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素直さと行動力でつかんだ、ふたりのスマイルストーリー

地元を離れて働く春樹さんと、結婚への思いを胸に新たな一歩を踏み出した梨花さん。ふたりをつないだのは、「温泉巡り」という共通の趣味と、笑顔のプロフィール写真でした。そして、その出会いを特別なものに変えたのは、思いを届ける「素直な言葉」と「ストレートな行動」。気付けばお互いの笑顔が心を支える存在になっていた──そんなふたりのスマイルストーリーをご紹介します。

出会ったお二人のプロフィール

春樹さん

  • ご年齢:26歳
  • 居住地:山形県
  • ご入会:2024年 5月
  • 利用店舗:仙台店

地元を離れて山形県で就職して1年がたったころ、同世代の同僚の結婚報告をきっかけに、自分もパートナーが欲しいと思った。マッチングアプリには抵抗があったため、出会いの効率がいいと感じた結婚相談所を検討。SNSの広告で見かけたオーネットの結婚診断チャンステストを受けて仙台店を訪れ、25歳の時に入会を決めた。

梨花さん

  • ご年齢:26歳
  • 居住地:山形県
  • ご入会:2024年 11月
  • 利用店舗:仙台店

入会前に付き合っていた彼氏に「結婚はしない」と言われたことをきっかけに別れを決意。結婚を視野に入れている人と出会いたかったため、アプリはやらず結婚相談所に入ることを決めた。相談所を検討する中でたまたまSNSの広告で見かけたオーネットの結婚診断チャンステストを受け、オンライン無料相談の上、25歳で入会した。

掲載されているお名前はいずれも仮名、年齢は取材時点のもの、都道府県名は活動時の居住地です

笑顔にキュン! から始まった出会い

2024年5月に入会し、精力的に活動をスタートした春樹さん。全ての権利を使って積極的に申し込みをしたが、最初は断られ続けてしまいショックを受けたという。しかし、3カ月がたったころには、複数回お会いする方もできた。ただ、お相手への気持ちは固まっておらず「3回目で告白がセオリーと聞いたことがあるけれど、こんな中途半端な気持ちで進めていいのだろうか……」と悩んでしまったという。結局、お付き合いには至らず、入会から4カ月目の9月には、やりとりしている方がいなくなってしまった。ちょうど仕事の繁忙期と体調不良も重なり、活動休止を選択してしまった。

しかし、「やめても出会いがあるわけではないし……」と、1カ月後には活動を再開した春樹さん。「またゼロからのスタートか……」と気持ちが沈んでいたところ、担当アドバイザーから「今後の活動の相談をしに来店しませんか?」という提案をもらい、店舗を訪れることに。そこで、アドバイザーにうまくいかない現状の相談をし、プロフィール写真も撮り直して新たなスタートを切った。その翌週に梨花さんが入会し、11月末にはふたりのお話し掲示板が開いた。

「梨花さんの“ちょっとひとこと”に書いてあった温泉巡りの趣味が、自分と同じでいいなと思ったんですが、それ以上にプロフィール写真の笑顔がすてきで……。でも、人気があるだろうなと思って、3日くらい悩んだ結果、ダメ元で申し込んでみようと思って申し込みをしました」と春樹さん。
一方、申し込まれた梨花さんも「彼から申し込みが来て、写真の笑顔がすごく明るくて、その笑顔に引かれてOKしました」と振り返る。

ふたりは掲示板で、お互いの趣味である温泉巡りの話などで盛り上がった。そして、数往復のメッセージの後、梨花さんが春樹さんを初顔合わせに誘った。
その時、梨花さんはもう1人お話し掲示板でやりとりしていた方がいたが、春樹さんとの会話の方がテンポよく続き楽しいと感じたため、勇気を出して自分から誘ったという。

初顔合わせで明かされた、彼女の条件

シフト勤務の梨花さんは、春樹さんの土日休みに合わせて休みを取るつもりで、3~4週間後の日程を提案した。しかし、それまで掲示板でやりとりを続けていたら、話題が尽きてしまい間が持たないと思った春樹さん。早く帰れそうな直近の平日に会うことを提案した。そして、ふたりは掲示板開設からわずか1週間後の12月初旬、平日の夜に初顔合わせをすることになった。

場所は、お互いの中間地点にあるレストラン。その日、春樹さんは時間通りに仕事を終われる予定だったが、会議が長引いてしまい、結局15分ほど遅れることに。遅刻の連絡は入れたものの「印象の悪いスタートになってしまった……」と不安に思いながらお店に入ると、梨花さんがパッと明るい笑顔で迎えてくれた。「その瞬間、いい人だなって思って、ホッとしました」と春樹さんはその時の気持ちを振り返る。またその後も、梨花さんが間をあけずに自分から話題を振ってくれたため、その流れに乗って自分も話題を見つけることができ、自然に会話が続いてとても話しやすかったという。

一方の梨花さんは、マッチングアプリの経験もなく、春樹さんが婚活で1人目の初顔合わせだったため、「どうしよう、たくさん話さなければ……」と、かなり緊張していたという。
しかし、その日の料理で出てきたぶり大根の大根が思いのほか硬く、ふたりで顔を見合わせて笑ってしまった場面があった。そんな出来事をきっかけに、不思議と緊張がほどけ、自然に会話が弾み、ふたりの距離も近づいていった。「気が付くとあっという間に2時間が過ぎていました」と、梨花さんは振り返る。

梨花さんには初顔合わせでお相手に確認しておかなければならないことがあった。それは「お嫁にはいけない」という条件。梨花さんは一人っ子のため、婿養子に入ってくれる方を探していた。最後にそれを春樹さんに問いかけたところ、その選択肢も検討できると春樹さんは了承してくれ、梨花さんはホッとしたという。お互いに好印象を抱いたふたりは、次に会う約束をしてこの日は別れた。

2025年6月 綺麗な景色を見に山形県・関山大滝へ

言葉で、行動で。素直に伝える大切さ

ふたりは連絡先の交換はせず、その後も掲示板でやりとりを重ねた。
初顔合わせでごちそうしてもらった梨花さんが「次回は私が!」と提案し、ランチの予約をした。また、山形県で初めてクリスマスマーケットが開催されるのを知った梨花さんの提案でクリスマスマーケットにも行くことになった。
春樹さんは、掲示板で次のデートの計画のやりとりをしている時にとても楽しくなってきたという。
「計画しているうちに、だんだんとその日に行くところが増えてきて、ワクワクしてきました。それが自分の提案だけではなくて、お互いが行きたい所を言い合って決めるというか……。彼女も提案してくれるので、そういうやりとりを通して、この人いいかもと思うようになっていきました」と振り返る。

2回目のデートは、初顔合わせから2週間後の12月中旬。レトロなお店が立ち並ぶ山形市・七日町周辺を散策し、ランチの後にクリスマスマーケットに向かった。その道中、梨花さんは春樹さんにサンタのボックスに入ったお菓子のプレゼントをサプライズで渡したという。
「自分のためにわざわざクリスマスプレゼントを用意してくれたんだ、と思ってグッときました」と春樹さん。
クリスマスマーケットに着くと、そこには大きなサンタクロースのフォトスポットが。梨花さんは春樹さんに「そこに立ってみて」と促し、サンタクロースとのツーショット写真を撮ってあげた。春樹さんも梨花さんに「撮ってあげるよ」と言うと、梨花さんは「私は大丈夫」と照れたように断ったという。不思議そうな春樹さんに「次のところ行きましょう!」と梨花さんが春樹さんの手を引くように自然と手をつないだ。そこからふたりの距離は一気に近づいていったという。

夜になり、ふたりは展望フロアのある商業施設に移動して夜景を眺めていた。朝の時点では「2回目だし、今日はまだ告白は早いかな」と思っていた春樹さんだったが、この時には「今日伝えたい」という思いに変わっていた。しかし、「伝えよう」そう思った瞬間から緊張して急に無言になってしまったという。
そんな春樹さんの様子に「彼が急にあまり話さなくなってしまったので、長い時間一緒にいすぎて嫌になってしまったのかな? やっぱり他に会っている人がいるのかな? と思いました」と梨花さん。不安になってしまった梨花さんは、安心を求めるように、そっと春樹さんの腕に自分の腕を絡ませたという。
「そうしたら、さらに無言になってしまって……でも、帰りの車では普通にしゃべってくれたのでとりあえずホッとしました」と梨花さん。

その後、待ち合わせした場所まで車で帰り着いたタイミングで春樹さんが「今後、どうしたいですか?」と告白につながる言葉を切り出した。
「今考えると、ずるい聞き方だったと思うんですが、梨花さんはきっとモテるだろうし、写真検索では梨花さんのプロフィールにNEWマークが付いていたので活動を始めたばかりなのも分かっていました。だから、(1人に絞るのは)まだ待ってほしいという気持ちがあるかもしれないと思って……そんなふうに聞いてしまいました」と春樹さん。
その問いかけに対して梨花さんは、「私は、春樹さんとしか会ったりしていないです」と真っすぐに好意を伝えたという。その答えを受けて春樹さんは改めて「私と付き合ってほしいです」と告白した。

告白を受けた梨花さんは、すぐにOKの返事をした。入会して春樹さんとしか初顔合わせをしていなかった梨花さんだったが、不思議と迷いはなかったという。
「半日一緒にいて、不安じゃないというか……頼りがいがあり、安心感がありました。この人のことを好きだなと思いました」と振り返る。
一方の春樹さんも「彼女は、しっかり行動や言葉で返してくれるというか。私がしたことに対して素直な反応がしっかり返ってくるので、喜んでもらえているんだなというのが分かり、それがありがたかったです」と振り返る。

2024年12月 お付き合いのきっかけとなった、山形市のクリスマスマーケットで

共通点は“笑顔”と“前向きさ”

お付き合いからわずか2週間後の2025年1月、梨花さんは春樹さんを両親に紹介した。
「婚活を始めた時から両親には話していたので、堅苦しい感じではなく、“前に話した人と付き合っているよ”という報告がしたくて。デートの帰りに連れて行きました」と梨花さん。その後、3月には春樹さんも梨花さんを栃木県の実家に招き、互いの家族への紹介を済ませ、5月にはそろって成婚退会した。

8月の梨花さんの誕生日には、温泉好きの彼女のために春樹さんがサプライズ旅行を企画。部屋に用意されていたのは、花とメッセージラベル付きのワインボトル。
「お誕生日おめでとう。これからもよろしくね」
そのサプライズに、梨花さんは胸がいっぱいになったという。
そして11月には、ふたりで新生活をスタートさせる予定だ。

改めてお互いの好きなところを尋ねると──
「(彼女は)時には落ち込むこともあるけれど、基本は明るく前向きで、一緒にいて心地いいんです。あと、笑顔が好きです」と春樹さん。
「ささいなことでもちゃんと私の話を聞いてくれて、前向きな言葉を返してくれるところが尊敬できます。笑顔もすてきです」と梨花さん。
まるで鏡のように、互いを映し合う言葉が返ってきた。

温泉好きなふたり。
計画を立てるのが好きなふたり。
サプライズをし合うふたり。
お互いの笑顔を好きだと言うふたり。
明るく、前向きなふたり。
共通点の多さが、ふたりの歩幅を自然に合わせているように感じられた。

ふたりが思い描く未来は「何でも話し合える、明るい家庭」。
「楽しいことばかりではないと思うけれど、折り合いをつけながら、笑顔で一緒に過ごしていきたいです。ね?」と春樹さんが問いかけると、「同じく!(笑)」と梨花さんが笑顔で返す。
前向きさと素直さで歩み寄るふたりの姿からは、これから先もずっと、笑顔あふれる毎日が続いていく予感が漂っていた。

2025年3月 彼の実家へ行く際に立ち寄った栃木県・明智平で

アドバイザーメッセージ

必ず新しい気付きや成長があります

梨花さんと初めてオンライン無料相談でお話しさせていただいた際の第一印象は、とてもかわいらしく、ふんわりとした雰囲気を持ちながらも、ご自身の考えをしっかりと持たれている芯のある女性でした。お話を重ねていく中で、ご家族を大切にされる気持ちや、思いやりにあふれた優しさが伝わってきたのを覚えています。
活動をスタートして間もないころにご相談のメッセージをいただいた時には、「ご自身からも積極的に行動してみては?」とアドバイスさせていただきました。その言葉を素直に受け止めて積極的に行動したことが、今回の素晴らしいご縁へとつながったのだと思います。「なかなか女性から行動するのは……」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ほんの少し勇気を出すことで、相手の方にとってはうれしいサインになることがあります。気負わず自然な形で素直な気持ちを伝えてみてください。
活動する中で、思い通りに進まないことや、不安な気持ちになる瞬間もあるかもしれません。ですが、一つひとつのご縁に向き合う中で、必ず新しい気付きや成長があります。「幸せな結婚をしたい」という気持ちが少しでもある方は、どうぞその気持ちを大切に、ぜひ一歩を踏み出してみてください。すてきな未来をつかむお手伝いを、心を込めてさせていただきます。(仙台店アドバイザー)

記事内には取材カップルからご提供いただいた写真が含まれています。また、コメントを掲載しているアドバイザーの所属店舗は会員さまの活動当時のものです

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