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婚活がうまくいかない理由を知りたい!データから見る、あなたの直すべきところは?

婚活がうまくいかない理由を知りたい!データから見る、あなたの直すべきところは?

婚活に関するさまざまデータを参考にすれば、うまくいかない理由が見えてきます。結婚がゴールになってしまいその先の未来にイメージがない・相手に完璧を求めすぎる、などが主なものとなるでしょう。20代・30代の結婚観から、相手との付き合い方も考察しています。次の展開が見えずイライラしたら、こちらを参考に解決策を見つけましょう。

目次

婚活がうまくいかないときってどんなとき?

婚活がうまくいかないときってどんなとき?

「好きな人と一緒にいたい」という恋愛的な感情のほかにも、「子供を持ちたい」「友達に結婚する人が増えた」など、現実的な理由や世間体がきっかけになって、婚活を始めたという方も多くいらっしゃるでしょう。結婚相談所を利用したり、マッチングアプリを使ったり合コンのセッティングをしてもらったりと、さまざまな方法で将来のパートナー探しをしているではないでしょうか?

でも、どんな場合であっても、行き詰まってしまうことはあるものです。婚活も同様です。
「結婚適齢期だからといって駆け込みで相手を決めたくない」という理想追求型の方、「相手の方が盛り上がっていたのに突然覚めて冷たくなった」というすれ違い型の方、いつまでも向こうからグイグイ来てくれるのを待っている釣り人型の方などもいらっしゃいますが、最近は新型コロナウイルスの影響で、婚活自体からも距離を置いてしまったソーシャルディスタンス型の方も増えてきていますね。

ここで気にしてほしいのが、婚活がうまくいっていない理由です。うまくいなかい理由が、あなたの思い込みや勘違いが原因になってはいませんか?婚活は相手があってのもの。あなたと相手の間に根本的な条件や考え方の違いがあったら、例えそれが低い壁だったとしても、うまくいかないで乗り越えられなくなってしまうでしょう。
ここでは結婚に関する調査も参考にすることで、二人の前にある障害を取り除く手段を考察していきます。

ここが勘違いかも?あなたの婚活

ここが勘違いかも?あなたの婚活

結婚はあくまでスタート

そもそも、何で結婚がしたいのでしょう?オーネットが2020年に行った「結婚したい20~30代を対象とした結婚意識に関する調査」によると、結婚したい理由は?という質問に対して「子供が欲しい(49.5%)」「一人だとさみしい(49.5%)」「家族を持ちたい(48.2%)」が上位に入りました。実はこのような傾向は、一昨年と比べて変化がありません。
「親や親戚を安心させたい(34.9%)」「仕事を辞めたいから(7.9%)」などの選択肢よりも上位にきていることから考えれば、結婚がしたい人にとっては、結婚はゴールではなくてあくまでスタートだと捉えている、とも言えるのではないでしょうか。

SNSなどで婚活トラブルを訴える声の中には、「終わりが見えない」「相手がのんびりしていてイライラする」「うまくいかない」といった内容が見られます。でも、たとえ結婚が決まっても、それから二人で過ごす時間の方が圧倒的に長いもの。今ここで慌ててみたところで、良いことなんて何もありません。
これを機会に、これからの人生設計をどのように捉えているか?お互い話し合ってみるのが良いかもしれませんね。

パートナーとの距離感に関心が高まっている

リクルートブライダル総研が行った婚活実態調査2020において、「新型コロナウイルス感染症流行により、結婚相手に求める条件に変化」という報告がありました。それは、結婚相手に求める条件の上位には、「安定した収入(45.8%)」「安定した職業(42.9%)」といった経済的な条件のほかに、「個人の時間を尊重してくれること(38.1%)」「二人の時間を大切にしてくれること(37.3%)」といったパートナーとの距離感が入るようになった、というものです。
新型コロナウイルスの影響は、生活スタイルの変化にも及んでおり、今後はリモートワークの推進などにより、家族が一緒に過ごす時間が増えていくでしょう。そんな日常の中では、誰かと過ごすありがたみを共有できることも重要なのです。

もしあなたが条件にぴったりの方と出会えて、そのあとにパートナーの欠点を見つけてしまったとしても、変わらず付き合っていける自信はありますか?最初から厳しい条件を突きつけてしまうと、期待が大きくなり過ぎて、その後は減点法の毎日を送らなくてはなりません。
価値観のような、どうしても譲れない条件はあるでしょう。でもそれ以外にはあまりこだわり過ぎずに、お互いの小さな発見を楽しみながら暮らしていく。型にはめ過ぎないことは、婚活を含めた人と人との関係においては、ときに重要なポイントとなることでしょう。

出典元 婚活実態調査2020(リクルートブライダル総研調べ)

結婚に対して、勘違いや思い込みをしていませんか?知らず知らずのうちにお相手候補に巡り合える可能性を狭めてしまっているかもしれません。後々「勘違いだった」とならないよう、プロに相談してみましょう。

年齢や状況による婚活観の差ってあるの?

年齢や状況による婚活観の差ってあるの?

20代で婚活、って早すぎる?

オーネットが行った独身男女の結婚に関する意識の前年比較調査において、「29 歳までに結婚したい」という2020年の割合が、興味深いものになりました。それぞれ、20 代前半男性で49.5%・20 代後半男性で22.3%、20 代前半女性で71.1%・20 代後半女性で44.8%という割合です。あわせて尋ねた「結婚するお相手との適切な交際期間」という設問では、「その他(わからない)」を選んだ女性が減少した、という結果が出ています。
このことから、新型コロナウイルスの影響もあって、「比較的若い時期に出会い、できれば29歳までに結婚したい」と結婚までの具体的なスケジュールをイメージしている人が、特に女性で増加していることが見えてきます。
男女問わず、若年層で交際経験がない人が近年増加している状況も合わせて考察すれば、より現実的に恋愛や結婚を捉えている人はとても多いのということなのでしょう。

たとえばオーネットの場合、会員同士で成婚された方の婚活期間は、13ヶ月~15ヶ月が最多。先ほどの調査結果を合わせて逆算すれば、20代の人が婚活で結婚相談所を利用するのは、具体的なイメージを持つ人ほど合理的な選択である、と言えるのではないでしょうか?

30代だから条件は高くできない=実は対象を狭くしているかも

先ほどの独身男女の結婚に関する意識の前年比較調査の「結婚するお相手との適切な交際期間」という設問で、女性30代前半の「3カ月~1 年未満」と回答した割合が約8ポイントも増加するなど、30代以降になると結婚への緊急度が高まるという調査報告もあります。

けれども、それが焦りになって「もうアラサーだから、なるべく早く理想的な人と出会って結婚したい」と、ずっと先のことばかり見つめ続けてしまうのも困りものです。条件を満たさない相手では候補にもあがらず、要求ばかりで理想を追い求めてしまい、いつの間にか良縁を見つける旅が終わらなくなってしまうパターンに陥ります。
過去の恋愛との違いばかりが気になってしまうと、自分では意識をしていなくても、理想はどんどん高くなってしまうもの。過去には過剰にこだわらず、新しい出会いに向かって歩き出しましょう。

お得?実は損?実家暮らしと婚活の関係

国立社会保障・人口問題研究所が行った2015年社会保障・人口問題基本調査において、未婚者の親との同居率は男性では72.2%、女性では78.2%という結果が出ています。実はこの数字は、2000年代以降ほぼ横ばいで推移しています。
結婚相手としてみると親と同居する人は、男女問わずさまざまな評価をされてしまいます。肯定的な意見として挙げられるのは、「家族を大事にする印象がある」「金銭的な余裕がありそう」、といったものがあるでしょう。一方でこの内容は「親離れできていない」「結婚しても相手の親から干渉されそう」「生活力がなさそう」と、裏返して否定的に捉えられてしまうことも事実なため、一概に結論づけられるものではありません。

もちろん、実家暮らしと自立していないこととは直接関係ないのですが、婚活において意図せずリンクして見えてしまう状況は、とてももったいないことなのです。経済的に自立するのはもちろん、料理や洗濯といった家事全般も自分で完結できるほうが、より望ましいでしょう。婚活を通して自分磨きに励むことは、将来的にも必ず役立つことなのですから。
過度に親に依存していると思われてしまうと、それを理由に相手から敬遠されてしまう原因となってしまうかもしれませんよ。

どんな婚活が正解なのか?

どんな婚活が正解なのか?

結婚に焦っているようには見えてしまわないように

出会ったその日に婚姻届を出す、というドラマみたいな展開は、現実ではほとんどありません。結婚を前提にお付き合いしたい、と伝えるのは良いことですが、焦らず一歩一歩進めることは何よりも重要なことなのです。
そのためにも、まずはお互いをよく知るための努力をしましょう。将来のことを話す時でも相手を尊重して、決して自分の意見ばかりにならないように。そうして状況が整ってこそ、幸せな結婚はできるもの。うまくいかない不安はわかりますが、結婚までの近道なんてなかなか見つからないのですから。

あなたと同じ不安を相手も感じている

積極的すぎるのも問題ですが、消極的過ぎるのもやはり問題です。せっかく出会えたのですから、メールや電話も利用して、誠実に本当の気持ちを伝えていくべきです。「相手に鬱陶しく思われたらどうしよう」と不安にならず、素直な気持ちを相手に直接伝えてあげましょう。意外と、相手も同じ思いを抱いているものですから。
もし「この人はちょっと違う」と思った時は、できるだけ早く相手に思いを伝えるべきです。答えを長引かせてしまっては、誰も得をしません。

あなた自身にも強みを

あなたがこれから出会う人は、他の誰かとも出会う可能性がある人。その中からあなたが選ばれる可能性は、今から伸ばしていけることに気付きましょう。

料理や家事の腕を徹底的に磨けば、大きなアピール材料になるでしょう。趣味を広げるのも効果的で、スポーツや音楽などのメジャーなもの、伝統芸能のようなちょっと目を引くものなど、自分に合ったものをマスターすれば、プロフィール上であなただけの魅力となるでしょう。
いっそのこと、期間を決めて婚活はスッパリお休みして、資格取得などの「挑戦したかった」と思っていた何かに挑戦するのも良いでしょう。オーネットでは休止制度も用意しています。あなた自身が変われば出会える人たちも変わって、運命の人に出会える可能性も広がっていくものなのですから。

肩の力を抜いて、無理せずあなたらしく

肩の力を抜いて、無理せずあなたらしく

仕事でうまくいかない時は、時間を変えて・場所を変えて・人を変えて、と言われます。婚活だって同じこと。変えられる何かがあるなら、少しずつ変化させていけば良いのです。
でも、新型コロナウイルス感染症で世界が一変したように、あなたの周りが勝手に変わってしまうことだってあるでしょう。だから婚活ではときどき自己中心的に動く、と決めても大いに結構。自分が自分らしくいられない時に、結婚相手を決断するなんてできないのですから。

場所を変えるなら、結婚相談所を利用してみるのもおすすめです。オーネットは入会から成婚までアドバイザーがフォローしていきますし、婚活でうまくいかないことがあっても、専門のアドバイザーからアドバイスが受けられます。オーネットの会員様の実例もぜひ参考にしてみてくださいね。
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