実家暮らしの男性に、自立していないイメージを持っている女性は少なくないでしょう。一般的にいいイメージの少ない実家暮らし男性ですが、結婚相手としていい側面もたくさんあります。そこで今回は、実家暮らしの男性と結婚するメリット・デメリットや、結婚する前に注意したい点をご紹介します。
目次
実家暮らしの男性と結婚するメリット
経済的に自立したらひとりで暮らしたいと思う人も多いなか、実家暮らしを続けている男性も一定数いるものです。そんな実家暮らしの男性を結婚相手に選んだら、どのようなメリットがあるのでしょうか。
家族を大事にする
大人になっても実家暮らしを続けているのは、家族を大切に思っている証拠でしょう。ある程度大人になれば、家族との仲が良くないと一緒に生活し続けるのは難しくなります。ひとりで自由に暮らしている男性と比べると、結婚後に妻や子どもを大事にしてくれる確率が高いでしょう。日頃から誰かと暮らすことにも慣れているので、揉める事も少ないはずです。
貯蓄がしやすい
実家暮らしをしていると、食費や光熱費、家賃など諸々の出費を抑えられます。実家にお金を入れていたとしても、ひとり暮らしの男性より経済的にゆとりができるでしょう。そのため、自然と貯蓄が増える人が多い傾向です。結婚には何かとお金がかかります。そんなとき、貯蓄のある人なら金銭的な不安を抱えずに済むでしょう。
実家暮らしの男性と結婚するデメリット
実家暮らしの男性との結婚にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。いつもは家事や生活にかかる費用負担がないことから、結婚後に苦労がでてくる可能性もあるでしょう。
母親代わりになってしまう
実家暮らしが長い男性は、「料理や洗濯物は女性がするもの」という考えを持っていることがあります。そのため、結婚して妻になっても母親のように思われてしまう可能性が高まります。母親が家事をするのが当たり前の生活を送ってきたので、感謝されることも少ないかもしれません。仕事が忙しい女性にとって、夫が家事・育児に協力してくれないのは、長い目で見て不満材料になるでしょう。
家事の大変さを知らない
ずっと実家で暮らしてきた男性のなかには、家事をしたことのない人も多いでしょう。そのため、家事をすることの大変さを理解してもらえないこともあります。家事を一から教えたり、ひとりで全部こなしたりするのは、女性にとってストレスです。そのうえ共働きを考えているなら、相手にも家事をしてもらわないと体力的・精神的に厳しい生活になるでしょう。
相手の親に干渉される可能性がある
実家暮らしの男性の中には、実は親が子離れできていないケースがあります。親にとって子どもはいくつになっても可愛いものです。そのような親の場合、結婚後も何かと口を出されることが多いでしょう。料理や洗濯、子どもの教育方針など、自分たちで決めたいことも干渉される可能性があります。
実家暮らしの男性と結婚する前にチェックしたい点
実家暮らしの男性と結婚したいと思ったときには、いくつかチェックしておきたい点があります。結婚後の生活で苦労しないためにも、家族との距離感や経済力は確認しておくようにしましょう。安定した結婚生活を送れるよう、結婚前にチェックしてみてください。
家族との距離感
家族との距離感が近すぎると、何かあったときに妻よりも家族の意見を優先してしまう可能性があります。仲の良い家族は微笑ましいものですが、距離感が常識的な範囲であるかどうかは確認しておきましょう。
経済的に安定しているか
経済的に不安定なことが、実家暮らしを続ける理由になっている男性もいます。結婚前に、日常のお金の使い方をよく観察しておきましょう。
家事はできるか
親に家事を任せっきりにしている男性だとしても、掃除や洗濯など最低限の家事能力は持っているほうが安心です。実家でどれくらい家事に協力しているのか、確認しておきましょう。
いろいろな人を見て、結婚相手探しの幅を広げてみよう
実家暮らしの男性には、さまざまなパターンがあります。結婚するまでは貯蓄にお金を回そうと考えていたり、家族を大事に思っているから実家暮らしを続けていたりと、一概に自立していないわけではありません。もし、パートナーや気になる相手が実家暮らしなら、マイナスに捉えずにいい面も見るように意識してみましょう。
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