「結婚願望はあるけれど、子供は欲しくない」という人は、結婚＝子供という考えがあるため、なかなか婚活に踏み出せない人もいるのではないでしょうか？
実は、結婚を望んでいる人のなかで、子供は欲しくないと思う人は少なくありません。とはいえ、子供を望まない婚活は難航する可能性もゼロではないでしょう。そこで今回は、子供は欲しくないけれど、結婚を望む方に向けて婚活方法や注意点などをご紹介します。
目次
子供を欲しくない人は意外に多い
未婚で子供は欲しくないと考えている人は、想像しているよりも多くいます。独立行政法人 国立青少年教育振興機構が平成29年に発表した若者の結婚観・子育て観等に関する調査によると、27.0％の人は「夫婦生活が安定したら子供が欲しい」と答えましたが、「子供は欲しくない」と答えた人も24.8％いることが分かりました。
男性、女性別にみると男性は25.6％、女性は24.0％の方が「子供は欲しくない」と答え、やや男性の割合が高くなっています。
この調査結果のように、子供は欲しくないという考えは、めずらしいものではないのです。
出典：若者の結婚観・子育て観等に関する調査｜国立青少年教育振興機構
子供を欲しくない人は同じ希望を持つ人を探そう
子供は欲しくないと考える人がいる一方で、子供を望んで婚活している人もいます。オーネットが実施した2020年の定量調査でも、結婚したい理由に「子供が欲しい」と挙げる人がもっとも多いと結果が出ているほどです。
気になる相手が子供を望んでいる可能性もありますが、これから婚活を始める予定なら、ご自身と同様の考えを持つ方に出会う方法を探すこともおすすめです。例えば、結婚相談所では、子供を望まない人という条件を提示して、相手を探すこともできます。
出典：オーネット 2020年定量調査
子供は欲しくないと考える理由
なぜ子供は欲しくないと考えるのか、主な3つの理由を見ていきましょう。
仕事にやりがいを感じている
男性も女性も、キャリアを重ねある程度の役職についている人は、そのキャリアを失いたくないと考えるでしょう。産休や育休を利用して復帰しても、今のポジションが残っているのか不確かです。
また、子育てしながら仕事を続ける場合は、保育園などが見つからないなど社会復帰が難しくなることも想定されます。「これからも今のポジションで仕事を頑張りたい！」と考えたとき、子供は欲しくないという結論に至りやすくなります。
経済的な余裕がない
文部科学省が発表した平成30年度子供の学習費調査の結果によると、子供を1人育てるために必要なお金は、幼稚園から高校までの学習費用だけで1,800万円以上かかる場合もあります。
現在の収入老後の資金などを含めたライフプランを考えると、子供を育てるお金はないと判断する人もいるでしょう。親からの援助も期待できない場合は、子供を諦める形で欲しくないと考えます。
出典：平成３０年度子供の学習費調査の結果について ｜文部科学省
愛情を持って子供を育てる自信がない
子供が苦手だったり好きになれなかったりすると、自分の子供を愛せる自信がなくなります。父母になるイメージができない人もいるでしょう。
また、育児に自信が持てないなどといった理由から、子供は欲しくないと考える人もいます。
子供を欲しくない人の婚活ポイント
子供を欲しくない人は、一般的な婚活をしていると希望と違った結果になってしまうかもしれません。3つのポイントを押さえて婚活を進めましょう。
子供は欲しくないという意向を伝える
婚活で出会った人には、交際が始まる前や最初の段階で子供は欲しくないとはっきり伝えましょう。気になる人が子供を望んでいる場合もあるからです。最初に伝えておくことで、同じく子供を望まない人とスムーズに出会えます。
子供以外の条件を高くしすぎない
子供が欲しいという理由で婚活している人が多いため、条件を高くしすぎると相手が見つかりにくいかもしれません。子供以外の条件は、優先順位を決めておきましょう。
結婚相談所に相談してみる
結婚相談所は、会員の意向に合わせて婚活をサポートしてくれます。同じように、子供は欲しくないと考えている人が会員にいる可能性もあるので、効率よく婚活できます。まずは気軽に相談してみましょう。
子供は欲しくない二人が結婚してからの注意点
子供は欲しくないと考えている人と出会えて結婚したとしても、注意しなければならないことがいくつかあります。
▪相手の意思が変わる可能性がある
結婚後、相手の意思が変わる可能性はゼロではありません。友達や親戚の子供と触れ合ったときに、自分の子供が欲しくなるというケースもあるでしょう。
意思が変わった場合は、しっかりと話し合いをする必要があることを忘れないでください。
▪今後子供を欲しいと思っても妊娠できる時期は過ぎているかもしれない
結婚後、意思が変わって子供を欲しくなった場合、年齢によっては授かりにくいこともあります。医学の進歩などで妊娠のチャンスは増えているものの、それでも妊娠のタイムリミットは存在すると考えておきましょう。
▪周囲の理解を得られずイヤな思いをすることもある
お互いの両親や親戚から、子供はまだなのかと言われることもあるでしょう。また、子供を作る意思がないと知ったときに、理解されず反対されるかもしれません。しっかり説明して、理解をしてもらう努力が必要です。
▪両親に孫を見せてあげられない
両親が孫の誕生を楽しみにしている場合、その願いは叶えてあげられません。両親も、そのことを受け入れるまで時間がかかるでしょう。
▪老後の介護などは自分たちで準備する必要がある
老後の介護に必要な資金やプランなどは、あらかじめ自分たちで準備する必要があります。いつ何が起きるか分からないため、しっかりと整えておきましょう。
子供は欲しくない人と出会いたいなら結婚相談所に相談してみよう
結婚をして人生のパートナーは欲しいけれど、子供は欲しくないという考えは、令和の時代となってはめずらしいものではありません。相手と子供に対する考え方を再度確認して、子供のいない結婚生活を送れるかを見極めてみましょう。
とはいえ、子供を望んで婚活をしている人もいるため、なかなか相手が見つからない可能性もあります。そんなときは、結婚相談所に相談してみてください。
同じように子供を望んでいない人と出会える可能性は、結婚相談所ならほかの婚活方法よりも高くなります。オーネットの結婚チャンステストを試し、あなたにぴったりの相手がいるかチェックしてみましょう。
