「結婚相談所に頼るなんて……」それでも踏み出した一歩から実った縁

結婚相談所に「結婚できない人が入るところ」というイメージがある方は多いかもしれません。もちろん、最近は若い方も多く、昔より「最終手段」という感覚は薄れてきていますが、心理的にハードルを感じてしまう方がいることも事実です。今回の主人公は、相談所に抵抗感を持ちながらも入会し、アドバイザーを活用しながら幸せを掴んだふたり。勇気をもって踏み出し、諦めずに出会いを掴んだその軌跡をご紹介します。

出会ったお二人のプロフィール

拓郎さん

ご年齢:39歳

ご入会:2024年5月

居住地:奈良県

利用店舗:奈良店


20代は仕事に邁進しており結婚願望はあまりなかったが、30歳ごろに転職をしたことで生活が安定し、そこから結婚を考え始めた。職場は男性ばかりで日常に出会いがなく、マッチングアプリを活用していたがうまくいかずやめてしまい、インターネットの広告からオーネットを知って37歳で入会した。

恵美さん

ご年齢:37歳

ご入会:2024年11月

居住地:大阪府

利用店舗:その他(IBJ会員)


結婚願望自体は以前からあったが、職場は女性ばかりで出会いもなく、仕事中心の日々を送っていた。マッチングアプリでのお相手探しもうまくいかず、母親から結婚相談所を勧められ、「私はだまされやすいから……」と妹と一緒に相談へ。担当者が親身になって対応してくれ、36歳で入会を決意した。

“結婚相談所”に抵抗感があったふたり

「ちょっともう、(お相手探しを)諦めていたんです」

3年やってもなかなかうまくいかなかったマッチングアプリをやめ、しばらく婚活から離れていたという拓郎さん。「元々“結婚相談所に入会すること”自体へのためらいがあったが、今思うともっと早くやれば良かった」と思い返す。

入会後は、30代で子どもが好きな優しい方と出会いたいと思っていた拓郎さん。しかし、やりとりやお会いした際の感触があまり良くなく、「合わないのかも」と思う方とそのままやりとりを続けてしまう傾向にあり、「自分のことを受け入れてくれる人を探した方がいいですよ」とアドバイザーによく言われていたという。

2024年12月、それまで使っていたオーネットのみのサービスに加え、全国のIBJ加盟の結婚相談所会員と出会える「IBJ会員検索」のサービスを使い始めた拓郎さん。お話し掲示板などのテキストメッセージでのやりとりがなく、申し込んでマッチングが成立したらとりあえず1回お会いするスタイルのIBJのサービスは、明確に白黒つくため使いやすかったという。

一方、拓郎さんと同じく結婚相談所自体に抵抗があり、実際に話を聞きに行くまでは自分の中で葛藤があったという恵美さん。

「“堅苦しい”“結婚できない人が入るところ”というイメージがあり、『そんなところに自分は頼らないといけないのか』と思っていましたが、実際は思っていたよりポップだと感じました」と話す。

2025年4月末ごろ、別の交際が破局になって落ち込んでいた恵美さんが、アドバイザーに言われてIBJのシステム内で自分を「お気に入り」に登録しているお相手に申し込むサービスを使ったのが、ふたりの出会いだった。

拓郎さんは「明るい笑顔がいいな」と感じ、恵美さんをお気に入り登録に入れており、恵美さんは拓郎さんのプロフィールから「家族仲が良さそう」と感じて申し込んだのだという。

“ミッション”で近づいた距離と、自然と進んだふたりの関係

2025年5月、難波のホテルラウンジで1時間のお見合いをしたふたり。先に待ち合わせ場所で待っていたという拓郎さんは、やってきた恵美さんがすごく緊張していたことが印象に残っていると話す。一方、人見知りで初対面の人と話すのが苦手だという恵美さんは、拓郎さんに対して「ニコニコしていてすごく優しそう」という印象を持ったという。この日は、普段聴いている音楽の話をしたり、恵美さんの趣味の山登りの話から山で撮った花の写真を一緒に見たりして楽しんだふたり。まだ具体的に将来が見えていたわけではなかったが、お互い「また次も会いたい」と思い、まずは何人かと並行してOKな「プレ交際」に進んだ。

2週間後、ランチにパスタを食べに行った1~2時間のデートでは少し緊張が解けてきたふたり。そこで、さらに1週間後の焼肉デートで、恵美さんはある“ミッション”を自身の担当アドバイザーから言い渡されていた。

「距離を詰めるために『下の名前で呼んでいいか聞いてみたら?』と言われていたのですが、そういう(自分から距離を詰める)ことは得意ではなく、言い出せずにすごく考えながらモタモタしていたので、焼肉どころではありませんでした」と恵美さんは笑う。

「何か言いたそうなのは伝わっていたので、できるだけ背中を押すというか、『言っていいよ』という雰囲気をつくっていました」と話す拓郎さんに「(言い出せないことが)伝わってたんや」と笑う恵美さん。最終的にこの日のうちにそのミッションは無事クリアでき、「そこ(下の名前で呼ぶこと)から始めよう」となったことで、ふたりの距離は近づいた。

このデートが後わってから、ふたりはLINEでよりたくさんのやりとりをするようになったという。そんな中、恵美さんがある日LINEで冗談のつもりで

『なんか(私たち)ちょっと付き合ってるみたいやなあ』と送ったという。

それに対して拓郎さんが『そういう話をしようと思っていた』と送ったことで、告白に近い雰囲気になり、これがふたりの間で気持ちが共有されたタイミングだった。

LINEでの告白のようなやりとりから数日後、難波のカフェで1時間半ほどデートをして、ここで改めてお互いの意思を確認したふたりは、お相手を1人に絞る「真剣交際」に進むことになった。まだぎこちなさの残る距離感ではあったが、真剣交際に進んだこともあり、この日ふたりは初めて手をつないだという。

2025年11月 和装の前撮り撮影の帰りに撮った写真

互いを優しく受け入れ合い、トントン拍子で進んでいった関係

拓郎さんは恵美さんの「優しい、面倒見がいいところ」が好きだと話す。自分は不器用だという拓郎さんは、恵美さんが何でもぱっと動いてやってくれて助かっているという。「恵美さんはほんわかしていていつも明るい人」だと語る拓郎さんに対して、隣で「私は自分のことを暗いと思っている」と笑う恵美さん。普段からたくさん話す恵美さんとあまり話さず聞き役に回る拓郎さんという構図が多いため、それが恵美さんの明るさを感じるポイントなのだそう。

一方、恵美さんは「優しいところ、一緒にいて気を遣わずに自然体でいられるところ」を拓郎さんの魅力として挙げる。人見知りのため関係が浅いうちは慎重で、一歩下がって見ているところがあるが、慣れたらどんどん話せるという恵美さん。拓郎さんは何でも受け止めてくれるので、取り繕わず自分の意見を言え、安心して素の自分をそのまま出せると感じるそう。「気は遣っていると思うが、自然体でいられる」ため、一緒にいて楽なのだという。

真剣交際に進んでから1回目のデートで大阪の空港近くにある大型商業施設に買い物に行ったふたりは、この日食事をしながら今まであまり共有できていなかった「結婚の価値観」について話したという。このころから成婚に向けてアドバイザーからも背中を押され、一緒に指輪を見に行ったりしていたこともあり、次第に結婚を意識していった。8月ごろには両家への挨拶も終え、ふたりの関係は順調に進んでいたという。

2025年9月、この日も大阪の大型商業施設にデートに行く予定だったふたり。この日は恵美さんの誕生日だったため、拓郎さんは出かける前にまず花束を渡したという。

商業施設に着き、観覧車に乗ったところで改めて「結婚してください」と指輪を渡した拓郎さん。

以前、担当アドバイザーに「誕生日にプロポーズされたら嬉しい」と話していた恵美さんは、誕生日のこの日、期待をしつつも「ほんとに(プロポーズ)してもらえるのかな?」と思っていたという。「はい、お願いします」と恵美さんが答えたことで、プロポーズは無事に成功した。

その後、9月中に成婚退会し、入籍も12月に終えたふたり。2026年4月の取材時には「再来週結婚式です」と教えてくれた。

サポートがある環境で、諦めずにやることが成功の秘訣

婚活を振り返って、拓郎さんは「つらかったこともありましたが、最高の結果が出せて良かったです」と話す。「あまりグイグイいけない」という拓郎さんは、なかなか成果が出ず諦めそうになったこともあったが、アドバイザーがいつも丁寧に対応してくれ、前向きに背中を押してくれたことで続けてこられたと語る。

「『やめてもどうすんねん』みたいなのはずっと思っていて、やめるのは楽だけれどやめたらそこで終わりだと思っていた」という拓郎さん。
諦めずに毎日お申し込みや会うことなどを続けていったことが、自身の婚活の成功ポイントだったそう。「婚活に限らず、自分は諦めがちな面があった」と話す拓郎さんだが、オーネットでの活動が「何でも一生懸命やったら成果が出る」という成功体験になったという。

一方、「落ち込むことなどもいろいろあり、悩んだこともありましたが、今思うとやってみて良かったです」と話す恵美さん。担当アドバイザーと共に「いい人見つけるねん」と頑張ってきたが、「努力は報われるというか、諦めなくて良かった」と振り返る。婚活の成功ポイントは、拓郎さんという「自分の良さも悪さも肯定的に受け止めてくれる人に出会えたこと」だと語る。

入会前はマッチングアプリも利用しており、最初は結婚相談所に抵抗感があったふたり。相談所のイメージについて

「アプリではひとりだったけれど、相談所はサポートしてくれる人がいるので、『諦めずやれば結果は出る』とこれから婚活する人には伝えたい」と話す拓郎さんと

「初対面の人に会うというだけでもプレッシャーを感じていたため、相談所でサポートしてもらうことで安心して出会えた」と話す恵美さん。

活動してみて相談所のイメージは変わり「もっと早く入れば良かった」と思ったという。

現在は一緒に暮らしているが、けんかは全くなく、周りから「笑い方が同じ」と言われると笑うふたりは、今後「平和でのんびりした家庭を築いていきたい」と話す。「のほほんと穏やかに楽しく過ごせたらいいな」というふたりは、これからも同じ表情で穏やかに笑い合いながら共に生きていく。

2025年10月 有馬温泉に行ってきた時の写真

アドバイザーメッセージ

ご自身を「大事に思ってくれる方」に出会っていただきたい

拓郎さんはとても温厚で穏やかな男性です。最初はオンラインでお話ししたのですが、後日来店され懸念点や不安な点をしっかり払拭してから活動をスタートされました。一生懸命、コツコツと出会いを重ねていかれ、良い方向に進まなかったときも私と話すことで「リセットして前を向く」を根気よく誠実に続けられていました。
彼のように優しく誠実な男性は、自分の気持ちを後回しにして待ってしまう方が多い印象です。相手を大事に思うのはもちろん重要ですが、アドバイザーとしてはご自身を「大事に思ってくれる方」に出会っていただきたいです。優しすぎる会員さまには先に気持ちを私に向けて表してもらうことで自己肯定感も高めていただけるようにしています。大切に思い合える方と出会っていただくために私たちアドバイザーはずっと味方ですので、安心して活動を進めていただきたいです。(奈良店アドバイザー)

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