婚活にマッチングアプリがおすすめは本当?向いている人・いない人

婚活にマッチングアプリがおすすめは本当?向いている人・いない人

婚活にもおすすめと言われるマッチングアプリですが、実は20代・30代・40代向けがある・会社などで男性女性の利用方法や利用者数の印象が違うなど、特性をしっかり把握しないと成果に結びつけるのは難しいです。自分のスタイルも見極めて、ときには別の婚活方法も検討しましょう。

目次

婚活にもおすすめ?マッチングアプリとは

婚活にもおすすめ?マッチングアプリとは

以前のマッチングアプリなどのネット系婚活サービスと言えば、事件やトラブルから悪い評判ばかり目立っていたのですが、今では「出会いたいならアプリ試したら?」という発言が変だと感じなくなるほど、すっかり普及しているサービスです。

現在では星の数ほどあるマッチングアプリですが、
・「20代向け」「30代向け」「40代以上専門」といった各世代別
・「本気の婚活用」「まずは気軽に恋人選び」「ワリキリ遊び相手探し系」といった使い方別
・「音楽やマンガなどの共通の趣味から」「仕事や生活習慣が自分に近い人から」「県や街など特定のエリアから」といったトピック別
など、さまざまな切り口を用意しています。ほとんどのサービスでは、データを参照してお相手候補を絞れるようになっていますが、なかにはその人のタイプだけにフォーカスしてお相手候補をすすめてくれるサービスもあり、「遊び要素的だけど面白い」「いつもなら目を向けないタイプの人と出会える」と好評なものも登場しています。そもそも出会いとは楽しいもののはずですから、使って楽しいことが利用者数を伸ばす最大の要因となっているのでしょう。

マッチングアプリ利用者の傾向

マッチングアプリ利用者の傾向

まずは、一般的に言われる傾向を見ていきましょう。

人数が多いから良い人も悪い人も使っている

大手のサービスともなると、その会員数は1000万人とも言われるのがマッチングアプリ。そのため、自分がこれまで会ったことがない、想像が及ばないような人まで在籍しています。そのため、「結婚も考えられるほどの真剣な人だけと会いたい」と考えていても、ただの遊び相手探し・お金を貸してくれそうな人探し・実は結婚していて不倫相手探し、という不純な理由でマッチングアプリを利用している人と遭遇してしまう可能性も否定し切れません。反対に、あくまで気軽なお付き合いをできるお相手候補にパパッと会ってみようと思っていても、候補者がびっくりするほど前のめりだったりして、家までついてきそうな人だったらどうしよう・・・なんて不安が膨らんでしまうことだってあります。そのようなマイナス面も含めて、マッチングアプリによる相手探しには、自分の目で見分ける必要があること、ときにはリスクを伴うことを理解しておきましょう。

でも、そんなに悪いことだらけなら、マッチングアプリはこれほど普及しません。使う際の問題点があらかじめ理解できていれば、利用する上での障壁はぐんと少なくなるはずです。

男性の方が多い?

マッチングアプリを実際に使っている方の感想でよく聞かれるのが、圧倒的に男性が余っているように感じられる、という意見。女性からすれば嬉しい話ですよね。実数を隠さず公表しているマッチングアプリ事業者もあるようなので、どうしても気になる方は事前に比較してから利用を始める、というのが対策になるでしょう。

ただし、その実数とは関係なく、仕組み的に多くのマッチングアプリは男性の方がアプローチしやすい構造になっています。男性の方が多くの場面で課金が求められるのですが、それが「どうせお金がかかるなら、金額分を残さず使い切った方がお得」と考えることにつながり、結果として行動が能動的になるのが当たり前なのです。一方の女性は、ほとんどお金をかけないでもアプローチそのものは受け取れてしまうわけですから、比較すると男性がよりアクティブに・女性がより受け身に感じてしまうのは、無理もないでしょう。

人気がある人とは出会えない?

仕事・年収・ルックスなどが優れている人は、男性でも女性でも、異性からのアプローチが多いことは理解しておきましょう。これはマッチングアプリでも変わりはありません。だから何の工夫もないままでは、人気者とはきっと出会えないのです。

そこで必要なのは、マッチングアプリの仕組みの理解。多くの場合、プロフィールやメッセージを通じて相手にアピールするように作られているので、出会うためには自分のプロフィールやメッセージを見直す必要があるのです。現在ではマッチングアプリ攻略法を紹介するサイトがあったり、プロフィール診断をしてくれるサービスがあったりするので、こういった情報を活用しても良いでしょう。

もちろん、人気という尺度は除外して、あくまで誠実である・趣味や嗜好から親近感を覚える・結婚目的なら相手として譲れない条件を満たしている、といった観点から攻める、という方法だってあります。つまり、競争率を他人と競っているだけでは、具体的な成果には直結し得ないのです。

マッチングアプリに向いている人・いない人

マッチングアプリに向いている人・いない人

便利なマッチングアプリではあるものの、向いている人・向いていない人がいる、ということはよく聞かれる意見です。前述したようなサービスの特徴を純粋に楽しめる、ということがマッチングアプリに向いている人の一番の特徴とも言えますが、ここではどんな人が使っていけそうか?どんな人では挫折してしまいそうなのか?を見ていきましょう。

マッチングアプリに向いている人とは?

女性の場合、自分が他の女性よりもいいねを多くもらうために、まずは魅力的な写真をプロフィールに載せる必要があります。それも具体的にターゲットを想定して写真を撮ることが重要で、グイグイ引っ張ってくれる男性が希望なら従順でおとなしい雰囲気が大切ですし、かわいい男子が希望なら仕事ができるいい女を演出できればベター。顔出しに抵抗がある場合でも、料理の写真をたくさん用意して家庭的なことをアピールするなど、パッと見ただけでわかる写真などできるだけの工夫を詰め込むべきなのです。

また、いいねをたくさんもらっても、その後にメッセージ交換をしなければ通常はお相手候補とは出会えません。当然のようにメッセージ交換の間には、相手をひきつけるコミュニケーション力も必要になってきます。

さらに、そのマッチングアプリの利用者層や目的に合わせた行動をすることも重要なポイント。20代・30代・40代などでおすすめマッチングアプリが変わるのはそのためですし、今すぐ結婚したい40代は「若い世代同士で楽しく恋愛しよう」と宣伝するサービスを使っても望み薄なのです。

複数の人と同時にやりとりできる器用さだって重要です。そもそもマッチングアプリは多くの人とコミュニケーションを取りやすくできているサービスであり、特定の人にたどり着くまでは網をできるだけ広げることが成功への近道にもなっているので、「いいねが大量に来ただけで何が何だかわからなくなる」「人によって話題を変えることができない」という人では、最初からマッチングアプリは向いていないのです。

このような事実をまとめて考察すれば、マッチングアプリに向いている人とは、ざっくり言えば「状況を正しく理解し能動的かつ器用に動ける人」ということができます。写真を例に挙げれば、少しでもよく見えるための努力ができない人では、スタート地点にすら立っていないとさえ言えるでしょう。これは男女に関係ない事実であり、写真など何でもいいとスマートフォンで一発撮りをしているようでは、何だか怖い人・ちょっと怪しい人で終わり、なのです。

よく登場するマッチングアプリに向かない人のパターン

「状況把握が苦手で受け身かつ不器用な人」マッチングアプリに向いている人の反対を例えれば、こんなことが言えるでしょう。でも普通に社会人をしていれば、忙しくて現状を客観的に捉えられないことだって多くありますし、できれば飲み会の幹事も誰かにやってもらいたいと思うこともあれば、いつもの生活パターンだってできれば変えたくないのが事実。ここでは、そんなマッチングアプリに向かない人のパターンを見ていきましょう。

まず言えるのが、メッセージが苦手な人。普段からあまり発言をしないという人ばかりでなく、営業職のような人でも休みの日はSNSひとつでさえやる気にならない、という人は思ったより多くいます。いいねをポチポチ送るだけならともかく、メッセージなんて想像もつかない、そのうえ実際に会ってしまったら・・・と考えてしまうようでは、やはりマッチングアプリは向いていません。

次に考えられるのは、面倒くさがりな人。マッチングアプリで起こる「いいねを送る・マッチングした相手とメッセージ交換・実際に会う」という一連の流れそのものが億劫、という人も実は多数存在します。でも、これは出会いそのものを否定する行為と変わりありません。この面倒臭さを乗り越えなければ、運命の相手を探すことは難しいです。

また、積極的な方でも他人とうまく歩調を合わせられない人の場合、マッチングアプリに違和感を覚えることがあります。例えば、こちらの意思に反して相手が矢継ぎ早にメッセージを送ってきた時に、思わずイラッとして私はこうしたいと対立してしまうようでは、ほとんどの場合うまくはいきません。もし相手がグイグイくるのなら、それには程よく返信し、どこかのタイミングで「私の理想はこんな感じ」とアピールするのが賢い付き合い方なのです。

マッチングアプリそのものにケチをつける人も、きっと向かないでしょう。簡単にマッチングしない・すぐに結果が出ない、と早い段階で結論づけていては、きっと成果も望めません。そもそもマッチングアプリは長期戦です。長い目で見ることがポイントなのです。

婚活のおすすめは結婚相手候補が多い場所

とは言うものの、多くの場合、人はマッチングアプリに向かない人の要素を抱え込んでいるもの。そして、そんな「少しできない」部分が人間としての魅力なのです。それならマッチングアプリは使わないでもいいか・・・と結論づけてしまいそうですが、もし目的が婚活であるなら、おすすめできるのが結婚相談所です。

そうなると、結婚相談所に向いている人はどんな人か?が気になるところですね。結論を言えば、それは「結婚を前提に真面目に活動できる人」だけです。

もう少し具体的に、オーネットのサービスも利用して、結婚相談所のメリットを補足していきましょう。まず挙げられるのが、自己プロデュースに自信がない方。プロフィールの書き方・写真の撮られ方・写真の選び方などはもちろん、お相手と会う時に気をつけることは何か?などについても、専門のアドバイザーがしっかりサポートしてくれます。ときに自己プロデュースとは、いつの間にか独りよがりになってしまうものなので、客観的な視点のアドバイスを得られるのは何より強みとなるでしょう。

人生の中で引けない条件ができたのでなかなか婚活に踏み出せない、という方もいることでしょう。相手に具体的な条件を求める方にも、結婚相談所はおすすめです。結婚相談所はマッチングアプリとは違い、外せない条件はしっかり考慮したうえでお相手候補を探すため、例えばお相手の仕事に対する理解なども、さまざまにカバーしてくれることでしょう。

近年は晩婚化が問題視されますが、自分の年齢が不安という方にも結婚相談所は最適解となり得ます。以前からあるミドル向け・シニア向け結婚相談所のほか、オーネットでも男女45歳以上の方を対象にした「人生のパートナー探し」スーペリアというサービスをご用意。40代向けマッチングアプリは存在しますが、可能なら併用・片方にするなら結婚相談所が、目標への近道となるはずです。

マッチングアプリでの婚活を成功させるコツ 

マッチングアプリでの婚活を成功させるにはどうしたらいいのでしょうか。ここからはアプリを上手に利用するコツをご紹介します。

真面目な出会い探しに向いているアプリを使う 

マッチングアプリと一口に言っても、サービスごとにその特徴や利用者層はさまざま。将来を見据えた真面目な出会いを探すのであれば、婚活に特化したアプリを選んで利用するのがいいでしょう。 

プロフィールでは結婚願望をアピールする 

ご自身のプロフィール文に、結婚願望があることを明記するのもおすすめです。はじめから結婚願望をアピールすることで、結婚願望がない人からのアプローチを避ける効果が期待でき、効率的な婚活の助けになるでしょう。 

気になる人とは、とにかく会ってみる 

写真やプロフィール文、メッセージの雰囲気を見て気になると思ったお相手とはとにかく会ってみましょう。「会ってみたらイメージと違った」ということもあるかもしれません。しかし、積極的に気になるお相手と会っていくことで、相性のいいお相手と巡り合える確率は高まります。 

気持ちの切り替えは大事 

気になる人とマッチングしない、メッセージのやりとりが続かないなど、アプリでの婚活がなかなかうまくいかないこともあるでしょう。しかし、くよくよと悩まずに次の出会いに向けて気持ちを切り替える心の強さも必要です。どんなに多くの人と出会えたとしても、将来のパートナーとなる人はただひとり。すぐにぴったりのお相手が見つからなくて当然という心持ちで粘り強くいきましょう。 

あなたが望む出会いのスタイルを見直してみては?

あなたが望む出会いのスタイルを見直してみては?

ビジネスにおいて、IQよりEQ(いわゆる共感力)が大事、という説を唱える方がいらっしゃいます。これを出会いや恋活・婚活に置き換えると、無駄のない頭の良い活動ができるならマッチングアプリを使えば良いが、相手とさまざまなことを理解し合いながら付き合いを深めていくなら、マッチングアプリ・結婚相談所を問わずさまざまなサービスを組み合わせ、いろいろと試していく方がより良い結果へとつながるのではないでしょうか。

しかし、出会いのツールとしてマッチングアプリには優れているポイントがあります。一度に多くの人と繋がることができるので、使いこなす自信があれば、これほど魅力的なものはないでしょう。ただ、ハズレを引いたときのことを考えると、それなりのメンタルの強さも必要です。そんなときに見直してほしいのが、あなたの出会いのスタイル。出会いそのものを変えたいとき・サポートが必要な気がするときなどは、オーネットをご検討ください。オンラインで本気のお相手探しをしながら、アドバイザーのサポートも受けられますよ。