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「お見合い」って何するの?最新のお見合いの形や婚活スタイル別のメリット・デメリットを紹介

現代における「お見合い」の形とは?婚活スタイルのメリット・デメリットを紹介

婚活のひとつの形であるお見合い。かつては仲人役が男女を結びつける出会いの形でしたが、現代では昔ながらのお見合いは減少。さまざまな形に姿を変えています。

今回は現代における「お見合い」の形と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。それぞれの特徴を理解し、自分にぴったりのお見合いのスタイルを選びましょう。

目次

お見合いの歴史

「婚活」は比較的新しい言葉ですが、お見合いの歴史は古く、近代日本以前からお見合い結婚は存在しています。昔からお見合いは婚活の代表的な方法として重視されていました。

お見合いの話は親や親戚の繋がりだけでなく、お見合いをあっせんする仲人業によりもたらされていました。しかし、恋愛結婚が主流になるにつれ、お見合いの数は大幅に減少。特に都市部ではほとんど見られなくなりました。

気になる恋愛結婚とお見合いの割合

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出典:第16回出生動向調査https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/JNFS16gaiyo.pdf

注:対象は初婚どうしの夫婦。第7回は妻の調査時年齢が50歳以上の夫婦を含み、第8回~第15回は妻 の調査時年齢が50歳未満、第16回は妻が50歳未満で結婚し、妻の調査時年齢55歳未満の夫婦について 集計。 第7回調査(1930~39年から1970~74年)、第8回調査(1975~79年)、第9回調査(1980~84 年)、第10回調査(1985~89年)、 第11回調査(1990~94年)、第12回調査(1995~99年)、第13回 調査(2000~04年)、第14回調査(2005~09年)、第15回調査(2010~14年)、第16回調査(2015~ 18年、2019~21年(6月))による。図中のマーカー上のエラーバーは95%信頼区間を示している。 夫 婦が知り合ったきっかけについて「見合いで」および「結婚相談所で」と回答したものを見合い結婚と し、 それ以外の「学校で」、「職場や仕事の関係で」、「幼なじみ・隣人関係」、「学校以外のサー クル活動やクラブ活動・習いごとで」、 「友人や兄弟姉妹を通じて」、「街なかや旅行先で」、「アルバイトで」を恋愛結婚と分類して集計。 「メディアを通じて」は第11回から第15回における「その 他」の自由記述のうち、(ウェブ)サイト、インターネットといった内容を抽出したもの。 「ネット で」は第16回における新規の選択肢(「(上記以外で)ネット(インターネット)で」)。回答欄の注 に「SNS、ウェブサイト、アプリ等によるやりとりがきっかけで知り合った場合をさします。」と記載 されている。 上記以外の回答(その他・不詳)は、構成には含むが掲載は省略。 

一般語として『お見合い』はポピュラーですが、歴史の古さとは裏腹に、お見合いについて詳しい人やお見合いを体験したことがある人は多くありません。厚生労働省の発表した「平成27年版厚生労働白書」によると、平成22年~26年(2010年~2014年)においてお見合い結婚は5.5%、恋愛結婚が87.7%とあります。一方、昭和10~14年(1935~1939年)にはお見合い結婚が69.0%、恋愛結婚が13.4%とのことですから、昭和と平成、さらに現代の令和では結婚を取り巻く環境が大いに異なることがわかります。 

お見合いの基礎知識

お見合いとは?

お見合いとは、結婚希望の独身者を第三者の仲介人である仲人が引き合わせることを指します。現在は上司や目上の知り合いなど、すでに関係がある方が仲人を務めるケースや、結婚相談所やマッチングアプリを介した紹介が主流です。世話好きな、いわゆる「街の仲人おばさん」のような存在は少なくなっています。

お見合いができる年齢は?

お見合いについての年齢基準は特に設けられていません。そのため、お相手さえ見つかればいつでもお見合いは可能です。一般的には30代でお見合いを経験する方が多いとされています。

お見合いをするのは何歳から?結婚相談所での活動に適した年齢とは?

お見合い相手はどこにいるの?

お見合いを実施する本人の知り合いではなく、仲介人である仲人がお見合い相手を探すのが一般的です。仲人の親戚や知人・同僚といった相手がお見合い相手として紹介される場合が多いでしょう。結婚相談所でお見合いを行う場合には、その相談所に登録されている会員の中から担当者がお見合い相手を探してくれます。

お見合いの流れは?

基本の流れは次の通りです。

お見合い希望者が仲人を立てる→仲人がお見合い相手を探す→お見合いに参加する双方が同意したら日程を調整する→お見合いを実施

結婚相談所で実施する場合には仲人役は結婚相談所の担当者が行います。

お見合い当日のマナーについてはこちらの記事を参考にしてください。

お見合い当日はどう進める?出会いからお別れまでの流れを紹介

お見合いはどこでやるの?

通常は、ホテルのラウンジや飲食店の個室などを使用します。いつもの食事よりもややフォーマルな場所を使用する場合が多いでしょう。結婚相談所でお見合いを企画する場合は、その結婚相談所の営業所内でお見合いを行う場合もあります。

お見合いは場所選びが大切!失敗しない場所選びのポイントを知ろう

お見合いのメリット・デメリット

メリット

古くからの婚活であるお見合いのメリットは、なんといっても仲人という仲介者がいることです。紹介者は仲人のお眼鏡にかなった相手に限定されるため、安心感があります。またお断りをする際にも、仲人が間に入って取り計らってくれるため、トラブルになりにくいでしょう。

デメリット

一方、近年では仲人役に上司や年上の親戚など、目上の人がなるケースが増えています。紹介を受ける人と上下関係があるため、話を断りにくくなるという場合も少なくありません。また現代においては主流とはいえない方法であるため、お見合いをメインに婚活を進めようとすると、お相手と出会う機会が極端に少なくなる恐れがあります。

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現代のお見合いとは

昔ながらのお見合いは数を減らしながらも、婚活の現場ではお見合いという単語がよく使われています。現代におけるお見合いとは、どのような出会いの形を指しているのでしょうか。お見合いの形は年々多様化し、さまざまな婚活スタイルに進化しています。それぞれのメリットとデメリットを踏まえたうえで、自分の性格や行動スタイルに合わせた婚活を選びましょう。

お見合いのプロ集団 「結婚相談所」

現代の婚活において、もっともお見合いという言葉のイメージに近い存在が結婚相談所です。アドバイザーが仲人役となり、プロフィール情報に基づいたマッチングを行います。

アドバイザーは結婚相談所の会員同士による交際に対し、相談や仲裁といった対応を行います。まさに古くからのお見合いにおける仲人の役割を果たすことから、近年ではお見合い=結婚相談所のイメージを強くなっています

オンラインでのお見合いサービスも存在

結婚相談所によっては、対面で会わなくてもお見合いができるオンラインお見合いサービスも用意されています。これはその名の通り、自宅からオンライン上でお見合いを実施するものです。 手軽すぎて逆に不安と感じる方は、スタッフが参加してオンライン上で仲介してくれるサービスを選ぶのがおすすめです。

スタッフが案内してくれるサービスであれば「オンラインお見合いのやり方がわからずに時間が過ぎてしまった」「お見合いを忘れていた!」という事は起こりません。

なお、オンラインお見合いについてのマナーや注意点はこちらの記事で詳しく解説していますのでよろしければご覧ください。

結婚相談所のお見合いのメリット・デメリット

メリット

結婚相談所でお見合いを行う場合まずは入会が必要です。入会には公的な身分証明や、細かい個人情報の登録が必要となるので、遊びの人が少なく本気度の高い人が集まっているという点が大きなメリットです。また結婚相談所によっては専任のアドバイザーからアドバイスが受けられることから、結婚につながるチャンスをさらに広げてもらえます。

デメリット

手厚いサービスを受けられる一方、他の婚活手段に比べ利用費は高めです。入会金として数万円以上、さらに月会費が必要。数ある婚活手段の中でも、利用のハードルは少々高めであると感じる方もいるかもしれません。

結婚相談所 オーネットのお見合いを紹介します

オーネットでは「コーディネートサービス」という名前でお見合いを提供しています。専任のアドバイザーが、お見合いにあたり希望の条件をお伺いし、依頼主の性格、状況なども加味しお相手をお探しします。一人ひとりにあったお相手をアドバイザーの手で探すので、流れ作業のように、ただ条件がマッチした異性を紹介するのではありません。会員ごとにその条件はオーダーメードとなっているのです。

オーネットのお見合いの流れ

オーネットでは次の流れでお見合いが進みます。

  1. 会員からアドバイザーにお見合いの依頼をする
  2. アドバイザーがお見合い候補を探す
  3. アドバイザーから候補者を紹介されるのでお見合いするかどうかを決める
  4. お相手側にお見合いを受けるかどうかを確認
  5. 自分とお相手の合意が取れたらお見合いを実施

■お見合い後は
お見合いの感触やメッセージのやりとりなどを経て、今後も連絡を続けるのかお断りをするのかを決めます。「自分の気持ちがわからない」という方はアドバイザーと相談しながら決めていくのがおすすめです。

■お見合いのご相談受付中
会員のお見合い相談は随時受け付けていますので、必要な際にはアドバイザーにご連絡ください。会員でない方は、サービス入会が必要になりますので無料マッチングシミュレーション体験にぜひお越しください。アドバイザーがしっかりとご質問にお答えします。

オーネットではオンラインお見合いも可能

オーネットでは、オンライン上でもお見合いができるシステムを提供しています。
・本当は地元でお見合いをしたいけど、今は地方で働いている
・仕事が忙しい時期でお見合い当日に長時間確保できるかわからない
・感染症や花粉症などが心配で家の外に出たくない

こんな理由でお見合いをあきらめていた方も、現在ではオンラインで実施される方が増えていますよ。

オーネットのお見合い(コーディネートサービス)で成婚退会した方の口コミ・体験談

30代男性
コーディネートは成約率が高まると思ったので、よく利用していました。

30代女性
彼と出会ったのはコーディネートですが、イントロGのオープンテラス(現・アピールステージ)もよく利用していました。

30代女性
彼と出会うことができたコーディネートをよく利用していました。何気ない会話の中でも、安心することができたので、自然と結婚を意識していました。感謝の気持ちのメッセージが入った本をプレゼントしてもらい、プロポーズしてくれました。

20代女性
オーネットパスへ登録してから、申し込まれる数も多かったのですが、なかなか自分から行動に移さない私へアドバイザーさんがコーディネートをしてくださり、彼と出会うことができました。本当にありがたかったです。 付き合って3ヶ月くらいたったころ、アドバイザーさんが「そろそろ退会してもよいのよ!」と彼にメールしてくれて、そこから私達結婚するのかなと意識するようになりました。

50代男性
イントロG(現・アピールステージ)をよく利用していましたが、彼女とはコーディネートを通して出会いました。最初から結婚を意識していました。

このほかのお見合いの体験談・口コミはこちらをご覧ください。

お見合いに近い役割 類似の婚活サービス

婚活パーティーの一種「お見合いパーティー」

婚活方法のひとつである婚活パーティーは「お見合いパーティー」と表現される場合があります。第三者であるパーティーの主催者が仲人役となって男女を結びつけることから、広い意味ではお見合いといえます。

ただし、主催者は一般的には会場やイベントの機会を提供するだけであり、参加者からの相談への対応や参加者間によるトラブルへの介入は行いません。

メリット

お見合いパーティーは、希望のパーティーに参加するだけで多くの人と出会える手軽さが大きなメリットです。年齢制限や特定の趣味嗜好、婚姻歴ありなどテーマが設定されたパーティーも多く、自分が望む条件の相手と出会いやすい場となるでしょう。

デメリット

1回のパーティーはおよそ60~90分程度と時間が短く、一人ひとりの参加者とじっくり話をする機会は作りにくいのがデメリットです。また一度に複数人と出会えるため目移りがしやすく、最終的に誰も選べなかったという事態にもなりかねません。

オーネットのお見合いパーティー・イベントで成婚退会した方の口コミ・体験談

40代男性
文章を書くのが苦手なので、直接話した方が気楽だと感じ、イベントには積極的に申し込みをしていました。お互いに一人暮らしをしていて、部屋を行き来しているうちに結婚を意識するようになりました。

40代女性
お相手の顔や雰囲気がわかる方が良かったため、イントロGのオープンテラス(現・アピールステージ)やイベントに参加して活動していました。
お付き合いをはじめたときから、結婚は意識していたので、誕生日にしっかりプロポーズしてもらう予定です。

30代女性
開催場所が少し遠くて大変でしたが、たくさんの人と一度に会うことができるイベントに積極的に参加していました。

30代女性
イントロGのオープンテラス(現・アピールステージ)をよく利用していましたが、彼と出会ったのはアドバイザーさんに勧められて参加したイベントででした。

40代男性
パーティーに積極的に参加していました。ちゃんとした人が男女とも多いような気がします。

このほかのお見合いパーティー・イベントの体験談・口コミはこちらをご覧ください。

ほとんど第三者に触れないマッチングアプリ

お見合いパーティー以上に手軽な出会いの機会として注目されているのがマッチングアプリです。スマートフォンにアプリをダウンロードし、プロフィールを登録するだけで利用可能。近所で同じアプリを利用している人を検索する機能などにより、多くの出会いの機会を提供してくれます。

近年急速に増加している出会いの場であるマッチングアプリは恋愛相手だけでなく結婚相手探しにも活用されており、中には「お見合いアプリ」と呼ばれるものもあります。

しかし、お見合いアプリには仲人役となる存在はおらず、全て利用者が自分で話を進める必要があります。また、サービス提供者が利用者の相談や問題解決に介入することはほとんどありません。

これらのアプリは手軽に登録しやすいことから、相手の本気度や信頼性をりにくい側面があります。特に匿名性が高いアプリでは、相手がどのような人物かわからないままやり取りし続けるケースも少なくありません。

メリット

なんといっても婚活を始めるまでの手軽さは圧倒的です。必要なのはスマートフォンにアプリをダウンロードすることだけ。月額利用料金は無料から数千円程度という場合が多いので婚活にお金を掛けたくないという人でも気軽に利用できます。うまくマッチングできれば、普段知り合う機会のない人とお顔合わせをすることができます。

デメリット

登録者数も多く手軽に始められますが、マッチングするには「自己紹介の書き方」、「写真の撮り方」、「いいねを送るタイミング」など様々なテクニックを要します。企業によるカスタマーサポートも無いため、ひとりでマッチングさせる努力が必要です。また、会員の目的も結婚だけではなく、恋活や友活をはじめ不倫目的の既婚者まで存在します。条件のミスマッチが起こりやすいのがデメリットと言えるでしょう。

お見合い結婚は後悔しない?

お見合い結婚を選択すると後悔するのでは?という声もよく聞きます。なぜお見合いに不安を感じるのでしょうか。

不安になるのはなぜ?

冒頭に紹介したように恋愛結婚と比較するとお見合い結婚を選択する人は多くはありません。
そのため、体験談や実際の夫婦に出会う機会も少ないため、イメージができないという人は多いでしょう。また恋愛結婚とは異なり、お付き合いをするかではなく結婚を前提に話を進めるか?というスピード感も「この選択でよかったのかな?」と考えてしまう要素となるようです。

後悔しないために意識しておきたいこと

条件の整理

恋愛結婚でもお見合いでも、大切なことはお相手が自分の結婚のスタンス・条件にあっているのかどうかということで違いはありません。しかし恋愛結婚とは異なり、お見合いの場合は判断にスピードを要するのは事実です。お見合いを出会いの選択肢に考えている場合は最初から譲れない条件の整理をしておきましょう。

焦ってOKしない

また、お見合い後の回答を焦らないことも大切です。話を進めるかどうかを決めきれない場合には、仲人に相談をしましょう。
結婚相談所を利用している場合は、アドバイザーに相談することで今後について提案をしてくれるはずです。焦って婚約を進めると後悔に繋がりやすくなりますので気を付けましょう。

自分にあったお見合いのスタイルを探そう

お見合いと呼ばれる婚活のスタイルは、現代においてさまざまな形に変化しました。お見合いという名称が付いていても、選べる婚活のスタイルは非常に豊富。それだけに自分のスタイルに合ったお見合いに臨めるよう、特徴やメリットをしっかりと吟味する必要があります。

長い時間を一緒に過ごすパートナーと巡り会えるよう、自分の魅力を発揮できるお見合いの形を選びましょう。

オーネットでは、入会前の初回の面談からご成婚まで、専任のアドバイザーがサポート。相性ぴったりの方との出会いをお手伝いします。じっくり腰を据えたお見合いにご興味があれば、条件を満たしたお相手のプロフィールがわかる結婚チャンステストをお試し下さい。

オーネットはお見合い以外にも豊富な出会いの形を提供しています。人気のイントロG(現・アピールステージ)(プロフィール検索)や紹介書(データマッチングしたお相手のご紹介)、オーネットパス(顔写真で検索)など料金内で利用できる婚活スタイルが多くあります。オーネットなら、これらのサービスで出会った相手ともオンラインでお話しできる「ビデオ通話機能」があります。お互いが「話してみたいな」と思った時、顔を見ながらお話できるこの機能は利用権利が月会費に含まれています。追加費用なしでお見合いよりもカジュアルにお話しできるので、お見合い希望の方は特に活用できるのではないでしょうか。