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20代で結婚したい! 繁忙期の合間、2カ月の活動で結んだ縁

「20代は忙しくて婚活どころではなかった」。そんな話を聞くことがあります。もちろん結婚相談所ではさまざまな年代の方がご縁を掴み、幸せに卒業されていますが、「もっと早く入会して活動を始めても良かったかも……」という声があるのも事実です。今回は「20代で結婚がしたい」という思いで入会したふたりのストーリー。多忙な中でも短期間で絆を深め、成婚退会へと駆け抜けていったその軌跡をご紹介します。

出会ったお二人のプロフィール

友哉さん

  • ご年齢:28歳
  • 居住地:東京都
  • ご入会:2023年 10月
  • 利用店舗:新宿店

結婚願望は昔からあったが、学生時代から付き合っていた彼女と社会人2年目で破局。マッチングアプリを活用するも話の合う方には出会えず、友人の紹介での出会いもあったがうまくいかなかった。そのタイミングで見かけたSNSの広告から結婚診断チャンステストを受け、店舗に来店。26歳の時に入会した。

梨乃さん

  • ご年齢:26歳
  • 居住地:茨城県
  • ご入会:2024年 9月
  • 利用店舗:柏店

子どもが好きで30歳までには結婚して子どもを持ちたいと考えていたが、職場など日常の中では好きになれるお相手を見つけられなかった。マッチングアプリで出会った方と交際するもうまくいかず、別れて2カ月ほどひとりの時間を謳歌していたが、「やっぱり結婚はしたい」と思い立ち、オンラインでオーネットの面談を受けて25歳の時に入会した。

掲載されているお名前はいずれも仮名、年齢は取材時点のもの、都道府県名は活動時の居住地です

アプリでは出会えず、入会後も多忙で活動休止に

高校時代からの彼女とは小さな価値観のズレが重なり、交際8年で別れてしまったという友哉さん。ぼんやりと20代のうちに結婚したいという思いがあり、マッチングアプリを活用してお相手探しをしていたが、話をしていて楽しいと思える方には出会えずにいた。

「実際にお会いした方も何人かいたんですが、最後に会った方が勧誘目的で……」と苦笑いする友哉さんは、結局それが印象悪化の決定打になり、アプリでのお相手探しを断念したという。

「正直、結婚相談所を検討する一歩目は重かったです」

そう話す友哉さんは、入会前は結婚相談所に対して「仰々しい」というイメージを持っていた。しかし、店舗でアドバイザーから説明を受ける中で「システム的にオーネットはマッチングアプリとそこまで変わらないな」と感じたという。

「いろいろな目的で活動している方がいたアプリと違って、お相手側にきちんと結婚願望があることが担保されている点が良かった」と話す友哉さん。当初想像していたよりはフランクなところ、というイメージでオーネットへの入会を決めた。

入会後、写真検索をメインで活用していた友哉さんは、権利をできるだけ使ってお申し込みをしていたが、なかなか活動が前に進まず悩んでいた。そんな中、急に仕事が忙しくなり婚活どころではなくなってしまったという。退会も頭をよぎったが、「せっかく始めたのだから、なにかしら成果を残さなければもったいない」という気持ちがあり、ひとまず活動の休止を選択した。

半年以上休止し、2024年11月にやっと仕事が一区切りして落ち着いてきたタイミングで、活動を再開した友哉さん。しかし、実は翌々月の1月からまた仕事が忙しくなることが分かっていたという。

「仮に直前の12月に新しくお話し掲示板が開いたとしても、まだそんなに仲良くなっていない方とお会いするのがかなり先になってしまうのは致命的だと思いまして……」と話す友哉さん。

そこで、友哉さんは自分が動けるこの2カ月にまずは集中して活動することを決意。活動の感覚も忘れかけていたため、まずは担当アドバイザーに面談を依頼した。休止前の悩みとして、「なかなかお相手とお会いできない」と相談したところ、「掲示板で数回やりとりが続いたら、長く話し過ぎずに『お会いしませんか』とどんどん誘ってみましょう」とアドバイスをもらった。このことを意識しながら、11月にお相手探しをして、そこで掲示板が開いた方に絞って12月にかけてお会いしていくというスタイルで活動を再開。休日だけでなく平日も使いながら、お相手と予定が少しでも合えばお会いすることで、短期間でも前向きに活動を進めていった。

条件外でも身近だった地域からのお申し込み

一方、友哉さんの入会から遅れること約1年、2024年の9月に入会した梨乃さん。入会前は結婚相談所に対して、「マッチングアプリに比べ年齢層が高いイメージ」があったという。「自分は結婚相談所に入るには若いのでは」という心配もあったが、アドバイザーに「意外とそうでもないですよ」と言われ、「それなら入ろうかな」と入会。実際に活動を始めてみても、お相手に同年代が少ないとは特に感じなかったと振り返る。

活動開始直後は一気にお相手からのお申し込みが来て、何から手を付ければいいかわからなくなってしまったという梨乃さん。そんな中でも気になる方には時々自分からお申し込みをしていたが、並行して掲示板を開くのは4件が限界で、手一杯なときはお申し込み画面の「時間ください」ボタンも活用しながらなんとかやりくりしていたという。

11月、親の影響で車が好きだという梨乃さんが、車やモータースポーツが好きだと“ちょっとひとこと”に書いていた友哉さんに、写真検索経由でお申し込みをしたのがふたりの出会いだった。

東京都と神奈川県を中心にお相手探しをしていた友哉さんにとって、居住地が茨城県の梨乃さんは元々探していた条件からは外れていた。しかし、直前まで仕事理由で活動を休止していた友哉さんが、たまたま仕事で頻繁に訪れていたのが梨乃さんの居住地のある地域で、「通えなくはない距離」と感じていたという。加えて、梨乃さんのメッセージを見て、「車について興味を持ってくれる女性は珍しい」と感じ、お申し込みを受けたと友哉さんは話す。

掲示板が開いてから2週間後の12月、東京・北千住のカフェで初顔合わせをしたふたり。「最初だし1時間くらいで帰ろう」とお互い思っていたはずが、気づけば3時間が経っていた。趣味の車の話をはじめ、梨乃さんが住んでいる地域の話や、ふたりとも大学時代を山梨で過ごした時期があることなどを話し、とにかく会話が弾んだという。

「楽しいし、『お付き合いできればいいな』と思っていましたが、これだけ良い人なら絶対他にも会っている方がいるだろうな、と半ば諦めていて……。『期待しすぎないようにしよう』と思っていました」と梨乃さんは話す。
友哉さんにお申し込みを送る直前、一度お会いして「いいな」と思った別のお相手とうまくいかずに落ち込んだという梨乃さんは、この時少しネガティブになっていたという。

その後、10日ほど経って行った2回目の浅草デートでは、居酒屋でお酒を飲みながら家族や仕事の話などをして、「仲の良い友達とご飯に来たくらいの感覚」で自然と4時間過ごしたという。
この日、「これだけ話せるのならもうお付き合いに進みたい」と感じた友哉さんは、次のデートでの告白を決意。梨乃さんを「次は車でお出かけしませんか?」と誘った。

2025年2月 大内宿へドライブデートした時の写真

居心地が良く、恋人として「しっくりきた」ふたり

2回目デートから2週間程経ち、ふたりは友哉さんの車で栃木の「あしかがフラワーパーク」を訪れていた。昼ごろから半日ほど一緒に過ごしたが、「フラワーパークの中は人が多くて告白は難しい」と感じた友哉さん。そこで、夕食を食べて帰路につき、梨乃さんを家の近くまで送り届け、車を停めたタイミングで

「お付き合いしていただけませんか」と告白した。

前回のデートの段階で「こんな人とお付き合いできたら幸せだな」と思い、友哉さんも自分に好印象を持ってくれていることは感じていた梨乃さん。しかし、「告白されるまではいかないのでは……」と思っていたため、この告白は梨乃さんにとって突然の出来事だったという。「驚きすぎて笑っちゃいながら、『こちらこそ』と友哉さんの手を取りました」と話す。

そんな交際開始から4日後、4回目のデートで秋葉原のレストランに行き、帰り際に駅までの道を歩いていたふたり。

「『せっかくだから』って彼が手をつないできて、そこで本格的に『好きだな』って思っちゃいました」と梨乃さんは笑う。
友哉さんも「手をつないだ時に、なんだかすごくしっくりきたんです」と当時を思い返す。

この出来事はふたりにとって、「話していて居心地がいい」から「好き」を自覚し、距離が縮まったポイントだったという。

友哉さんについて「今までお付き合いしてきた誰よりも優しい」と話す梨乃さん。友哉さんは、何でも引っ張ってくれる行動力があり、梨乃さんの何気ない「ここ行きたい」を覚えていて連れて行ってくれるのだという。「基本的にはひとりが好きで、誰かと暮らすのはどうなんだろう」と思っていたという梨乃さんだが、週末よく自宅に泊まりに来ているという友哉さんには気を遣わずに過ごせるため、「いないと寂しい」と感じるほどだと話す。

一方、「梨乃さんの笑顔がすごく好き」という友哉さんは、自由奔放にいろんなところに行きたいタイプなため、自分の提案についてきてくれ、楽しそうなことを提案してくれる梨乃さんとの関係に居心地の良さを感じているという。

また、気遣いができ、家事が得意で自活能力が高いところも梨乃さんの魅力だと語る友哉さん。梨乃さんの家に遊びに行き、ご飯を作ってもらう機会も多い中で、「誕生日に作ってもらったチョコケーキ」が思い出に残っていると話す。梨乃さんが「残業終わりに夜な夜な作った」という話を聞き、より感謝の気持ちがあふれたという。

これ以上ない、“本当に好きな人”に出会えた

婚活を振り返って、「マッチングアプリや友人の紹介でうまくいかず、入会後も仕事などで忙しくて20代での結婚を諦めかけていたが、最終的にとてもすてきな人と出会え、なんとか20代で恋人を見つけられて良かった」と語る友哉さん。梨乃さんに対して「元々知り合いでなくても、こんなに気が合う人がいるんだな」と思ったと話す。

実は人見知りな面があり、知らない人と話すのが苦手で「口から心臓が出そうなくらい緊張していた」という友哉さんだが、お相手とお会いする機会が増えるうちにだんだん慣れて女性と話せるようになっていったという。活動を通して「実践を踏まなければダメだった」と思い返す友哉さんは、「少しでもやりとりが続いた方にはどんどん会いに行け」と入会直後の自分に伝えたいと話す。

対して、「うまくいかなくて落ち込んでいたのがどうでもよくなるくらい、本当に好きな人に出会うことができた」と話す梨乃さん。お相手からのお申し込みが多い時期は手一杯になり、「自分からお申し込みをしない方が良いのかも」と感じたタイミングもあったと話す。しかし、「自分からアタックしなければ自分が『いいな』と思う相手とは結ばれない」と思って頑張ったことが、活動の成功ポイントだったと語る。

仕事理由で長期間活動を休止していたため、交際を始めて3カ月ほどで休止がなくなってしまった友哉さんに合わせ、2025年4月にオーネットを成婚退会したというふたり。お互いに「これ以上のお相手はいない」と特に不安なく退会を決め、その後も結婚を意識しながら付き合ってはいるが「今はもう少し恋人感を楽しみたい」と話す。今後について「笑顔の絶えない家庭」を築いていきたいと語り、「子どもができたら夏休みは毎年家族で旅行に行きたい」と笑い合うふたりは、これからも一緒にアクティブな人生を楽しんでいく。

2025年6月 日光江戸村へ行った時の写真

アドバイザーメッセージ

忙しい中でもできる婚活、趣味も楽しみながらできる婚活もあります

友哉さんは、明るくてコミュ力もあるので、「すぐにいい人に出会える」という予感はありましたが、お仕事が忙しくなっていくのと引き換えに活動が減り、ついには休止に入ってしまいました。活動再開時、久しぶりにお会いする彼は、ちょっとお痩せになって雰囲気が変わっており、少年っぽさが残る雰囲気だったのが一気に大人の男性らしさが増してすてきになっていました。お写真の撮り直しをお勧めし、写真を変更すると、たくさんの方とやりとりが始まりその中に運命のお相手がいらっしゃいました。
友哉さんがご成婚退会に至った秘訣は、「成婚したい、いい相手を見つけたい!」というお気持ちを忘れなかったことだと思います。同じような状況に置かれると婚活を先延ばしにする人もたくさんいます。お仕事が忙しかったり、やりたいことがたくさんあって、婚活を後回しにしてしまうお気持ちはよくわかりますが、忙しい中でもできる婚活、趣味も楽しみながらできる婚活もあります。状況に合わせた提案をいたしますので、ぜひアドバイザーにご相談ください!(新宿店アドバイザー)

記事内には取材カップルからご提供いただいた写真が含まれています。また、コメントを掲載しているアドバイザーの所属店舗は会員さまの活動当時のものです

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