好きな人に電話をかけるのは、なかなか勇気がいることです。とくに、出会ったばかりでお互いをまだよく知らない相手の場合、電話するきっかけや話題探しに困ってしまうでしょう。
この記事では、「いつ電話するか」「何を話すか」など、好きな人との電話について紹介します。好きな人との電話で注意したいポイントもお伝えしますので、あわせて参考にしてみてください。
目次
好きな人に電話をするきっかけは?
好きな人ができると、メールやLINEなどの文字のコミュニケーションだけではなく、「声を聞きたい」と感じることも増えるでしょう。ここでは、気になる相手に自然な流れで電話をかける「きっかけ」をご紹介します。
お悩み相談
電話をかけるきっかけとして自然なのは、やはり「お悩み相談」です。相談を持ち掛けることで、「あなたを頼りにしている」という気持ちも伝わります。LINEで悩みについて軽く話しておき、「長くなるから電話で相談してもいい?」と伝えれば、自然に電話へと誘えます。
ただし、お互いに楽しい時間を過ごすためにも、この時の相談事はあまり深刻な内容にしないよう注意しましょう。
デートや飲み会のお誘い
好きな人との関係を一歩前進させたいと感じたら、勇気を出して電話でデートに誘ってみましょう。その場で相手の予定を確認しながら、行ってみたいお店などを伝えて会話を弾ませれば、相手も「行ってみようかな」という気持ちになりやすいです。
複数人での飲み会のお誘いを、あえて電話でするのもおすすめです。好きな人と一緒に計画を立てれば、2人の関係が一歩進むかもしれません。
気軽にかける
ある程度親しくなっている相手であれば、あれこれ考え込まず気軽に電話をかけてみるのもオススメです。「声が聞きたくて」「ちょっと暇で」など、特別な用事がないときに電話することで、好きな人に好意を伝えられます。
ただし、相手がいつでも電話を受けられるわけではないので、相手の状況に配慮することを忘れないようにしましょう。
その日にあったこと
気軽に電話をするには、電話するだけの話題も必要でしょう。おすすめは、その日にあったことを報告するという理由です。それほど深い関係ではない場合、それほど深い関係ではない場合、「SNSにでも載せたらいいんじゃない?」と言われるかもしれませんが、今聞いてほしいから電話したと言えば立派な理由になるでしょう。
仕事や勉強の相談
LINEなどで「わからないことがあるんだけど」と仕事や勉強の話を持ち出してみましょう。相手も断りづらい内容ですし、「今すぐはダメだけど〇〇時以降なら」とすぐに代案を出してくれるはずです。込み入った内容ほど、電話する理由になるでしょう。
恋愛に関する話
「今、付き合っている人はいますか?」「どんな人がタイプですか?」と直接聞きましょう。相手はビックリするかもしれませんが、こういった話題は他の人がいると恥ずかしい話でもあるので、思い切って直接聞いてみましょう。そうすることで、相手もあなたのことを意識するようになるはずです。
お出掛けの計画
恋愛の話から深掘りして、デートに誘ってみましょう。最初からデートというとお相手も恥ずかしいので、ちょっと二人でお出掛けしましょう、という誘い方をしてみましょう。あらかじめLINEで話題を出しておけば、電話も無理なく掛けられます。このタイミングでお相手の好きな場所も聞き出してみましょう。
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好きな人に電話をするときに避けた方がよい話題は?
しない方が良い話題や続かない話題は、電話を掛ける前に確認しておくと良いでしょう。具体的に確認してみましょう。
関係のない人の話をしない
せっかく二人で話す機会をつくったのですから、ここにいない人の話をしても仕方がないです。同僚や知人の話はしやすいかもしれませんが、せっかくの機会ですからお互いのことを話すようにしましょう。
ネガティブな話はしない
電話をするなら、相手を後ろ向きな気持ちにさせてはいけません。どんなに落ち込むようなことがあっても、電話をするときは気持ちを切り替えて、明るい話題を選ぶようにしましょう。
意味のない話をしない
お相手に電話をして良かった、と思わせるためにも、意味のない話は避けましょう。しっかりと中身のある話ができれば、相手に「また電話したいな」と思ってもらえるはずです。次の電話もかけやすくなるはずですよ。
愚痴を言わない
生活していれば、嫌なこともあるでしょう。だからと言って、それをそのまま電話で話してしまうと、「いつも愚痴ばかり言っている人」という印象を持たれてしまいます。事前に言いたいことを整理して、愚痴にならないように整理してから電話をかけるようにしましょう。
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好きな人に電話をかける時間帯・頻度は?
勇気を出して好きな人を電話に誘おうと思ったとき、「いつかければいいのだろうか?」と悩みますよね。「迷惑に思われないだろうか?」と不安に感じることもあるでしょう。
せっかくの電話を相手にも楽しんでもらえるように、電話をかけるのにおすすめのタイミングと、避けたいタイミングをご紹介します。
ゆっくり話したいなら「寝る前」
好きな人とゆっくり話したいときには、「寝る前」を選ぶのがおすすめです。
夕食をすませてから寝る前までの時間帯は、リラックスして過ごしている人が多いです。その時間を選べば、ゆっくり話す時間を取りやすいでしょう。オフタイムなのでプライベートな話題も持ち出しやすく、ゆったりとした気持ちで会話を楽しむことができるはずです。
ちょっとした用事なら「休憩中」
ちょっとした用事など、数分で終わる話題であれば、「休憩時間」を狙って電話をかけるのもいいですね。時間が限られているので、用件だけでさっと切り上げられます。
好きな人が電話に出なかった場合には、LINEやSMSで「大した用じゃないけど......」などのフォローをしておきましょう。
「出勤前」の電話は迷惑になりがち
出勤前は、仕事に向かう準備で忙しくしている場合が多いでしょう。その時間帯の電話は、迷惑になる可能性が高くなります。緊急の用事でない限り、出勤前の電話は避けるのが無難です。バタバタする時間帯の連絡は、「今日の夜電話していい?」などと軽くメッセージを送る程度に留めましょう。
また、夜勤やシフト制など、出勤日や出勤時間は人それぞれです。好きな人の仕事のスケジュールを事前に確認しておけたらなおいいですね。
電話の頻度は週1~2程度を目安に
電話をする頻度は二人の関係性によっても変わりますが、あまり電話をしすぎても話題がなくなってしまいますし、相手が忙しいのに電話するのも良くありません。もう少し話したいな、と思えるくらいの週1〜2回程度がちょうど良い目安になるでしょう。
好きな人との電話での注意点は?
好きな人との電話を楽しみに思う反面、緊張や不安を感じてしまうことも多いのではないでしょうか。ここからは、好きな人に電話をするときの注意点についてご紹介します。
要件以外の話題を用意しておく
悩み相談やお誘いで電話をする場合には、それ以外の話題も用意しておきましょう。スケジュール確認から「休みの日は何をしているか」、デートのお誘いから「趣味」や「好きな食べ物」など、どんどん話題を広げていけるといいですね。
また、悩み相談をするときは長くなりすぎないよう、ピンポイントで相談するようにしましょう。「〇〇と思うんだけど、△と□どっちかな?」と選択肢を用意するなど、相手が答えやすいようにしておけば、好きな人を困らせることもありません。
長電話は相手の都合を考える
好きな人が、いつでも長電話をできるとは限りません。翌日の予定や疲れなど、相手にも事情があります。せっかく電話で話せるのだから少しでも長く、という気持ちをぐっとこらえて、まずは相手の都合を最優先に考えるよう心掛けましょう。
とくに悩み相談の場合は、相手からは電話を切りにくいため、頃合いを見て自分で切り上げることも大切です。「続きはまた今度」など、次の電話につなげるきっかけにしてもいいですね。
話しやすい環境で電話する
電波が悪い場所で電話をかけると、ぷつぷつ途切れて話しにくくなり、お互いにストレスを感じてしまいます。電話が嫌な思い出にならないように、通信環境がいい場所や、周囲の雑音が入らない場所を選びましょう。
自分ばかり話さないようにする
話に熱中していて気付いたら自分ばかり話していたという状況には十分注意してください。相手も聞くだけでは疲れてしまいます。相手にも程よく話してもらえるように心がけましょう。
相手の気持ちを察する
長電話になると相手も「そろそろ電話を切り上げたい」と考える可能性もあります。音声だけで通話していると、お互いの顔は確認できませんので、時々「もう少し話せる?」など相手の気持ちや状況を確認するようにしましょう。
明るい声で話す
誰にでも声に特徴はあるものの、好きな人とは電話するときだけは、明るい声で話すようにしましょう。暗い声で話をされたら、聞いている方も暗い気持ちになってしまいます。ボソボソ話さないようにすることも大切です。
黙ってしまわない
話題が尽きたり返事に困ったりして、思わず黙ってしまう人も多いでしょう。だからと言って本当に沈黙すると、お相手は「電話するのに飽きたのかな?」と不審に思ってしまいます。無理な長電話も避けて、程よいタイミングで電話を終わらせることも大切です。
リラックスする
緊張して電話をかけても、良いことはありません。好きな人と話すのは緊張するかもしれませんが、事前に内容を整理することで、気持ちを落ち着けることもできます。緊張したまま電話を始めないように気を付けましょう。
好きな人にまた電話したいと思われる!モテる電話のテクニック
相手にも電話を楽しんでもらいたいですよね? そのためにも、また電話したくなるテクニックを学んでおきましょう。
リアクションを大きくする
電話をしていて楽しい!という気持ちを表しましょう。特に音声だけの通話の場合、感情を伝えるのは難しいので、意識して大きめのリアクションを取るといいでしょう
相手に喜んでもらう
電話をするなら、お相手にも楽しんでもらいたいもの。そのため、お相手に気持ちが上がるように、「すごいですね」「面白いです」と言ったキーワードを会話に交えるようにしましょう。
明るい話題を心掛ける
また話したいと思わせるためには、後ろ向きな会話は避けた方が無難です。誰かの悪口を言う前に、二人が楽しくなる話題を選んで話すように気を付けましょう。
次に話す約束をする
電話をするのでも、直接会うのでも構わないので、次に二人で話をする約束をしましょう。約束をしないと、引き続き話をするきっかけを失ってしまいます。趣味やペットの話などでも構いませんので、継続できる話題を用意するといいでしょう。
電話の後は必ずお礼をする
電話が終わったら、すかさずLINEなどで「今日は楽しかった、ありがとう」と電話のお礼を送りましょう。こんな小さな気遣いができると、あなたの印象はグッと良くなりますよ。
好きな人との電話で関係を深めよう
電話の音声が途切れたり、話題に困って沈黙が続いたりすると、あなたとの電話に対して嫌なイメージがついてしまうかもしれません。次の電話へのハードルが上がらないようにするためにも、相手のストレスにならない電話を心掛けましょう。また、悩み相談やお誘いなど、複数の話題を準備しておけるといいですね。何でもない日に電話をしたり、お昼休みに突然かけたりといった気楽さが、相手をドキッとさせることもあるようです。