恋愛をめんどくさいと感じる男女が増えている?その理由は?

恋愛をめんどくさいと感じる男女が増えている?その理由は?

恋愛や結婚に興味がないわけではないけれど、めんどくさいと思う気持ちが先行してしまうことはありませんか。特に仕事や趣味に忙しい人は要注意。うっかり「仕事(趣味)が生きがい」などと周囲に話していませんか。それが原因で恋愛への関心が薄いと判断されると「あの人は恋愛を面倒だと思っている」「恋愛に興味がないようだ」と思われて、潜在的な出会いの芽を摘んでしまう可能性があります。

今回は恋愛をめんどくさいと思ってしまう気持ちを乗り越えて、意識改革するためのお話です。

恋愛のときめきやドキドキを味わいたい人のために、恋愛をめんどくさいと感じる原因と対処法を紹介します。また、恋愛はめんどくさいけれど結婚はしたいと思う人がどうすればよいかも見ていきます。

目次

恋愛をめんどくさいと感じる男女は意外と多い

恋愛をめんどくさいと感じる男女は意外と多い

内閣府の「結婚・家族形成に関する意識調査」(2010年)によると、「恋人なし」「交際経験なし」の20~30代の男女を対象に、「今、恋人が欲しいか」の問いに対して68.4%の人が「欲しい」と回答しています。一方で、「今恋人が欲しいと思わない」理由として挙げられたのは次の項目です。

男性

  • 自分の趣味に力を入れたい 55.7%
  • 恋愛が面倒 52.6%
  • 仕事や勉強に力を入れたい 36.8%

女性

  • 恋愛が面倒 60.1%
  • 自分の趣味に力を入れたい 57.0%
  • 仕事や勉強に力を入れたい 36.1%

恋人が欲しいと思う人が7割近くいる半面、欲しいと思わない人もいます。

欲しいと思わない人は「趣味」「仕事」「勉強」など自分を磨くことや、楽しむことに忙しい人が多いようです。相対的に恋愛の重要度が低くなり、そのためにめんどくさいと感じてしまうのかもしれません。

若く意欲的な20~30代が趣味や仕事に没頭するのは自然なことかもしれません。しかしそれ以上の年代でも、恋愛をめんどくさいと感じる割合は低くありません。

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オーネットが50代以上の独身男女を対象に行った「中高年の恋愛・結婚に関する意識調査」によると、恋愛および結婚相手としてのパートナーを「欲しい」と答えた人の割合は全体で31%でした。欲しいと答えた人のなかには、パートナー探しの活動をしている人・していない人の双方が含まれています。パートナー探しの活動をしていないと答えた人にその理由を聞いたところ、最も多かった回答は「探すのがめんどくさい(26%)」でした。

このように、年代を問わず恋愛をめんどくさいと思っている人は少なくありません。めんどくさいと特に意識していない場合でも、「言われてみれば趣味や仕事と比較して優先順位が低くなっていた」と思い当たる人もいるのではないでしょうか。

そんな人に向けて、解決策を紹介していきます。

(出典)平成22年度結婚・家族形成に関する調査報告書【全体版】(交際について) 【PDF】

恋愛をめんどくさいと感じる男女とは

恋愛をめんどくさいと感じる男女とは

「恋愛をめんどくさい」と考える人のなかには、恋愛の存在自体が煩わしいと感じてしまう方もいるかもしれません。しかし、そうではないのに恋愛をめんどくさいと感じてしまう場合も多いようです。その理由を、前述の2つの調査から推測すると、男女ともに2種類のタイプに分かれるようです。

タイプ1:「自分の趣味に力を入れたい」「仕事や勉強に力を入れたい」を理由に挙げる人

ここにカテゴリ化される人は、生活スタイルを変えるのが面倒、といったタイプ

タイプ2:「恋愛がめんどくさい」を理由に挙げる人

こちらは「行動を起こす」「解決策を考える」などの行為そのものがめんどくさいタイプ

タイプ1に関しては、趣味や職場での交流を通じて出会いのチャンスや、同スタイルの相手を見つけることができる可能性もあると言えそうです。恋愛に否定的でないのであれば、誰かと交際に発展する可能性があることを常に意識しておきたいですね。

一方、タイプ2は、そのままの考え方では出会いそのものが難しいかもしれません。恋愛そのものに興味がないのであれば問題ないですが、「恋人がほしい」「結婚したい」といった気持ちがある場合は考え方を変えていく必要があります。ここからはタイプ2のような人を掘り下げていきます。

恋愛がめんどくさい人(男性編)

前述のタイプ2に該当する人については「行動を起こす」「解決策を考える」といった行為がそもそも面倒であるようです。

一般的に男性の思考は「問題解決型」といわれています。これは問題や課題が生じたときに、解決方法を論理的に思考する考え方です。この思考の人は、具体的な目的なしに、とりあえず動いてみるというのは苦手なようです。また恋人ができたとしても、それは万人にとっての恋愛のゴールではありません。相手に対して「次に何を実行するのが正しいのか」「恋愛の先には何があるのか」を論理立てて考え続けることに、めんどくささを感じるのかもしれません。

さらに人間の心理のひとつに、変化や改革を嫌い慣れ親しんだものを好む「現状維持バイアス」があります。これは男女に共通することですが、行動を起こすことに対して「失敗するかもしれない」「面倒」などのマイナスの印象を持ってしまう心理です。この現状維持バイアスが働くと、行動を起こすよりも現状(動かない状態)を維持する方が自分にとってメリットがあると判断してしまいがちです。いったんこの心理に陥ってしまうと抜け出すのは難しいでしょう。

恋愛がめんどくさい男性の解決策

恋愛をめんどくさいと思う気持ちを克服できるように考え方を変えたいところです。ゴールを「恋愛成就」に設定してしまうと、ゴールまでに「出会い」「好ましい相手を見つける」「お付き合いの申し込み」......と多数のステップを踏むことになります。結果として、ステップが明確に描けないために動けない人や、ステップがわかっていても過程を面倒に感じてしまう人が出てくることでしょう。

その対処法として、小刻みなゴールを設定する方法があります。「出会いの場所に行く」「印象のいい女性と会話をする」など達成しやすいゴールを決めます。達成感が多いとモチベーションも上がるのではないでしょうか。出会いの場に出向くことや女性と会話する機会があまりないといった人は、そうした機会の提供を行う結婚相談所や、婚活サービスの活用もおすすめです。

恋愛がめんどくさい人(女性編)

前述の「結婚・家族形成に関する意識調査」において女性が「今、恋人が欲しいと思わない」と思う理由のトップは「恋愛が面倒」でした。

女性が「恋愛が面倒」と感じる割合は60.1%と、男性の52.6%よりやや高くなっています。女性が「今恋人が欲しいと思わない」理由として「自分の趣味に力を入れたい」「仕事や勉強に力を入れたい」が続いていることから、趣味や仕事に忙しくて恋愛に時間を割くことを面倒と考えている女性が多いと推測されます。

現実問題として女性が恋愛に注力しようと思った場合、ファッションやメイクなどにかける時間と労力は男性よりも多いでしょう。

さらにオーネット2020年定量調査「結婚したい20~30代を対象とした結婚意識に関する調査」によると、女性は男性よりも「自然に出会いたい」と考える人が多い傾向にあります。同じ職場に毎日出勤するような生活では、職場以外での自然な出会いは難しく、出会いの難易度が上がります。

そうした状況下で「自然な出会い」を得るためにはいろいろな人と出会える環境を整える、定期的に紹介を受けたりするなど積極的に行動する必要が出てくるでしょう。それらの手間も「めんどくさい」の割合が多くなる要因ではないでしょうか。

恋愛がめんどくさい女性の解決策

出会いに関して言えば「自然な出会い」に固執すると、出会いのハードルが上がってしまいます。そんな時は第三者の手を借りて、出会いの場を増やす方法があります。しかし、この方法ですと、出会いの時期は紹介者の都合によるところが大きいです。テンポよく「出会いの機会」を得るなら、結婚相談所の活用もおすすめです。趣味や仕事に忙しくて恋愛に時間を割くのが面倒という方も、結婚相談所や婚活パーティーなどの婚活サービスを利用すれば、スピーディーに出会いの機会を増やせます。

オーネットなら、担当アドバイザーが登録者の人柄やライフスタイルに応じたお相手を紹介するサービスもあるため、より効率的に相性のいい人と出会うことができます。さらに、「イメージアップサポート」を受けられるため、どう身だしなみを整えていけばいいのか悩んでしまう女性でも安心です。

恋愛をめんどくさいと思う人が多い一方、結婚したい人も多い!

恋愛をめんどくさいと思う人が多い一方、結婚したい人も多い!

オーネット2020年定量調査「結婚したい20~30代を対象とした結婚意識に関する調査」によると、独身の理由として最も多いのは「適当な相手に巡り合わないから」であり、消極的な回答となっています。「結婚の必要性を感じないから」と回答している割合はごく少数です。つまり独身主義者は少なく、多くの人が相手さえいれば結婚したいと考えているのです。

オーネットの「独身男女の結婚に関する意識調査」でも、25歳~39歳の未婚男女の約8割は、「結婚をしたい」と考えていることがわかっています。同じくオーネットの、「中高年の恋愛・結婚に関する意識調査」でも、恋愛および結婚相手としてのパートナーについて 「いる」もしくは「ほしい」と答えた人が合わせて46%となっており、半数近くがパートナーを望んでいます。

恋愛をめんどくさいと思う人が多いからといって、結婚を望まない人が多いわけではないのです。恋愛はめんどくさいけど結婚はしたいと思う人はどうすればよいでしょう。

小さなことから意識改革を!

恋愛のめんどくささを回避するためには、目的・目標を明確にしましょう。ただし、いきなり恋愛成就を目的としてしまうと、達成するまでに時間がかかり途中で挫折してしまうかもしれません。最初は小さなことでいいので、行動することが大切です。行動してみればきっと、「思ったよりもめんどくさくなかった」と思えることでしょう。

さらに結婚相談所への登録を検討してみるのも一案です。「気軽に婚活パーティーに参加する」、「婚活をあと押ししてくれるアドバイザーを見つける」など、段階的にステップを踏んでいく方法も達成感を得やすいでしょう。行動の成果を感じながら動いていけば、途中で意欲がしぼむことも避けられます。

オーネットに入会すると出会いのスタイルを選択できるほか、あなたをよく知る担当アドバイザーが、あなたに合った相手を紹介するお任せコーディネートサービスを行うといったように、的確に婚活計画をサポートします。また、身だしなみやコミュニケーションについてもアドバイザーがアドバイスを行います。「めんどくさい」と感じている方でもアドバイスに沿って行動していけば、結婚に近づくことができるでしょう。

あなたにぴったりのお相手を無料で診断することができる結婚チャンステストで、まずはどんな人がいるのかを見てみるのもいいでしょう。

好奇心を持って臨む、仮に失敗しても反省点を踏まえて次に生かすといった心構えで、コツコツ行動すれば、結果がついてくる可能性が高まります。

めんどくさいを好奇心に変えて恋愛の楽しさを手に入れよう

めんどくさいを好奇心に変えて恋愛の楽しさを手に入れよう

待っているだけで恋愛できるとは限りません。そのため多くの場合、積極的に行動を起こすことが必要になります。時には行動を起こすのが面倒に感じられることもあるでしょう。しかし多くの人が恋愛、およびその先にあるパートナーや結婚を望んでいることがわかっています。

望みをかなえるためにも、面倒と思う気持ちを好奇心に変えていきましょう。

めんどくさいと思うということは、「いつもと違う自分になる」ということ。

その先にあるかもしれない出会いに、興味をもってみませんか。

まずはいつもと違う予定を立てる。そんな小さな一歩を踏み出しましょう。

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