婚活では、ついつい理想のパートナーに関して高望みをしてしまいがちです。婚活の一点に集中し過ぎてしまうと、自分を客観視できなくなってしまいます。知らず知らずのうちに、周りから見ると無理がある相手を求めてしまっていることは多々あるでしょう。そこで今回は、結婚相手に高望みをしている人の特徴や、結婚相手の条件選びで心得ておくべきことなどをご紹介します。
目次
婚活に多くは望まない。普通の人に出会いたい
謙虚な気持ちで婚活をしているのに、アプリを使っても、婚活パーティーへ参加しても相手に出会えない。
そう感じるなら、気づかないうちに婚活の条件が高望みになっているかもしれません。
しかし、生涯の伴侶を探すのですから譲れない条件があるのは当然のこと。つまり『婚活の条件に強いこだわりを持つこと=高望み』ではないのです。
他人からすれば高望みだと思われるかもしれない婚活を成功に導くポイントはこちら。高望みにせずに特別な相手を見つけ出す秘訣です。
文末には具体的な方法も記載していますので参考にして下さい。
結婚相手に高望みをしている人の特徴
結婚相手は一生を共にする相手なので、無意識のうちに高望みをしてしまっている人も多いようです。自分が高望みをしているかもしれないと思う人は、これからご紹介することに自分が当てはまるかどうか、チェックしてみてください。
「もっといい人」を求めてしまう
婚活が長くなればなるほど、結婚相手に妥協ができなくなってしまいます。婚活に限らず、今までの苦労を無駄にしたくないと思うのは当然のことでしょう。せっかく素敵な異性が現れても「もっといい人はいないだろうか」と、さらに条件のいい人を求めてしまいます。
自分は完璧だと思い相手にも完璧を求めてしまう
ハイスペックな人にありがちなのが、「自分と釣り合う相手でなければいけない」と勘違いしてしまうことです。高学歴・容姿端麗などまわりから羨ましいと思われるような人生を歩んできた人は、相手にも完璧であることを望みます。相手の欠点が許せないため、婚期を逃してしまうことが多いでしょう。
結婚市場における自分の価値をわかっていない
婚活を成功させるためには、自分の市場価値をきちんと知っておく必要があります。しかし、自己評価を見誤ってしまうと、可能性の低い異性にアプローチしてしまうでしょう。このタイプの人は、過去のモテた経験で自己判断をしてしまい、今の自分を客観視できていない場合が多いようです。
高望みを避けたほうがいい理由
「実際の結婚とは関係なく、理想くらいは高くてもいいのでは?」と思う人は多いと思います。しかし、結婚相手の高望みは婚活をより困難にしてしまいます。ここでは、高望みを避けたほうがいい理由をご紹介します。
選べる相手が限られてしまうから
婚活で条件を絞り過ぎてしまうと、その分出会いの数も減ってしまいます。収入や容姿などを求め過ぎてしまうと、必然的に条件に当てはまる人も少なくなります。理想を追い求めすぎたせいで、本当に自分と相性のいい相手を逃している可能性も出てきます。
異性から避けられてしまうから
高望みした条件を公言してしまうと、相手から「自分では無理だ」と思われてしまいます。そのため、自然と自分にアプローチする人も少なくなってしまうでしょう。もし自分の市場価値を見誤っていたら、アプローチを受ける機会が減ってしまうかもしれません。
自分に合わない人を選んでしまうリスクも
表面上の条件ばかりにこだわりすぎてしまえば、性格や価値観が合わない人を選んでしまうリスクもあります。プロフィール上で理想の条件をすべて満たすお相手が、あなたにとって最良の結婚相手であるとは限りません。お相手の内面や性格の相性を見極める前に、表面的な条件だけでお相手との交際や結婚を決めてしまえば、お相手と過ごしているうちに「やっぱり違う」と後悔することにもつながりかねません。
こだわりは悪いことではない
ここまで読み進めて、「私の希望はかなわないの?高望みなの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。前述したように婚活にこだわりをもつのは自然なことです。ここからは相手に巡り合う可能性を高めるため、視点を切り替えてみましょう。
婚活の希望条件には重要度の設定を
相手に求める条件が増えると、条件の掛け算になってしまい、相手候補の絶対数が少なくなります。"譲れない条件"を見極めて出会える可能性を広げましょう。
例えば女性の場合は、年収の条件を500万円から400万円に下げてみる、学歴を大卒以上から高卒以上にしてみる、男性なら相手の年齢の条件を自分より5歳以下から3歳以下にしてみるなど、優先順位の低い条件から少しずつ幅を広げてみるのです。
譲れない条件を残すための戦略を
希望条件を緩和するなら、譲れない条件は妥協せずに成婚したいところ。そのためには、自分を魅力的に見せる戦略も必要になります。
■プロフィールで会いたい人になる
自分が相手に求める条件があるように、相手にもそれはあります。
結婚相談所にせよ、マッチングアプリに登録するにせよ、双方プロフィールで相手を判断する機会は多いでしょう。
自分自身はそのままで、相手に求める条件だけが明確だと、それこそ高望みに見えてしまいます。
プロフィールを作る際は例を参考に、"選ばれるプロフィール"を心がけましょう。
■短所を魅力に言い変える
- 頑固
→自分をしっかり持ち、一度決めたことは困難でも最後までやり通す粘り強さがあります。 - 人見知り
→自分から積極的に話すタイプではありませんが、人の話をしっかり聞くタイプです。 - 消極的
→物事に慎重に取り組む性格です。新しいことを始めるときには事前によく計画を練ります。 - 口数が少ない
→多くのテーマについて語り合うよりも、ひとつのテーマを掘り下げてじっくり語り合うのが好きです。 - せっかち
→よく決断力があると言われます。物事をスピーディーに処理するのが得意です。
■細かな条件を書き込むのは避け、抽象的にぼかして書く
×「毎日電話できる方で、会社の愚痴にもつきあってくれる人が希望です!」
〇「会話しているだけで心安らげるような方に出会いたいです。」
など、相手が都合よく解釈しやすい書き方を心がける。
■客観的な意見を聞く
自己分析をしていると、途中で混乱してしまうことがあります。そんな時は第三者から意見をもらいましょう。結婚相談所に登録している場合は、プロによるコメントを求めることができます。
例えばオーネットの場合、専任のアドバイザーが一緒に問題解決を行います。ファッションやコミュニケーションなど、課題が具体的な場合には、会員向けセミナーに参加して問題解決を目指せます。
個人で婚活を行う場合は、友人や同僚に意見を聞いてみるのが良いでしょう。課題が見えた場合にはスキル販売サイトなどを活用して、その分野の専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
結婚相手の条件を選ぶときに心得ておくこと
結婚相手の条件を高く設定しすぎてしまうのは、婚活がうまくいかない理由のひとつです。自分が高望みしていることに気づけないと、婚期を逃し続けてしまうでしょう。ここでは、結婚相手の条件を選ぶときに心得ておきたいことについて解説していきます。
隣の芝生は青いと理解しておく
結婚して幸せそうにしている友人を見ると、無意識に比べてしまうものです。しかし、どんな夫婦にもちょっとした価値観の違いや喧嘩はあるはずです。結婚を相手の条件を選ぶときには、他人の幸せそうな部分だけを見て悲観せず「少なからず我慢していることがあるだろう」と心得ておくと、無理に高望みすることがなくなるでしょう。
他の人を基準にしない
結婚相手の条件を決める上で、以前の恋人や過去に好きだった人と比べることはしないほうがいいでしょう。実際に気になる相手ができたとき「あの人はこうだった」と思っていると、他の人と比べている様子が相手にも伝わってしまいます。このような行為は、相手に対して失礼です。他の人と比べる癖がある人は、結婚相手の条件を選ぶ段階ではやらないように意識してみましょう。
自分にも高い条件が求められる
相手に高い条件を求めるなら、自分にも同じことが求められます。完璧を求められると、結婚できても心が安らぐような生活を送るのは厳しいかもしれません。そのため、自分でも満たせないような条件は省いたほうがいいでしょう。
理想の条件をすべて満たす相手はいないと考える
どんな人にでも苦手なことや弱点はあります。理想の条件をすべて満たすような完璧な人は存在しないと理解し、ときには自らお相手に歩み寄る姿勢も大事にしましょう。たくさんの出会いのなかから結婚相手を探す婚活では、つい減点方式でお相手のことを見てしまうこともあるかもしれません。しかし、お相手のいい部分を見つけることを意識すれば、今までよりも視野が広がるはずです。
自分を客観視して相性のいいパートナーをみつけよう
結婚相手選びは、今後の人生を左右する大きな決断です。しかし、高望みし過ぎてしまうと婚活が長引いたり、自分に求められるレベルも高くなったり、自分自身がつらくなってしまう部分もたくさんあります。一度、自分を客観視して、理想の結婚相手の条件を見つめ直してみてください。
自分を客観視するには、結婚相談所の利用も検討してみましょう。オーネットなら、婚活で困ったときも、多くのカップルを見てきたアドバイザーへ相談ができます。まずは、「結婚チャンステスト」から婚活の第一歩を始めてみませんか?