結婚相談所で知り合った相手とのお見合い。話が盛り上がった後のステップは、いよいよ初デートです。1時間程度のお見合いとは異なり、たっぷり時間を使えるデートは、お互いの魅力を知るのに絶好の機会といえます。
婚活の成功を左右する大きなイベントとなる初デートですが、ちょっとしたミスで失敗を引き起こしがちなタイミングでもあります。初デートで失敗しないためには、どのようなポイントに気をつければいいのでしょうか。今回はお見合い後の初デートを成功させるためのポイントについてご紹介します。
目次
お見合いから初デートまで
初めての顔合わせであるお見合いを好印象で終えたなら、次は初デートに進みましょう。お見合いとは違い、デートは2人だけで話を進めなければなりません。楽しいデートを実現できるよう、ポイントを押さえた準備を行いましょう。
まずはお見合いについて知りたいという方は「お見合い」って何するの？最新のお見合いの形や婚活スタイル別のメリット・デメリットを紹介からご覧ください。
なるべく早くデートの約束をしよう
なるべく早くデートの約束を取りつけましょう。あまり時間が空きすぎると、相手にデートへの意欲がなくなってしまいます。
もちろん、お見合い後のデートで断られてしまうことはあります。でも、失敗を恐れるよりも、お見合いから1～2週間以内での再アプローチを目指してください。その際のデートプランは、別に食事の予定にする必要はなく、例えばカフェのような場所で話すだけでも問題ありません。
メールのやり取りで緊張をほぐしておこう
お見合いから初デートまでの間は、メールなどのやり取りで緊張をほぐしておきましょう。たとえお見合いがうまくいったとしても、初デートまでの期間によっては初対面のように緊張してしまう可能性があります。メールで他愛のない話を重ねておくだけでも、お互いの気持ちの距離を縮められます。
なお、デートコースを決める際はメールのやり取りの中で、お相手の好みや苦手なものを聞き出しておくとよいでしょう。
小綺麗な服装を用意
メールのやり取りを進めるのと並行して、デート当日に着ていく服装の用意をしておきましょう。男女ともに、ビジネスカジュアルのような清潔感のある小綺麗な服装がよいでしょう。
派手で露出度の高い服や、ブランドもので固めたようなファッション、サイズ感が合わない服や個性的過ぎる服は、良い印象を与えないのでお見合いの初デートには合わないと考えてください。
店は事前に予約
お見合いで一度会っているとはいえ、遅い夜のデートは避けましょう。お昼を挟んだランチタイムや15時頃のカフェタイムは、周囲の人目もあり女性も安心できます。しかしこれらの時間は混雑しやすいため、デートの会場となるお店は必ず予約をしておきましょう。
初デート当日のポイント
お見合いで顔を合わせているとはいえ、初デートは緊張するイベントであることには変わりありません。初めてのデートを楽しく過ごし、次のデートに繋げるためにはどのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。
オススメは落ち着いたカフェ
初デートは、お見合いよりもカジュアルな姿勢で臨んで問題ありません。とはいえ騒がしい場所では話に集中しにくいので、落ち着いた雰囲気のカフェのような空間が望ましいでしょう。また個室は相手に警戒心を与えかねませんので、周囲に人がいるフロアの席がベターです。
また、もし仕事の都合で夜に会うことになったとしても、基本的にはアルコールは避けた方が無難です。
会話は気楽でカジュアルに
お見合いの時よりも、気楽でカジュアルな話題を選びましょう。お見合いではお互いの情報を引き出すための質問になっていたなら、デートでは自分の好きなものや楽しい瞬間を伝えるような、自分という人間を知ってもらうための会話が望まれます。
自分が楽しそうにしていれば、相手も自然と過ごせるようになりやすいので、積極的に気楽なムードを作るように心がけましょう。
初回のデートは2～3時間程度
初顔合わせのお見合いよりは相手のことを知っているとはいえ、まだまだ緊張感が抜けない間柄です。初デートは無理なく過ごせる2～3時間程度を目安にするとよいでしょう。
なお、最初に入ったお店で話し続けるのは案外難しいものです。気分を変えると話題も変わりますので、軽くティータイムを楽しめるようなお店を別に選んでおくことをおすすめします。
盛り上がったなら臨機応変にコース変更
初デートが2～3時間では足りないと感じるほど盛り上がる場合もあるでしょう。次が待てないというほど盛り上がったなら、臨機応変にコース変更、プラン変更をし、デートの時間を延長してみてください。
念のため2件目もピックアップしておく
初デートが予想以上に盛り上がった結果、もう少し話をしたくなることもあるでしょう。1件目とは違う雰囲気で会話を楽しめるよう、事前に2件目の店もピックアップしておくのがオススメです。
また1件目での話の中で、行きたい店や食べてみたいメニューといった話題が出ているかもしれません。そうしたお相手の好みを満たせる店をピックアップするのも喜ばれますが、次回のデートに誘うネタに取っておいてもいいでしょう。展開によって行き先を選べるよう、選択肢をいくつか用意しておくのが理想的です。
次回のデートの約束を取りつける
初回のデートが終わりを迎えそうになったら、できれば次回のデートの約束を取りつけておきましょう。会話の中で行きたい場所、見たいイベントなどの話題が出たなら、次回のデート場所の参考にしましょう。
場所まで決められないとしても、日程だけでも決めておくことが大切です。楽しかったという気持ちの中で2度目のデートに繋げることこそが、初回デートの最大の目標ともいえます。
帰りの道中でお礼のメッセージを送る
デート帰りの道中では、メールなどでデートのお礼を伝えましょう。「今日は楽しかったです。ありがとうございました」といったような、シンプルな内容でも十分です。楽しい気持ちを共有できていたという印象を残し、次回のデートに向けた気持ちを高めましょう。
家に着くまでがデートであると意識し、最後までデートの余韻を残すのが大切です。
相手に好印象を与える初デートの振る舞い
服装はお見合いの時と異なるコーデで、清潔感を重視
お相手に「同じ服装をしている」と思われてしまうと損です。服装に無頓着な人というようには思ってもらえずに、「私のことを特別に感じていない？のでは」という感想を持たれてしまいます。さっぱりとした清潔感はキープしつつ、色合いやコーディネートを工夫してみましょう。
相手からの会話を引きだして、お互いの理解を深める
デートを通じて目指すのは、お互いの意思や価値観を確認すること。そのためにも、あなた自身はあまり前のめりにならずに、会話のキャッチボールを意識して話すことを心がけてください。話を聞かされ続けるのも、意外と疲れるものなのです。
話題選びは慎重に行う
お見合いで成功したのですから、つい強気になってしまうかもしれません。でもこの段階では、相手が断る可能性がまだ残っています。いきなり「いつまでに結婚」といった核心に触れるのではなく、男性でも女性でも話しやすい話題を選ぶように注意してください。
初デートを成功させるための心構え
初デートの成功は、結婚に大きく近づくチャンスとなります。お相手に楽しんでもらいながら次のステップに進めるよう、初デートを成功に導くための心構えをしておきましょう。
スキンシップ、ボディタッチはしない
初デートの時点では、いきなりのスキンシップは避けるべきです。お見合い後はまだまだ相手との距離を測っている最中。相手の意思を無視したボディタッチは、そのまま交際終了に繋がりかねません。
スキンシップやボディタッチは男性からはもちろん、女性側からもしないように注意しましょう。
羽目を外しすぎない
会話が盛り上がった結果、ついつい口調が乱暴になってしまったり、声が大きくなってしまったりする場合があるでしょう。初デートの時点では、お相手との距離はまだまだ遠いまま。親しさを表現したつもりであっても、相手に不快感や恐怖心を与えてしまうおそれがあります。
あくまで婚活中の初デートであることを忘れずに、羽目を外しすぎない節度を持った振る舞いを心がけましょう。
アルコールはほどほどに
1件目が盛り上がった結果、お酒を飲みに行くことになるかもしれません。また初デートが仕事帰りの時間帯なら、お酒を飲むムードになりやすいでしょう。初デートにおけるお酒は完全なNGではありませんが、初デートで緊張している分、普段よりも早く酔いが回ってしまうことも考えられます。適度な酒量を把握したうえで、それよりもずっと手前で終わらせられるよう、節度を持った飲み方を心がけましょう。
お見合いは初回デートが勝負！楽しい時間を演出しよう
婚活において、お見合い後の初デートは大きな関門のひとつです。さらに初デートの目標は2回目に繋げること。
2回目のデートまで繋げられれば成婚の確率はかなり高まります。初回のデートで終わりにならないよう、最後まで楽しい時間を演出できるデートプランを心がけてみてください。
オーネットでは、会員の皆さまのリアルな「みんなの婚活体験談」をご紹介しています。デートを計画中の方や婚活の方法が気になった方は、ぜひ参考にしてみてください。1回目のデートを成功させ、楽しい時間を過ごしましょう。
