熟年再婚を成功させる秘訣とは?トラブルを避ける3つの秘訣

熟年再婚を成功させる秘訣とは?トラブルを避ける3つの秘訣

50代、60代を迎えて以降、新しい人生を歩むために熟年再婚に踏み切るカップルが大勢います。熟年再婚は過去の経験を活かせるため、お互いの関係を良好に保ちやすい一方、熟年再婚ならではのトラブルも多く見られます。

今回は熟年再婚で起きやすいトラブルと、トラブルを避けるための秘訣3つを紹介。幸せな人生の再スタートを切るためにも、トラブルの元への対応を怠らないように注意しましょう。

目次

熟年再婚で起きがちなトラブルとは

再婚はどちらか一方、もしくは両方に結婚歴がある人による結婚です。過去の結婚生活の影響を受け、新しいパートナーとの生活がうまくいかないというケースも少なくありません。では熟年再婚においては、過去の結婚がどのような理由でトラブルを引き起こすのでしょうか。

過去の相手と比較されている気分になる

相手側が再婚の場合、過去のパートナーと自分をどこかで比較されているような気分になる場合があります。過去の夫が資産家だった、過去の妻が上品で聡明だったといった事実がプレッシャーとなり、パートナーとの関係悪化など、大きなトラブルを招く場合があります。

子どもとの関係がうまく構築できない

50代以降の再婚は、子連れになるケースが少なくありません。すでに子どもが独立しているようなら、義理の親ではなく親のパートナーとして、一定の距離を保った関係も築けるでしょう。

一方、就学中の子どもと一緒に暮らす場合、特に思春期や受験期などのデリケートな時期には細心の注意が必要です。連れ子と感情的に衝突した結果、大きな禍根を残すこともありえます。

相続トラブル

さらに大きな問題となるが、相続に関するトラブルです。仮に再婚夫婦の夫が先に旅立った場合、相続権は再婚後の妻にあります。しかし元妻との間に子どもがいる場合、こちらに親権はなくても、子どもには相続する権利があります。

また再婚相手の連れ子と養子縁組をしていなければ、同居していたとしても連れ子に相続権はありません。

パートナーの死後に大きなトラブルとなる場合もあります。特に相続関係が複雑になる場合は、弁護士に相談する必要も出てくるしょう。

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熟年再婚を成功させる3つの秘訣

熟年再婚は、初婚同士にはない多くのしがらみが付きまとうものです。しかし、長い年月を生きてきた大人同士の再婚だからこそ得られる幸せもあります。熟年再婚を成功させるためにも、次に挙げるようなポイントに注意しながら、パートナーとの関係を築きましょう。

1. 自分の弱みを認めパートナーとの関係を深める

以前の結婚での失敗が負い目となり、新しいパートナーとの関係をうまく築けないこともあるでしょう。しかし、もし以前の結婚で何らかの失敗をしていたとしても、次の結婚で同じ失敗をしなければよいのです。

過去の失敗を認め、その失敗とどう向き合っていくか。パートナーと一緒になって考えることができれば、お互いを理解しあえるパートナー関係を築けるでしょう。

2. 連れ子との時間を十分にとる

いきなり相手の連れ子とうまくやろうとしても、なかなか簡単にはいかないものです。人間関係の構築には時間がかかるものと捉えて、じっくり関係を深めるよう覚悟を決めましょう。

子どもからすれば、親を他人にとられるような気持ちにもなるもの。だからこそ味方であると信じてもらえるよう、時間をかけてゆっくりと関係を築きましょう。

もし思春期や受験期のようなデリケートな時期であるならば、パートナーと話し合いの上、結婚の時期をずらす検討も必要かもしれません。

3. 遺言書で資産の残し方を明確にする

相続は、民法により法定相続人それぞれが受け取れる相続分の比率を明確に定めています。しかし再婚したパートナー側の連れ子や、離婚した元パートナー側にいる子どもが権利を主張し、話がこじれることも少なくありません。

無用なトラブルを避けるためにも遺言書を用意して、誰にどのように財産を残すのか、専門家の手を借りながら明確に意思を表示するようにしましょう。

ただし、法定相続人には、最低限の遺産相続を受ける権利である「遺留分」があります。遺言で遺留分を無視した相続配分をしても、遺留分に対しては無効となりますので、あらかじめ遺留分を考慮に入れた遺言を残しておくとよいでしょう。

熟年再婚のパートナーを探す方法

乗り越えなければいけない課題は多くても、熟年再婚には大きなメリットがあります。事情を理解した上でパートナーになってくれる熟年再婚相手は、どのような方法で探せるのでしょうか。

結婚相談所

熟年再婚の相手探しには、結婚相談所がおすすめです。結婚相談所のアドバイザーは婚活のプロ。あらゆる条件を前提としたマッチングで、ぴったりのパートナーを見つけてくれます。

熟年再婚にありがちな条件の数々を理解してくれる相手とのマッチングが期待できますので、高い確率で結婚までたどり着けるでしょう。

婚活パーティー

婚活パーティーは、イベントごとに参加条件を設定。50代以上、離婚経験あり、子どもありなど、熟年結婚によくある条件を持った人が集まるパーティーを選べば、事情を理解してくれる人と出会いやすいでしょう。

そういったパーティーに参加してくる相手も、同じような条件を持っている方ばかり。お互いに事情を理解しあえるパートナーとの出会いが期待できます。

人づての紹介

人づての紹介は、熟年再婚においても非常に有効な出会いの方法です。子どもの存在や慰謝料の支払いと言った熟年再婚対してネガティブに捉えられやすい条件も、人づての紹介なら間を取り持ってくれる人から「子どもは素直でいい子」「慰謝料にも誠実に対応している」といったフォローをしてもらえる場合もあります。

また、相手側の事情や人となりを紹介者に確認できるのも大きなメリットです。共通の知人がいるという事実も安心感に繋がるでしょう。

熟年再婚のトラブルは事前に回避しよう

熟年再婚はお互いに長い人生を歩んできた人同士がするもの。それだけにさまざまなしがらみもあり、結婚生活に問題を引き起こすことも少なくありません。熟年再婚そのものは、新たな幸せをつかむために行う素晴らしいものです。その素晴らしい結婚に影を落とさないよう、事前の対策を怠らないようにしましょう。

熟年結婚に繋がる出会いをお望みの方は、ぜひオーネットが主催する中高年向け紹介サービス「スーペリア」を利用してみてはいかがでしょうか。再婚希望者も多数いますので、お互いの事情を理解し合えるパートナーが見つかる可能性は大いにあります。これからの人生をともに歩むパートナーをお探しなら、ぜひスーペリアご検討ください。

[記事制作者:株式会社オーネット 編集部][監修者:大宮支社 成田アドバイザー]