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「最初に告白してくれた人と」そんな彼女の本心を見抜いたアドバイザー

「デートを重ねているけれど、結婚できるのだろうか?」そんな不安に目をつむり「なんとなく会い続ける」婚活をしていませんか? 今回の主人公は、交際しても結婚につながらず苦戦してきた慎太郎さんと、恋愛の意味で「好き」と男性に対して思ったことがなかった涼子さん。婚活で本当に考えるべきは「どんなお相手か」ではなく「どんなお相手と一緒にいる自分がいいか」なのかもしれない、そう思わせるふたりの成婚までの軌跡とは?

出会ったお二人のプロフィール

慎太郎さん

30歳が近づいたころに結婚願望が芽生えたものの、街コンで出会った方と交際しては、お相手が結婚を意識しておらず破局することが2、3回続いた。街コンでマッチングが成立した後、うまくいかずにもう一度同じパーティーに参加していたところ、その場で結婚相談所への勧誘を受け35歳で入会した。

涼子さん

  • ご年齢:34歳
  • 居住地:愛知県
  • ご入会:2025年 6月
  • 利用店舗:岡崎店

「子どもが欲しい」という気持ちから結婚願望はあったものの、インドアで出会いもなく、具体的な行動は取れていなかった。入会前、たまたまひと月ほど先まで予定が空いたタイミングがあり、過去にも試したことがあったオーネットの結婚診断チャンステストになんとなく再アクセス。33歳で入会した。

掲載されているお名前はいずれも仮名、年齢は取材時点のもの、都道府県名は活動時の居住地です

価値観が一致し、初対面でも深い話ができたお見合い

「正直、入会する気も、面談に行く気もなかったんです」

そう話す涼子さんは、入会時について「どうせ予約で埋まっているだろう」と、店舗での面談予約の希望日に直近の日付を入力したと話す。しかし、たまたま予約が取れてしまい、来店してアドバイザーの話を聞いているうちに、いつの間にか入会する流れになっていたという。

「今思うと、あの時入会する決断をしてよかったです」と涼子さん。

一方慎太郎さんは、涼子さんと出会ったころは別の方との真剣交際が終了したばかりで、たくさん動いていきたいタイミングだったと話す。涼子さんのプロフィールを見て「居住地が近くて会いやすそうだな」と感じ申し込んだのが、ふたりの出会いのきっかけだった。

2025年7月、ふたりは県内のホテルラウンジで会うことになった。待ち合わせには早く行って待っているタイプだという慎太郎さんは、この日も約束の30分前には近くまで来ており、道中たまたまやっていた大道芸を眺めながら、それでも待ち合わせの20分ほど前には到着した。すると、すでに涼子さんが待っていたという。

「時間に対する感覚や意見が合うかも、というのが第一印象でした」と慎太郎さん。

そのホテルラウンジには何度かお見合いで来たことがあり、そこまで好きではないおしゃれなメニューをいつもは頼んでいたが、その日は話しやすそうな雰囲気の涼子さんを前に、「見栄を張らずにコーラでも飲もうかな」と思ったという。値段を確認し、思わず「コーラ高いな……」と声が漏れた慎太郎さんに涼子さんが共感したことから、金銭感覚の話になり、そのままフランクな雰囲気で会話がスタートした。

婚活を始めた当初は趣味が合う人を探しており、プロフィールにも趣味の映画について最近見た作品を並べ、お見合いではそこから話をつなげることが多かったという慎太郎さん。しかし、活動していくうちに「まずは人柄や価値観が合うかどうか」が大切だと気付き、最初から真面目に価値観の話ができる人を探すようになっていた。また、過去のお見合いでは自分ばかり話してお相手がなかなか自己開示をしてくれず、その温度差に悩んだ経験があったという。しかし、涼子さんとの会話では、自分の質問や話の内容に対して1.5倍ほどの深い内容が返ってくる感覚があり、どんどん自分のことを話してくれるため、「嘘がない人」だと感じたと話す。

涼子さんも、並行して複数の方とお会いしていく中で、価値観や自分についての深い話を「話せる人」と「話せない人」がいることに気づいていた。「この人はちゃんと受け止めてくれる」と感じた人には積極的に自己開示をしていたが、初対面のお見合いの時点で一番深い話ができたのは慎太郎さんだったという。

「『なんで結婚したいのか』という話になった時に『子どもが欲しいから』と答えたら、結構突っ込んだ深い内容の質問が返ってきたんです。男性側から聞きづらいような話題を、初対面でそこまで聞いてくれたことで、すごく真剣に考えているんだなと思いました」と涼子さんは話す。

「毎回聞いているわけじゃないですよ」と補足する慎太郎さんは、価値観や触れづらい話題も涼子さんが自分から振ってくれたからこそ、そこまで話せたのだという。

アドバイザーのアシストで、タイミングを逃さず前に進めたふたり

初回のお見合いから1週間後、何人かと並行してOKな「プレ交際」に進んだふたりは、喫茶店にランチを食べに来ていた。この日は、前回の話の続きをしているうちにいつの間にか4時間が経過していたという。

慎太郎さんは、「話の内容よりも、こんなに長く過ごして解散する空気にならなかったことが『いいな』と思いました」と話す。告白はまだ考えていなかったが、「次は長めのデートに行きたい」と思ってこの日は別れたという。

一方涼子さんはこの時期、3、4人と並行して「プレ交際」をしていた。多忙なスケジュールと、なにより「複数人と同時にお会いするのはお相手に対して失礼ではないか」という気持ちにさいなまれ、アドバイザーに相談したという。今まで「男性を恋愛感情として好き」と感じたことがなかったという涼子さんは、このタイミングでは「誰がいいか自分でわからず、決められなかった」と話す。

「自分に自信がなく、自分のいいところがわからなくて、男性はどうやって私の『良さ』を見つけ出すのだろうと思っていたし、どうやって人を好きになればいいのか、誰を選ぶのが正解なのかわからず悩んでいました」と涼子さんは振り返る。

アドバイザーには「今の状況がしんどくて、とにかく1人に絞りたいので、一番に告白してくれた方と先に進みたい」と話した涼子さん。しかし、涼子さんの話を聞いて「本当は『慎太郎さんがいい』と思っているのではないか」と感じた担当アドバイザーが、慎太郎さんの相談所へ「告白する気持ちがあるなら早い方がいいかも」と声をかけてくれたのだという。

8月、お見合いから数えて3回目のデートで、ランチを共にした後に映画を見て、ショッピングモールに行ったふたり。

慎太郎さんはこの時点で、他の方とのプレ交際を断り、涼子さんとの関係に集中することを決めていたと話す。しかし、今までもお相手に自分の他にプレ交際の方がいると、あまり強く出られずお相手の判断を待つ形になりがちだったという慎太郎さんは、アドバイザーから涼子さんの状況について共有されたものの、「告白が早すぎると申し訳ない」という気持ちがあったという。しかし、デート終わりの別れ際、駐車場で「ちょっと聞いてみよう」とその話を出したところ、涼子さんの様子から「ここで言うべき」と感じ、その場での告白を決意した。

「正確に告白の言葉は覚えていませんが、『こんなに長い時間一緒にいて楽しい方はいなかった』というニュアンスのことを話したと思います」と慎太郎さんは思い返す。

「告白されなかったら次の人、と思っていた」と話す涼子さんも、この日一緒に過ごして、「自然体でいられるのは彼だけ」と感じ、アドバイザーから告白についてどう伝わっているのかが気になっていたという。そのため、その場ですぐにOKの返事をした。

2025年9月 竹島水族館

「お互いを想っている」とわかることが、安心感になる

無事にお相手を1人に絞る真剣交際に進み、最初のデートで、静岡・竜ヶ岩洞に行ったふたりは、このデートでお互いの距離が近づいたと語る。

告白の際、涼子さんが「歳を取っても、手をつないでどこにでもお出かけできるような関係になりたい」と話していたのを覚えていた慎太郎さんが、鍾乳洞に入る時に「手をつなごう」と言い、ふたりはここで初めて手をつないだのだという。

また、その日のデートはどこもかなり混んでおり、鍾乳洞の見どころを見られなかったり、食事をしようとして何軒も店に入れなかったりということがあった。しかし、そこでお互いイライラせずにその日を「それはそれで楽しかった」と思えたことで、価値観が一致していることをより感じたのだと話す。

着々とお互いの距離を縮めていたふたりだったが、慎太郎さんは、真剣交際後すぐには「これで結婚できる」と思えなかったと話す。それは、涼子さんと出会う直前に真剣交際をしていた方と半年以上お付き合いしたものの、結局成婚にはならなかった経験からだった。

そんな慎太郎さんの心境が変わり、本当に結婚を意識できたのが、真剣交際に入ってから2回目の動物園デートでの、ちょっとしたひとコマだった。自動販売機でジュースを買おうとした慎太郎さんを、涼子さんが何気なく

「もったいないよ、それ」と止めたのだという。

「だって他にもう飲み物を持っていたから……」と笑う涼子さんに「結構強めのツッコミだった」と慎太郎さんも笑う。慎太郎さんはこの出来事で涼子さんが、「自分(慎太郎さん)に対してこんなことを言ったら機嫌を損ねるかも、という不安をもう持っていないのだ」と気づいたという。そこまで素を出して気軽に注意してくれるほど「涼子さんはふたりの関係に距離を感じていないんだな」と思えたことで、想像以上に仲良くなれていたことがうれしかったそう。

涼子さんの魅力は「自分の言葉をちゃんと受け止めてうれしいと言ってくれたり、同じ熱量で楽しんでくれること」という慎太郎さん。彼女の存在と、「本気で自分を想ってくれている」と感じられることが自分の自信になり、結婚を現実的に考えられるようになったという。

対して、今まで男性は「面倒を見てあげなきゃいけない弟」という感覚だったという涼子さんは、いろいろ決めて引っ張ってくれ、随所で「真剣に私のことを考えてくれている」と感じられる慎太郎さんの頼れるところが魅力だと話す。

「彼について友達に話すときは、『大きくて優しいクマさんみたいな人だよ』って言ってます」と笑う涼子さんは、「やってあげなくちゃ」という感覚にならず、包容力がある彼になら「他の人とは違い、わがままを言える」と思えたことが、決め手になったポイントだったと語る。

「自分の意志を持って動くこと」が大切だった婚活

9月に退会することを決めたものの、涼子さんからのプロポーズの希望が「サプライズ禁止」「婚約指輪・プレゼントはいらない」という内容だったため、準備に悩んだという慎太郎さん。「せめてネックレスを渡したい」と一緒に買いに行き、「来週のこの日にプロポーズするね」と事前に宣言した状態でプロポーズの日を迎えた。慎太郎さんは、「最初のお見合いで行ったホテルラウンジで食事をしたい」と考えており、そこから涼子さんの希望の「景色のきれいなところ」として、愛知・石巻山でプロポーズ、というプランだった。

当日、ホテルラウンジに着くと「初めて会ったのはここだったよね」という話から慎太郎さんの話が止まらなくなり、「涼子さんについてこう思っているからプロポーズしようと思った」などほとんどプロポーズそのもののような話を、山に登る前に全て話してしまったという。予定の場所に着いたころにはもう話していないことがなくなってしまい、

「本当に一緒にいて楽しいから結婚しませんか?」とひと言プロポーズした。

「道中の語りから、もっといろいろ言ってくれるのかと思っていたので『それだけ?』と思いました」と笑う涼子さんが「はい」と答え、無事プロポーズは成功したという。

婚活を振り返って、「困ったとき、迷ったときは担当のアドバイザーさんが親身になって相談に乗ってくれたため、不安を抱えながらも進むことができました」と話す涼子さん。少しでも迷いが出たら相談しており、「ひとりだったら無理だった」という涼子さんは、「お母さんのように面倒を見てもらった」と笑う。

入会前は「結婚したい」と思っていてもなかなか行動に移せず、「結婚相談所に登録すれば任せっきりで全部やってもらえるだろう」と軽い気持ちで活動を始めたのだという。しかし、活動してみて「自分で動かなければ何も始まらず、きちんと努力して動いていかないと、いい出会いはないのだな」と思ったとまとめる。

慎太郎さんは「つらいことはたくさんあったけど、自分が成長できたことで一番好きになれる相手に出会えた」と振り返る。一時期から「婚活は自分のレベル上げ」という気持ちで活動したことで、行動力や自分に自信が持てるようになり、ひとりよがりにならず「いろんな人がいる」と思えるようになったという慎太郎さんは、うまくいかないときに「人のせいにしないこと」も成功ポイントだったと語る。なかなか進展しない関係に悩んだこともあり、「なんとなくプレ交際や真剣交際を続けていても時間を無駄にしてしまう」と話す慎太郎さんは、婚活は「なあなあにならずに自分の意志で動くこと」が大切だったと総括する。

今後について、お互いを尊重し、支え合いながら同じ方向を向いて進んでいきたいと語るふたり。言いたいことはなんでも話せており、「結婚までに1回けんかもしておきたいよね」と話しながらも、「自分たちはどんなことでけんかになるのか」がいまだにわからないのだという。出会ってから、価値観を深掘りし、面と向かって多くを語り合ってきたふたりは、これからも互いの心に寄り添い、肩を並べて共に歩んでいく。

2025年12月 自宅でゆっくり過ごしたクリスマス

アドバイザーメッセージ

何より大切なのは、「自分がどんな人といると、安心して過ごせるのか」を知ること

涼子さんは、自分の時間や気持ちを後回しにしてでも、相手に真剣に向き合う、心の優しい女性です。彼女の歩みはとても印象的で、日々の変化が自信となり、楽しみながら一歩ずつ婚活を進めた結果、心から安心できるご縁を引き寄せられたのだと感じています。
婚活において何より大切なのは、「自分がどんな人と一緒にいると、自然体で安心して過ごせるのか」を知ることだと思います。さまざまなタイプの方と接してみて、その時に湧いてくる気持ちに丁寧に耳を傾け、自分自身の本音を知ること。それが、ご縁へつながる最初の一歩だと日々お伝えしています。婚活の一つひとつの経験は、すべて大切なご縁へとつながる、意味のある時間です。ご自身では当たり前に感じている優しさや誠実さも、きっと必要としている方に、ちゃんと届いていきます。あなたの未来が、心がふっとあたたかくなる出会いと、前向きな変化に満ちたものとなりますよう、心より願っております。(岡崎店アドバイザー)

記事内には取材カップルからご提供いただいた写真が含まれています。また、コメントを掲載しているアドバイザーの所属店舗は会員さまの活動当時のものです

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