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年の差婚の離婚率は?長続きするコツについても解説

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年の差婚は離婚率が高いのかどうか気になる方は多いのではないでしょうか。年の差が大きいと考え方や好みが合わず、結婚生活を長く続けられないイメージを持つ方は少なくありません。この記事では、年の差婚の離婚率を解説するとともに、長続きするためのコツについても紹介します。

目次

年の差婚の離婚率は高い?

離婚弁護士ナビ編集部が200名に対して行ったアンケートによると、「年の差5歳以上の離婚率」は33.3%、「年の差5歳未満の離婚率」は15.2%でした。一方で、10歳差以上の夫婦は回答者10名中1名のみが離婚となりました。10歳以上の年の差婚では離婚率が低くなる可能性がありますが、回答者数が10名と少ないため、必ずしも離婚率が低くなるとは言い切れません。

また、年の差が5歳~10歳で離婚率が高い傾向があることもわかりました。

出典:年の差婚の離婚率は高い?200名アンケートでわかった年の差婚の主な離婚原因|ベンナビ離婚

年の差婚の離婚要因

年の差婚の離婚要因はさまざまですが、次のような要因が想定されます。

価値観の違い

年の差が大きいと価値観の違いが起こりやすいでしょう。例えば、510歳も年上だと、子どもの教育やお金に対する考え方などが変わる傾向にあります。お互いに歩み寄る姿勢を持つのにしても、価値観の違いが大きすぎると、なかなか双方ともに納得する結果になりにくいと考えられます。

配偶者の年収が低い

年功序列の会社に勤めている場合、年齢が低いと年収も低くなる傾向があります。年下の配偶者の年収が低いことに不満を感じることもあるでしょう。

老後の不安

夫婦共働きの場合、どちらかが早く定年退職することで生活費が不足する可能性があります。また、夫婦どちらかの収入に頼っている状況だと、稼ぎ頭が先に定年退職すれば家計に大きく響くでしょう。また、必ずしも介護が必要になるとは限りませんが、一方がもう一方を介護することになる懸念もあります。

年齢のイメージによる過度な期待

年上の男性・女性に対して、頼りになる、経済力がある、年下の女性にはかわいげがあるなど、年齢のイメージによって過度な期待を持つ方もいます。期待どおりにならなかった場合、相手に不満を感じやすくなるでしょう。

年の差婚を長続きさせるコツ

年の差婚は長続きしないイメージがあるかもしれません。でも年の差がない場合と同じく、普段の会話やコミュニケーションが大切です。年の差婚を長続きさせるには、次のコツを押さえる必要があります。

共通の趣味を持つ

共通の趣味を持つと、お互い自然にコミュニケーションを取れるため、不満や疑問に感じていることを話しやすくなります。また、趣味を楽しむときはポジティブな感情のため、コミュニケーションも楽しく取れるでしょう。

お互いに歩み寄る

お互い違う人生を歩んできているため、価値観が異なるのは当然と言えるでしょう。年の差が大きいと、価値観の違いも大きくなる可能性があるものの、お互いに歩み寄ることでその差を小さくできる可能性があります。年の差が大きいから価値観が大きいのは仕方がないと諦めると、後々気持ちが離れやすくなるでしょう。

コミュニケーションを欠かさない

年の差が大きくて会話が合わないからといってコミュニケーションを避けると、次第に話さなくなる恐れがあります。同じ空間にいても話さないことが当たり前になると、ますます価値観の違いによる影響が大きくなるでしょう。話題を探さずとも、ささいな日常会話でもいいのでコミュニケーションをなるべく毎日取りましょう。

愛情表現を欠かさない

年の差が大きいと、照れくさく感じて愛情表現が少なくなることがあります。愛情表現をしないでいると、本当に好きなのかな?と不安や疑問を感じるようになり、夫婦の間に溝ができるかもしれません。「好きだよ」「愛しているよ」といった直接的な表現ではなくとも、手をつないだり肩を寄せ合ったりといったさりげない愛情表現でも相手に伝わります。

年の差婚で離婚しないかどうかは自分たち次第

離婚率はあくまでも割合を示すものであり、自分が離婚する確率を示すものではありません。離婚率を気にしすぎずに、年の差婚に前向きな気持ちを持つことが大切です。

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