婚活で結婚相談所を利用する人を、どう思いますか? もし「婚活で挫折した、残念な売れ残りの人」と思っているなら、それは全く違います。この記事では、持たれがちな結婚相談所のマイナスイメージを紹介し、実際に利用している人の本当の姿や、それでも婚活に失敗してしまう方の特徴を調べていきます。
目次
結婚相談所に登録する人が売れ残りだと思われる理由
結婚相談所に対する間違ったイメージが先行している
結婚相談所は婚活を始めた時の最後の砦と考える人がいます。恋愛経験が乏しかったり、結婚への条件が厳しかったりして、最終的に自分だけでは前に進めなくなった人が、「たとえ好きではない人とでも、結婚できるだけマシ」と思って結婚相談所を選ぶというような、後ろ向きなイメージが持たれているようです。
高額な料金
他の婚活・恋活サービスに比べれば、結婚相談所の料金は複雑で高いと感じるかもしれません。「お金がかかる分、少し無理してでもお相手を連れてきてくれる」というイメージもあるのでしょう。一方、もし自分で相手を見つけられたら、その際にかかる費用は確かに0円ですよね。
偏見を持った人は上手くいかないことが多いから
何かしらの偏見を持って結婚相談所に登録した場合は、実は上手くいかないことが多いのです。結婚相談所は売れ残りの人ばかりと思い込んでいると、たとえ良い条件の方と出会えても「どうせこの人も売れ残り」と考えてお断りしてしまうこともあるでしょう。
もし結婚相談所を利用するなら、まずは自分の気持ちを前向きにして、素直に進んでいく勇気を持つことを忘れないでください。
結婚相談所を利用している人の特徴
日常生活に出会いがない
自分の職場や生活圏にちょうどお年頃の異性がいないという人は、思ったよりも多いものです。そんな人のために、婚活サービスとしての結婚相談所はあります。もし「そろそろ結婚したいな」と思ったら、すぐにでも行動を起こしてみましょう。
結婚願望がある人と出会いたい
恋人ではなく結婚相手を探したいという人もいます。特に「そろそろ自分も結婚適齢期、親も安心させたいし」と考える人にとっては、お相手探しは切実な問題でしょう。そんな人には、合コンやマッチングアプリのような気軽なものよりも、結婚相談所の方が適していると考えられます。
仕事が忙しく出会いを探す暇がない
人生には、突然ヤマ場が訪れます。例えば男性の場合、30代を迎えて今まで以上に仕事が忙しくなり、責任を負うことによって、大切な人を求める気持ちになることもあるでしょう。そんなときの効率的な婚活手段として、アドバイザーのアシストが期待できる結婚相談所を選ぶケースがあります。
効率重視で婚活したい
もし出会いがあっても、その人が遊び目的だったら、婚活としてはとても非効率ですよね。
その点、結婚相談所は結婚に前向きな人だけが登録しているから、出会いに無駄がありません。交際も結婚を意識して進められるので、効率重視の人にとって結婚相談所はベストな選択肢なのです。
価値観や相性が合う人と出会いたい
例えば恋愛においては、「価値観や相性は合わないけれど付き合ってみたい」ということもあるでしょう。一方で結婚の場合、価値観や相性は大問題です。もし合わなかったら、後で離婚の原因になってしまうかもしれません。
でも結婚相談所なら、最初から価値観や相性をもとにマッチングをしますし、交際中に相手との相性を確認することも可能。とことん相性の良さを求めるなら、結婚相談所は有効な手段になるでしょう。
婚活でプロのサポートを受けたい
マッチングアプリなど他の婚活サービスと比べると、結婚相談所には専門のアドバイザーがいるという大きなメリットがあります。アドバイザーは婚活のプロとして、あなたの婚活をしっかりサポートしていきます。客観的なアドバイスが欲しいときは、遠慮なく相談できますよ。
ハイスペックな人と結婚したい
結婚相談所には、さまざまな人が登録しています。「日常が忙しくて婚活に時間が割けないから」と、国家公務員や医師が登録することもあります。「これだけは譲れない」という条件がある場合でも、アドバイザーがとことん探してくれますので、試しに登録してみるのもアリでしょう。
身元が確かで誠実な人と出会いたい
結婚相談所は他の婚活サービスに比べ、利用するまでの手続きが面倒ともいわれます。その理由は、独身を証明する資料や収入の証明が求められるから。それだけ利用している会員は、全員身元がはっきりしているわけですし、面倒がらずに書類を用意する誠実さもあるので、安心して出会いに励めることでしょう。
結婚相談所で売れ残ってしまう女性の特徴
自分から積極的に動かず受け身な人
特に婚活の場合、女性は男性に選んでもらうものと考えてしまうこともあるでしょう。でも、自分から積極的に動けない消極的な女性は、結婚相談所での活動がうまく進まないことが多いのです。いつまでも受け身のままでは、運は自分には巡ってきてくれません。
条件ばかり気にして理想が高い
理想を持つことは、結婚においては重要なことです。でも、そのために出した条件が、出会いを阻害してしまうことがあります。しかも、条件を多く設定するほど、マッチングする男性は少なくなります。高望みはほどほどにしておきましょう。
婚活への真剣度が薄い
結婚相談所は、結婚に前向きな人が利用するサービスです。そのため、もし婚活に真剣に取り組んでいないと、出会いのチャンスはどんどん少なくなってしまいます。より積極的に婚活パーティーに参加したり、自分磨きに取り組んだりして、モチベーションを高くして婚活に挑むことが大切です。
相手の欠点ばかり見てしまう
どんな人にも良い面・悪い面はあるものです。特に婚活では、人の欠点ばかり見る人の場合、相手の良い面を見つけることができず、婚活を上手に進められなくなる傾向があります。自分のことは棚に上げて、相手を厳しい目で見ていても、何も前進しないでしょう。
アドバイスを受け入れる素直さがない
結婚相談所では、アドバイザーがさまざまな活動のサポートをしていきます。アドバイザーは婚活のプロですから、このようなアドバイスを受け入れられない人は、婚活で成功するのは難しいでしょう。他人の意見を素直に聞くことが、婚活をスムーズに進めるコツのひとつなのです。
結婚相談所に間違ったイメージを抱いている
結婚相談所で受けられるサービスや登録している会員について、間違ったイメージを持ったまま活動していると、婚活はうまく進みません。時には決断も必要ですし、待ちの姿勢のままでは男性も離れていってしまいます。
自分がこれから何をしていくべきなのかをしっかり把握しながら活動を進めましょう。
結婚相談所で売れ残ってしまう男性の特徴
女性の年齢・容姿ばかり見てしまう
自分が年齢や容姿ばかりを評価されていると感じたら、お相手には良い感情を持たないでしょう。同じように、もしあなたが女性の年齢や容姿ばかりを気にしていたら、女性はあなたを結婚相手としては捉えてくれません。自分が嫌なことは、相手にもしないようにしましょう。
第一印象が良くない
婚活では「清潔感が大事」と聞いたことがありますよね。清潔感を含め第一印象を気にしていないと、女性から結婚相手としては見てもらえないでしょう。出かける前には鏡を見る、爪は伸ばしっぱなしにしないといったことでも印象は少しずつ変わるものです。第一印象についても意識をしてみましょう。
社会人としての基本的なマナーが身についていない
結婚相談所で出会う女性は、それぞれがひとりの立派な大人です。もし「男性は女性をリードするもの」と思っていても、横柄な態度を取ったり馴れ馴れしい話し方をしたりしていては、女性からは高圧的な人と見られてしまいます。
婚活でも、あいさつやお礼といった基本的なことは忘れてはいけません。
自分のこだわりがある
結婚したら「ああしたい、こうしたい」という理想やこだわりがある方も、試しにそれを捨ててみましょう。結婚生活は、パートナーとの共同作業の連続です。ちょっとした理想やこだわりなんて、気付いたらすんなりと忘れられるものですよ。
なかなか結婚を決断できない
男性にとっても女性にとっても、結婚は人生においては重大な決断です。「うかつに決めて後悔したくない」と思うのは仕方がないことでしょう。だからと言って、婚活や結婚から逃げていては、何も前に進みません。
アドバイザーなどの意見も参考にしながら、ときには「思い切っていっちゃえ!」とためらわずに決断しましょう。お相手も、そんなあなたに男らしさを感じるものですよ。
まとめ
もし「結婚相談所に入会すれば、売れ残るという最悪の状況は回避できる」と思っているのなら、それは大きな間違いです。どれほど結婚相談所のサポートが手厚くても、実際に結婚するあなた自身が本気で取り組まなければ、成婚への道のりは遠いものとなってしまうでしょう。
そのためにも、まずは自分の魅力を高める努力をしてみましょう。時には見た目もガラリと変えて、イメージチェンジしてみるのもいいかもしれません。あなたも結婚相談所で、本気の婚活に取り組んでみませんか。