和真さん
20代前半から結婚願望がありマッチングアプリを利用していたが、アプリは遊び感覚で結婚がメインではないと感じ、自分のイメージする恋愛はできなかった。アプリで出会ったお相手と結婚に対する価値観の違いから破局し、一念発起して結婚相談所への入会を決意。数社比較の上オーネットに来店し、アドバイザーと相性が良いと感じて入会した。
日常で「出会う」ということが一番のハードルだと感じて結婚相談所の門を叩く人は多いのではないだろうか。失恋をバネに入会した素直でまっすぐな和真さんと、オーネットを知ったその日に入会した行動派の美香さん。ふたりに足りなかったのは「出会いの機会」だけだったのでは……と思わせるそのストーリーとは?
20代前半から結婚願望がありマッチングアプリを利用していたが、アプリは遊び感覚で結婚がメインではないと感じ、自分のイメージする恋愛はできなかった。アプリで出会ったお相手と結婚に対する価値観の違いから破局し、一念発起して結婚相談所への入会を決意。数社比較の上オーネットに来店し、アドバイザーと相性が良いと感じて入会した。
20代前半から結婚を意識はしていたものの、自分の時間も楽しんだ上で、30歳までに結婚できればと思っていた。入会直前に一緒に遊んでいた友人と恋愛の話になり、友人の周りで入会から1年未満で結婚している人が複数いると聞いたオーネットをすぐに検索。その場のノリで「行ってみようかな」と同日中に来店し、そのまま入会を決めた。
掲載されているお名前はいずれも仮名、年齢は取材時点のもの、都道府県名は活動時の居住地です
入会後は両想いマッチング、スター送信などを中心に、アドバイザーからの助言もあり利用できる権利はできるだけ使ってお申し込みをしていた和真さん。積極的な活動で5人ほどのお相手とお会いしたが、2回目にはなかなかつながらなかった。
一方美香さんは、主に写真検索を使って活動していた。気になる方には自分から申し込んでいたが、お相手からのお申し込みもあり、お話し掲示板は10件程度開いていたという。同時にやりとりする人数が増えて負担になることを避けるためにも、どんどんお相手と会って、次に進むかを判断する形で活動を進めていた。
そんなふたりの掲示板が開いたのは2024年9月。ふたりとも前月に入会したばかりというタイミングだった。メッセージなしで気軽に使えるスター送信を使ったお申し込みで、唯一和真さんのスターが返ってきたのが美香さんだったという。
掲示板では、たまたま沖縄旅行に行く予定があった美香さんが、沖縄好きの和真さんにおすすめを教えてもらい話が盛り上がった。一度お会いしたい、となったものの、ふたりの予定がなかなか合わず初顔合わせは翌月の10月になったという。ふたりが行きたかったカフェが少し遠く、お互いの居住地が近いため電車より車の方が楽だと感じた和真さんは「一緒に車で行きますか?」と美香さんに提案した。
「初対面から車って抵抗がある女性もいると思うんですけど、私は全然なくて。『車を使わない近いところが良ければそちらでも良いですよ』と彼も言ってくれましたが、『大丈夫です』といきなり車に乗せてもらいました」と話す美香さん。
そんな経緯で、最初から和真さんの車で移動することになったというふたり。プロフィール写真が満面の笑みだった和真さんに「どんな方だろう?」と思っていたという美香さんは、お会いしてみても写真通りの明るい方という印象を持ったと話す。対する和真さんも「写真で見た通りのきれいな方が来てくれた!」と美香さんに好印象を抱いた。
和真さんは車にこだわりがあり、自分でいろいろとカスタムして乗っているそう。その車を見て、両親も同じくカスタムした車に乗っているという美香さんと話が盛り上がり、そこからはお互いの家族の話をしたという。夕方に集合してカフェで1時間ほど過ごし、その後にショッピングにも行ったというふたり。気づけば21時を回っていて、いつのまにか5~6時間を共にしていたが、時間が一瞬で過ぎ去った感覚だったという。
帰るころには美香さんが少し心を開いてくれていると感じていた和真さん。この時点でお付き合いのことまでは考えていなかったが「距離は近づいているのでは?」と手応えを感じていた。
あまり帰りたくなさそうに見えた和真さんの様子に、美香さんも「自分のことを悪くないと思ってくれたのでは?」と好感触だったという。お互い出かけるのが好きだという話をしていたため、「これから会うことが増えるのかも」という予感がこの時点であったと美香さんは話す。
和真さんが帰り際に美香さんにLINEを聞いて、その日は解散となった。
初顔合わせの解散後も、LINEで頻繁に連絡を取り合っていたというふたり。翌日の和真さんの仕事がたまたま早めに終わり、美香さんにも時間があったため、連日だが次の日も食事に行くことになった。
この日も和真さんの車で出かけ、ラーメンを食べてショッピングをした。道中の車内で恋愛の価値観やお付き合い後のことまで話題が広がり、初めはこの日告白するつもりはなかったという和真さんだが「もう大丈夫かも」と確信を持ったという。
美香さんの自宅前に着き、解散しようというタイミングで「5分だけ時間をもらっていいですか」と切り出した和真さんは
「付き合ってください」と告白。
車内での会話で「もし付き合ったら……」という仮定の話や、誕生日が近かったという美香さんの「誕生日に欲しいもの」についての話題が出ていたため
「どうでもいい方にはきっと聞かないことだろうし、いずれは私とお付き合いしたいと思ってくれているのかな」と感じていた美香さん。
次は食事ではなくどこかへ出かけよう、という話になっていたこともあり、次回3回目のデートでの告白を予想していたが、まさかのその日、初顔合わせの翌日のタイミングとは思っていなかった。最初は少し驚いた美香さんだが、よく考えるとその時点で和真さんに対して嫌だと思う部分もなく、ならば付き合ってみようと思い
「お願いします」と告白を受け入れた。
それまで会っていた他のお相手とは「ご趣味は?」などの少し堅苦しい会話から先へ進めず、なかなか盛り上がらなかったという美香さん。和真さんと会った時は、普通の会話ができて空気感が楽だと感じたため、付き合うことに不安はなかったという。
「美香さんはふんわりしていて優しいとっつきやすい感じの方なので、彼女の前では緊張せずに本来の自分を出せていて、自然な会話ができていたんだと思います」と和真さんは当時について振り返る。
お互いに少し遠出をするのが好きなふたりは、お付き合いを始めてから車でいろいろなところへデートに行った。車の時間が長いため、そこで過去の恋愛話や恋人にはどうしてほしいなどさまざまな話をしたことで、お互いの距離を徐々に縮めていったという。
また、お互いの家はなんと5分圏内という賃貸でのひとり暮らし同士のふたりは、デートの際に各地でついでにちょっとした日用品や生活雑貨などを買い揃えていた。その買い物で今後の生活を想像できたり、金銭感覚や好きなものなどを知ることができて、デートのたびに価値観が似ていると感じたと話す。
2025年1月 串本海中公園
交際を始めて2カ月が経ったころ、和歌山へ旅行に行き、泊まりがけで長い時間を一緒に過ごしたというふたりは、このころから結婚を意識し始めたという。和真さんは、美香さんと一緒にいる際に会話が止まっても、気にならずに自然体でいられることにこの旅行で気づいたと話す。
和真さんとお互いの家族の話をたくさんしていたという美香さんは、「和真さんは自分の父親に似ているところがあって接しやすい」と感じるそう。親戚の多い美香さんは「和真さんならなじめそうだな」と思うようになり、自然とこのころから結婚を考えるようになっていった。
和真さんは、美香さんの好きなところとして「包容力があり、誰にでも優しくできるところ」を挙げる。お付き合いの中で何度か、悩みを抱えるタイプの和真さんが不安になることがあったが、美香さんは毎回冷静に話を聞いて、和真さんの立場で考えてくれ、不安を落ち着かせてくれたという。そんな時に「この人について行こう」と思ったと和真さんは話す。
美香さんは、和真さんの「素直なところと、大事にしてくれるところ」が好きだと話す。今までの恋愛では自分の思っていることを言えずに我慢してきたという美香さん。和真さんは、美香さんの話に嫌な顔をせず「それはそうか」と納得してくれ、怒ることもないため、「和真さんなら受け入れてくれる」と今は自分の意見を全て言えて素でいられるのだそう。保育士をしていて人と話すのも好きだという美香さんは、素直についてきてくれる年下の和真さんは接しやすいと感じると話す。
平和主義でぶつかり合うような喧嘩はないというふたり。美香さんは、悩みを抱えるタイプの和真さんを気にして、定期的にふたりの関係について「何が今不安?」と聞いているという。特に和真さんが、美香さんのたくさんいる親戚に「受け入れてもらえるか」について悩んでいた時は、ふたりで話し合いをそれなりに重ねたと振り返る。一方美香さん自身はあまり悩みがないタイプで「見ていてもなさそう」と隣で言う和真さんに「なんとかなると思っている」と答えて笑う。
2025年の2月末、ふたりは3連休を使って遠方へ旅行に行く予定だったが、雪に見舞われ、キャンセルになってしまった。本当はその旅行でプロポーズを考えていた和真さんは、予定が狂ってしまい、それならキリ良く3月1日にしようと思い立ち、特にデートの予定もない日にプロポーズをすることにした。
「何もない日の方が、むしろ特別感があるかなと思いました」という和真さん。
お互いの家が近く普段から行き来していたこともあり、「スイーツを持って行く」という和真さんからの連絡を特に不思議には思わず「待ってる」と答えた美香さんは、仕事終わりで疲れており、待っている間に寝てしまったという。玄関のチャイムが鳴り、美香さんが扉を開けると、そこには花束を持った和真さんがいた。花束を美香さんに渡した後、ポケットに忍ばせていたピアスの箱をカパッと開けて
「今までは恋人としてでしたけど、これからは夫婦としてよろしくお願いします」とプロポーズをした和真さん。
目覚めたばかりで頭がはっきりしていなかった美香さんは、少し間を開けて状況を理解すると「よろしくお願いします」と答えたという。
このころにはふたりの中で結婚することはほぼ決まっており、和真さんのプロポーズ待ちだったそう。この日無事にプロポーズを終え、「次の休みにもう行っちゃう?」と店舗へ退会手続きに行き、ふたりは成婚退会となった。
婚活を振り返って、「マッチングアプリを続けるよりオーネットに入会して良かった」という和真さんは、アプリとの差について「本気度合いが違う」と語る。お相手も真剣に活動していて、違うと思ったらすぐお断りされることも含めて効率が良く、入会している方の本気を感じたという。直前の失恋で落ち込んでいた中入会した和真さんは「恋愛で悩んでどん底にいる時は、使えるものはどんどん使って強気に行動することが大事だと思った」と振り返る。
美香さんは、「結婚を意識できる人と出会えて良かった」と語る。入会前にやっていたマッチングアプリでは、お相手が結婚を考えているかどうかの見極めが難しかったが、「付き合う人とは結婚を考えたい」という美香さんには、結婚相談所が一番効率良く活動できて合っていたという。
親戚が多く家族仲の良い美香さんと、毎日家族で仲良く助け合ってきたという和真さんは、お互いに自分の家族のような家庭を築いていきたいと話す。お互いに相手を受け入れ合えるふたりなら、この先も助け合い明るくにぎやかで幸せな未来を作っていけるだろう。
2024年12月 丹羽篠山
和真さんは、とても明るく、よくお話ししてくださる男性で、とにかく女性に優しい方だなという印象でした。行動力が本当に素晴らしく、その積極的な姿勢が、成婚に向けて大きな一歩を踏み出す原動力となり、すてきなご縁につながる秘訣だったと思います。また、アドバイスを素直に受け入れ、実行してくださったことが、早い成婚退会へとつながった重要なポイントだと思います。婚活は時に不安や焦りを感じることもありますが、それは自分が大切な未来を真剣に考えている証拠です。焦らず、自分のペースで、そして何より前向きな気持ちで行動し続けてください。すてきな出会いは、きっとあなたを待っています。少しの勇気と努力が、あなたの未来に大きな変化をもたらします。私たちアドバイザーと一緒に幸せな未来に向けて一歩ずつ進んでいきましょう!(大阪梅田店アドバイザー)
記事内には取材カップルからご提供いただいた写真が含まれています。また、コメントを掲載しているアドバイザーの所属店舗は会員さまの活動当時のものです
結婚相談所オーネットは全国に店舗を展開しています。
お近くの店舗までお気軽にご連絡ください。