1. 結婚相談所 オーネット
  2. 婚活体験談
  3. 女性:30代
  4. IBJ活用で、短期間でも"濃い"ふたりの時間を

IBJ活用で、短期間でも"濃い"ふたりの時間を

オーネットで半年ほど活動していたものの、疲れや行き詰まりを感じていた徹さん。そんな時にアドバイザーから勧められた、全国のIBJ加盟の結婚相談所会員と出会える「IBJ会員検索」というサービスで、ほんわかした雰囲気の中にも芯のある女性、結衣さんに出会った。基本的には、出会いから成婚まで3カ月という短期間での決断を求められるIBJのサービスでの出会いでも、“濃い”時間を過ごしたふたりの成婚までのストーリーとは?

出会ったお二人のプロフィール

徹さん

  • ご年齢:40歳
  • 居住地:広島県
  • ご入会:2023年 12月
  • 利用店舗:広島店

周りの友人は皆結婚して子どもがいたため、漠然と結婚したいとは思っていたが、社会人になってから一度会社を辞め、大学院の博士課程に通っており、まずは仕事や研究を優先する日々を送っていた。卒業後に再度就職し、経済的にも安定してきたタイミングで婚活を決意した。

結衣さん

学生時代から「いい人がいたら付き合って結婚したい」とは思っていたものの、なかなか機会がなかった。いい出会いがあればとやっていたマッチングアプリにも疲れてしまい、友人の結婚式の様子などをSNSで眺めるうちにふと表示された広告から「結婚相談所ならまた違うのかも」と入会を決めた。

※掲載されているお名前はいずれも仮名、年齢は取材時点のもの、都道府県名は活動時の居住地です

行き詰まりを感じて始めた、申し込んだら「いきなり会う」サービス

入会後は写真検索を中心に、アドバイザーに勧められてイベントにも数回参加しながら活動していた徹さん。自分のペースを意識しつつも、しんどいなと感じるタイミングはあったという。「いいな」と思い、結婚を目指して会っていたお相手に対し、何度か会ううちにお互いに「違うかも」と思い始めたのを感じ取ると、つらくなってしまっていたそう。本当に自分と合う人がいるのか、自分はちゃんと結婚できるのか、と自信がなくなってしまい、うまくいかない自分を責めてしまうこともあった。

そんな婚活疲れもあり、少し活動が行き詰まってきた2024年7月、アドバイザーから勧められたのが、「IBJ会員」と出会えるオプションサービスだった。

「オーネット内のみの出会いのサービスでは、基本はまずお話し掲示板でやりとりしてから、お相手の様子を見てお誘いして会うので、結構時間がかかって大変だなと感じていました」と話す徹さん。

IBJでの出会いは全てお見合いの形で、プロフィールから申し込んで「いきなり会う」ため、会うまでの期間が短い分、効率よくどんどん会っていけた感覚があったという。IBJのサービスを使い始めるまでは、断られたり断ったりする時も、掲示板でやりとりしている分しんどさや申し訳なさを感じてメンタル的な負担を感じていたという徹さんは、結果的にIBJの方が割り切って活動できて「自分に合っていたかも」と語る。

IBJでの活動を始めた徹さんに、写真の雰囲気やプロフィールの内容から「穏やかそう」と感じてお見合いのお申し込みをしたのが、オーネットとは別のIBJ加盟の結婚相談所で活動していた結衣さんだった。

2024年9月、広島のホテルラウンジでお見合いをしたふたりは、1時間ほど家族や仕事、旅行の話などをした。徹さんは周りの席を見ながら「他の方もお見合いですかね」と言う結衣さんの飾らない雰囲気に「面白い方だな」と感じたという。

一方、結衣さんは徹さんに対して、お申し込みの時に感じた穏やかそう、という印象が会っても変わらず、なんとなく「この人と(ずっと)一緒にいるんだろうな」と感じたという。
「私より後にホテルラウンジに着いた徹さんのお水が来なくて、店員さんを呼ぼうとしたら『いいよいいよ』と気にしていなくて、気持ちに余裕がある方だなと思いました」と結衣さんはお見合い時を振り返る。

「友達から、結婚する前に“この人だ”とビビっとくる瞬間がある、と言われたことがあって、本当かな、自分にも本当にわかるのかなとあまり信じられていなかったんですけど、この時感じたこの感覚がそうなのかも、と思いました」と語る結衣さんは、この時直観的に徹さんとの結婚を意識したという。

お互いに正反対の“手応え”を感じていた初デート

IBJのサービスを使ってお見合いをした場合、お互いに「次も会いたい」となると、まずは何人かと並行してOKな「プレ交際」に進む形になり、お互いに印象が良かった徹さんと結衣さんもこの「プレ交際」に進むことになった。

そんなふたりが次に会ったのは、お見合いから1週間後。この日は、関東から転勤で広島に来たため、あまり観光地などに詳しくなかったという徹さんが、結衣さんに広島を案内してもらおうと平和記念公園を訪れた。
徹さんは今まで女性と会う際、「自分がリードしなければ」と気を張っていることが多かったが、この日は案内してもらったこともあり、ランチの手配やプランも含め結衣さんが全て決めてくれたという。それが徹さんにとっては新鮮に思えて、「フラットな関係になれそうでいいな」と感じたと話す。

「彼女とは居心地良く自然体でいられて、疲れから眠くなってしまうのが行動に出てしまうくらいリラックスできました」と笑う徹さん。
実は徹さんは広島市内から離れたところに住んでおり、この日も2時間半かけてデートに出向いていたという。

「デートの手配をしてくれたこともありますし、幼稚園で働く結衣さんが、仕事の話になるとしっかりプライバシーに配慮してぼかしながら話すことを徹底しているのを感じて、ほんわかした雰囲気とは裏腹にとてもしっかりしている女性だと思いました」と語る徹さんは、この日のデートで結衣さんとの結婚を意識したという。

そんな徹さんに対して結衣さんは
「お見合いは私から申し込んだし、徹さんのプロフィールに好みの方は“楽しい方”と書かれていたので、はるばる来ていただいているし楽しませなきゃ、みたいな気持ちがあって頑張っていました」と笑う。

特に最初の数回のデートでは、張り切って空回りしていたかも、という結衣さんは、眠そうな徹さんに対し「興味がないのかも」「私じゃダメなのかも」と心配になっていたと明かす。しかし、IBJのサービスはデートのたびにアドバイザーへ状況を報告し、何かあれば相談ができるシステムのため、次のデートに進めているなら大丈夫、と過度に心配せず「会えているうちは頑張ろう」と思えたという。

そんな正反対の“手応え”を感じていたふたりだが、ランチや観光を楽しんだ後そろそろ帰ろうというタイミングで、お互いの距離がより近づく出来事があった。結衣さんが持っていたサングラスを何気なく徹さんが褒めたことから、帰る前にふたりでサングラスを見に行くことになったという。

「正直もう帰ろうと思っていたところだったんですけど、不思議とその買い物が楽しくて。今まで女性との買い物は“付き合う”という感覚だったので、初めて一緒に買い物することが楽しいと思いました」と話す徹さん。

ここでも「楽しませようと頑張っていた」という結衣さんが、いろいろなサングラスを徹さんに試させては「似合う!」と盛り上げ、それに乗った徹さんも「全部似合っちゃうな」とおどけて笑い合うやりとりがあり、それまでの食事中心のデートより「距離が縮まった」と感じる出来事だったという。

2025年2月 大さん橋

すれ違いも修正できて、親しい人を大切にするふたり

2024年10月、お見合いから数えると4回目になるデートで、ふたりは広島の観光農園に果物狩りに行った。レンタカーを借り、ドライブも含めて1日楽しんだ帰りの車内で徹さんが、

「真剣交際に進んでくれますか?」と聞き、結衣さんも「はい」とすぐに答えた。

晴れてふたりはお相手をひとりに絞って集中する「真剣交際」に進んだ……と思いきや、実はこの告白を受けたタイミングでは単純に「次も会ってくれますか?」という意味だと思っていたという結衣さん。告白から数時間後、帰る前に一緒に夕食を食べようと店に入り、食事をしながら結婚後のことを少しすり合わせようとした徹さんが、結婚後の仕事についてなどの話を切り出したところ……。

「その瞬間、それまでピンと来ていなかったのが、真剣交際ってそういうことか! と腑に落ちて、結婚を前提としたお付き合いの実感が急に湧いて緊張してしまったんです」と結衣さんは笑う。

急に黙り込んで何も言わなくなった結衣さんに「どうしたの?」と徹さんが聞いたことで、お互いの認識がズレていたことが発覚。結婚相談所での出会いということもあり、本格的なお付き合いに入る前に結婚についての条件や価値観のすり合わせをすると思っていた結衣さんと、「この人とお付き合いしたい」と思ったからこそ、真剣に結婚について話していくために交際を申し込んだ徹さんの間に齟齬があったという。その場で改めてふたりで確認してすり合わせをした結果、無事ふたりはその日からお付き合いをすることになった。この「一度で伝わらなかった告白」は、今ではふたりの間で笑い話になっているという。

そんなすれ違いも経験したふたりに、お互いの好きなところについて聞くと、結衣さんは、徹さんについて「穏やかで違う価値観もまずは受け止めてくれるところ」が魅力だと語る。
「育った環境も経験も違う中で出会ったので、すれ違いや価値観がぶつかることもありましたが、第一声で否定されることが絶対になくて、まずは落ち着いて話を聞いてくれて、歩み寄れるところは歩み寄ってくれる、自分の“正しい”を押し付けない人だと感じます」と結衣さんは話す。

また、「家族と仲がいいところ」も徹さんの魅力だという。徹さんは、普段の会話から家族の話をよくしており、穏やかで仲の良い家庭だと結衣さんは感じていた。2025年の1月に徹さんの両親に会った時には「このご家族の仲間に入れてもらえるのが楽しみ」と思ったそう。

一方、徹さんは結衣さんの「優しくて温かい人柄」や「芯がしっかりしていて自分なりのこだわりがあるところ」が魅力だと語る。
「自分の持ち物や好きなものを大切にきれいに使っているところに、しっかりこだわりを持っていていいなと感じるし、人の悪口を言わない人で、一緒にいてほっとする、あったかい人柄だと感じます」と話す徹さん。
「友達を大切にしている」ところも結衣さんのいいところとして挙げる徹さんは、真剣交際後に「信頼している友達に会ってほしい」と結衣さんから頼まれ、親より先に結衣さんの友人に会い、すごく喜んでくれたその友人に「徹さんなら大丈夫」と太鼓判を押されたという。

そんな親しい人を大切にするふたりは、退会後も結婚した後の生活についてのすり合わせの段階でぶつかることもあったというが、「話し合いがよくできる関係」をきちんとお互いに築けていると語る。

できる限りのサプライズで、短期間でも無事成婚に

2024年12月、結衣さんの仕事終わりにディナーに行く予定だったふたり。昼過ぎに合流して結衣さんの自宅でゆっくり過ごした後、レンタカーでドライブしながら夜景のきれいなイタリアンレストランに到着した。食後、ドルチェがのったプレートに「Happy anniversary」とチョコレートで書かれたものが運ばれてきて、
「出会った日でもなんでもないし、何の記念日なんだろう?」と結衣さんが首をかしげているところに、

バラの花束を持った徹さんが「結婚してください」とプロポーズ。

基本的に出会ってから3カ月で結婚を決めるIBJのシステム的に、なんとなく「今日プロポーズをされそう」と思っていた結衣さんだったが、このサプライズは予想外で、「びっくりしてしゃべれなくなった」と話す。

実は結衣さんと合流する前に内緒で早めに到着していた徹さんは、その日レンタカーを一度借りてお店に花束を預け、そのことを結衣さんに悟られないよう一度車を返してから会っていた。

「タイミング的にはその週にプロポーズするしかなくて、せめて少しはサプライズにしたいと思ってできる限りやりました」と笑う徹さん。
驚いて話せない結衣さんが「うんうん」と精一杯頷き、ふたりは晴れてご成婚となった。

住んでいる場所には少し距離のあるふたりだが、真剣交際になってからは週1回程度会い、LINEでの連絡も頻繁に取っていたため、3カ月での成婚は思ったより早いとは感じなかったと語る。

婚活を振り返って、「続けることがつらくなることもありましたが、アドバイザーさんの助言を聞いて、自分を見つめ直しながら、無理せず自分のペースで、自信を持って活動することが大切だと思いました」と語る徹さん。婚活を通して、貴重な経験ができて、すてきな出会いがあったので良かったと総括する。

結衣さんは、「徹さんに会うまではお相手に合わせ過ぎるところがあり、無理をしてしまうこともあった」という。パートナーのいる友人から“ありのままの自分を受け止めてくれる人がいる”と聞いても、どこか遠くの話に思えていたそう。周りの目を気にし過ぎて自分の軸がブレてしまったこともあったと語る結衣さんだが、「徹さんのために頑張っていた」と話していた初期のデートでも、最初から人柄の部分は出ていてそんなに今の結衣さんと比べてギャップは感じない、と隣で徹さんは振り返る。
「今は大切にしてくれて、大切にしたいと思える人に出会えてとっても幸せです」と話す結衣さん。

お互いの好きなところについて、取材中に全て聞ききれないほどたくさんのポイントを挙げてくれたふたりは、これからもお互いを思いやり、温かく仲の良い家庭を築いていく。

2025年2月 赤レンガ倉庫

アドバイザーメッセージ

ご縁を広げるためには必要な出会いの方法

徹さんは本当に穏やかで素直な方でした。笑顔がすてきで年齢よりも若く見えるので、女性からのアプローチも多かったです。IBJのサービスは、ご縁を広げるためには必要な出会いの方法だと思っていますので、まずは皆さんにお声がけをしてみて、興味を持っていただいた方にご案内しています。その中で徹さんは、IBJのサービスを前向きにご利用になり、積極的にお見合いの申し込みを行っていました。その結果が今回の成婚だったと思います。婚活は何が答えか分からないので、今できることを一つ一つ積み重ねることが、結果的には成婚の可能性を高めることになると思います。これからもそうして一緒に積み重ねていただけるように、会員さまとの信頼構築を意識して取り組んでいきたいと思いますので、ぜひ一緒に頑張りましょう。(広島店アドバイザー)

※記事内には取材カップルからご提供いただいた写真が含まれています。また、コメントを掲載しているアドバイザーの所属店舗は会員さまの活動当時のものです

関連婚活体験談記事