「結婚って恋愛の延長線上にあるもの?」「婚活に恋愛感情は必要ないの?」そんな疑問を持つ方のために、恋愛と結婚の違いについて解説します。結婚相手を見極めるためのポイントについてもご紹介しますので、真剣に結婚を目指している人はぜひチェックしてみてください。
目次
恋愛と結婚では相手に求めるべき条件が異なる
結婚までの過程として「恋愛をしてから結婚」の流れが自然と考える人も多いでしょう。周りの既婚者が恋愛結婚をして幸せそうにしていると、「自分も恋愛結婚がしたい!」と思うのは自然なことです。しかし「恋愛と結婚は別」という意見もあります。実際のところどうなのか気になりますよね。
恋愛と結婚では相手に求めるべき条件が異なります。もし恋人が結婚相手にふさわしいのであれば、幸せな結婚生活が望めるでしょう。好きという感情や勢いだけで結婚して後悔しないためにも、恋愛と結婚の違いを理解した上で結婚相手を見極めることが大事です。
恋愛と結婚の違いとは?
では恋愛と結婚の違いはどのような点なのでしょうか?以下にポイントをまとめました。
恋愛は自由、結婚は法律に守られる
日本では恋愛中の2人の関係は自由です。道徳的には推奨されるとはいえませんが、浮気も自由。「明らかに婚約をしていた場合」といった限定的な状況を除いては、浮気をしたパートナーに慰謝料を請求することはできません。また付き合っている相手の生活を支える義務もありません。
しかし結婚をすると、法律的な義務が発生します。そのためパートナー以外の相手と不適切な関係を持てば、離婚されるおそれがあるだけでなく、慰謝料を請求される可能性があります。さらに民法(第752条)では「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。」と規定されており、一緒に暮らすことやお互いに扶養することが義務づけられています。
出典:e-Govポータル
恋愛はドキドキや楽しさ重視、結婚は安定重視
人生を共にするのが結婚です。恋愛のようなドキドキや楽しさだけでは、安定した結婚生活を送れる保証はありません。ましてや子どもが生まれると、子育てにかかるお金も必要になります。お金の使い方や貯蓄の方針といった金銭感覚に相違があると、家族で安心して生活することが難しくなります。
恋愛は顔やルックス重視、結婚はありのままの自分でいられることが重要
恋愛相手には顔やルックスの良さを重視する人も多いでしょう。恋愛をしているときは背伸びをして自分をよく見せようとしがちですが、結婚生活でそのような無理をしていては長く続きません。ありのままの自分でいられることが大事です。
恋愛は二人でするもの。結婚はお互いの家族も関わることになる
結婚すると法律上でも家族となり、お互いに責任が生じます。けんかをしたからといって簡単に別れることはできません。恋愛は個人同士の付き合いですが、結婚すると家族も加わり、お互いの家同士の付き合いも発生します。お互いの家族に認めてもらえるか、結婚してうまく付き合っていけるかも重要です。
自分に合った結婚相手を見極めるための5つのポイント
幸せな結婚生活を送るためには、どのように結婚相手を見極めればよいのでしょうか。以下に5つのポイントをまとめました。
性格や価値観が似ているか
「価値観の一致」は結婚相手の条件として最も重要といえます。お互いの価値観に受け入れられない程のずれがあると、一緒に生活するのがストレスになり、結婚生活は長く続かないでしょう。許容できる範囲内か、話し合いで歩み寄れる余裕があるのかもチェックするとよいでしょう。
金銭感覚が一致している
金銭感覚が一致するかも重要です。家族の生活費を使い込んでしまうような浪費家は問題外ですが、コントロールの余地があるのであれば、お金の管理をどのようにするか結婚前にしっかりと決めておく必要があります。
トラブル時にどう対応するか
問題が生じたときや、自分につらいことがあったときに頼りになるパートナーは心強いものです。トラブルに冷静に対処できる相手であれば「結婚生活で困難に直面しても一緒に乗り越えられる」と思えるでしょう。
一緒にいて心地よいか
結婚すると一緒に暮らす時間が多くなります。そのため、ストレスなく過ごせるようにお互いが気をつかわない関係性が重要です。お互いに自然体でいられると、一緒にいる時間を心地よく感じることができます。
家族を大切にしてくれるかどうか
相手のことを大切にしてくれる人は子どもも大切にできるので、家族の幸せにつながります。自分の親や兄弟も同じように大切に思ってくれる人だとなおよいですね。親の誕生日にお祝いメッセージを送ったりプレゼントを渡したりするかどうかもポイントです。家族を大切にできる人なのか見極められます。
結婚に向けて相手を探したい人が押さえておくべきポイント
現在の交際相手とは結婚する気がない、交際相手がいないという状況で、結婚相手を探したいのであれば、次のようなポイントを押さえましょう。
結婚を意識しすぎずに相手を探す
結婚を意識しすぎると、収入面や容姿、自分との相性など、さまざまな条件を掲げてしまい、交際相手がなかなか見つからない恐れがあります。結婚相手にふさわしいと思って付き合っても、結婚に至らないケースは少なくありません。まずは、より多くの人を候補にするために、結婚を意識しすぎずに探すことが大切です。
理想の条件を絞り込む
交際相手、結婚相手に求める理想の条件を絞り込むことで、候補となる人が明確になります。高いレベルの条件を掲げる場合は、優先順位を決めましょう。例えば、収入は○○万円を最低条件とする、趣味が合えば容姿は問わない、収入よりも誠実さを優先する、といった決め方があります。
婚活のプロのサポートを受ける
婚活のプロのサポートを受けることで、条件を満たした相手を効率的に探せます。例えば結婚相談所なら、不安や悩みができた際も相談に乗ってくれるため、婚活の負担を抑えることができます。
結婚を意識したタイミングはいつ⁉体験談をご紹介
結婚に至った方はどのような瞬間に結婚を意識し始めたのでしょうか。成婚退会した先輩たちのエピソードを少しご紹介します。
30代女性
結婚を意識したのはどんな時ですか?
2人で料理をしたり、日常の何でもない時間を楽しく過ごせたとき、結婚を意識しました。
30代女性
結婚を意識したのはどんな時ですか?
会う回数も増え、一緒にいて楽だと思い、結婚を意識しました。
30代男性
結婚を意識したのはどんな時ですか?
価値観が似ているところがあり、他愛のない話をしていたときにふと結婚を意識するようになりました。
20代男性
結婚を意識したのはどんな時ですか?
同じ話題で共感できることが多かったので、自然と結婚を意識しはじめました。
40代男性
結婚を意識したのはどんな時ですか?
一緒に出掛けたり、話をしていくうちに、素の自分でいられると気付き、結婚を意識するようになりました。
恋愛と結婚の違いを理解することが素敵な結婚相手と出会うための近道!
婚活において恋愛感情も大事にしたいと考えるのは自然なことです。恋愛の延長線上にしても、結婚と割り切るにしても、恋愛と結婚の違いを理解した上で相手が結婚相手としてふさわしいか見極めることが重要です。そして、前提として相手も「結婚したい」と望んでいることがなにより大事ですね。
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