「真剣交際=結婚」そんな覚悟の彼女を射止めた、“共感力”の高い彼

「次にお付き合いする方とは絶対に結婚したい」、そう思って婚活をしている方は多いのではないでしょうか。今回は、結婚相談所に入会するまで結婚願望のあるお相手との出会いに恵まれなかったふたりが、長崎と福岡という日常ではなかなか交わらない距離で出会った物語。お相手を1人に絞る「真剣交際」に進めた方と結婚する、と決めていた彩さんと、彼女に寄り添い尊重しながらその心を射止めた翔平さんの、成婚までの軌跡をご紹介します。
出会ったお二人のプロフィール
翔平さん
結婚願望は持っていたが、20代前半で結婚を考えたお相手と破局してしまい、その後は付き合えても結婚まで進めないことが続いていた。日常での出会いが全くなく、長崎県が運営している婚活サイトに登録したが、「知り合いとマッチングしそう……」と感じたこともあり、ネット広告で見つけたオーネットに36歳で入会した。
彩さん
結婚願望は昔からあり、結婚を見据えた同棲をしたこともあったがタイミングが合わず破局。「同棲すること」自体も良い選択ではなかったのでは、と感じていた。これまでの出会いでは「結婚前提」という点で男性との間にギャップを感じることが多かったため、「それなら結婚相談所がいいのかな」と33歳で入会を決意した。
- 掲載されているお名前はいずれも仮名、年齢は取材時点のもの、都道府県名は活動時の居住地です
ラフに活動していた時期だった彼女と、入会直後だった彼
「アプリで30代のお相手を探すとなると、既婚者が見分けづらいんです」
入会前にマッチングアプリを使っていてそう感じたという彩さん。アプリにはそもそも結婚願望がない方や既婚者疑惑のある方もおり、特に20代より全体の既婚割合が増えてくる30代をメインに探していると、見極めが難しく感じたという。
「お相手探しのために、自分はいろいろな人と会った方だと思う」と話す彩さんは、日常での出会いも含め「お付き合いするなら結婚前提」と考えていたため、男性との間で結婚への気持ちにギャップを感じることが多く、結婚願望のあるお相手を求めて結婚相談所での活動を始めた。
一方、彩さんから遅れること1年ほど、自治体の婚活サイトを併用しながらオーネットにも入会した翔平さん。活動開始後は実際に会ったときの居心地の良さを重視しながら同年代のお相手を探していたが、何かと悩みがちな性格でアドバイザーによく相談していたという。
「アドバイスをもらったり、背中を押してもらいながらも、何かと『いやぁ、でも……』と悩んでしまう僕の性格を、アドバイザーさんは理解してくれていて、いつも味方になってくれました」と翔平さんは話す。
ふたりの出会いは、入会間もない翔平さんの元に、全国のIBJ加盟の結婚相談所会員と出会える「IBJ会員検索」のサービスを使った彩さんからのお申し込みが届いたところから始まった。この時期、活動期間も1年を過ぎ、コンスタントにお申し込みをする大変さにモチベーションが下がっていたという彩さん。そのため、翔平さんへのお申し込み時は「この人でダメだったら退会しよう」という気持ちだったそう。この時のことについて翔平さんは「顔が一番タイプでしたし、穏やかで優しそうな雰囲気で即OKしました!」と笑う。こうして、2025年11月、長崎と福岡という遠距離のふたりのオンラインでのお見合いが決まった。
プロフィールのギャップと、遠距離でも少しずつ近づいた関係
「彼とのお見合いが決まって、慌ててあんまりきちんと読んでいなかったプロフィールを再確認したんです」と話す彩さん。改めて読み込むと、翔平さんはプロフィールに「理想のお相手は“他責じゃない人”、“裏切らない人”」と書くなど比較的強い表現を使っていたため、彩さんは「厳しそう……結構怖い人なのかも」と思いながらお見合い当日を迎えていた。
オンラインお見合いが始まると、想像していたイメージとは違って声のトーンが穏やかで優しそうな印象だった翔平さんに、彩さんはプロフィールについて尋ねてみたという。
「過去の恋愛で裏切られたり嫌なことがあって、それを思い出して書いたからあの表現になったと聞いて、『いろいろあったんだな』と一応納得はしましたし、『たぶん優しい人なんだろうな』とは思いました」と笑う彩さん。
警戒されていたと聞いて、「僕の中では全然そんなつもりではなかった」という翔平さんは、この時の彩さんの印象を「きれいな人だな」と感じたと話す。
「この日は、それまで会った他の方とのお見合いとは違い、よくある“お見合いっぽい感じ”というよりは、たわいのない世間話が中心で、もっと(彼女のことを)知りたいなと思った」と話す翔平さんに、
「その時期、いわゆる“結婚相談所のお見合い”感の強い雰囲気で会うのをやめてみようと思っていたので、あんまりガツガツ『いつ結婚したいか?』とかを聞かずにラフにお会いしていた」と答える彩さん。
お見合いで1時間ほど日常的な話をして、お互いに「実際にお会いしてみたいな」と感じたため、ふたりは何人かと並行してOKな「プレ交際」に進んだ。
オンラインでのお見合いから約1カ月後、翔平さんが福岡に出向く形で、初めて実際に顔を合わせたふたり。事前にプロフィールで確認していたものの、身長差が40センチメートルほどあるというふたりは、「思っていたより小さい(大きい)!」とお互いに感じたのが第一印象だった。
お会いするには車で約2時間かかる距離だったため、「せっかくなら少し時間をもらいたい」と翔平さんが提案し、この日は1日かけてデートをした。紅葉を見てカフェでケーキとコーヒーを楽しみ、香水作り体験をして夕食まで共にした中で、結婚の価値観などお互い最低限知っておきたかった話もできたという。
「帰る時に内心『帰りたくない』と感じるほどに居心地が良くて、これから2時間運転するっていう本来ならきついはずの帰り道も、スイスイと帰れちゃいました」と翔平さんは振り返る。
次のデートは12月中旬、クリスマスの予定が合わなかったため、早めのクリスマスとして翔平さんが再度福岡に行き、ショッピングモールでお互いのパジャマを買ってプレゼント交換をした。
翌日、福岡のホテルに泊まっていた翔平さんが朝から彩さんを迎えに行き、北九州の方まで長時間ドライブへ行ったという。この日はかなり寒かったため、「寒さを口実に手をつなぎました」と翔平さんは笑う。

「真剣交際に進むこと」を大事にしていた彼女
プレゼント交換とドライブの連日デートから半月ほどたち、年末だったこの日、またホテルを取って福岡に来ていた翔平さん。年越しを一緒に過ごそうと、彩さんの家で年越しそばを食べ、そのままふたりで太宰府天満宮へ初詣に向かった。
この年越しのタイミングで翔平さんが告白をしたことで、晴れてふたりはお相手を1人に絞る「真剣交際」に進んだが、この「真剣交際に進むこと」に対して、彩さんは活動の中での大事なポイントと捉えていたという。
「自分の中で、『真剣交際に進んだ人とはそのまま結婚したい』と思っていたので、その前のプレ交際の段階である程度お相手との関係値を固めたかったんです」と話す彩さん。
実際、入会してからこの時点まで彩さんは誰とも真剣交際に進んでいなかったそう。彩さんの気持ちを理解していた翔平さんだが、「ずっと尊重していたらタイミングを逃してしまう」と思っていたため、「断られるかもしれない」とおびえながらも、この日告白に踏み切ったのだという。
「遠距離ではありましたが、彼は会えない分、空いた時間はよく電話やLINEもしてくれていて、将来への話し合いやすり合わせ、価値観の共有はできていた感覚があり、その場でOKしました」と彩さん。
「真剣交際=結婚」という気持ちの共有が済んでいたこともあり、この日の告白は半分プロポーズのようだったため、このタイミングでふたりは結婚を意識したという。
彩さんの好きなところについて、「多すぎて……」と笑いながらたくさんの魅力を挙げてくれた翔平さん。「笑顔、声、手も好きだし、手をつなぐと落ち着く」と話し、「思いやりがあって味方でいてくれようとするところ」が魅力だと語る。優柔不断な一面もあるが、迷ったときは物事を翔平さんに決めさせてくれるため、「頼ってくれている」という実感を持てることも嬉しいのだそう。
他の方との違いとして、「彩さんが一番将来について考えていたため未来を想像しやすかった」と話す翔平さん。けんかはないものの、何かあれば彩さんは自分の意見をきちんと言ってくれるため、ずるずると長引くのを嫌い、即時解決をしたいタイプだという翔平さんには、そこも合っているという。
一方彩さんは、翔平さんの「共感力が高いところ」が魅力だと話す。きちんと共感して話を聞いてくれ、どちらかというと女性寄りの思考タイプだと感じる翔平さんに対して、「たぶん女性はみんな彼のような人が好きだと思う」と彩さんは語る。
「男性ってどちらかというと何でもロジカルに考える人が多いと思うのですが、彼はそういうタイプの男性とは違う感覚があって、価値観が似ていると思います」と話す彩さん。
コミュニケーションを重視して、話し合いを一所懸命してくれる“いい人”だという翔平さんに、「これからも一緒にいろいろやっていけそう」だと感じたのだという。
婚活は“自分探し”だった
真剣交際に進んでからは週1~2回のペースでデートを重ねていたふたり。IBJのサービスでは基本的にお見合いから3カ月で成婚を決めるため、2026年1月には退会を決めたという。この3カ月というルールに関して、ふたりとも「早いとは感じなかった」と話す。
「真剣交際ではそんなことは起こらないとわかっていましたが、『他の方に取られたくない』と思っていたし、『早く一緒になりたい』と思って退会を決めました」と翔平さん。
退会翌月の2月14日、バレンタインデーだったこの日に、翔平さんは福岡市内のチャペルを貸し切っていた。ふたりで食事をして、チャペルに移動し、スーツに着替えた翔平さんは、彩さんに花束を渡しながら
「僕の生涯を懸けて幸せにしますので、結婚してください」とプロポーズした。
退会時、アドバイザーの助言でプロポーズの日取りだけは決めていたため、この日にプロポーズされることはわかっていたという彩さんは、お返しのサプライズで翔平さんへの想いを書いた手紙を渡して返事をしたという。
「プロポーズはわかっていても嬉しかったし、おいしいご飯を食べて写真もたくさん撮って、いい思い出になりました」と彩さんは話す。
婚活を振り返って、「彼女に出会うために入会したんだなと改めて思いました」と話す翔平さん。入会後すぐに出会い、4カ月後には退会した翔平さんは、「正直こんなすてきな人と出会えるとは思ってもいなかった」という。偶然彼女が申し込んでくれたことで舞い降りたチャンスを「これは逃したらダメだ」とつかみ取った翔平さんは、婚活を通してより相手の話を聞くようになった感覚があり「相手を理解すること」が自身の婚活の成功ポイントだったとまとめる。
一方「つらいことがたくさんあったけど、彼と出会えて良かったです」と婚活を振り返る彩さん。「正直、後半は『もう、いいかな』って思っていました」という彩さんは、自分を相手に“知ってもらう”ことも、相手を“知る”ことも難しく感じ、最初は「自分のことを自分で知らなかった」ため、より大変だったと話す。
「婚活は自分探しに近いと思った」と話す彩さんに、隣で翔平さんも「わかる気がする」と相づちを打つ。うまくいかない時期を経験し、「合わない人に時間をかけていた」と話す彩さんは、「自分が大事にしているものを大事にしてくれる人がいい」と気付いたと語る。
これから婚活をする方に「僕も入会を迷っていたひとりでしたが、その時間がもったいないです」と伝えたいと話す翔平さん。今後について「彼女の笑顔を一生かけて守っていきたい」と話し、「一緒の生活が楽しみ」と笑う。「お互いを尊敬し合い、笑いの絶えない愛情あふれる温もりのある家庭を築いていきたい」と話すふたりは、これからも温かく想い合って共に生きていく。

アドバイザーメッセージ
迷いや不安も含めて一緒に整理しながら進めていけるのがオーネットでの婚活
翔平さんは誠実で穏やかな口調が印象的で、爽やかな雰囲気をお持ちの方です。好感を持たれやすい要素を多くお持ちですが、これまでは出会いの機会が限られていたご様子でした。活動中は、ご本人が目標をしっかり定め、状況の共有もこまめにしてくださったことで、タイミングを逃さずサポートすることができました。自然に彼女をリードし、気持ちを尊重しながら一歩ずつ歩幅を合わせて進まれていたことで、ご成婚へと結びついたのではないかと思います。
告白などの決め手となる場面では、「気持ちを大切にしたいタイミング」を重視するようお伝えし、伝え方などを一緒に考えて背中を押すことを意識しています。前向きな気持ちで始めたはずの婚活でも、迷いや不安を感じることはあると思いますが、そのお気持ちも含めて一緒に整理しながら進めていけるのがオーネットでの婚活の良さです。「幸せになりたい」というお気持ちを大切に、皆さまが安心して笑顔でいられるご縁に出会えるよう、これからも寄り添いながらサポートしてまいります。(福岡店アドバイザー)
- 記事内には取材カップルからご提供いただいた写真が含まれています。また、コメントを掲載しているアドバイザーの所属店舗は会員さまの活動当時のものです
