相手の過去の恋愛がつい気になってしまう、パートナーから自身の過去の恋愛について尋ねられて困ったということはありませんか?また、自分の過去の恋愛については、相手に話しておきたいと感じる方もいるかもしれません。
とはいえすべてを話してよいものなのか、また話すことでデメリットになるのではと不安になる方もいるでしょう。
そこで本記事は、過去の恋愛について話すべきかどうかと、どこまで、どのような内容を話すべきかについて解説します。
過去の恋愛については話すべき!でもフルオープンは危険
まずは気になる相手やパートナーに、過去の恋愛について話すべきかどうかについて解説します。
相手に聞かれたら過去の恋愛については話すべき
過去の恋愛について、気になる相手やパートナーに積極的に話す必要はありません。とはいえ、聞かれたら隠さずに必要最低限の情報を伝えましょう。「元彼はどんな仕事をしていたの?」と聞かれたら「エンジニアだったよ」というふうに伝えるとよいでしょう。
「それは言えない」や「わからない」といった回答は、相手との心理的距離感を生み出してしまいます。過去の恋愛も今のあなたを作るひとつの要素であると考えて、ある程度の情報は開示するとよいでしょう。
過去の恋愛はフルオープンする必要なし
過去の恋愛について、すべての情報を教える必要はありません。交際人数やフラれた人数、元彼氏や元彼女との思い出話も不要です。男女ともに人数が多すぎると、相手に無用な不安を抱かせてしまうかもしれません。
過去の恋愛の「愚痴とダメ&ヘビーエピソード」は厳禁な3つの理由
気になっている人やパートナーに話してはいけないのは、元彼氏・元彼女の愚痴やダメなエピソードです。こういった話をすると、現在のあなたへの信頼が揺らぐばかりでなく、あなたの評価が低下してしまいます。また相手が気にしないとは言っても、そのエピソードがわだかまりやコンプレックスとなって関係に影を落とすこともあります。その理由について、具体的に説明していきます。
愚痴を言うと「影で自分も愚痴を言われているかも」と不安にさせる
元の恋人やパートナーについての愚痴は、会話を盛り上げるスパイスになることもあります。
しかし、愚痴をネタにしたり本気で嫌悪していたりする様子を現在のパートナーに見せると、「私・僕も同じように言われるのでは?」と不安を抱かせてしまいます。
過去の恋愛について愚痴を言いたくなる気持ちはよくわかりますが、現在の恋愛対象者に話すのは厳禁です。過去の恋愛でストレスがたまっているのなら、友人や同僚と愚痴大会を開いて発散しましょう。
過去の交際相手のダメエピソードは間接的に自分の評価を落とす
過去の交際相手のダメエピソードは話のネタにしやすいのですが、新しいパートナーには聞かせないようにしましょう。過去の交際相手のダメな言動は、あなた自身の評価に繋がるからです。
あなたが過去の相手にそのような言動を許していたとみなされて、無意識のうちにあなたが同類に分類されるリスクがあります。
また「過去の交際相手が許されたのであれば、私・僕も同じように許される」と判断されてしまうこともあります。
あなた自身の評価・価値を下げないためにも過去の交際相手のダメエピソードは封印しておきましょう。
重い話を相手に聞かせると、心のなかにわだかまりが残る
過去の恋愛中の重いエピソードを相手に話すのもNGです。例えば「元交際相手が借金を抱えていて大変そうだったから肩代わりしてあげた」といったエピソードは、胸の中にしまっておきましょう。
「昔の交際相手にはそんなに尽くしていたのに」といった、余計なわだかまりをつくる原因になります。
相手の過去の恋愛を知りたい場合は、覚悟を持って
交際相手の過去の恋愛について興味を持った場合はどうすればよいのでしょうか。
過去の恋愛話について、相手があなたのように配慮すべき事を知っているとは限りません。過去の交際人数や、交際時のエピソードなど聞きたくないような話が飛び出す可能性もあります。
聞きたくないような話が次から次に登場して、それが足かせとなり、二人の関係に影を落とすことは十分にあり得ます。
話を聞くうちに「もしかして過去の交際相手にまだ未練があるのでは?」と思えるようなエピソードが出てくることがあるかもしれません。
このように、相手の過去の恋愛を知りたい場合は、あなたが知りたくないような話が出てくる可能性もあることを自覚しておきましょう。
過去の恋愛の取扱いは要注意!
自分の過去の恋愛を伝えたい、相手の過去の恋愛を知りたいと考えてしまうこともあるでしょう。しかし、自分の過去の恋愛を伝えるときは相手に対して一定の配慮が必要ですし、相手の過去の恋愛を尋ねる場合は自分が聞きたくない話が出てくることも覚悟しておく必要があります。
過去の恋愛話は、話すのも聞くのも覚悟を持って、二人の関係が壊れないように配慮しましょう。