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結婚に経済力は必要?結婚生活にかかる費用や経済力以外に見るべきポイントを解説

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結婚するには、家族を養えるだけの収入が必要と考える方は多いでしょう。その一方で、経済力が低くても幸せな結婚生活を送っている人がいるのも事実です。実際に、結婚に経済力は必要なのでしょうか。ここでは、結婚生活に経済力を求める人の割合や、他に見るべきポイントなどについて詳しくご紹介します。

目次

結婚相手に経済力を求める人の割合

国立社会保障・人口問題研究所の「第15回出生動向基本調査(2015年度)」によると、結婚相手の経済力を「考慮する」と回答した女性は53.5%、「重視する」と回答した女性は39.8%でした。一方、男性は「考慮する」が37.3%、「重視する」が4.7%でした。女性が経済力を考慮・重視する割合は合計で93.3%と、男性よりも高くなっています。

出典:国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(2015年度)」

結婚に経済力が必要な理由

それでは、どのような理由で結婚相手に経済力を求めるのでしょうか。詳しく解説していきます。

子どもを持つ場合は費用がかかる

子どもを持つ場合は教育費などがかかるため、より多くの収入が必要だと考えている方が多いのではないでしょうか。小さい時だけでなく、成長するにしたがい学習塾や習い事、クラブ活動など、さまざまな場面で費用がかかるようになります。

老後資金を2人分貯める必要がある

より多くの収入があった方が老後に安心できるという方が多いのではないでしょうか。夫婦ともにフルタイムで働くことで老後資金を十分に準備できる可能性がありますが、育児や両親の介護、自身の病気や怪我などで思うように働けないケースもあるでしょう。でもカップルでどちらかの経済力が高ければ、このような事態でも大きな不安を抱えることなく過ごせるかもしれません。

結婚生活にかかる費用

続いて、結婚生活にはどの程度の費用がかかるのか、詳しく見ていきましょう。

消費支出

総務省統計局の「家計調査報告 ―月・四半期・年―」によると、2021年(令和3年)10~12月期の消費支出の平均は、2人以上の世帯で292,077円でした。ただし、消費支出は地域や消費に対する価値観などで大きく異なります。

出典:「家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表」

教育費

教育費には習い事や学習塾などの費用も含まれますが、文部科学省の「平成30年度子供の学習費調査」によると、幼稚園から大学までの学校種別学習費総額は次のとおりでした。

幼稚園(公立)約22万4,000円

幼稚園(私立)約52万8,000円

小学校(公立)約32万1,000円

小学校(私立)約159万9,000円

中学校(公立)約48万8,000円

中学校(私立)約140万6,000円

高等学校(全日制・公立)約45万7,000円

高等学校(全日制・私立)約97万円

出典:文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」

経済力に注目するときの注意点

お相手の経済力に注目する際は、次の注意点を押さえましょう。

安定性にも注目が必要

結婚生活は長く続くため、一時的な収入の高さよりも安定性が重要でしょう。年収が高いと言われても、その年のボーナスがたまたま多かっただけの可能性もあります。

経済力だけで相手を選ばない

経済力からは相手の人柄や価値観などはわかりません。結婚相手を選ぶ際は、人柄や価値観、相性なども重要です。そのため、経済力以外にも注目して相手を選ぶことが大切です。

ライフスタイルにも注目が必要

収入が高い代わりに激務で家族との時間を作れない、子育てに参加できないといったケースがあります。自身が思い描く理想の結婚生活にならない可能性があるため、ライフスタイルにも注目しましょう。

経済力以外に見るべきポイント

経済力以外には、次の3つに注目しましょう。

価値観

価値観が違いすぎると結婚生活で苦労する可能性があります。価値観が合わなくても、お互いに歩み寄る気持ちを持てる、すり合わせができるのであれば問題ないでしょう。

人柄

普段は優しいのに、イライラしていると暴力をふるう、周りの人にはいい顔をして家族には素っ気ない態度をとるなど、人柄に問題がないか確認しましょう。

経済力が低下しても一緒にいたいと思えるか

経済力が低下しても一緒にいたいと思えるかどうかを考えてみましょう。一緒にいたいと思えないのであれば、結婚相手としてふさわしくない可能性があります。

経済力以外にも注目して理想のお相手を見つけましょう

結婚にはある程度の経済力も必要ですが、たとえ経済力が低くても結婚相手として申し分ない、という人は少なくありません。経済力以外のポイントにも注目して、自分にとって理想のお相手を見つけましょう。

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