親に結婚を認めてもらえない、そのせいで30代になっても婚活がうまくいかないと悩んでいる人もいるでしょう。だからといって、親を無視したり絶縁したりしても、何も良いことはありません。親が反対する理由や問題の解決方法を学んで、前進する道を選びましょう。
目次
親に結婚を反対されたら一生独身？
反対されたことをきっかけに結婚を諦めても、いずれは親が認める結婚のチャンスが訪れるかもしれません。ですから、親に結婚を反対されたために一生独身になると考える必要はありません。また、反対を押し切って結婚しても、その後に幸せになるか、不幸になるかは誰にもわからないことです。
反対されて諦めた事例
親に反対されたことをきっかけに、還暦を過ぎても独身のまま過ごす女性もいます。このように、独身でも幸せに親と仲良く暮らしていることもあるのです。ただしこれはあくまでひとつの例。結局はその人が自分で道を選ぶことが大切です。
反対されたまま結婚した事例
親の反対を押し切って結婚へと突き進む人もいます。その後は、どちらかが折れて後で和解することもありますし、そのまま絶縁してしまうこともあります。これも、上記の「反対されて諦めた事例」と同じであくまでその人も選択であり、何が幸せの基準なのかによっても選ぶ道は変わるでしょう。
親の反対を押し切って結婚した場合の離婚率は？
親の反対を押し切って結婚した場合の離婚率は気になりますよね。でも、そのようなデータを紹介するネット記事の多くは裏付けがなく、あくまでライターの主観に基づいたもので。SNSで「私は親に反対されたけど、結婚して今も幸せです」という書き込みを見かけますが、わざわざ自分から「失敗だった」と書き込む人なんて少ないことは想像できるので、こちらも裏付けデータとしては弱いでしょう。
つまり、離婚と親の反対との関連性は明らかでなくそのことを気にするよりも、今の幸せを続ける努力を積み重ねる方がよほど大切だと言えるでしょう。
親が結婚を反対する主な理由
結婚のことは、結局は本人次第です。でも、親が結婚を反対しているなら、まずは反対する理由を知る必要があります。親が結婚を反対する理由を考えてみましょう。
心配だから
親の愛情は偉大です。なんとかして子供に幸せになってほしいと考えて、いろいろと余計な心配をしてしまうものです。結婚する前から「きっとお姑さんにいじめられる」といった想像をし、そんな苦労をするくらいなら我が家で気楽に暮らしてほしい、と考えてしまうのかもしれません。
まだ一緒にいたい
子供に「親離れ」があるように、親にも「子離れ」があります。そのため、友達のような親子の場合、大切な存在を誰かに取られてしまう不安から、寂しい気持ちが高まった結果として「結婚なんて認めない」と言い出してしまうのです。それだけあなたに依存している可能性があります。
相手が不満
「自分が不幸だから子供には幸せな結婚生活を送ってほしい」と考える親もいます。そんなとき、相手の仕事や収入について、文句のひとつも言いたくなってしまうのでしょう。時には自分の体裁を気にしたり、「専業主婦になることが女性の幸せ」「家柄が合わない」といった勝手な価値観を押し付けることもあるようです。
相手に借金がある
相手に借金や奨学金の返済が残っていると、親は経済的に大丈夫なのかと不安になってしまいます。「結婚するよりも、先に借金を整理したほうがいいのでは」と思うでしょう。最終的に返済に困ったとき、自分たちを頼ってくるのではと心配する親も多くいます。
年の差が大きい
子どもの結婚相手が大きく歳の離れている相手だと、親は心配になってしまうでしょう。ジェネレーションギャップが起きないか、年老いたとき安定した生活が送れるだろうかと気になってしまうようです。自分の子どもが、結婚で苦労することは避けたいと思っているのでしょう。
家柄が違いすぎる
どちらか一方が高学歴な家系や、飛び抜けて裕福な家だった場合、親は子どもの結婚に対して不安を覚えるかもしれません。双方の家庭に何らかの格差があるように見えると、価値観や考え方、お金の使い方にも大きなギャップが生じてしまうと心配になるものです。相手の家庭環境に問題がある場合も、反対されてしまう可能性があるでしょう。
結婚を反対する親を説得するには？
結婚を反対する親を説得するにはどうしたらいいのでしょうか。深刻な状況でなければ、まずはこのような方法を考えてみましょう。
不安に対しての解決策を考える
両親が結婚を反対するのは、何かしらの不安要素があるからです。結婚を認めてもらうには不安を解消する方法を考えて、きちんと両親の前で説明しましょう。できるだけ具体的に解決策を考えて、説得力のある説明を心がけてください。
認めてもらえるまで挨拶に行く
結婚したい気持ちを根気強く伝えに行けば、結婚への本気度がわかってもらえるはずです。まずは、結婚を反対されている理由をはっきりさせて、相手のご両親に安心してもらえるように働きかけましょう。粘り強く通い続けることで、信頼を勝ち取れるはずです。
味方をつくる
お父さんが反対しているならお母さんを、お母さんが反対しているならお父さんを、両親がダメなら兄弟や親戚を、味方につけましょう。例えば、反対する理由が「こんなに早く子供が結婚するなんて思っていなかった」というものであれば、あなた以外の人が客観的に説明することで、態度も軟化していく可能性があります。言い争いになりそうなら、あなたも少し頭を冷やして、戦略的に動いてみましょう。
「独身のままでいいの？」と聞く
「いつまでも子供と一緒にいたい」と考えている親でも、「私の方が子供よりも先に寿命を迎える」ことは理解しています。また、いつまでも子供が実家にいたら親としても体裁が悪いと考える親もいるでしょう。そこで「このままいつまでも独身でいてもいいの？」と切り出すことで、親も考え直すきっかけになるはずです。
じっくり説得する
あなたもどこかで、勢いに任せて結婚しようと考えていませんか？面倒かもしれませんが、あなたも冷静になって、親の不安を取り除く努力をしましょう。親が思う不安要素がわかったら、時間をかけてじっくりと説得してください。「相手が気に入らない」というなら、あなたが相手のどんな部分に惹かれたかを丁寧に説明して、「だから結婚したいんだ」と正々堂々と宣言すればいいのです。そうすることで、親も反対できなくなるでしょう。
【男女別】親ウケのいい結婚相手の条件
もし自分が原因で結婚を反対されているなら、親ウケがいいと言われる相手の条件を参考にしてみるのもいいでしょう。立ち居振る舞いや身だしなみに少し気を配るだけで、印象はグッと良くなるはずです。男女別でご紹介します。
男性
男性の場合は礼儀正しく、清潔感のある人だと親ウケがいい傾向にあります。また、きちんとした職業についているかも大事なポイントになるでしょう。元気に挨拶をして、丁寧に接することを心がけてください。服装と髪型も清潔感を意識すれば、きっといい印象を持ってもらえるはずです。
女性
女性はきちんと挨拶ができて、自立していると親ウケが良くなるでしょう。初対面での第一声は、挨拶になることがほとんどです。恥ずかしがらず、丁寧に挨拶ができる女性は印象が良くなります。また、見た目は控えめに、ナチュラルメイクで肌の露出が少ない服装を選びましょう。経済的にも精神的にも自立している女性であることをアピールできると、相手の両親からの信頼度もアップします。
みんなの婚活体験談
結婚での悩み事は、婚活の先輩方の体験談が参考になるはずです。オーネットでは、理想のお相手を見つけて幸せをつかんだ方の体験談を多数ご紹介していますので、ぜひ読んでみてください。不安解消のお手伝いにしていただければ幸いです。
女性｜30代後半｜初婚
婚活をはじめたきっかけは親戚の集まりでした。普段は結婚について何も言わない両親でしたが、親戚の子供たちを見た際に羨ましく思っているのではないかと気づきました。そこで孫の顔を見せてあげたいという気持ちが自分の中で強くなりました。
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女性｜30代前半｜初婚
親からのプレッシャーや、オーネットで成婚退会した友人からの勧めもあり、オーネットで婚活することを決意ました。彼とは紹介者を通じて出会い、食事やコンサート、水族館などに出掛け、3回目のデートで彼から告白していただきました。
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男性｜30代前半｜初婚
婚活をはじめたきっかけは親が還暦を迎えるにあたり、少しでも安心して欲しいと思ったことでした。婚活を通じて気づいたことは結婚を難しく考えすぎる必要はないということです。一緒に時を過ごして自分を偽らずさらけ出せると思える、信じられる方が結婚相手なのかなと思いました。
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男性｜30代後半｜初婚
親から勧められたことをきっかけでオーネットに入会しました。出来るだけ自分の住むエリアに近い人と出会いたかったのでイントロG（現・写真検索）を利用していました。
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まとめ
いつの日か自分も同じ立場になったら、あなたも同じように、子供の結婚に反対するかもしれません。だからこそ、ちょうといい機会だと思い直して、無駄に腹を立てずに親と向き合ってみましょう。もちろん、親の意見を聞き入れて当分は独身でいることにしてもいいでしょう。いずれにせよ、納得のできる選択をしてくださいね。
