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「結婚に向いてない」そんなふたりが出会って4カ月で成婚へ

「自分はきっと結婚に向いていない」。そう思って婚活を諦めていませんか? 今回は、漠然と結婚願望はありつつも、入会前は具体的に動けていなかったふたりのストーリー。アクティブに挑戦し続ける人生を歩んできた絢子さんと、休日は趣味に使い恋愛はあまりしてこなかった聡さんを結びつけたのは、運命的な“タイミング”でした。出会ってからはトントン拍子で進んだふたりの、ターニングポイントとなった出来事とは?

出会ったお二人のプロフィール

聡さん

27歳ごろから姉や妹、職場の後輩が結婚し、話を聞いているうちに「楽しそう」と結婚願望が芽生えていたが、休日は趣味に費やす生活で具体的な行動は取れていなかった。友人とお酒の席で、SNSで見かけたオーネットの結婚チャンステストをその場のノリで受けてみたことから、店舗に来店。アドバイザーの話を聞き、「自分にもできるかも」と感じたため入会した。

絢子さん

  • ご年齢:34歳
  • 居住地:兵庫県
  • ご入会:2024年 11月
  • 利用店舗:神戸店

「いつか誰かと……」という気持ちはあったが、持ち前のアクティブさと行動力でさまざまなことに挑戦し続ける人生を送っているうちに、気付けば30代になっていた。それまで交際相手ができることもあったが、結婚を考えられる出会いはなく、飲み仲間に「オーネットの面談を受けた」と聞いたことから店舗に来店。担当アドバイザーの言葉に「魂がある」と感じて入会を決めた。

掲載されているお名前はいずれも仮名、年齢は取材時点のもの、都道府県名は活動時の居住地です

「結婚向きじゃない」彼女と、「結婚できない」彼

「あなたは結婚に向いていない」

親にも友人にもそう言われてきたという絢子さん。入会時には、親から1時間ほど電話で心配されるほどだったと笑う。

「今まで自由に生きてきたので、『相手に合わせられないでしょう』って言われちゃった」と話す絢子さんは、仕事も住む場所も自由に決めて、いろいろなことにチャレンジする生活を送っており、この時期も今の仕事での独立を考えていた。しかし、パートナーがいて収入の柱が別にあったり、実家が近くにあるわけでもなかった絢子さんにとって、独立のリスクは大きく、悩んでいたという。さらに婚活についてデータを調べてみたところ、年齢が重要なことを知り、「いつできるか分からない独立より、年齢に左右される結婚や出産を先に考えるべきかも」と婚活を検討し始めた。

飲み仲間からオーネットの面談に行ってみたという話を聞き、オーネットで成婚した知人がいることを思い出した絢子さんは、「自分も話を聞きに行ってみようかな」と神戸店に来店。アドバイザーから「結婚したい、と思ってから1度機会を逃すと、次考えるのは10年後になってしまう」と言われ、「確かに10年前にも結婚願望はあったかも……」と思い入会を決意した。

「私の経歴を聞いたアドバイザーさんが『あなたはすごく面白い人生を生きているから、きっとすてきな人と結ばれますね。楽しみです』と言ってくれて、その言葉が活動のお守りになりました」と絢子さんは語る。

一方、年齢を重ね周囲の結婚が増えてきてから漠然と結婚願望があったという聡さん。しかし、デートに着ていくようなきれいな服も持っておらず、交際経験の少なさから女性をエスコートできる自信もなかったため、結婚に向けて具体的な行動は起こせていなかった。休日は趣味の釣りに費やし、自分のストレス発散のために過ごす生活を送りながら

「こんな自分が結婚できるわけない」と聡さんは思っていたという。

そんなある時、結婚に対して似たような気持ちを抱えている友人と、SNSの広告で見かけたオーネットの結婚チャンステストを、お酒のノリで一緒に受けたという聡さん。その後店舗に話を聞きに行き、希望条件がマッチする方がオーネットにどのくらいいるかが分かる「マッチングシミュレーション」を体験すると、思ったよりも人数がいると分かり、「自分も結婚できるかも」と入会を決意した。

自分には手が届かない、と思った方からのお申し込み

入会後は写真検索を主に活用し、お申し込みの権利を上限まで使っていた聡さん。しかし、なかなかお話し掲示板が開かず大変だったと話す。掲示板でのやりとりは得意だった聡さんは、やりとりが始まりさえすればほぼ初顔合わせに進めていたという。活動中20人近くお相手とお会いしたが、2回目につながらないことも悩みだった。

そんな聡さんの入会から、半年以上遅れて入会した絢子さん。プロフィール写真の撮影には完璧な状態で挑み、お相手とお会いする際はフェイシャルエステやヘアセットなど身支度にも気合を入れて臨んでいたが、価値観が合うお相手になかなか出会えず、婚活は思ったより疲れるな、と感じていた。活動についてアドバイザーに細かく共有していたという絢子さんは

「アドバイザーさんの言語化能力が圧巻で、私の『いい人だけど……』というなんとも言葉にできないもやもやした気持ちを、『この部分の価値観が合わないなら一緒に生活するのは難しいと思うので、次のお相手を考えましょうか』などうまく言語化してくれていました」と話す。

2025年1月、なかなか良いと思える人に出会えずにいた絢子さんは、試しに検索条件をいろいろと変更してお相手探しをしていた。そこで、今まで年上に設定していた年齢の項目を年下に変更したところ表示されたのが聡さんだった。

絢子さんからのお申し込みを見て、聡さんは驚いたという。実は聡さんは先に絢子さんのプロフィールを見ており、「きれいな方だな」とお申し込み候補の一人としてお相手メモ機能に登録していた。しかし、絢子さんのプロフィールに「明るい、アクティブ、海外経験あり」などの文言が並んでいたことで、「自分とはタイプが違う方だし、お申し込みをしてもOKはもらえないだろうな」と感じていたという。

掲示板が開いてから2週間ほどで初顔合わせをすることになったというふたり。聡さんは「自分には手が届かない」と思っていた方との初顔合わせのチャンスに、「これは気合を入れなければ」と和食のコースランチを予約した。

「掲示板での印象も良く、楽しみ過ぎて間違えて1時間早く行ってしまったんです」と笑う絢子さん。

当日、そんな絢子さんからの連絡を受け予定時間よりも30分以上早くやってきた聡さんは、先に下座側の席についていた絢子さんに「上座に座ってください」と声をかけ、絢子さんの荷物を移動してくれたという。他にも食べるスピードを合わせてくれたり、「初対面での食事は緊張しますよね」と気遣ってくれた聡さんに「今まで会った人の中で一番かっこよかった」と語る絢子さんは、「(結婚するなら)この人がいい」とこの時点で思っていたと話す。

女性のエスコートには自信がないという聡さんだが、この日の行動については、社会人として自然と出たお相手に対する気遣いだったと振り返る。

2025年4月 絢子さんのご両親にあいさつする食事会直前の車内にて

とにかくフィーリングが合い、トントン拍子に決まった交際

お互いに初顔合わせの印象がかなり良かったため、ふたりは数日後に2回目デートの約束をした。神戸・元町の中華街で夕食に中華を食べた後、カフェでたわいない話をしていたが、気付けばコーヒーも3杯目が空になり、終電間際に解散。次のデートは数日後の2月初めで、お互いに昼間は別の予定があったため、夕方に大阪駅で合流したふたり。近場の居酒屋に入り、話しているうちにふたりは「告白したらOKをもらえそう」という雰囲気をお互いに感じ取ったという。他にも並行してやりとりしていた方がいたという聡さんに、絢子さんが「私に絞ってほしい」と言った話の流れで、「それならもうお付き合いしよう」とふたりの交際は決まった。

「『もう後戻りできひんで!』と彼に言われ、お互いのスマホの画面を見せ合いながら一緒に交際休止のボタンを押しました(笑)」と絢子さんは話す。

交際を始めて1週間後、ホテルのバーラウンジに来ていたふたりは、そこで初めて結婚後の価値観の話をした。住む場所やお金、子どものことなど少し突っ込んだ細かい話もしたが、「お互いのズレはない」と言ってもいいほど価値観が合い、もし何かあっても擦り合わせていけそうと感じたという。また、ふたりはこの日初めて手をつないだ。

「彼からはそういうそぶりがなかったので、私からつなぎにいきました」と笑う絢子さん。この日は、気持ち的にも物理的にもふたりの距離が縮まったデートだった。

絢子さんは、聡さんの好きなところに「考えなくても自然と出る優しさや気遣い」と「面白いところ」を挙げる。初顔合わせ時のような絢子さんへの気遣いに加え、普段カフェなどに行っても周りの方への気遣いを感じるのだそう。また、聡さんは頭の良さが見える独特のワードセンスを持っていて面白い、と話す絢子さん。最初の掲示板でのやりとりでも、文章を作る能力に長けていると感じていたという。これに対して聡さんは「たぶん、僕が変わり者なんだと思う」と笑う。

そんな聡さんは、絢子さんの「明るいところ」「優しいところ」「決断力があるところ」が好きだと話す。最初にプロフィールから感じた通り「どう見ても明るい」という絢子さんには、活動で出会った他の方とはメンタル面での違いを感じたという。また、結婚に向けた親へのあいさつなどを、現実的に計画を立てて進めてくれたことも「能天気な僕としてはありがたかった」と話す。

趣味などの共通点がほとんどなく、アドバイザーに「何で彼女とマッチしたの?」と聞かれても答えられなかったと話す聡さん。とにかくフィーリングが合ったという聡さんに対し絢子さんも、「気付いたら時間があっという間に過ぎてしまうほど、彼との会話が楽しかったんです」と語る。

自分の価値観を見つめ直しながら、活動し続けることが重要だった

婚活を振り返って、「“普通に良い男性”を求めて活動していたが、お相手とお会いするうちに『自分が本当はどういう人を望んでいるか』がだんだん研ぎ澄まされていった」と語る絢子さん。年収、身長、学歴など最初は条件を並べていたが、「それって、世間が欲しい男性像に踊らされていない?」と活動を進めるうちに気付いたという。

これから活動する人には、「周りが欲しいものを求めなくてもいい」と伝えたいと語る絢子さん。「今自分が求めている条件が、本当に自分の価値観なのか、周りに自慢したいだけなのか、特に女性はそこがブレやすいと思う」と話す。

自分にとって大事だったのは、“やりとりのテンポや、会話がズレなく合うか”だったという絢子さん。そういった、プロフィールだけでは分からないような条件が自分にとって大切なこともあるため、世間の評価に踊らされず、オンリーワンなお相手探しをすることが重要だったと語る。

対する聡さんは、「婚活は大変だった」と振り返る。「今考えると当然ですが、入会前のシミュレーションで条件の合う方の人数を見て、簡単に結婚できると思ってしまっていたんです」と話す聡さん。いくら条件が合っていても結局はフィーリングが大事で、「結婚生活を思い描けない」とお断りを「したり」「されたり」の活動に、婚活疲れを感じた時期もあったという。

そんな中、アドバイザーにプロフィール写真の変更を提案されたのが聡さんのターニングポイントだった。「それで本当に何か変わるのか?」と思いながらも写真を撮り直したところ、その写真を見て「瞳の輝きがすてき」と感じた絢子さんからお申し込みが来たのだという。

「僕が写真を変えたタイミングと、彼女が年下もOKにして検索したタイミングが一致したから出会えたんです」と話す聡さんは、ご縁は結局タイミングの問題だからこそ、「そのタイミングに引っかかろうとしたら、諦めずに常に活動しておかないといけない」と感じたと話す。

2025年3~4月でお互いの両親にあいさつに行ったというふたり。あいさつが済んだならと、5月の頭にはオーネットを成婚退会した。ちなみに、取材時には「プロポーズはまだなんですが、これからするのでここでは秘密です(笑)」と聡さんが話してくれた。

「よく話しよく笑う家庭」にしたいという聡さんと、「健康でお互いを想い合える面白いチームをつくりたい」という絢子さん。面白いチームについて聞くと、いつまでも温度感が変わらず、年を取ってもちょっとしたことで笑い合えるような「面白く楽しい仲間たち」といったイメージだそう。

明るくアクティブな絢子さんと、ワードセンスが光る聡さんという、最高の“面白いチーム”が出来上がるだろうと思わせるふたり。この先も、ふたりは力を合わせて人生を切り拓いていく。

2025年4月 太陽が眩しい宮崎観光

アドバイザーメッセージ

自分の常識が世界の常識だと思ってはいけない

絢子さんは、ひらめいたら即行動し、全く異なる業界へ飛び込んでもすぐなじみ、キラキラの人生を楽しむチャレンジ精神旺盛な方でした。活動時は、ためらわず、とりあえずやってみるという姿勢が素晴らしかったですし、断る場合もお相手への配慮が温かかったです。人生の達人のようによくできた女性でしたから、私がしたのは、絢子さんがご自分で〇なのか×なのか迷われたときに、客観的にお気持ちを整理した程度です。会員さまによくお伝えしているのは、自分の常識が世界の常識だと思ってはいけない、ということです。何をするときでも、これが当たり前だと押し付けるのではなく「自分はこう思うけどあなたはどう思う?」と相手の気持ちを聞いて、どんなことでもきちんと話ができるふたりになってください、と伝えています。
今悩まれている方には、人生は一回きりですので、やりたいこと、行きたいところがあればすぐに行動しましょう、とお伝えしたいです。未来の自分を幸せにできるのは自分だけ、その行動が未来を変えます。(神戸店アドバイザー)

記事内には取材カップルからご提供いただいた写真が含まれています。また、コメントを掲載しているアドバイザーの所属店舗は会員さまの活動当時のものです

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