人が結婚したいと思うのはどのような時なのでしょうか? 今回は、人が結婚したいと思う瞬間や、結婚したいと思われる男女の特徴を、調査データから考えていきます。さらに、結婚したいと焦ったことによる失敗パターンも紹介します。「結婚したい」と思ったときに、取るべき行動のヒントにしてくださいね!
目次
人が結婚したいと思うのはどんなとき?
オーネットが2020年5月にまとめた「結婚したい20~30代を対象とした結婚意識に関する調査」において、「結婚したい理由は?(複数回答可)」の質問に対する回答結果は次のようになっています。
- 子供が欲しい (49.5%)/一人だとさみしい (49.5%)
- 家族を持ちたい (48.2%)
- 好きな人と暮らしたいから (43.8%)
- 結婚して落ち着きたい (40.3%)
- 結婚すべき年齢だと感じるから (35.1%)
- 親や親戚を安心させたい (34.9%)
- 老後が心配 (31.3%)
- 誰かに支えてほしい (29.5%)
- 周囲(友人・同僚・兄弟・姉妹など)の結婚 (21.7%)
- 経済的メリットを考えて (21.2%)
また、男女年代別のトップ3は次のとおりです。
男性20代
- 好きな人と暮らしたいから(52.4%)
- 一人だとさみしい(47.2%)
- 子供が欲しい(44.8%)
男性30代
- 一人だとさみしい(46.0%)
- 家庭を持ちたい(43.1%)
- 子供が欲しい(41.9%)
女性20代
- 子供が欲しい(58.9%)
- 家庭を持ちたい(58.5%)
- 一人だとさみしい(53.6%)
女性30代
- 老後が心配(52.8%)
- 子供が欲しい(52.4%)
- 一人だとさみしい(51.2%)
性別や年代にかかわらず、独り身の寂しさが身にしみて家庭を持ちたくなったときや子供が欲しくなったときに結婚したいという気持ちになる人が多いようです。また、30代女性は老後に対しての不安を覚えたときにも、結婚への思いが強くなるようです。
好きな人と結婚するためにするべきこと
好きな人を見つけて結婚するためには、まず自分と向き合って行動していくことが大切です。具体的にどんなことをすればいいのかご紹介していきます。
相手に求める条件を具体化する
紙に理想のタイプの男性を書き出してみて、そのなかから特に譲れないと思う条件を選んでみてください。結婚相手を想像するときも同様で、「これだけは譲れない!」と思う部分を決めておくと、自分が本当に結婚相手に望んでいる条件が見えてくるでしょう。
自分磨きをする
いつ素敵な人に出会っても大丈夫なように、自分磨きを怠らないことも大切です。日頃から内面や外見を磨いておけば、友人から飲み会やイベントに誘われる回数も増えるかもしれません。声をかけてもらったとき迷わず参加できるよう、自分磨きをして準備しておきましょう。
出会いを求めて行動する
出会いの数を広げられるよう、出会いの場所に積極的に出向いてみるのもおすすめです。いままで出会いの場を避けていた人は、思い切って合コンや飲み会に参加してみましょう。何もしないでじっと待っているだけでは、好きな人に出会える可能性が低いまま、時間だけが過ぎていってしまいます。
男女別に見る、この人と結婚したいと感じる人の特徴
人が結婚したいと思う瞬間がどのようなときかを見てきましたが、男性が「この人と結婚したい」と思うような女性、女性が「この人と結婚したい」と感じるような男性には、どのような特徴があるのでしょうか。
前出のオーネットの調査において「結婚相手に求めること」という質問への回答のトップ3は、男女それぞれ次のようになっています。
男性トップ3
- 一緒にいて楽しい、落ち着く (59.1%)
- 性格が合う (47.6%)
- 価値観や考え方が合う (45.0%)
女性トップ3
- 一緒にいて楽しい、落ち着く (63.9%)
- 価値観や考え方が合う (52.6%)
- 性格が合う (35.1%)
「一緒にいて楽しい、落ち着く」「性格が合う」「価値観や考え方が合う」と、男女ともトップ3は内面に関することです。内面を重視するのは、これから長い時間を一緒に過ごしていくことを考えれば当然のことかもしれません。
「一緒にいて楽しい、落ち着く」といっても、どのような人なら一緒にいて楽しく落ち着けるのかは人によって異なります。しかし、例えば優しい人、笑顔を絶やさず話を聞いてくれる人、人の話を否定せずに聞いてくれる人、自然と気配りができる人などは多くの人が一緒にいて楽しい、落ち着くと感じるのではないでしょうか。
「価値観や考え方が合う」「性格が合う」といった相性の良し悪しは、人為的にどうにかできるものではありません。では、合わなければそれ以上進展しようがないかというと、そうではないでしょう。
例えば、異なる価値観や考え方をそれはそれと認めてくれ、合わせられるところは合わせてくれる。また、どうしても譲れない部分はきちんと伝えてくれる。そんな人なら、多少価値観や考え方などに違う部分があっても、「2人で妥協点を見いだしてうまくやっていけそう」と、思う人も多いのではないでしょうか。
結婚したいと焦ってしまった結果大失敗、その理由と対策とは
結婚したいと思って積極的に婚活を進めた結果、うまくいく人もいますが、失敗してしまう人もいます。なぜ失敗してしまうのでしょうか。その理由と対策を考えていきましょう。
結婚相手にふさわしいか見極める作業をせずに大後悔
「結婚したい」という気持ちが先走ってしまい、相性は良いか、また自分の考え方を尊重してくれる人かどうかといったことをじっくり見ずに結婚し、後悔する結果となってしまうケースがあります。結婚できればそれで終わりではなく、その後に生活が続きます。
幸せな結婚をするには、性格や価値観は合うか、異なる部分がある場合はお互い相手を尊重して寄り添い合えるかといったことが重要なチェックポイントです。前出のオーネットの調査では、結婚相手を選ぶ際に内面を重視する人が多いことがわかりました。多くの人が、幸せな結婚生活を持続するには相性やお互いの理解が重要だということを知っているのでしょう。それなのに、結婚を焦るあまりにそのような失敗をする人もいます。焦らず、デートを重ねて、そのあたりのことをきちんと見極めていくことが大切です。
むやみに婚活を繰り返してエネルギーも資金も枯渇してしまった
とにかく早く結婚をしなければと焦り、むやみやたらに婚活パーティーに出向いたりマッチングアプリで知り合った人と次々デートを重ねたりしても、うまくいくとは限りません。精力的に動き回っても結果につながらないと、「これだけ努力しているのに......」などと落ち込み、婚活疲れに至ってしまうこともあるかもしれません。また1回あたりの料金が比較的リーズナブルだからと多くの婚活パーティーに出た結果、トータルでの料金がかさんでいたということがあります。さらに女性はエステサロンや美容院といった外見への投資、男性は女性を満足させるためのデートの費用など、気付かぬ間に出費が重なり、婚活のための資金が底を尽いてしまう可能性もゼロではないでしょう。
婚活はある程度勢いも大切ですが、長期にわたる可能性があることを見越した計画も必要です。自分の体力や資金力を考慮しながら、無理のないペースで婚活に励みましょう。
条件に合う人かどうかを短期間で見極めるため質問攻めにして失敗
年収や学歴など結婚相手にある程度の条件はあるでしょう。それらの条件について確認するには、相手に聞くしかありません。結婚を急ぐあまり、出会って最初のデートや2度目のデートで、相手の年収や学歴、職業、家族関係などつい質問してしまう人もいるようです。その結果、相手が不快に思い、それ以上交際が進まなくなるケースがあります。
相手のプライバシーにかかわることは、失礼のないよう交際が進んでから徐々に確認していきたいところです。しかし、聞いていいタイミングはなかなかわかりづらいもの。また、ある程度交際期間が長くなっても、聞きづらいという人もいるでしょう。
オーネットのような結婚相談所を利用すれば、最初に相手に求める条件を入力して、マッチングすることが可能。相手の年収や学歴、職業などを知りたいけれど聞きづらいという人は、結婚相談所の利用を検討するのもいいかもしれません。こちらから、あなたのプロフィール(相手に個人が特定される情報が届くことはありません)と相手に望む条件を入力していくと、お相手候補のプロフィールを無料でご案内します。入会のお申込みではありませんので、まずはお気軽にお試しください。
結婚したいと思ったら焦らずにお相手を見極めよう
結婚したいと思うタイミングは人それぞれ。結婚したいという思いが強くなったら、ぜひその気持ちを大切にして前へ進んでください。とはいえ、焦りは禁物。長い人生を共に歩める人か、その内面をじっくり見極めていくことが大切です。
じっくり見極める前に、彼氏や彼女がいない。そんな人もいるかもしれません。自分の周囲は既婚者ばかりだし、紹介をお願いできるような知人もいないし......ということなら、結婚相談所など婚活サービスを利用するのもいいでしょう。オーネットのデータマッチングでは、すでに紹介したように職業や年収などの条件を入れての検索だけでなく、趣味や価値観などの確認も可能。また、お相手候補も結婚意思のある人ばかりですので、短期間での成婚が期待できます。