お見合いって実際どうなの?
出典:第15回出生動向調査
注:対象は初婚同士の夫婦。第7回調査(1930~39年から1970~74年)、第8回調査(1975~79年)、第9回調査(1980~84年)、第10回調査(1985~89年)、第11回調査(1990~94年)、第12回調査(1995~99年)、第13回調査(2000~04年)、第14回調査(2005~09年)、第15回調査(2010~14年)による。夫婦が出会ったきっかけについて「見合いで」および「結婚相談所で」と回答したものを見合い結婚とし、それ以外の「学校で」、「職場や仕事の関係で」、「幼なじみ・隣人関係」、「学校以外のサークル活動やクラブ活動・習い事で」、「友人や兄弟姉妹を通じて」、「街なかや旅行先で」、「アルバイトで」を恋愛結婚と分類して集計。出会ったきっかけが「その他」「不詳」は構成には含むが掲載は省略。
お見合いの歴史は古く、近代日本以前からお見合い結婚は存在していました。
一般語として『お見合い』はポピュラーですが、歴史の古さとは裏腹に、お見合いについて詳しい人やお見合いを体験したことがある人は多くありません。厚生労働省の発表した「平成27年版厚生労働白書」によると、平成22年~26年(2010年~2014年)においてお見合い結婚は5.5%、恋愛結婚が87.7%とあります。一方、昭和10~14年(1935~1939年)にはお見合い結婚が69.0%、恋愛結婚が13.4%とのことですから、昭和と平成、さらに現代の令和では結婚を取り巻く環境が大いに異なることがわかります。
最近のお見合い事情
お見合いというと「上司から声をかけられて」とか「近所の人が相手の写真を持ってきて」はたまた「親が勝手に写真を送って」なんていう漫画やドラマで見聞きするものをイメージしませんか?
しかし、現代のお見合いはもっと合理的。特に結婚相談所のお見合いは出会いの前から両人がお互いを理解できるように配慮されています。