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チーム戦×行動力でつかんだ運命の出会い

婚活は、時に迷路のよう。でも、誰かの客観的な指摘やアドバイスがあれば、自分ひとりでは気付けなかった思いが見えてくることがあります。一方で、自分から動くことでしかつかめない“ご縁”もあります。今回は、アドバイザーと相談しながら“チームで進める婚活”と、勇気を持って“自ら動く行動力”の両方を大切にし、遠距離のハードルを越えて、「この人だ!」と思える相手と結ばれたふたりのストーリーをご紹介します。

出会ったお二人のプロフィール

朋希さん

  • ご年齢:35歳
  • 居住地:福岡県
  • ご入会:2024年 9月
  • 利用店舗:福岡店

入会の3年前から出会いを求めてマッチングアプリを始めた朋希さん。しかし、なかなか信用できる出会いにはたどり着けず、結婚相談所での出会いを検討し始めた。結婚という一生に一度あるかないかの選択は、しっかり時間をかけてお相手と向き合って決めたいと考えていた。そのため、結婚相談所の中でも期間にしばりがなく恋愛の自由度が高いと感じたオーネットに、34歳の時に入会を決めた。

凪咲さん

  • ご年齢:35歳
  • 居住地:沖縄県
  • ご入会:2024年 6月
  • 利用店舗:沖縄店

結婚の未来が見えず、長くお付き合いしていた方との別れを選択した凪咲さん。しかし、日常に出会いはなく、自身の年齢や性格を考えた時にアプリも合わないと思った。「待っていても年齢を重ねるだけで出会いはない、動いてみよう」そう思い立ったその日に、電車の広告でも見たことがあったオーネットの結婚診断チャンステストを受けた。次の日には店舗を訪れ、34歳でオーネットに入会した。

掲載されているお名前はいずれも仮名、年齢は取材時点のもの、都道府県名は活動時の居住地です

一歩踏み出した先にあったご縁

生まれも育ちも沖縄の凪咲さんだが、仕事では全国の主要都市に異動希望を出せることもあり、沖縄県内での出会いにこだわらず活動をスタートした。また、お互いの条件がマッチしている方が紹介される「両想いマッチング」や写真付きプロフィールを見て検索・申し込みができる「写真検索」を利用して積極的に自分からも申し込みをした。仕事の繁忙期も重なったが、他県の方とは「ビデオ通話」を駆使して合計で4名の方と初顔合わせにつなげることができた。

しかし、つい頭で考えてしまいがちな凪咲さんは、お会いした相手との次への一歩を決められないことが多くあった。そんな時はアドバイザーに相談することで、ひとりでは気付けなかった自分の本音にたどり着くことができたという。まさに“チームで進める婚活”の心強さを実感した瞬間だった。
「頭で考えてしまい感情が置いてけぼりになりがちな私に、担当アドバイザーさんが『お相手が〇〇してくれたらどう感じる?』と丁寧に感情の部分を引き出してくれて、助けてもらいました」と凪咲さん。

しかし、なかなかもう一度会いたいと思える方とは出会えず「ここでは出会えないのかも……」と、活動から3カ月目には申し込みをすることも、受けることもしなくなってしまった。停滞していた凪咲さんだったが、そんな様子に気が付いたアドバイザーから「まずは動いてみましょう」と背中を押され、その一言が、新しいご縁につながる行動のきっかけとなった。
改めて気持ちを入れ直した凪咲さんは、配信されて未確認のままだった「両想いマッチング」に目を通した。その中で目が留まったのが朋希さんのプロフィールだった。
「パン屋巡りが趣味と書いてあったのがいいなと思ったのと、彼のアドバイザーメッセージを読んで、優しそうな人だなと思ったので自分から申し込みました」と凪咲さん。

一方の朋希さんは、凪咲さんの入会から3カ月後、2024年9月に入会した。アドバイザーの「まずはいろいろな人に会った方がいい」というアドバイスを実行するため、持っている権利を全て使って申し込みをした。その中でお断りもたくさんもらったが、その積極的な行動が少しずつ実を結んでいった。その中で3人ほどお会いすることができ、複数回お会いする方もできた。しかし、恋愛経験が少ない朋希さんの奥手でシャイなところが邪魔をして、お相手をリードしながら進めていけず、お付き合いには至らなかったという。そんな時に凪咲さんからの申し込みが届いた。

できれば同じ福岡でお相手を探したいと思っていた朋希さんだったが、「まずは話してみよう!」と思い、沖縄在住の凪咲さんからの申し込みを受けてみることにした。
「スポーツ観戦とか旅行とか趣味が合いそうだったのと、笑顔がキラッとしていて優しそうだったので」と朋希さん。
お話し掲示板の開設後、そこで1カ月ほど会話を続けたふたり。凪咲さんの福岡出張が発生したタイミングで、仕事後に初顔合わせをする約束をした。

心が動くと、自然に踏み出せた

2024年10月下旬、ふたりは福岡市内のカフェで18時半に待ち合わせをした。
カフェで席に着いた瞬間におもむろに朋希さんが「おキレイですね」とつぶやいた。よく聞こえなかった凪咲さんが「え?」と聞き返すと、朋希さんはもう一度大きい声で「おキレイですね」と言ったという。
「その言い方が、和ませようと頑張って言ってくれた感じがすごく伝わってきて(笑)。とても不器用でかわいらしい人だなと思いました」と凪咲さん。
そこから3時間半、ふたりはお店の方から閉店を伝えられるまで、趣味や仕事の話などで盛り上がったという。

朋希さんはその初顔合わせについて「いろいろ事前に考えて聞こうと思っていたこととかもあったのですが、考えてきた質問とかではなく自然に会話ができて、単純に居心地が良くて……。それが今まで会った方とは違う感じがしました」と振り返る。
凪咲さんも「もともと1時間くらいで帰ろうと思っていたんですが、時間があっという間で。途中おなかがすいたなと思ったんですが、この場の空気を壊したくないと思って我慢してしまうほど楽しかったんです。今までの初顔合わせでは感じたことがない感覚でした」と振り返る。

お店を出た後、凪咲さんは「今日はとても楽しかったです」と朋希さんに伝えた。
「アドバイザーさんに背中を押してもらって申し込みをして、出張が多く福岡に不在のことが多い彼と予定が合って初顔合わせできた……そんなタイミングの良さと、居心地の良さを両方感じたので、次につなげられるように、自分の気持ちはちゃんと伝えないといけないと思って伝えました」と凪咲さん。

対する朋希さんも、カフェでの会話の中で凪咲さんが言った「マイルをために沖縄に来てください」という一言に答えるかたちで、「また、お誘いしてもいいですか? 今度は私が沖縄に行きます」と凪咲さんに次の予定を提案してその場で決めた。

この日、アドバイザーに「2回目に告白って早すぎますか?」と相談するほど朋希さんの気持ちは凪咲さんに固まりつつあった。

2025年5月 大阪・関西万博へ

寒さに震えた告白の夜

2回目のデートはそれから1カ月後の11月下旬。約束通り朋希さんが沖縄に出向き、カフェに行った後、夜ごはんを共にした。この日、ふたりは1回目にはできなかった一歩踏み込んだ話をしたという。
「仕事的に今後沖縄に住むということができないので、それはちゃんと伝えておかないといけないと思って、改めて確認しました」と朋希さん。
凪咲さんは、大学時代を福岡で過ごしていたため福岡に住むことに抵抗がないことや、仕事で福岡になら異動しやすいことを伝え、朋希さんの懸念点は解決した。

対する凪咲さんは、「どういう人と結婚したいですか?」という質問を投げかけた。それに対して朋希さんは「相手が思っていることを察する能力があまりないので、ちゃんと言ってくれて、話し合いができる人がいいです」と答えた。
凪咲さんも、前にお付き合いしていた方との経験から、お相手選びの指標となっていたのが「『分っているだろう』と曖昧にせず、ちゃんと伝えて話し合える関係性」だったため、朋希さんの答えに共感した。また、凪咲さんはこの日のデートを通して、“朋希さんといるときに自然体でいられる自分”に気が付き、「この人といるときの自分が好きだな」と感じたという。
この日ふたりは、次の凪咲さんの福岡出張の日に会う約束を交わし、LINEの連絡先を交換して別れた。
朋希さんも凪咲さんへの気持ちを確信し、次のデートで告白する決意を込めて「次回はイルミネーションを見に行きましょう」と凪咲さんにLINEで伝えた。

2回目のデートから2週間後の12月中旬。凪咲さんが福岡に着いたその日の午後、カフェに寄った後に夜ごはんを共にした。その後、凪咲さんが泊まっているホテル近くの公園のイルミネーションを見に行った。
事前に伝えていた「イルミネーションを見に行きましょう」宣言。凪咲さんも「もしかして?」と告白を予感していた。しかし、ふたりでベンチに座り、数時間……とうとうイルミネーションが消灯しはじめてしまったという。

「寒くないですか?」という凪咲さんの問いかけに、北海道出身で寒さ耐性のある朋希さんは「大丈夫です」と答えたという。朋希さんが今、まさに告白してくれようとしていることを察した凪咲さんだったが、その日暖かい沖縄から来たばかりだったため、寒さが限界を迎えてしまった。凪咲さんが「そろそろ帰りましょうか」と切り出し、ふたりは凪咲さんの宿泊するホテルに向かって歩き始めた。ホテルの前に着き、帰ろうとする凪咲さん。そこでついに朋希さんが、勇気を出して凪咲さんを引き留め、「3回お会いして、凪咲さんといると楽しくて、できればこのまま継続してお会いしたいです。将来を見据えて交際してもらえませんか?」と告白した。
「やっと言ってくれた! と思いました(笑)。うれしかったです」と凪咲さん。
こうして無事にふたりは付き合うことになった。

2025年2月 愛媛旅で松山城へ

「恋」が「結婚」へ育っていった5日間

出張が多いふたりは、お互いの出張に合わせ、福岡と沖縄を行き来しながらお付き合いを重ねた。出張の際には、お互いの家に滞在することも多かったという。付き合って3カ月目の3月には朋希さんが長期の出張で沖縄に滞在することがあり、5日間連続で凪咲さんの家で過ごすことになった。
これまでも1泊程度の滞在はあったが、一人暮らしの狭い部屋で大人ふたりが5日間というのは初めてのこと。凪咲さんは、「もし途中でひとりになりたいと感じてしまったら、結婚は難しいかもしれない……」という不安があった。しかし結局、違和感がなく5日間を過ごせたことで、朋希さんとの結婚がはっきり思い描けたという。

朋希さんもデートとは異なる日常を共に過ごす中で、帰宅しても家に誰かがいるという安心感のようなものを実感していた。「5日間一緒に過ごした後、福岡に帰ってひとりになった瞬間に寂しさを感じたので、その時に結婚したいという気持ちが大きくなりました」と振り返る。

そして自然と翌4月には将来への話が具体的に進んでいった。来年2026年4月に凪咲さんが福岡に異動して一緒に暮らすことを目標に、そこから逆算して動き始めることになった。5月には成婚退会し、7月には沖縄で凪咲さんのご両親に、8月には北海道の朋希さんのご両親にあいさつを済ませ、来年2026年の1月には結婚式を挙げることが決まった。

改めてお互いの「好きなところ」を聞いてみると、朋希さんは、凪咲さんの優しさを一番に挙げた。
以前、行く先で人が転んでしまったのが見えた時、迷うことなく駆け寄っていった姿が印象的だったという。また、良いことも悪いこともきちんと伝えてくれる姿勢にも感謝していて「自分のことを思って言ってくれているのが伝わるので、本当にありがたい」と、その思いを口にした。

一方の凪咲さんは、そんな自分の言葉を、優しさとして受け止めてくれる朋希さんの心の柔らかさを「本当にすてきなところ」と語る。時に朋希さんにとって耳心地がいい言葉でなかったとしても、一度しっかり受け止め、解決のために話し合おうとする姿勢を尊敬しているという。
また、ひとりで食事をするときにもきちんと手を合わせて「いただきます」と言える、そんな人としての礼儀正しさも、彼の魅力のひとつだと話す。その表情からは、朋希さんへの愛情が伝わってきた。

「ちゃんと恋愛をして自分で結婚を決めたかった」──入会時に朋希さんが目指していた結婚がここにあった。恋をして、しっかり心を通わせ、時間を重ねる中で自然と「結婚したい」という気持ちが育っていった。出会い方は結婚相談所だったとしても、結婚までの道のりはごく自然なものだった。

「ここが自分の居場所だな、と安心できるような家族を作っていきたい」——そう語るふたりの表情からは、これから重ねていく未来への決意を感じることができた。

2025年3月 東京スカイツリーで

アドバイザーメッセージ

同じ場所で足踏みしないようにアドバイスします!

聡明で美しく、洞察力が鋭い凪咲さん。写真の印象からお申し込みも多い上に、ご自身からのお申し込みもできており、お会いすることも当然できていました。でも、自分のことより相手のことを優先してしまう心優しい彼女。活動報告もしっかりしてくれましたが、どこか観察日記のようでご自身のお気持ちはどこへやら……ということも。優しすぎて自分の幸せを見失ってしまわないか心配でした。そんなときには厳しい口調でアドバイスをしたこともあったと思いますが、しっかり耳を傾け素直に受け止めてくれたことがとてもうれしかったです。
そんな彼女がある日、1人だけ自分のペースに合う人がいるとおっしゃったのが彼でした。報連相を欠かさず、婚活に真面目に向き合ったからこそ巡り合えた運命の人だったと思います。
成婚の近道はアドバイザーに頼ることです。ご自身が気付かなかったことを指摘してくれ、同じ場所で足踏みしないよう成婚へ導いてくれるはずです。でも、一歩踏み出すのは自分の勇気です。 まずは、一歩踏み出してみませんか? 私たちが全力で応援させていただきます。(沖縄店アドバイザー)

記事内には取材カップルからご提供いただいた写真が含まれています。また、コメントを掲載しているアドバイザーの所属店舗は会員さまの活動当時のものです

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