人生を豊かに彩ってくれる恋愛。ところが、その恋愛に「疲れた...」と感じる人もいるようです。なぜ恋愛に疲れてしまうのでしょうか?
ここでは、恋愛に疲れてしまう原因や恋愛に疲れやすい人の傾向、恋愛に疲れたときの対策などを考えていきます。身に覚えがある方は、恋愛に疲れた自分を優しく受け入れ、対策を練って、恋愛疲れから抜け出しましょう!
目次
恋愛に疲れた...その原因は
そもそもなぜ恋愛に疲れてしまうのでしょうか。細かな事情は個人個人で異なりますが、主に次のようなことが原因として考えられるのではないでしょうか?
相手のペースに振り回される
- デートの日程や場所・内容はいつも相手が勝手に決める。友人との予定をキャンセルして時間を作ったのに、その内容は興味のない映画に付き合わされただけ。
- デートの服装は相手の好みのブランドを押しつけられたりして、好きな洋服も着られない。
このように自分を抑え、相手のペースに振り回される状況は、恋愛に疲れる原因になり得ます。
■相手に束縛される
- 友人と出かけることに良い顔をせず、小言や悪口を言われる。
- 電話やLINEなどの過剰な連絡で「どこにいるの?どうして連絡してこないの?」などと問いただす。
- 勝手にスマホをチェックされ、異性の知人を見つけては疑いの目を向ける。
このような極端な束縛行為も、恋愛に疲れる原因となるでしょう。
■自分の期待と相手の行動がかみ合わない
- 週に2度はデートしたいのに、仕事が忙しいからと週に1度しか時間を合わせてくれない。
- 誕生日はいつものデートより上級のレストランでお祝いしてくれると思ったのに、いつもと同じお店だった。
- プレゼントした時計を次に会うときに着けてくれることを期待していたのに、着けてこなかった。
相手に期待する言動と実際の言動がずれてしまうと、人によってはストレスに感じ、恋愛に疲れてしまう原因となることがあります。
■自分にマイナス思考やネガティブな感情がある
- LINEが未読なだけで相手の気持ちが冷めたのではないかと不安になる
- 異性を含めた飲み会があると聞いただけで浮気を疑ってしまう
自分自身のマイナス思考やネガティブな感情も恋愛に疲れてしまう原因になることがあります。相手を好きだからこそ、不安や嫉妬などが生じることもあるでしょうが、逐一反応していては、恋愛に疲れる原因となってしまうでしょう。
恋愛に疲れやすい人の傾向
恋愛に疲れる原因をいくつか紹介しましたが、同じような状況でも、平気な人もいるでしょう。ここでは、これらの要因で恋愛に疲れたと感じやすい人の傾向を考えていきます。
■自分に自信がない
自分に自信がない人は、相手の都合を優先して都合のいい恋人を演じたり、連絡が1日なかっただけで「飽きられたのでは?」「ほかに好きな人ができた?」など、ネガティブな感情に振り回されやすい傾向があるようです。相手の束縛や勝手な言い分にも不満を言えず、従順に従ってしまうというケースも見られます。
■依存傾向が強い
依存傾向が強い人は、恋愛をすると恋人至上主義になりがちです。頻繁にデートを要求したり、恋人を優先して友だちとの先約をキャンセルしたりするなど、恋人が生活の基準になってしまうことがあるようです。相手に嫌われることを過度に恐れ、自分に自信がない人同様に、相手の言うことに従う傾向が見られます。
■固定観念が強い
「~すべき」という固定観念の強い人がいます。そういった人は、恋愛においても、「恋人とは毎日連絡をすべき」「特別な日は一緒に特別なことをすべき」など、強固なルールを設けてしまうことがあります。ルールから外れないように、相手も自分も縛るわけですから疲れるのも当然です。相手がそのルールから少しでも逸脱すると、それにストレスを感じて一層疲れてしまうといったこともあるようです。
恋愛に疲れた時の対処法
では、恋愛に疲れたときにはどうすればいいのでしょうか? 4つの方法を紹介します。
1. 恋愛をいったんお休みする
最もシンプルな方法は、恋愛をお休みすることです。相手には「少し時間を空けたい」と正直に言ってもいいですし、「大きな仕事が入るからしばらく連絡が取れない」など、ごまかしてもいいかもしれません。
デートや電話、相手との将来を考えることなど、恋愛に関することは生活から切り離してみましょう。恋愛からいったん離れ、ストレスの原因は何か、自分はどうしたいのかなどを考える時間を作りましょう。
2. 恋愛以外のことに打ち込む・楽しむ
仕事や趣味、友だちとのショッピング、一人旅など恋愛以外のことに打ち込んだり楽しんだりするのもいいでしょう。恋愛以外のことに集中することで、恋人にばかり向いていた意識が分散され、ストレスが解放できます。これができると、恋愛に関する悩み事が少し小さく思え、気楽に恋愛を楽しめるようになるかもしれません。
3. 自分のために時間とお金をかける
相手のために使っていた時間やお金を自分のために使うのもいいでしょう。おいしいものを食べたり、いつもよりグレードの高い美容室で髪を整えてもらう、といった自己投資。あるいは、資格の勉強をして、自己研鑽に取り組むのもおすすめです。自分自身に優しくすることが癒やしにつながり、気持ちに余裕が生まれる可能性があります。
4. 自分の心の傾向を知る
極端に自信がない、固定観念が強い、完璧主義などの心の傾向がある人は、どのような恋愛でも疲れやすくなりがちです。しかし、人は自分の心の傾向に案外気付きにくいもの。相手とうまくやっているつもりなのになぜか疲れていると感じる場合には、前述の「恋愛に疲れやすい人の傾向」がないか振り返ってみましょう。身に覚えがある人は、それを受け入れ、自分の傾向として理解することが大切です。
「もう1度幸せな恋愛をしたい」と思えるようになるには
恋愛に疲れたら、前述のように疲れを癒やす工夫をすることが大切です。自分に合った対処をするうちに今のお相手と幸せな恋愛関係に戻れる可能性もあります。
残念ながら、今のお相手とはお別れする場合もあるでしょう。もしお別れしても、前へ進んでください。失恋した場合の特効薬は新しい恋愛をすることです。幸せな恋愛ができれば、過去のつらい思い出も、幸せのための糧だったのだと気づくことができるはずです。
オーネットの成婚カップルのなかにも、別れを乗り越えて本当の幸せを手に入れた方は多くいらっしゃいます。ぜひご参考にしてください。