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諦めなかったふたりが見つけた"ピッタリすぎる"ご縁

婚活をしていると、思うように進まない現実に心が折れそうになることも。でも、諦めずにまた歩き出せば、ちゃんとご縁は待っていてくれるのかもしれません。今回ご紹介するのは、一度は活動を休止した経験を持つおふたり。でも「もう一度」と動き出したタイミングが重なり、理想的な出会いを果たすことになりました。たくさんの偶然と婚活を諦めなかった気持ちが引き寄せた、ふたりのストーリーとは?

出会ったお二人のプロフィール

浩二さん

  • ご年齢:35歳
  • 居住地:新潟県
  • ご入会:2023年 12月
  • 利用店舗:新潟店

30歳を過ぎて学生時代の友人や会社の同僚など、周りがどんどんと結婚していく中、ひとり身の寂しさが身に染みてきたという浩二さん。プライベートと仕事は分けたかったので職場恋愛には気が進まず、マッチングアプリで出会って結婚したという話を自分の周りでは聞かなかったので、アプリもやらなかった。基本情報の確認がしっかり行われている結婚相談所での婚活を選択し、33歳でオーネットに入会した。

真理子さん

  • ご年齢:34歳
  • 居住地:新潟県
  • ご入会:2022年 5月
  • 利用店舗:新潟店

30歳を過ぎ、今後子どもを持つことを考えると「そろそろ結婚につながる出会いが欲しいな」と思っていた真理子さん。アプリは少し怖いイメージがあったため手を出せずにいた。真理子さんの9歳上の兄が35歳でオーネットに入会し半年もしないうちに結婚して、今も幸せそうにしているのを見ていたこともあり、31歳の時オーネットでの婚活を決意した。

掲載されているお名前はいずれも仮名、年齢は取材時点のもの、都道府県名は活動時の居住地です

「少しの勇気」とうまく重なった「タイミング」

もともと自分に似合うファッションが分からなかったという浩二さん。入会後、パーソナルカラー診断やアテンドショッピングが付いた「自分磨きパーソナルレッスン」を利用したことで、プロフィール写真の撮影にも自信を持って臨むことができた。そのかいもあって、お相手からお申し込みしてもらう機会も多く、どちらかというと受け身の活動スタイルだったという。入会して2カ月ほど経ったころには、3回お会いした方とお付き合いを始めることに。このまま順調にいくかと思えた浩二さんの活動だったが、その方にはすぐに振られてしまった。ちょうど仕事の繁忙期も重なり、モチベーションが下がってしまった浩二さんは2024年2月からしばらく活動を休止してしまった。

一方、入会後は自分からも積極的にお申し込みをしていたという真理子さん。お互いの条件がマッチした方が紹介される「両想いマッチング」をメインで利用し、イベントにも積極的に参加していた。その努力のかいもあり、実際に7~8人の方と初顔合わせをして、その中で3人の方とは3回ほど続けてお会いしたという。ただ、いずれの方も「この人だ!」と心から思えるような確信には、至らなかった。
入会して半年が過ぎたころ「ここで出会うのは無理かもしれない……」と婚活疲れを感じてしまったという。仕事の繁忙期も重なってしまい、真理子さんも活動休止を選択してしまった。
ただ、休止している期間には他の出会い方にも目を向け、街コンに参加してみたという真理子さん。しかし、結婚につながりそうな出会いはなかった。また、街コンに参加したことで、自分の年齢が思っていた以上に大きな壁になっていることを実感したという。
「そろそろ33歳に差し掛かる時だったので、20~33歳幅の参加枠で街コンに参加すると、参加者の中では上の方になってしまい、30~40代の区切りで参加するとお相手がだいぶ年上の方ばかりになってしまう。街コンでお相手を見つけるのは難しい年齢なのかも……と感じました」と真理子さん。
そんな経験から、もう一度オーネットでの活動に戻る決意が固まった真理子さん。活動を再開し、最初に会ったのが浩二さんだった。

ふたりの出会いは、写真付きプロフィールを見て検索・お申し込みができる「写真検索」。そこで「趣味は映画」と書かれた浩二さんのプロフィールを目にした真理子さんからお申し込みをした。「街コンでの挫折から、同世代は高望みなのかもしれない……と思いながらも、勇気を出してお申し込みをしました」と真理子さん。
お申し込みをもらった浩二さんも、ちょうど活動を再開したタイミングだった。自分から申し込みをしては断られるということを繰り返している時期だったため、真理子さんからのお申し込みがとてもうれしかったという。「趣味も合いそうだし、1個下の同年代だったので、ぜひ! と思ってお受けしました」と振り返る。
お互いに休止から戻ってきたタイミングがうまく重なり、2024年4月にふたりのお話し掲示板が開設された。

「映画の趣味」も「LINEのテンポ」も一緒だった

ふたりの掲示板は、「映画好き」という共通点ですぐに盛り上がった。趣味欄に映画と書いてあっても、好きなジャンルが違う場合は盛り上がらないこともある映画の話題。ふたりの場合は、1980~90年代の洋画が好きという映画の好みまで合っていたという。
何度か掲示板でメッセージを交わした後、あまりテキストメッセージのやりとりが得意ではないという真理子さんが「直接お会いしてお話ししませんか?」と誘い、ふたりは掲示板開設から2週間後に初顔合わせの約束をした。

5月上旬、お互いの家の中間地点である新潟県・三条市のカフェで待ち合わせたふたり。会うなり自己紹介もそこそこに、映画の話をたっぷりした。
初顔合わせでのお互いの印象について、浩二さんは、「まず、(写真より)きれいな人だな……と。そして、とても物腰柔らかで感じの良い方だなと思いました。あとは何より映画のコアな話までガッツリできて楽しかった印象が強かったです。今までの初顔合わせと全然違う感覚で、1回目からグッとくるものがありました」と話す。
真理子さんは、「街コンで年上の方とばかり会っていたので、若いなと感じました(笑)。あと、浩二さんは、私が掲示板でお勧めした映画を、短い期間に2本も観て感想を伝えてくれたので、なんて優しい人なんだろうと思いました」と振り返る。

約1時間半の初顔合わせは大いに盛り上がり、次は映画に行こうという話も出た。しかし帰り際、浩二さんからLINEの連絡先は聞かれなかった。真理子さんは「あれ? 脈なしなのかな……?」と少し不安になったという。でも、ここで終わってしまったら悲しいと感じた真理子さん。勇気を出して自分から「LINEの連絡先を交換しませんか?」と申し出た。そして、無事に連絡先を交換したふたりはその後、LINEで連絡を取り合うようになった。ただ、LINEでの連絡頻度はかなり少なく、1週間に1~2回程度だったという。「おはよう、おやすみ、とか常にLINEするのはお互い疲れちゃうタイプだよね……」と口をそろえて話すふたり。お互いに連絡を取りたい頻度やその温度感についても相性が合っていた。

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迷いなく即答できる、それが答えだった

2回目のデートはその2週間後の5月下旬。映画を観た後にランチを共にした。そこでようやく、お互いの仕事の話など婚活っぽい話をしたというふたり。そこでも新たな共通点が見つかった。真理子さんが仕事で使っている経理事務ソフトのシステム開発を浩二さんが行っているということが分かったのだった。
「そのシステムと税法の話で盛り上がりました(笑)」と浩二さん。「やっぱり縁のある方なんだなと思いました」と真理子さん。
2回目もふたりの会話は途切れることがなく、4~5時間の楽しいデートとなった。この時点で浩二さんは「こんなに合う人はいない、次に会った時に真理子さんに告白しよう」と決意していたという。

2回目のデートから2週間後、6月上旬。3回目のデートは、新潟市内でランチをした後に映画を観た。映画の帰り、車を止めている駐車場に着いた時、浩二さんが会話の中で「僕で良ければお付き合いいかがですか?」とサラッと真理子さんに伝えた。真理子さんも「はい、いいですよ!」と即答でOKの返事をしたという。
そんな真理子さんだったが、実はこの時、街コンで出会った方の中で複数回会っていた方がいた。その方と浩二さんと2人並行して会うことで、どんどん浩二さんの方に気持ちが傾いていったという。「例えば店員さんが何か持ってきてくれた時に『ありがとうございます』とちゃんと口に出して言える人ってあまりいない気がして……」と真理子さん。そういうささいな所から浩二さんの誠実さや優しさを感じたという。今までは3回会っても、告白に即答できる方はいなかったという真理子さんだったが、浩二さんからの告白に対しては、全く迷いがなかったという。真理子さんの中でも「この人とお付き合いしたい」という気持ちがしっかり固まっていた。

無事に付き合うことになったふたりは、2週間に一度はデートに出かけた。映画→遠出→映画と2回に1回は映画を挟む、そんなデートが多かった。浩二さんが提案してくれるデートプランや連れて行ってくれるお店は、いつも真理子さん好みだったという。デートを重ねていくうちに長時間一緒に居ても疲れず、感性や感覚も合う、さらに食の好みまで合うことが分かったふたり。翌月7月ごろには、ふたりとも自然と結婚を意識していたという。

特別な演出より、具体的なふたりの未来の話がうれしかった

そんな価値観がピッタリと合うふたりだが、お付き合い後も「いつまでに結婚したいか」「子どもはいつまでに欲しいか」といった結婚観の話に踏み込むことはなかったという。付き合って半年が経ったころ、真理子さんは「浩二さんは、どのくらいお付き合いしてから結婚したいと思っているのかな……」「みんなはどのくらい付き合って結婚に至るんだろう」と少し不安になり、まさにこの「婚活体験談」で他の方の体験談を読んでみたりしたという。一方、浩二さんも、「どのくらいで結婚って決めるものなんだろう……」とプロポーズのタイミングに迷っていた。心は決まっていたふたりだったが、なかなかお相手に確認することができずにいた。付き合い始めてから「結婚」という2文字が出たのは、プロポーズの時が初めてだったという。

付き合い始めて7カ月目の2025年1月。デートで彌彦(やひこ)神社に行った後、カフェに入ったふたり。がらんとした店内で浩二さんが具体的な提案型のプロポーズをした。
「僕は真理子さんと結婚したいと思っているけど、真理子さんと僕の住んでいる場所の中間あたりで新居を探すのはどう?」
スマホでマップを広げながらのプロポーズに対して、真理子さんは照れ隠しもあり、「うん! いいよ!」とお付き合いの時と同様のサラッとした返事をしたという。
「ずいぶん具体的な住む場所の提案だったので、面白いなと思いました(笑)。でも、私は演出されるのが苦手なので、そういう浩二さんだから良かったんだと思います。“結婚”について浩二さんからちゃんと言葉にしてくれたので、うれしかったです」と真理子さんは振り返る。

お互いの好きなところについて聞いてみると「趣味が合い、一緒にいて落ち着けるところが好きです。あとは、真理子さんはいろいろな思い出を大切にする人で、それを鮮明に覚えていて熱く語ってくれる時の 彼女が好きなんです。これからは、ふたりの思い出も大切にしてくれるだろうなと思います」と浩二さん。「やっぱり趣味や感覚的なところが合うので、素の自分が出せて一緒にいて楽だし、安心して何でも任せられるところです」と真理子さん。

インタビューの前日、ふたりは浩二さんの両親へあいさつを済ませてきたという。来週には、ふたりで新居の物件を見に行く。
「こんなにピッタリ合う人に出会えることって本当にあるんだ……と思いました」と、穏やかな笑顔で語り合うふたりの姿からは、出会えた奇跡への感謝がにじみ出ていた。インタビューの間も、ふとした目線や言葉の端々に、お互いを思いやる優しさと、心地よい距離感が感じられた。
これから先もふたりならきっと、出会えたご縁を大切にしながら、温かく幸せな家庭を築いていくことだろうと確信できた。

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アドバイザーメッセージ

まずは行動して「いつか」を「今」に変えていきましょう!

浩二さんとはオンライン面談で初めてお会いしましたが、質問や確認の内容から、頭の回転が速く優秀な男性であることがすぐに伝わってきました。活動開始時には「自分磨きパーソナルレッスン」を受講され、見た目もグレードアップして、デート中の会話のコツも学ばれました。
そんな彼のようなすてきな方でも、最初からうまくいったわけではありませんでした。「まずはやってみる」という精神で、一つひとつのご縁と向き合っていったことが真理子さんとのご縁につながったのだと思います。「いつかいい人がいれば……」と思っていても、その「いつか」はなかなか訪れません。まずは行動して「いつか」を「今」に変えていきましょう。ぜひ、アドバイザーを頼ってください。いつでも力になります!(新潟店アドバイザー)

記事内には取材カップルからご提供いただいた写真が含まれています。また、コメントを掲載しているアドバイザーの所属店舗は会員さまの活動当時のものです

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