもの、仕事のことや家族のこと、どのような結婚生活を思い描いているのかなど会話のなかで把握していく必要があります。自分について話すことも大切ですが、相手の話にしっかり耳を傾けることも同様に大切です。また人の話を聞かない人は、結婚してパートナーになっても、自分の悩みを聞いてくれず、大切な相談にも乗ってくれない。そんなイメージを持たれるかもしれません。
レスポンスが遅い
メールやメッセージが来ても返信が遅い人がいます。また、着信履歴が残っていても折り返しの電話をなかなかしない人がいます。真剣な交際に進んでいない段階でレスポンスが遅いと、「もしかして気に入られていない？」と相手は不安になってしまいます。不安が募ると、真面目に結婚を考えている人であればあるほど、「脈のない人とデートを重ねても仕方ない」と、考えるようになる恐れがあります。
真剣な交際に進むためのポイント
では、真剣な交際に発展するにはどのようにすればいいのでしょうか？
定期的にデートをしてコミュニケーションをとる
真剣な交際に発展させるためには、お互いのことをよく知ることが重要です。そのためには、まずはデートの回数を重ねる必要があります。仕事が忙しい、休日はショッピングがあるなどデートのためにスケジュールを空けられないこともあるかもしれません。それでも、真剣な交際に進みたいならここは踏ん張りどころです。仕事帰りに1～2時間お茶をする、急ぎでないショッピングは後回しにして休日デートの時間をつくるなど、できる範囲で工夫したいものです。どうしても難しい場合は、ビデオ通話で顔だけは合わせるようにしましょう。
相手の話にしっかり集中する
相手の話をさえぎって自分の話ばかりをする人は、案外それを自覚していない場合があります。真剣な交際に進んで婚活を成功させたいのなら、自分にそういったところがないか、友人や家族に一度聞いてみるといいでしょう。その傾向があると言われれば、改める必要があります。改善するためのポイントは「話してはいけない」と自分を抑えるのではなく、相手の話に集中すること。しっかり相手の目を見て、適当なタイミングでうなずいたり相づちを打ったりしながら、話を聞きもらさないよう集中しましょう。相手が話している途中に自分が話したい衝動に駆られたら、いったん深呼吸して落ち着くことが大切です。相手の言葉を聞きつつ、自身の思いも伝える、適切なコミュニケーションを目指していきましょう。
レスポンスはスピーディーに
真剣な交際に進むまでは、相手は自分以外の人と会っている可能性があります。レスポンスが遅いと相手は不安になってしまう可能性があり、レスポンスの早い他の人に気持ちが傾いてしまうかもしれません。メールや着信履歴があることに気付いたら、その時点で返信や折り返しの電話をしましょう。仕事ですぐに対応できない場合は「仕事が落ち着いてから、あとでご連絡しますね」の一言メッセージでいいので、出来るだけ早めのレスポンスを心がけましょう。どうしても早めの返信が出来ないと感じる場合は、「仕事で忙しくてすぐ返信できないこともある」旨をあらかじめ相手に伝えておくのも一つの手です。
真剣な交際から成婚に至らない人の傾向と対策
晴れて真剣な交際に進んだのに、成婚まで至らない人もなかにはいます。そういった人には次の傾向があるようです。その対策も併せて見ていきましょう。
自分の常識を押し付ける
自分と他の人との常識が異なるのはよくあることです。
一例ですが、お盆・年末年始の過ごし方について、
・自分：実家に帰り家族だけで過ごす
・相手：実家に親族全員を集めて盛大に祝う
など長期休み一つをとっても、考え方は人それぞれです。ここでどちらの考えも間違いではないにも関わらず、自身の常識だけを押し付けてしまっては、相手は不快に思い、交際が続かなくなる要因となるかもしれません。
お互いの常識が異なるときは、お互いの意見を理解しあい、どちらの意見もくみ取れるような折衷案について話し合いをしてみましょう。前述した例でいうと、
・お盆：お互いの実家にそれぞれ帰省し、各々過ごす
・年末年始：年末に自分の実家へ行きあいさつ。年始にお相手の実家へ行きあいさつ
このように、お互いの常識を理解し、落としどころを見つけるための話し合いが大切です。親戚づきあいに関わらずお互いの働き方や休日の過ごし方、家事分担などにおいても同様です。自分の常識とは異なっていても相手の常識を理解し、歩み寄れるところは歩み寄る姿勢は、仲良く結婚生活を送るうえでも重要になってきます。
相手の言うことに従順すぎる
成婚に至らない傾向の人として、相手の話に合わせるばかりで、自身の意見を言えない人も要注意です。相手にいい人だと思ってほしいからかもしれません。相手に好かれたくて従順になってしまう気持ちはわかりますが、これは逆効果です。これから一生を共にするかもしれない相手が自分の考えをはっきり言わない様子を見て、「真剣に結婚を考えていないのでは？」と、不安を覚えてしまうかもしれません。また、無理していい人を演じすぎて、自分自身が疲れてしまう恐れもあります。
婚活の目的は結婚ですが、結婚生活はその後も続きます。そのためお互いの希望や考えを率直に伝え合って、すり合わせることが大切です。相手の希望をしっかり聞きつつも、自分の希望もしっかり伝えます。そしてすれ違う部分があれば、自分が譲れるところは譲り、相手に譲歩してもらうところは譲歩してもらう。そういった話し合いを一緒に行うことにより、お互いの信頼感が高まっていくのではないでしょうか。
まずは真剣な交際に発展させよう
真剣な交際に発展した際に、お相手と考えがぶつかってしまう場合もあるかもしれません。その際は、まずお互いの考えを相互理解し、意見をすり合わせるための話し合いをしてみましょう。話し合いを通してお相手との信頼関係を築き、確実に成婚へとつなげてくださいね。
