デートの際には「割り勘にするか、しないか」というのがよく問題になります。人によってお金に対しての価値観も違うため、どのように対応するのが正解なのか悩む人は多いでしょう。そこで今回は、デートの割り勘問題についてデータから見た結果や、男性・女性それぞれのお会計時の適切な対応をご紹介します。
目次
交際前までのデートでは、おごりたい男性が多い
マッチングアプリ大学が2021年に20~40代の未婚男女227人を対象に行ったアンケート調査では「2回目~交際前のデートの支払いはどうしたい?」という質問に対して「自分が全部おごりたい」と回答した男性が28.7%、「自分が少し多めに出したい」27.7%という結果になりました。割り勘は24.8%という3位の結果となりました。
その理由としては、「自分が全部おごりたい」と回答した男性で最も多かったのが、"交際前は男性が頑張るものだから"というものでした。「自分が少し多めに出したい」と回答した男性は、"相手に少しでもよく見せたい"という理由が挙げられました。また、割り勘にしたい理由は 「無理しても続かないと思うから」や「フェアなほうが良いから」が32.0%でそれぞれ最も多く挙がりました。
一方で女性は、「割り勘にしたい」派が44.4%で、交際までのデートでは平等に負担するのが良いと考える女性が多いようです。
出典元:2回目以降のデートでは「割り勘にしたい」女性が5割超!デート代の支払いから見える男女の本音|マッチングアプリ大学
【男性向け】お会計を持つメリット
先述したアンケートの結果では、男性がお会計を多めに持つということがわかりました。しかし、なかにはなぜ男性が払うことが一般的なことなのか、疑問を抱く人も多いでしょう。ここでは男性がお会計を持つメリットについてご紹介します。
相手が喜んでくれる
単純に人からご馳走してもらえたら、喜んでくれる女性は多くいます。そのため女性の喜ぶ姿が見たいから、お金を払っているという男性は多いでしょう。また男女関係なしに、おごってくれた人にいい印象を持ちます。相手によく思われたいと考えているなら、少し多く出してみるといいでしょう。
経済力を見せられる
例えば婚活などでは、女性は経済力を重視することもあるでしょう。そのため、「2000円だけお願いできる?」と言ってしまうとケチな男性だと思われるかもしれません。将来のことを考えている相手だからこそ、経済力をチェックしている女性は多いでしょう。
次のデートに取り付けられる
交際前のデートなら、お会計を持つことで次のデートにつなげられる可能性があります。「何かをしてもらったら返さなければならない」と思う女性は多いはずです。そのため一旦はお会計を済ませておいて「次おごってくれればいいからさ」と伝えれば、スムーズに次のステップにつなげられます。
【女性向け】おごってもらう際のマナー
女性はおごってもらう機会が多いかもしれません。そのため、おごってもらう際のマナーをしっかり身につけておきましょう。感謝の気持ちを表したり、礼を尽くしたりすることは大事なことです。具体的にどんなことを心得ておけばいいのか解説していきます。
伝票はなるべく見ない
男性が率先して支払いをしている場合、伝票はなるべく見ないようにしましょう。しかし、おごってもらうことを前提にしてはいけません。支払う素振りを見せたり、大体の値段を想定して半額くらいを渡したりするといいでしょう。金額もあまり細かく出すのではなく、2000円や3000円などの千円単位で出すのが適切です。
もしお手洗いに行っている間に男性がお会計をしてくれたなら、無理に払おうとせず、丁寧にお礼を伝えましょう。
「すみません」より「ありがとう」
おごってもらったときに、つい「すみません」と言ってしまう女性は多いでしょう。しかし「すみません」ではなく、ご馳走してもらったときには「ありがとうございます。おいしかったです」と伝えたほうが可愛らしい印象を残せます。
また表情にも注意が必要です。困った顔で伝えるのではなく、申し訳ないと思っても、笑顔で「ありがとうございます」と言うことを心がけましょう。
ちょっとしたプレゼントを用意する
おごってもらったことを申し訳なく思う人もいます。しかし、ご馳走するのは男性の好意なので、無理やり「払わせてください!」と言うことはやめておきましょう。
ご馳走をしてもらったときには、次回会ったときにちょっとしたお菓子やプレゼントを用意するのがおすすめです。たとえばチョコレート好きなら、ちょっとお高めのチョコレートを何粒かきれいにラッピングしてもらうといいでしょう。ちょっとしたサプライズ感もあり、男性は喜んでくれるはずです。
状況を見て適切な対応を取りましょう
デートのお会計では、ほとんどの男性が多めに払うということがわかりました。男性はご馳走することで単純に相手に喜んでもらえる、次のデートを取り付けやすいなどのメリットもあります。相手の女性と親しくなりたいのであれば、おごったり多く支払ったりするほうが最終的にはいい結果につながりそうです。
また女性は、大体のお会計を把握して半額くらいを出す素振りはしたほうがいいでしょう。そしてもしおごってもらえたら、必ず感謝の言葉を忘れないようにしてください。男女ともに状況を見て、適切な対応をするようにしましょう。
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