お相手探しをしている中で「3回目のデートで告白する」ことを基準に考えられている方は多いのではないでしょうか? しかし、全員がそのタイミングに気持ちが固まるとは限りませんよね。今回の主人公は25歳から婚活を頑張ってきた萌さんと、他の出会いも試した上で結婚相談所へ入会した光輝さんのふたり。歩幅を合わせてしっかり関係構築をした10歳差のふたりの、成婚までの歩みをご紹介します。
出会ったお二人のプロフィール
光輝さん
20代前半からマッチングアプリをやっていたが全く出会えず、日常での出会いもあったがうまくいかなかった。婚活バーのようなお店に行っていたが、コロナ禍で行けなくなったことで、婚活仲間の友人も諦めてしまい、最終手段だと思っていた結婚相談所に入ることを決意。広告で知ったオーネットに37歳で入会した。
萌さん
中学生のころは「25歳で結婚したい」と思っていたが、女性の多い職場で日常に出会いはなく、マッチングアプリも変な人に遭遇してやめてしまった。25歳のタイミングで結婚相談所を検討し、何社か比較してオーネットではない相談所で活動したがうまくいかず、26歳で改めてオーネットに入会した。
- 掲載されているお名前はいずれも仮名、年齢は取材時点のもの、都道府県名は活動時の居住地です
「脈ないわー」から始まった出会い
最初に入会したオーネットとは別の結婚相談所では、活動を頑張りすぎてパンクし、体調を崩してしまうこともあったという萌さん。改めて26歳でオーネットに入会した後は、「並行して進める方は2人まで」と決めて動いていたと話す。母親から「どっちかというとあなたは年上の方がいいんじゃない?」と言われていたため、同年代から40歳までと年齢上限を広めに設定し、無理のないペースで活動を進めていた。
一方、萌さんよりひと月ほど先に入会していた光輝さんは、両想いマッチングと写真検索を中心に毎月権利を使い切って積極的にお申し込みをしていたが、苦戦していたという。なかなか出会えずつらい時期もあったが、「せっかく入会費用を払ったのだからやめられない」と地道に活動を続けていた。
2025年3月、お互いの条件がマッチした方のみが紹介される両想いマッチングで、萌さんのプロフィールが光輝さんの元に届いた。
「写真を見て『かわいい方だな』と思いつつ、年齢が離れていたので『相手にされへんやろうな』とも思いました。一応、両想いマッチングで届くプロフィールはお相手の希望条件範囲に自分も入っているはずなので、ダメもとで申し込みました」と話す光輝さん。
その時期、同年代から30代前半くらいまでの方とお会いしていたものの、「なんだかうまくいかなかった」と話す萌さん。以前10歳程度年上の方とマッチングした際に、話していて楽しいと感じたことを思い出し、ちょうど来ていた10歳上の光輝さんのお申し込みを受けてみることにした。
お話し掲示板が開いたものの、連絡不精で返信するのを忘れがちだという萌さんからはなかなか返事が来ず、「脈ないわー」と思っていたという光輝さん。忘れたころに返信が来るのんびりしたペースのやりとりが続き、ふたりが会うことになったのは5月だった。
大阪・高槻のカフェで1時間ほど顔を合わせたふたり。萌さんの第一印象について「リアクションが薄い」と感じていた光輝さんは、この日、仕事についてなど当たり障りのない会話をした後、解散する時も対応が薄く感じたことで、ここでも「脈ないわー」と思っていたと話す。
一方、萌さんはこの日、緊張していて会話の内容はあまり覚えていないが、光輝さんに対して「かっこいい人が来た」と思っていたと話す。基本的に「お会いした方とはよほど合わないと思わない限りはもう一度会う」というスタンスで活動していたため、「またお会いできたら嬉しいです」と解散後に自分からメッセージを入れたという。
「次はないと思っていたので、そのメッセージが来て『あ、いいんや』って思いました」と光輝さんは話す。
デートを重ね、少しずつ近づいた距離が結んだ縁
初顔合わせから2週間後、高槻のお好み焼き屋で夕食を共にしたふたり。会話の内容などは前回とそこまで変わらずたわいないものが多かったが、今回も「また会えたら嬉しいです」とデート後に萌さんからメッセージが送られてきたため、「全然脈がない」というわけではないと感じていたという光輝さん。さらに2週間後に行った焼肉デートでは、3回目ということもあり告白を考えていたが、この日の話の中で、萌さんにもう1人並行して会っている方がいると知り、もう少し関係を深めてから告白した方がいいと思ったと話す。
1週間後、光輝さんの車で大阪・箕面市の勝尾寺へ半日ほどのドライブデートに出かけたふたり。車に乗ることにも抵抗なくデートをしてくれた萌さんの様子に「少なくとも嫌ではないのだろう」と感じていたという光輝さん。あまり結婚の話を深掘りできたわけではなかったものの、この日長めのデートでいろいろと話ができたことで、ふたりは互いに好意を感じ始めていた。
さらに1週間後、滋賀県まで再び半日ほどのドライブデートに出かけたふたり。帰り道、運転しながら光輝さんが
「一緒に活動を休止しませんか? 付き合ってください」と告白した。
当時、並行してお会いしていた方と光輝さんのどちらと関係を先に進めるかを迷っていたという萌さんは、いったん返事を保留したという。
「保留にされたのは予想外でしたが、『オッケーしてくれるんちゃうかな』っていうのは心のどこかにありました」と光輝さん。
もう1人の方も10歳ほど年上で、交互に会っていた時期もあったと話す萌さんは、光輝さんからの告白を受けてアドバイザーに相談したという。
「もう1人の方は光輝さんより遠距離で、あまり長い時間のデートはできていなかったこともあり、より仲を深められていた光輝さんを選びました」と話す萌さん。
告白から数日後、LINEで萌さんは「よろしくお願いします」と交際承諾の意思を伝えた。
その数日後、お付き合いして初めてのデートで、大阪の商業ビルの美術館に行き、その後展望台へ行ったふたり。帰り際、緊張しつつも話を切り出した萌さんが
「LINEでも言ったけど、私でよければよろしくお願いします」と改めて返事をした。
この日、光輝さんは萌さんに対し、直接返事がもらえて嬉しかったが、「真面目な人だな」と思ったと語る。

時間をかけたことで築けたふたりの関係
光輝さんは萌さんの好きなところについて「真面目なところ」と「かわいいところ」を挙げる。
「ちょっとしたことをさらっと言うというか、流すこともできるようなことについて深く考えて話すので『真面目やなあ』って思います」と話す光輝さん。
萌さんは否定的なことを言わないため、一緒にいて自然体でいられ、「この人となら一緒に頑張っていけるな」と感じるという。
一方、萌さんは光輝さんに対して「居心地がいい」「かっこいい」と感じていると話す。光輝さんと出会う前、相談所で別の方と交際に進んだ時には、お互いをあまり知らないまま交際が始まり、自分が我慢していた感覚があったという。光輝さんとの交際では、お付き合いまで時間をかけられたため、「この方となら結婚してもいいかな」と思えたそう。
「学生時代の恋愛のドキドキとはちょっと違った感じがしていて、ドキドキしないわけではないんですが、一緒にいて落ち着く感覚があるんです」と話す萌さん。
今となっては歳の差はあまり感じないと話すふたりだが、会話の中で「敬語」が取れるまでは時間がかかり、交際開始後、萌さんだけが敬語で話していた期間もあったという。
「(年下なので)自分から取るのも……と敬語交じりで話していました」と話す萌さんに
「本当は自然と敬語をやめてほしかったんですが、彼女は真面目だから『僕から言わないとやめないな』と思って言いました」と光輝さんは答える。
すてきなプレゼントのお返し
2026年4月、萌さんの誕生日前日の夜、日付が変わったタイミングで事前に用意していた手紙付きのプリザーブドフラワーを渡した光輝さん。その手紙には
「僕で良ければ結婚してください」というシンプルなメッセージが書かれていたという。
10月が誕生日だという光輝さんは、交際を始めてから先に誕生日を迎え、萌さんからプレゼントをもらっていた。
「『いつもありがとう』のような内容のメッセージが書かれた数ページの本だったんですが、すてきなプレゼントで心を打たれまして、その時に『これに見合うお返しといったらプロポーズくらいやな』と思ったんです」と話す。
萌さんが「よろしくお願いします」と答え、プロポーズは無事に成功した。
婚活を振り返って、光輝さんは「振り返れば楽しかった」と話す。活動自体は、以前やっていたマッチングアプリと同じ感覚でできたそう。お申し込み文などたくさん考えて送っていたことで、元々テキストチャットは得意な方ではなかったが、いろいろ考えて少しはできるようになったと感じるという。これから活動する方には、「毎月権利やサービスは使えるし、いずれは出会えるので、諦めず根気よくやることが大事と伝えたい」と話す。
一方、萌さんは、「25歳から婚活を始め、大変なことや失敗もあったけど、いろいろな方と出会えて楽しかった」「いいなと思える人に出会えたのでここまで続けて良かった」と自身の婚活を振り返る。婚活期間全体を通して、「自分はたくさんの方にお会いした方だと思う」と話す萌さんは、すてきな方はたくさんいたけれど、深い話ができて、価値観が合うと思える方になかなか出会えず大変だったと思い返す。
婚活自体をやめようと思ったことも何回かあり、オーネットに入会した時は「これで最後にしよう、ここで無理だったら結婚を諦めよう」と覚悟を決めていたという萌さん。内面の自分磨きも頑張ったことで、婚活を通して、少しずつ自分の気持ちを言えるようになっていったと話す。
4月中にオーネットを成婚退会し、取材時点では同棲のため引っ越しの準備などを進めていると話してくれたふたり。まずは生活しながら、いろいろとすり合わせを進めていく予定なのだという。
物事を真面目に深く考える萌さんと、それを穏やかに受け止める光輝さんなら、今後もふたりのペースで寄り添って共に暮らしていけるだろう。

アドバイザーメッセージ
パートナーがいる毎日は、気持ちの余裕や、心豊かな時間をもたらしてくれます
萌さんはとても明るくて笑顔がかわいい女性です。年代を問わず相手に合わせてしっかりとお話しができるため、年上の男性からも人気がありそうという印象でした。実際、たくさんの方からデートのお誘いを受ける一方で、「良い方だとは思うけれど、決め手が分からない」と感じることが多く、交際へ進むまでが一番大きな一歩でした。お付き合い後の生活を具体的にイメージしていただくようアドバイスすると、ご自身の気持ちを少しずつ整理できるようになり、描く未来にしっかり向き合いながら進まれたことで、すてきなご縁へとつながりました。お相手選びでは、「自分を大切にしてくれているか」、結婚生活については、「お互いの気持ちを大切にしながら『2人で家庭を築いていこう』という姿勢があるかどうか」を、決め手に悩む方には大切なポイントとしてお伝えしています。
何があっても支え合えるパートナーがいる毎日は、気持ちの余裕や、心豊かな時間をもたらしてくれます。5年後、10年後、20年後、その先も「この人と出会えて良かった」と思えるお相手を、私たちと一緒に見つけていきましょう。(大阪梅田店アドバイザー)
- 記事内には取材カップルからご提供いただいた写真が含まれています。また、コメントを掲載しているアドバイザーの所属店舗は会員さまの活動当時のものです














