更新日

一般的な未婚率ってどのくらい?年代別の未婚率についてご紹介

一般的な未婚率ってどのくらい?年代別の未婚率についてご紹介

まわりに結婚する人が増えると「婚期を逃したくない」と結婚に焦りを感じる人も多いでしょう。しかし世間を見回すと、自分はまだ焦るような年齢ではないのかも、と思い直すかもしれません。

そこで今回は、年代別のデータをもとに男女別それぞれの未婚率についてご紹介します。婚活を始める前に、一度自分の年代の未婚率をチェックしてみましょう。

目次

男性の未婚率

ここでは、厚生労働省が行った「令和2年版 厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-」の調査結果をもとに、未婚率についてご紹介します。年代によって未婚率にどのような差があるのか見ていきましょう。

20代

年齢階級別未婚率を2015年の結果で見てみると、20代前半(20~24歳)の男性の未婚率は95%となっています。まだ社会人になっていない人も多い年代なので、未婚率が高くなるのは自然なことでしょう。

しかし、20代後半(25~29歳)を迎えると未婚率は下がり、72.7%という結果でした。年齢が上がるにつれて未婚率が減少していることから、20代後半で徐々に結婚を意識する人が多くなり、実際に成婚に至ったと考えられます。とはいえ、まだ約7割の人が未婚なので、20代後半で結婚していなくても焦る必要はないでしょう。

30代

30代に入ると未婚率が一気に減少します。30代前半(30~34歳)では、未婚率は47.1%、30代後半(35~39歳)は35.0%という結果になりました。

30代は、経済的にも安定してくる年齢であること、体力に余裕があるうちに結婚にしたいという思いから、結婚に踏み切る人が増えるようです。

40代

40代前半(40~44歳)の未婚率は30.0%、40代後半(45~49歳)では25.9%となっています。もともと未婚者が少ないこともあり、40代に入ると未婚率の減少幅は緩やかになりました。そのため、30代を過ぎると結婚できる可能性は低くなってしまう、という側面もあるのかもしれません。

女性の未婚率

次に女性の未婚率についてご紹介していきます。男女で未婚率にどのような違いがあるのか、見ていきましょう。

20代

20代前半の未婚率は、2015年の調査結果において91.4%と高い数値になりました。

しかし、20代後半になると未婚率は61.3%と、一気に減少する結果になりました。女性は妊娠・出産のことも考えて、男性より早めに結婚をする傾向にあるようです。

30代

30代に入っても女性の未婚率の減少は進みます。30代前半では34.6%、30代後半では23.9%になるため、30代に入ると、多くの女性が結婚しているとも読み取れるでしょう。

出産や育児がやはり、未婚率の低さに関係しており、30代で結婚していない女性は、本格的に婚活をしている人も増えはじめます。

40代

40代の未婚率は、同調査結果によると40代前半で19.3%、40代後半で16.1%でした。

40代では高齢出産する場合に母子のリスクも高くなるため、妊娠・出産は今までと比べて未婚率に影響しないようです。20〜30代と比べると緩やかではありますが、やはり未婚率は減少傾向にあります。

出典:厚生労働省「令和2年版 厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-」図表1-1-8 年齢階級別未婚率の推移より

未婚率増加の原因は?

先述したデータの結果では、1980年代と比べて未婚率が増加していることもわかっています。ここでは、未婚率の増加に何が関係しているのか解説します。

女性の社会進出が進んだ

未婚率増加の理由のひとつには、女性の社会進出が進んだことが考えられます。昭和の時代以前は、結婚したら家庭に入る女性が多かったものの、近年は女性管理職が増えるなど職場で女性が活躍できる環境が整いつつあります。そのため、自分のなかに明確なキャリアプランを描いている場合、あえて結婚を考えない人もいるでしょう。

独身主義の人が増えた

「結婚すると時間やお金が自由に使えなくなる」など、結婚に対してマイナスなイメージを持つ人も増えています。多様性が認められるようになった今、ずっと独身でもいいと思う人が増えているようです。

このように、「他人との生活が息苦しい」「ひとりでいたい」と考えるソロ男・ソロ女と呼ばれる人も増えています。ひとりで自由に過ごせることを幸せだと感じるようです。

新しい婚姻スタイルが広がった

最近は「事実婚」という戸籍上の婚姻関係を持たないカップルも増えています。経済的な理由や、姓を変えたくないなどの理由から事実婚を選ぶようです。自由な恋愛・婚姻が世間に認められるようになったという、前向きな変化と捉えることもできるでしょう。

 

婚期を逃さないように婚活しよう

先述した調査の結果では、未婚率は年代別に差があることが分かりました。また、1980年と比較するとどの年代の未婚率も増加傾向にあります。

20代前半では男女ともに、90%以上の人が未婚。また20代後半に差し掛かっても男性・女性ともに半数以上が未婚なので、20代の間は結婚を焦らなくてもいいでしょう。しかし30代になると50%を下回る結果が出ているので、その年代以降は真剣に結婚を考えたほうがいいかもしれません。

これから婚活を始めたいという人は、ぜひ一度結婚相談所の利用も検討してみることをおすすめします。

オーネットでは専任のアドバイザーがつき、あなたの婚活を全面的にサポートします。無料の結婚チャンステストを試してみて、あなたの条件に合うお相手をまずは気軽に検索してみてください。

[記事制作者:株式会社オーネット 編集部][監修者:渋谷支社 八柳アドバイザー]