男性がフラれてしまう2大理由は、見た目とコミュニケーション

男性がフラれてしまう2大理由は、見た目とコミュニケーション

前回までの話:2014年春から「お見合いおじさん」となったフリーライターの大宮冬洋。
完全無料だけど好きな人しかお世話しない、会員数は男女それぞれ4名まで、といった初期設定が間違っていたのか、半年経ってもカップル成立はゼロのまま。
悩み焦った大宮は、業界最大級の会員数を誇る結婚相談所、オーネットのベテランアドバイザーたちを訪ね歩き、相談することにしました。

婚活男女の動向をデータで把握する

こんにちは。婚活応援ライターの大宮です。僕は個人的に「お見合いおじさん」をしているのですが、10組以上のお見合いを手がけたいまも成婚事例は1つもありません。人徳とセンスが欠如している、と言ってしまえばそれまでなのですが、「自分が好きな人たちに幸せになってほしい」という気持ちだけは純粋なつもりです。

気持ちを具体的な力にするにはどうすればいいのでしょうか。オーネットのベテランアドバイザー2人(横浜支社支社長の霧生洋子さんと都市圏グループマネージャーの岸野芳子さん)に会って話を聞いてみたのです。いろいろと有意義な助言をいただいたのですが、霧生さんと岸野さんの人間的な魅力にとにかく圧倒されてしまいました。美しくて真面目、力強くて優しく、それでいて朗らか……。「この人たちにアドバイスされたら何でも素直に聞けそうだな」という印象を持ちました。

情熱と実績があるからオーラを発することができるのか、それとも婚活アドバイザーには元々の「人間力」のようなものが必要なのか。後者の場合、残念ながら僕は「お見合いおじさん」には向いていないことになります。前者であることを信じて、的確なアドバイスをすることで少しずつでも成果を上げていくしかありませんね。

そのためには、婚活中の男女がどのような行動をしてどんな結果を出しているのかを大まかにつかんでおく必要があります。オーネットへの弟子入り企画の中間まとめとして、ご成婚推進グループを訪ねることにしました。

婚活中の女性も、実は男性からのアプローチを待っています

ご成婚推進グループは、オーネット会員のデータを様々な角度から分析して、各支社長やアドバイザーたちをバックアップする使命を帯びています。婚活がうまくいかない理由、逆に結婚が決まる人の傾向などを把握しているのです。心強いグループだなあ。彼らの知見を吸収して大局観をつかめば、的外れではないアドバイスができるかもしれません。

答えてくれるのは、橘正人さん(グループリーダー)、篠塚涼子さん(会員意識調査担当)、戸川実さん(登録データ分析担当)の3人です。これより、『オーネットの成婚の公式』を使って説明が進みますので、下記の図をよく覚えておきましょう。

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お話を聞いてまず驚いたのは、「お話しましょう」と男性からと女性に申し込むことが圧倒的に多いという事実。女性から申し込むケースの倍近いのだそうです。

女性の会員様はどちらかというと草食系で受け身な傾向があります」(橘さん)
「女性はよほど気に入った男性が相手でないと申し込みません。男性からの申し込みがたくさん来るので、その対応に精一杯になりがちです」(戸川さん)

最近、恋愛や結婚において女性のほうが男性よりも積極的になっているという論調がありますが、正確ではないようですね。結婚や出産に関して危機感を持つ年齢が男性よりも早いというだけで、実際のやりとりにおいては「男性からのアプローチを待っている」女性が大多数なのです。

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ただし、「アプローチしてくれたら先着順にお付き合いする」わけではもちろんありません。「好みじゃない」と判断したらすぐに断るでしょう。では、男性はどんな理由で断られるのか。橘リーダーから冷厳な答えが返ってきました。

まずは見た目です。顔写真がお相手に公開された時点で断られてしまうケースが多く見られます。ただし、(顔の造りが)カッコいいか否かではなく、女性にどう見られるのかを意識しているかいないかがポイントです。髪がボサボサだったり、古いスーツを着ていたり、笑顔ではなかったり……。女性としては、『婚活用の写真に気をつかえないのであれば、私にも気をつかってくれないのでは』と無意識のうちに感じてしまうのだと思います」

この指摘は重要です。世の中を見渡してみると、決してイケメンではないのに美しい女性と付き合ったり結婚したりしている男性がいます。彼らの多くは、自分に似合う洋服を身につけて、身だしなみも整えていることが多いですよね。ものすごいオシャレである必要はなく、「周囲の人に不快感や違和感を与えない配慮ができる大人の男性」であれば十分に女性にアピールできるのです。

逆に言えば、自分の外見に気を配れない男性が多いということ。僕も気を抜くと鼻毛が出ていたりするので他人事ではまったくありません……。

「掲載の写真は大事です。服装や表情を少し変えたらもっと良くなるのになぁといった写真があれば、担当支社に連絡を入れ、変更をしていただくようにしています。」(戸川さん)

会員の登録データを細かく分析している戸川さんの言葉には彼らへの「愛情」のようなものを感じます。僕たちは見た目が悪いのではなく、「見せ方」が悪いんですよね。同じ人物でも、表情、明るさ、髪型、服装などで印象は180度変わります。写真でもデートでも十分に気を付けるように、と僕も男性たちにアドバイスしたいと思います。

返事がないのは、定型文をそのまま送っているからかも

男性が申し込みをした女性から断られてしまう大きな要因はもう一つあります。「コミュニケーション力の欠如」です。
「お申し込み時のメッセージは、回答をもらいやすい文章を書くことが大切です」(篠塚さん)

男性の中には、オーネットが提供する定型文をそのまま送ったりする人もいるようです。たくさんの男性から申し込みを受けている女性には一発で手抜きを見破られますよね。長々と自己アピールするのも考えもの。自分にしか関心がない人だと思われてしまう危険性があります。相手のどこが気に入ったのか、どのへんに共感をしたのかを簡潔かつ誠意を込めて伝えることが重要なのですね。

僕は男性と会話しているときに篠塚さんと同じ感想を持つことがあります。自分が気持ちよく話すのはいいことなのですが、相手も楽しく話せるようなテーマを選んだり、間合いをはかったりするのが下手。一方的に話し続けるので、「あなたはテレビなの?」とツッコミを入れたくなります。厳しい言い方をすれば、コミュニケーションをする相手への配慮が足りない男性が多すぎるのです。

こちらから申し込んでいるのだから、「なぜあなたに会いたいと思ったのか」を言えるはずですよね。恥ずかしがらず、面倒くさがらず、きちんと伝えるべきなのだと思います。女性たちは、あなたのその姿に男らしい清々しさと優しさを見るのではないでしょうか。

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次回はご成婚推進グループに女性へのアドバイスを伺います!